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携帯可能な収入源が手に入る
モバイル
ビジネスオーナー
になる方法
もし、収入源を増やしたくなったら…まずは何よりも先にこのレポートを手にとって読み進めてみてください。
最もシンプルに素早く拡大可能なモバイル(携帯可能)な収入源を手に入れることができるでしょう。
注意:もしこれを読み飛ばすとクソみたいな情報をつかまされ続けて絶望感を味わうことになるかもしれません…。
CONTENTS
モバイル
ビジネスオーナー
になる方法
Chapter1:
ビジネスオーナー全体像
Chapter2:
市場を支配する世界観の作り方
Chapter3:
極めて効果の高い
見込客集めの極意
Chapter4:
信頼形成の究極奥義
ライフストーリー
Chapter1:
ビジネスオーナー全体像
早速ですが、1つ質問です。
ビジネスオーナーと聞いて、あなたはどう感じますか?どんな感じがしますか?
なんだか難しそう、いろいろやることが多くて大変そう、チャレンジしたことはあるけど、挫折して諦めたことがある、投資ばかりがかさんで、全然リターンが得られてなくて正直悩んでる…。
いろんな感情が浮かんでくると思います。
あなたが今どんな状況であっても、確実にあなたをビジネスオーナーへの道を最短で進めるようにご案内していきますので楽しみながら最後までご覧ください。
全てを読み終える頃には、すぐにでも自分はビジネスオーナーであるという確信が沸き起こって、自然と行動が変わってビジネスオーナーとしての道を歩み始めていることに気がつくことになるでしょう。
具体的な話に入っていく前に、ビジネスオーナーの全体像についてご紹介していきます。
このチャプターを読み飛ばしてしまうと、あなたのビジネス成果が半減してしまうことになりかねませんので、しっかりと目を通すようにしてください。
ビジネスオーナーとは一体何なのか、なぜビジネスオーナーになることが重要なのか、どうしてビジネスオーナーになることが難しいのか、どうすれば簡単にビジネスオーナーになれるのか…。
このチャプターだけで、これらのことが、わかりやすく、骨の髄まで理解することが可能になります。
これからお話ししていく内容には、聞いたことがある、知っていると思う内容も含まれることがあるかもしれません。
ですが、最も大事なことは、実はどこかで聞いたことがあるような内容だったということも多いのです。
ですので、たとえ知っているなと感じたとしても、生まれたての赤ちゃんのように、からっからに乾いたスポンジのように頭をクリアにして読み進めるようにしてみてください。
赤ちゃんが初めてお母さんの子宮から出て現実世界を体験するように、乾いたスポンジに水を垂らすように、新鮮な気持ちで学びを進めてみてください。
なぜ、はじめにこのようなことをお伝えするかというと、理由があります。
それは、成功する人と、成功しない人を分ける大きな原因となるからです。
成功と失敗を分ける最大の原因
成功する人と、成功しない人の最も大きな違いがあるとしたら、どんなことが考えられると思いますか?
お金を持っているか、お金を持っていないかの違い?
度胸があるか、ビクビクしてしまうかの違い?
知識が豊富にあるか、無知な人かの違い?
行動する人か、行動しない人かの違い?
色々な原因が考えられると思います。
ですが、最も大事なことが1つだけあります。
それは、「知っている、聞いたことがある」と思うことです。
どういうことですか、と思うかもしれません。
理由はシンプルなのですが、この知っているな、聞いたことがあるなと思った瞬間に脳が新しい情報ではないと判断をすることになります。
そして、脳が自動的にシャットアウトして、成功に欠かせない大切な情報だったとしても、脳に取り入れて吸収することができずに、成長することを拒むようになってしまうのです。
逆に脳をクリアにして新鮮な気持ちで読み進めていくと新しい気づき、発見が得られることになり、成功せざるを得ない状態となることができます。
これまで色々な情報に触れてきたかもしれませんが、どんな知識や経験があったとしても、これまでまなんできたことは一度、全て頭を消しゴムでゴシゴシ消すようにリフレッシュして読み進めてください。
パラダイムシフト
それでは最初に、最も大切な考え方のパラダイムシフトをしていくことからはじめていきましょう。
パラダイムシフトとは、ここではこれまで知っていると思ったことでも、考えたことがあったとしても、実践しなければ意味がないと理解をすることからはじめます。
そして、次に新しい世界の見方を取り入れて、新しい色眼鏡をかけて、行動していくことで体験を通して学んでいくということを言います。
ですので、読んで満足するということはパラダイムシフトが完了したということにはなりません。
パラダイムシフトが完了するためには、まずは小さな行動を取り始めること、これが最も大切になってくるということです。
あなたは人殺しの話をご存知でしょうか?
最初はみんな赤ん坊として生まれてきます。
どんな人でも最初から人殺しとなって人生を歩んでいく人はいません。
ですが、この世界には人殺しが存在します。
あなたは人殺しと聞いて、どんな感じがしますか。
考えるのも嫌だと思うかもしれませんが、ビジネスオーナーになっていくためにとても大切な脳のトレーニングになるので怖がらずに読み進めてください。
人を殺すなんて最低最悪だ、絶対にやってはいけない、そんなことをする奴は許せない、人とは思えない。
道徳的に常識的に考えると、このような感情になるのが普通ではないでしょうか。
では、なぜこの世界に人殺しが存在するのでしょうか。
好き好んで人殺しになる人なんているはずがない、想像もできないと考えるかもしれません。
ですが、世界を見渡すと、至る所で紛争や戦争は繰り返し起こっています。
かくいう日本も昔は戦争のプレイヤーとして、世界にとっても脅威の存在だった時期もあるので、あながち人ごととは言えません。
戦争の表舞台に立って、敵兵を目の前に、人を殺すということを人類は繰り返し、そして今があるのです。
どのように人殺しが生まれるのか、どうすれば人殺しを生み出せるのか。
もし人殺しを生み出せるとしたら、あなたはどんなことをすれば実現できると思いますか?
答えはシンプルです。
その答えは最初の小さな行動を取ったから。
それは、銃を持つということかもしれません。
もしくは、槍で畳を敵と見立てて攻撃をする訓練をするということかもしれません。
そして、試しに銃を敵に向かって放つということかもしれません。
1つ1つの行動は、怖くなったり、不安になったりすることも出てきます。
ですが、たった一度のそれも小さな行動を取ることで、パラダイムが変わり、こういうことだったのか、とか大したことないなとか、自分は出来るとか、色々な理由をつけて取った行動を強化していくことになります。
こうして、人殺しは人を撃つという体験を通して、自分は人殺しであるという自覚をして、人殺しの道を進んでいくことになるのです。
例え話として人殺しを出しましたが、もちろん人殺しだけに限りません。
パラダイムシフトは至る所で起こります。
例えば、赤ちゃんが生まれた瞬間に泣き始めます。
これは、お母さんのお腹の中から出て空気に触れて、肺で呼吸しなければならなくなり、呼吸をするために泣くという行動を取ることになります。
そして、赤ちゃんは現実の世界に生まれたという実感をするのです。
義務教育でも同じようにパラダイムがシフトします。
これまでは家族の一員だった中で、幼稚園や保育園にいって同じような年代の人の輪に参画するという行動を取ることになります。
こうして小さな社会で生きていくというパラダイムが少しづつ完成していくのです。
先生にはおとなしく従わないと怒られる、家庭では自由気ままにしてこれたのに、周りと違うこと、空気を読まないことをするとまずいことが起こるといったパラダイムも同様です。
どんなに心の中で違和感があったとしても、集団の中で過ごしていると、同じパラダイムの中で生活していくのでパラダイムの固定化、強化が起こってくるのです。
もし、あなたがビジネスオーナーになりたいと思ってもなれなかったのであれば、パラダイムに原因があるということを疑い始めることからしてみると良いでしょう。
何れにしても、どんなに小さな行動でも良いので、行動した瞬間にパラダイムシフトが完了するということをここでは抑えるようにしてください。
パラダイムシフトは小さな行動でいかようにも作れますので、これからビジネスオーナーとなっていくためのパラダイムシフトをしていきましょう。
ビジネスオーナー
最初のパラダイムシフト
最初のパラダイムは、お金についての根本的な見方の切り替えについてです。
あなたは、お金、と聞いて正直、どう感じますか?どんなことが頭をよぎりますか?
生活のためにはお金が必要、お金がなければ生きてはいけない、お金はあればあるだけ幸せになれる。
お金で苦労ばかりしてきたから、お金に振り回されるのはこりごり、お金を稼いでる人は悪いことしてるに違いない…。
お金は我慢の対価、どれだけ自分を犠牲にしたかでどれだけお金を得られるかが決まる。
お金を得るのは難しい、お金を得ても大変になるだけ、お金を得るに値しない、お金は欲しいけど、お金が好きになれない…。
お金という言葉を聞くと、いろいろなことが思い浮かんでくるのではないでしょうか。
まずは、このお金についての捉え方を抜本的に見直していくことがビジネスオーナーになっていく為に最初にやるべきことと聞いたら、あなたはどう思いますか?
ビジネスオーナーにはなりたいけど、なんでお金の捉え方から考えないといけないのかよく分からない、早くビジネスオーナーになりたい。
もしかしたら、そのように考えはじめているかもしれません。
もちろん、お金についての捉え方を深く考えなくても表面的な、なんちゃってビジネスオーナーになることは可能です。
ですが、お金の捉え方という本質をスルーしてしまうと、あなたがいくらビジネスオーナーとしての道を歩んでも必ず壁が待ち受けて挫折してしまうことになるでしょう。
宝くじで大金が当たった人は5年以内に全てを使い込んでしまうか、逆に借金が膨らんでしまう、ということをあなたは聞いたことがありますか?
これはお金についての捉え方が歪んでしまっているがゆえに、お金を掴んで不幸になってしまう典型的なパターンです。
自分では体験したことがない、少し大きな金額を手にすると、隠されてきた本質が姿をあらわすことになります。
気持ちが大きくなって、自分はお金を持っていると横柄な態度に出てしまったり、お酒や異性に溺れてしまったり、儲け話に耳を傾けて投資をして全てを失ってしまったり…。
あなたにはこのような事態になって欲しくないと思っています。
これらはお金の本質を捉えることなく、骨の髄まで染み渡って理解することなく、お金を得てしまった人が陥るよくある末路です。
これからあなたがどれだけの大金を得たとしても、お金の本質を捉えていくことで、ビジネスオーナーとしてのあり方を全うし続けていくことが可能になります。
全てを読み終える頃には、大金を獲得する思考法、行動習慣が気がついたら身についてしまうので、あなたには最初にお金の本質を捉えて欲しいのです。
お金は価値ではない
え、どういうことですか、お金がないと生きていけないし、お金には絶対に価値があるはずです。
もしかしたらこれらはお金は価値ではないという言葉を聞いた時に思い浮かべることかもしれません。
ここでお伝えしておきたいのは、お金は無価値であるということではありません。
お金は価値の一つではありますが、お金だけが価値であるという考えから脱却して欲しいのです。
世界には価値があるものはたくさんあります。
金も一つの価値ですし、ダイヤモンドも一つの価値と言えます。
ここでお伝えしたいのは、ビジネスオーナーとなっていくにあたって、まずお金が欲しい、お金さえあれば、という考え方から脱却することなしに何も始まらないということです。
お金を求めると
お金が入ってこない
お金が欲しいお金が欲しいと思って、お金が空から降ってこないかなと思ってもお金が手に入ることは絶対にありません。
ではどうすればお金が手に入ると思いますか?
労働したら労働の対価としてお金が入るんじゃないですか。
宝くじを変えばお金が手に入るかもしれないです。
世の中には色々なお金の稼ぎ方がありますが、お金が欲しいと考える前に、簡単な脳のトレーニングをしていきましょう。
どんな時に
お金を使いたくなるのか?
あなたはお金を使ったことがありますか?
なんてこと聞くんですか、バカにしないでください、お金を使ったことぐらいありますよ、舐めてるんですか…。
いえいえ、イラッとさせてしまったのであれば謝ります。申し訳ありません。
ここでお伝えしたかったこととしては、お金が欲しいと考える前に、お金を使いたいと思った出来事を考え始めることがビジネスオーナーへの近道であるということなのです。
あなたをバカにしたかった訳でも、見下したかった訳でもありませんので、誤解することの無いようにお願いします。
生まれてから、これまで生きてきて、色々な場面でお金を使ってきたと思います。
お金を得るには、小さい時はお小遣いをもらったり、お年玉をもらったり、アルバイトをして稼いだり、社会人になってサラリーマンとして稼いだりしてきたのではないかと思います。
お金を得るのではなく、どんなことでお金を使ってきたのかという観点で世界を一度見渡してみてほしいのです。
子供の頃であれば、お父さんやお母さんが色々世話をしてくれて、色々なものを買い与えてくれたと思います。
なので、本当に自分が欲しくて買ったという経験は少し成長してから体験することになってきます。
あなたはお小遣いをもらい始めてから、子供の頃、どんなことにお金を使ってきましたか?
少年ジャンプ、少年マガジン、少女コミックをお小遣いもらって買ってきました。
そういえば、けん玉とか、ビー玉とか、ポテトチップスとか、駄菓子を買ったこともありました。
お小遣いをためてゲームソフトを買うのにハマってました…。
色々な思い出が蘇るのではないでしょうか。
少し成長して思春期になってくると、どうでしょう。
高校生時代、大学生時代はどんなことにお金を使ってきましたか?
学校の帰りのマックとかよく買って食べてました。
お金貯めてバイク買いました、ちょっと高かったですけど。
好きなアーティストのライブを見るのにチケット買いました。
ライブ会場で売られてたグッズとか買うのも好きでした。
友達との飲み会でお金使うことが多かったです。
読書が好きだったので、本をよく買ってました。
親と離れて生活したかったので、一人暮らしするために賃貸契約して家にもお金払ってましたし、家具揃えたりするのにも結構お金使いました…。
色々な思い出があるのではないでしょうか。
様々なことにお金を使ってきたと思いますが、ここで考え始めてほしいことがあります。
人生、これまで生きてきて労働してもらったからお金を払ったという感覚になったことはありますか?
おそらく少ないのではないかと思います。
そうです、人生のほとんどの買い物で、労働してもらったからお金を払いますという経験が少ないのです。
お金が欲しい、だったら働けばお金が得られるだろう、と考えているのであれば、一度ここで冷静に考えてみて欲しいのです。
労働したから
お金が得られるというのは幻想
なのです。
社会の中で労働しなければお金が得られないというパラダイムが刷り込まれてると思います。
ですが、実際自分がお金を使う時には、労働してもらったからお金を払うという経験が少ない。
まずはここから自覚することからがビジネスオーナーになっていくためのパラダイムシフトの始まりになってきます。
では逆に、どんな時にお金を払ってきたのか、実は共通することが1つだけあるんです。と聞いたらあなたは何を思い浮かべますか?
新しいパラダイム
感情の変動=お金
よくよく考えると、この答えに行き着きます。
いまいち言ってることがわからないです。
と感じているかもしれませんので、振り返りながら本質について気づいていきましょう。
例えば小さい頃に買っていたコミック、なんで買っていたかというと、明確に答えられますか?
全員に共通しているのですが、答えは感情が動いている、感情が動くからです。
どんな感情が動くのか、については人によってばらつきがあります。
全員が全員同じ感情の動きをしているのかというとそういうことではありません。
ですが、共通していることは感情が動いているから買ったという本質です。
感情の動きの例としては、新しい漫画の内容を知ることができて友達に自慢ができると、自分が他の人よりも物知りだっていう気分になって嬉しくなる…。
逆にみんな買ってるし、自分だけ知らないのは恥ずかしいし情けない気分になるから、みんなの話題についていくために仕方なく…。
コミックを買う理由1つ取ってもこのように色々な感情の動きを伴ってお金を支払って買っているのです。
もっと深く追求していくと、より本質的な答えにたどり着いていくことになるのですが、ここでは「感情が動く=お金が動く」と考えはじめることをしてみてください。
過去にお金を使ったことを一度、どのような感情が動いてお金を使うに至ったのか?
というパラダイムで振り返ってみてください。
お金下さい=門前払い
お金が欲しい、からお金を支払う時のことを考えはじめ、そして共通しているのは感情であるということがわかってきたかと思います。
それでは、次に、あなたに質問です。
私にお金を1万円ください。
と聞いてどんな感じがしますか?どんな気持ちになりますか?
別の質問です。
私にお金を1万円貸してください。
なんだか、胸の中がざわざわするような、嫌な気持ちになりますよね。
いきなり言われても、なんで自分がお金をあなたに払わないといけないんですか、たとえお金があったとしてもお断りします、無理です、目の前から消えてください。
って思いたくなります。
人はお金を使うのは好んでしますが、買わされるのは大嫌い、嫌悪感を抱きます。
お金が欲しいから、お金ください。
というパラダイムである限り、ビジネスオーナーになることは不可能であるということを認識していくことが必要になってきます。
お金を奪われるという匂い
毎日毎日私たちは様々な広告に目に触れています。
ポストのチラシ、街の看板、メール広告、バナー広告、電車広告、動画広告…。
平均して1日あたり2~3,000件の広告に目に触れていると言われています。
あなたは、この広告胡散臭いなと思ったことはありますか?
いくら良い商品だったとしても、お金を奪われそう、と思った瞬間に買いたいという気持ちが消え失せてしまいます。
なんとなく臭う、ピンとくるのです。
これは広告を出す側が、「お金が欲しい」というパラダイムから抜け出せていないから起こる現象になります。
お金が欲しいだけではなく、あなたの何かを私に捧げてくださいというのも同じことです。
あなたの知り合いを紹介してください、とか、あなたの物を私に譲ってください、とか、あなたが持ってる情報を私にください、といったことも同じことが言えます。
誰だって自分の貴重な資源を誰かに渡したいとは思いません。
特に、お金が欲しいと思ってるなと感じた瞬間にびた一文も払いたいと思えなくなります。
それでは、お金を支払いたい、支払わなければならない、支払う必要があるという感情になるためにはどうすれば良いのでしょうか。
得たい欲と避けたい欲
私たちがお金を支払うときに感情が動きます。
そして、動いた感情の裏にはふたつの欲望が絡み合っています。
それが、得たい欲と避けたい欲の2つです。
得たい欲とは、夢や願望、野望といった欲求です。
避けたい欲とは、不安や心配事、不満や恐れといった欲求です。
この2つの欲求が刺激されると、衝動が起こり、人は動き始めます。そして、最終的にはお金を支払うという行動を起こすようになるのです。
お金の話をする前に、まずは感情が動くこと、そのために得たい欲と避けたい欲が刺激されることが必要になってくるということです。
いまいちピンとこないかもしれませんが、わかりやすい例えで言うと、毎日必ずお金を使っていることを思い返して見てください。
例えば、毎日食事をすると思います。断食しない限り全員が食事します。
お腹がすいたなと感じ、何か食べ物を食べたいなと言う得たい欲が生まれ、飢え死にしたくないなと言う避けたい欲が生まれます。
そして、何食べようかなと色々考え始めて、食べ物を得るためにお金を支払うのです。
このように欲求が生まれることで、感情が動いて、お金が動きます。
つまり、この得たい欲と避けたい欲について詳しくなり、使いこなせるようになることがビジネスオーナーにとって大切になってくると言うことです。
得たい欲と避けたい欲に詳しくなり使いこなせるようになると、感情が動き、お金が動く現実が手に入ります。
この流れをマスターしていくことでビジネスオーナーの切符を手に入れることができるのです。
それでは、得たい欲、避けたい欲にはどのような種類があるのかがわかれば、莫大な現金が手に入ると言うことがわかったところで、欲求の種類について詳しく紐解いていきましょう。
マズローの5段階欲求
欲望を知るための基本を押さえる入り口としては、マズローの5段階欲求が最適です。
それぞれ見て行きましょう。
(1)生理的欲求
(2)安全欲求
(3)社会的欲求
(4)尊厳欲求
(5)自己実現欲求
生理的欲求とは、寝たい、食べたい、やりたい、異性にモテたいと言う欲望です。
死にたくない、生きたい、怠けたい、楽したいと言う欲望も含まれます。
安全欲求とは、安心したい、安全でいたい、守られたい、安定したいと言う欲望です。
不安を避けたい、怖いことはしたくない、逃げたいと言う欲望も含まれます。
社会的欲求とは、友達がほしい、家族が欲しい、集団に所属したいと言う欲望です。
敵を作りたくない、批判されたくない、いじめられたくない、のけ者になりたくないと言う欲望も含まれます。
尊厳欲求とは、大切に思われたい、認められたい、価値があると思われたい、重要人物だと思われたい、と言う欲望です。
けなされたくない、軽蔑されたくない、無視されたくないと言う欲望も含まれます。
自己実現欲求とは、成長したい、貢献したいと言う欲望です。
何かを生み出したい、創造したい、問題を解決したい、課題を解決したい、真実を見極めたい、本質を追求したいと言う欲望も含まれます。
マズローの5段階欲求の理解のポイントは
低次元刺激=強い衝動
と言うことです。
生理的欲求、安全欲求を刺激されると衝動が高まります。
例えば、
あなたは成長しますよ。
と言うよりも、
あなたはこのままではホームレスになりますよ。
と言う表現のほうが低次元の、死にたくないと言う欲求が刺激されることになります。
そして、
低次元の欲求が満たされない限り、
高次元の欲求は生まれにくい
です。
例えば、今日にでも死にそう、空腹で耐えられないといった状況で貢献したいと簡単に思うことは難しいと思います。
ただ、低次元だけを刺激されても、衝動が高まりにくいので、低次元を刺激しながら、高次元の欲求を刺激することで、得たい欲と避けたい欲が最大化されていくことになります。
例えば、ただクリックするだけでお金が稼げます、だと低次元の刺激、怠けたい、楽したい欲求は刺激されますが、胡散臭い、嘘くさいと思ってしまいます。
ただクリックするだけでお金が稼げます、社会貢献にも繋がります。
と言う表現にすると、嘘くさいけど、どう言うことだろうと高次元の欲求が刺激されたことで、少し真実味が高まって興味が湧きます。
低次元+高次元刺激=欲求歓喜
と言うことです。
欲求について深く掘り下げると、非常に奥深い分野となるのですが、ここで大切なのは、欲望が動くと感情が変動し、お金が動くと言うことです。
ここまで見てくると、少しづつ見えてくることがあります。
それは、
価値とは何か
と言うことの本質です。
価値とは、お金ではないということです。
では価値とは一体、どういうことなのでしょうか。
ここで、ビジネスオーナーとなっていくための新しいパラダイムをご紹介していきます。
最も貴重な価値=スキル
よくわからないと思うかもしれませんが、簡単に言います。
お金をどれだけ得られたとしても、お金がたくさんあっても、お金だけではお金を得ることは出来ないということをご理解いただけたかと思います。
逆に、欲求を刺激されるとお金が動くということも同時にご理解いただけたかと思います。
ここまででわかったように、ビジネスオーナーになっていくために、最も価値があると言えるのは、欲求を刺激するスキルということです。
スキルさえ高め続けていけば、ゼロからお金を無尽蔵に手に入れることも可能になります。
お金に価値があるわけではない、スキルが最も貴重な価値である、といったことからもわかるようにビジネスオーナーには独特な価値基準があります。
まだ受け入れられないかもしれませんが、ビジネスオーナーへのパラダイムシフトを果たすために、1つ1つパーツをお渡ししています。
最後に全てのパーツが揃って、もう古いパラダイムに戻れなくなり、ビジネスオーナーとして莫大な現金を掴み取る状況になっていくことになりますので、引き続き最後まで真剣に読み進めてください。
価値の優先順位
最も貴重な価値はスキルであるということまでご理解いただけたと思いますが、ビジネスオーナーとして独特な価値基準はどのような順番があるのでしょうか。
あなたは明確に価値を優先順位をつけることはできますか。
2番目は流石にお金かな、と思うかもしれません。
ですが、違います。
もったいぶらずに答えを言うと、、
スキル>知識>人間関係>>>お金
と言う順番です。
え、スキルや知識よりも人間関係が大切なんじゃないですか、人間を軽視するつもりですか。ひどいです。
と思うかもしれませんが、違います。
残酷な話になってしまうかもしれませんが、あなたはホームレスと人間関係を構築したいと言う気持ちになれますか?
簡単にはできないと思います。ちょっとは厳しいなと思うと思います。
それはなぜなんでしょうか。
汚らしい、くさい、話すとテンションが落ちる、物乞いされそう、いろいろな思いが頭をよぎるのではないでしょうか。
これは、ホームレスが悪い訳ではありません。
ホームレスに、人間関係を構築する、スキル、知識がたまたま足りないだけなのです。
たとえ、一時的にホームレスになったとしても、スキル、知識さえあれば、復活していくことも可能になります。
ホームレスかもしれないけど、この人、なんか凄そう、もう少し話を聞いてみたい、仲良くなりたいといった気持ちを作ることができれば、人間関係が構築できて、ホームレス生活から抜け出すこともできるということです。
スキル、知識、さえあれば、人間関係を新しく構築していくことができるということを考えれば、スキル、知識が人間関係よりも優先順位が高いことが頷けるのではないでしょうか。
では、スキルとは一体なんでしょうか?
という疑問が浮かんでくるかもしれませんので簡単に解説していきます。
スキルとは何か?
スキルは大きく分けて2つしかありません。
それは
内面のスキルと外面のスキル
です。
具体的に見ていきましょう。
外面のスキルはパッと思い描きやすいのではないでしょうか。
外面のスキルの例
例えば、
髪が整っているかなとか、
ムダ毛がないかなとか、
爪が伸びていないかなとか、
清潔感があるかなとか、
肌荒れしてないかなとか、
おしゃれな洋服をきているかなとか、
他にも、
立派な立ち振る舞いしてるかなとか、
堂々とした身動きができてるかなとか、
自然な笑顔ができているかなとか、
喋り方が聞き取りやすいかなとか、
…これらは全て外面のスキルです。
色々な外面のスキルがある中でも特にリターンの高いスキルがあるのですが、想像できますか?それは5つあります。
究極の5つの外面のスキル
(1)マーケティング
(2)セールス
(3)コピーライティング
(4)パブリックスピーキング
(5)言語
これらは、それぞれを極めていくと、最低でも1億円、総合的に極めることができれば、50億、100億を利益で稼ぐことも可能になります。
では、どうすれば極めていくことが出来るのかについてですが、その答えは、すべてがこの中に含まれます。
つまり、全てのチャプターを余すことなく実践し続けていくことで、自然とこれらの5つのスキルセットをマスターすることが出来るということです。
なので、楽しみながら、1つ1つをしっかりと読み進めてパラダイムシフトを完了させていくようにしてください。
内面のスキルの例
では、一方で、内面のスキルとはなんでしょうか。
明確に答えることはできますか。
それは、これまで見てきたように、心理的な要素が磨かれているかどうかということです。
生まれてきてから、これまで
低次元の欲求を存分に満たしてきたかなとか、
高次元の欲求を適切に持っているかなとか、
嘘ついたり、騙したりしないかなとか、
逃げたり、怠けたりしないかなとか、
…
内面のスキルは外側からだと見えづらいので、的確に判断がしにくいのでわかりにくいです。
ちなみに、内面のスキル、外面のスキルはどちらが大切だと思いますか?
もちろん、どちらも大切になるのですが、究極的にどちらを選ぶかということを問われたときは、迷わずに内面のスキルが優先順位が高いです。
いくら外見のスキルが高くて、人格者に見えたとしても、内面の心理面で薄汚い精神性があれば、いづれバレます。
すぐにではないかもしれないですが、長期的に人間関係を構築していくことはできなくなってしまいます。
なので、外面のスキルを磨くことに加えて、ビジネスオーナーとしての道を歩んでいくのであれば、内面のスキルをより重視して磨いていくという心がけをしていくことが大切になってきます。
それでは、どのようにすれば最も価値の高い内面のスキルを爆速で磨いていくことができると思いますか。
山にこもって修行すればいいんですか。
もしくは、坊主になって瞑想したり、座禅を組めば磨けますか。
と思われるかもしれませんが、もちろん一定は磨いていくことはできると思いますが、もっと現実社会に適用できる違ったアプローチがあるのです。
そのアプローチとは
人生発達理論の実践
というアプローチです。
人生発達理論ってなんですか。
なんだか難しそうです、と思われるかもしれませんので簡単に説明していきます。
人生ステージというパラダイム
人は生まれてから、死ぬまである一定のパターンに沿って発達していくという考え方があります。
この考え方を取り入れることができるようになると、今自分はどのステージにいるのか、ということを自覚しながら人生を歩んでいくことができるようになるので、迷ったり悩んだりすることが消滅します。
誇張表現ではなく、目の前に起きていることを冷静に見極めていくことができるようになるので、常に落ち着いて焦ることなく、より良い決断をし続けていくことができるようになるのです。
意識的に気付く
これまで無自覚に、無意識的に内面の摩擦、葛藤を感じてきた人でも、このパラダイムが手に入ると、意識的に気がつくことができるようになります。
意識的に気がつけるようになるということは、意識的に次の一手を選択していくことができるようになるということです。
リスクがあったり、危ないと普通であれば感じて怖気付いてしまう場面があったとしても、頭を突っ込んで一歩前へ出るという行動を取ることができるようになります。
ですので、効率的に効果的に内面のスキルを磨く機会を自ら作り出して、スキルをあげていくことが可能になるのです。
例えば、病気は何の為に存在しているのかを考えたことはありますか。
もし世界に病気がなければどうなってしまうでしょうか。
生きて、そして死ぬ、ということになるかと思います。
調子が悪いな、なんか体調がすぐれないな、と思うことなく死へ一直線ということです。
そう考えると、病気は死ぬという事態を回避するためのサインであるということに気がつくことができます。
病気になってしまった、すぐに治したいなと思うのではなく、このままでは死ぬってことを教えてくれてるんだ、これまでは病気なんて無くなればいいのにと思っていたけど、逆にありがたいんだな。
ということに気がつきます。
病気はサインであるということに気がつき始めると、体調がすぐれないということに対して、耳を傾け、冷静に、安心して対処することができるようになります。
このように、人生ステージについても同じことが言えます。
今どのステージであるかを意識的に認識することができれば、冷静に、安心して対処できるようになるということです。
メタして見渡す
ちょっと専門用語が出てわかりにくいと思うかもしれませんが、メタとは、俯瞰して物事を捉えるということです。
わかりやすい例えでいくと、あなたは戦場にいる兵士だとします。
敵の群衆が目の前に現れて、あなたを襲おうと近づいてきています。
あなたはどんな気持ちになりますか。
危ない、怖い、死にたくない、戦わなければ殺される。
そんな感情になるかもしれません。
ですが、後ろに3メートルほどの高台があることに気づき、高台に登って、敵を見下ろしている場面を想像してください。
あなたはどんな気持ちになりますか。
少し冷静になれて、何人ぐらいの敵がいるのかな、まだ襲われるのに余裕がありそうだな、敵はどんな武器を持っているのかな。少し安心して分析できるな。
そんな感情になるかもしれません。
それでは、高台ではなく、10階建てのビルぐらいの高さから見下ろしたらどうでしょうか。
おそらく、攻撃されることはないだろうな、なんだかガヤガヤしてるな、戦略的に敵を倒すならこうしたら良いかな。じっくり考えられそうだな。
そんな感情になるかもしれません。
さらに、空の上、雲の上から見下ろしたらどうでしょうか。
おそらく、敵がもはや見えなくなって、地形がぼんやり見えるな、何だか平和だな。
そんな感情になるかもしれません。
さらに、宇宙から見下ろしたらどうでしょうか。
おそらく、地球は青いな、白い雲もあるんだな、自然て素敵だな。
そんな感情になるかもしれません。
これがメタの力です。
戦場の例えを使いましたが、人生ステージもメタするというパラダイムがあれば、それぞれの視点から見渡していくことが可能になります。
いつでも戻れる
ステージを俯瞰して見渡すことはできたとしても、次のステージに移行しようと考えると、怖くなったり、心の葛藤が待ち受けていることも起こります。
人生ステージがくっきりわかっているのであれば、いつでも自由自在に戻ることもできれば、進むこともできるようになるので、安心して人生ステージを切り替えていくことが可能です。
ステージは下から満たす
次のステージに早く行きたい、と思ったとしても、下のステージが満たされていないと、必ず乗り越えられない壁が待ち受ける事態になっていきます。
次のステージに行きたいのであれば、満たされていないステージを満たすということを取り組むことから考え始めて、十分に満たしてから次のステージに進むようにしていくことが早道になってきます。
持っていくものを選べる
ステージを上げていくと、下のステージでは大切だった価値観が邪魔をして、ステージが思うように移行できない状況が起こることがあります。
なので、適切に上のステージに上がるときには、下のステージでは大切だった価値観を捨てていくことが必要になるのです。
逆に捨てなくても良い価値観、上のステージでも活かせる価値観もあるので、何を持っていくか、何を捨てていくかをステージごとに判断するようにします。
これらを踏まえた上で、具体的に人生の発達理論ってなんですかっていう話をしていきます。
8つのステージ
赤ちゃんとして生まれて、老いて死ぬまで、大きく分けて8つのステージに別れてきます。具体的には、次の8つのステージです。
(1)幼児(自己中心)
(2)家族(自己犠牲)
(3)集団(自己中心)
(4)会社(自己犠牲)
(5)市場(自己中心)
(6)世界(自己犠牲)
(7)精神(自己中心)
(8)融合(自己犠牲)
少しわかりづらいかもしれませんが、これら8つの観点で成長していく中で、自己中心と、自己犠牲を繰り返してステージを上げていくことになります。
生まれたての赤ちゃんは、お腹がすいたら周りを気にせずに泣いたりして自己中心になります。
泣きわめけば、ご飯が食べられたり、オムツを変えてもらえて満足します。
やがて、家族からしつけされたりして、我慢を覚えて自己犠牲が始まります。
泣きわめくのではなく、おとなしくしてご飯をまったり、トイレを汚さないようにおしっこを覚えたりします。
そして、成長し思春期を迎えて、自己犠牲に疑問を覚え始め、反抗して集団の中で自己中心となり始めます。
ちょっと犯罪ちっくなことにも手を出し始めたりします。
万引きしてみたり、タバコを吸ってみたりお酒を飲んでみたり、自転車を盗んでみたり、喧嘩をしてみたり。
このままではまずいなと思い始め、会社に就職することを考え始め、自己中心を弱め自己犠牲になり始めます。
上司の言うことを聞いたり、同僚と仲良くしたり。
やがて会社の組織に疑問を持ち始めて、独立したいなと言う気持ちが生まれ、自己犠牲から自己中心が始まります。
こっそりと、副業しようとか、独立に向けて準備しようとか、会社にバレずにひっそり稼いでうまくいったら辞表を叩きつけようと思ってみたり。
満足のいく収入や成果が得られるようになると、世界に目がいくようになり、自己犠牲が始まります。
チャリティに寄付すると世界が良くなるんじゃないかとか、恵まれない子供を助けられないかと思ってみたり。
しばらくすると、自分には世界を変えることはできない、限界があると考え始め、自己中心をするようになります。
どちらかというと、世界に目を向けるのではなく、内面に目を向けて、スピリチュアルを追求し始めます。
神とか宇宙について考え始めてみたり、世界遺産を回って神秘体験を味わってみたり、アヤワスカを使って精神世界を味わったり。
そして、最後に全てを融合したシステムを構築したくなって、集団の自己犠牲にシフトして取り組みはじめます。
全体の合理性を考えて動いていくことになるので、例えば戦争を起こすとか、経済崩壊を引き起こしてみたりします。
自ら内面スキルを磨く
誰かに影響されるのではなく、意識的に各ステージで必要になる内面スキルを磨いていくことによって、総合的に人生を発達させていくことができるようになります。
未発達だなと感じるステージは次のステージに進みたくても、一度立ち止まり、下から順番にステージを満たしていくことで、もう満足だなと思いはじめて、次のステージに進みたくなってきます。
そして、自然と次のステージの移行ができるようになるということです。
このように人生発達理論を実践していくことで、爆速で人生のステージをあげていくと言うことができるようになり、内面スキルを飛躍して高めていくことができるようになるのです。
人生発達理論に加えて、内面スキルを磨いていくためのパラダイムを紹介します。
それは
心理機能を知る
と言うパラダイムです。
心理機能はユングが提唱した概念になるのですが、大きく分けて4つの指標で、2種類、合計で16パターンの心理的傾向があり、生きていく上で偏って心理機能を使っていると言うパラダイムです。
具体的には、内向的か、外向的か、五感を使っているか、直感を使っているか、思考(ロジック)を使っているか、感情(フィーリング)を使っているか、変化を望むか、ルールを重んじるか。
といったことを分離分類して、傾向を掴むと言うことです。
MBTI診断といって、大まかにこれらの傾向を掴むことができる手法があるので、使ってみると具体的にどんな心理機能を主に使っているのか理解を深めることが可能です。
ここで大切なのが、偏りがあるので、無自覚に偏ったまま過ごしていると、内面スキルを磨くことが困難になっていくと言うことです。
なので、意識的に、普段使っていない心理機能を重視して活用していって内面スキルを磨いていくことが大切になってくると言うことです。
いつも内向的だと思ったら、外向的なアクティビティを日常生活に取り入れてみるようにするのです。
人と関係を深めることよりも、読書や勉強することが多いなと感じたら、あえて面舵を右に切るように、人と積極的に絡むようにしてみたりします。
五感、直感、思考、感情、変化、ルールそれぞれにおいて普段とは違ったことを重視して活用していくアクティビティを取り入れることで、内面スキルを合理的に磨いていくことができるようになります。
これらを十分に体験していきながら、ビジネスオーナーとしてのあり方を実践していくことを目指していくのです。
ビジネスオーナーのあり方とは何か、そしてシンプルにわかりやすく一言で表現するとしたらどんな言葉が最適なのか、と言うことをこれからお伝えしていきます。
それは、
価値を構築し提供するスキル
を磨くと言うことです。
全てはここに集約されていくことになります。
全ての目的はここにフォーカスされていくことになるのです。
自分勝手に、好き勝手に生きていくと言う事ではなく、究極の目的を骨の髄まで腹落ちさせていくことがビジネスオーナーへの最短距離になります。
お金は空から降ってくるのではなく、人から与えられるもの、そして、内面を満たすために人はお金を支払うと言うことを考えたときに、まずは自分が誰よりも内面を満たしていく必要があります。
内面を満たさない限り、価値を構築して提供するスキルに昇華していくことができないということなのです。
逆に、内面スキルを磨き続けていくことさえしていけば、価値を構築して提供するスキルも同時に磨かれていくことになります。
自分がしたいこと、してほしいことが内面スキルを磨くことでクリアに、くっきり、俯瞰して、冷静に見極められるようになるので、相手がしてほしいこと、望んでいること、避けたいこともわかるのです。
そして、自由自在に与えていくことができるようになるので、価値を構築して提供できるようになると言うことです。
それでは、価値を構築して提供するとは具体的にどんなことをいうのでしょうか。
その話をしていく前に、4つのキャリア形成の種類というパラダイムがあります。
4つのキャリア領域
あなたは金持ち父さん、貧乏父さんという本はご存知でしょうか?
ざっくりいうと、ロバートキヨサキが著者で、金持ちになる方法を解説した本になるのですが、キャリア選択において、大きく分けて4つの領域があるということを教えています。
金持ち父さん、貧乏父さんでは、金持ちになるためには最終的には4.投資家を目指していくことが最良の方法であるということを教えられています。
4つのキャリア領域
1つ目が従業員、2つ目が個人事業主、3つ目がビジネスオーナー、4つ目が投資家です。
ここまで見てきたことでわかるように、従業員、個人事業主とは異なる独特なパラダイムがあるということがご理解いただけるのではないかと思います。
従業員は、労働した対価としてお給料という形でお金をえます。
個人事業主は、自分のスキルを武器に自ら直接セールスをして売上という形でお金を得ます。
それでは、ビジネスオーナーも個人事業主と大差ないように感じるかもしれませんが、明確な違いがあります。
それはなんだかわかりますか?
個人事業主は、1回の労働に対して1回の売り上げをあげるという特徴があります。
逆に、ビジネスオーナーは、1回の労働で、価値を構築して提供するのですが、構築した価値で複数の人に提供したり、複数回同じ人に提供したりするという明確な違いがあります。
ここを履き違えてしまったり、個人事業主のパラダイムから抜けきれずにいると、中途半端になってしまって、ビジネスオーナーになり切ることができなくなってしまいます。
なぜ、ここまで内面のスキルを重視するかというと明確な理由があるのです。
個人事業主であれば、スキルを使って個別のクライアントにセールスしていくことになるので、内面が少し劣っていてもなんとかなります。
ですが、ビジネスオーナーとなると、この複数の人に複数回の価値を提供するというパラダイムが必要になってくるので、内面スキルを磨かない限り、価値を構築することができないということです。
ここでビジネスオーナーとして大切な3つの指標があるのでご紹介します。
これは非常にシンプルですが、ビジネスオーナーとして探求し続けていくべき指標です。
それは、
売上=客数×単価×購入頻度
という指標です。
これらの3つの指標を極めて、高めていくことができることがビジネスオーナーが目指すゴールということになります。
聞いたことがある、ではなく、実践できているかどうかが大切です。
さらに、この指標だけ聞いても知っていると思うかもしれませんが、これまでお伝えしてきたパラダイムがない限り、すんなり受け入れることが極めて難しい指標でもあります。
これからのチャプターでは、これらの3つの指標を最大化する極意、実践的な手法について解説していきますが、ここでは簡単に解説します。
まず、客数を極大化していくためには、市場を作り出して支配をするような独特な世界観が必要になってきます。
ですが、世界観があったとしても、誰も認識していなければ、ないのと同じです。
なので、最も合理的に、効果的に世界観を広げていく方法、見込み客が集まってくる具体的な手段が必要です。
見込み客が集まったとしても、信頼を勝ち取ることができなければ、嘘くさい、胡散臭いと思われて門前払い確定です。
なので、信頼を獲得する最大の秘訣と具体的な手法を導入することが必要です。
たとえ信頼されたとしても、構築した価値を届けられなければ、お金を得ることはできません。
なので、具体的に見込み客に対して提供する方法、それも複数の人に、出来れば数多くの人に届ける手段が必要です。
たとえ提供できたとしても、届ける価値が蓋を開けたらクソみたいな内容だったら不満が爆発してクレームになるだけです。
なので、感動して満足して、思わず買い続けてしまう価値を構築していくことが必要です。
もっとシンプルに簡略化すると、
世界観、見込客、信頼、提案、提供
この5つのステップを極めていくことがビジネスオーナーとしての責務であり役割になるということです。
これからお伝えしていく内容は、極めて経済合理性の高い、莫大な現金が手に入る、洗練された手法になっています。
時代に左右されにくく、一過性のブームとかではなく、テクノロジーの進化に合わせて柔軟に変えていくことができる普遍的な方法です。
ですので、しっかりと、最後まで読み進めていきながら、ビジネスオーナーとしてのパラダイムにシフトしきっていくようにしてください。
これから具体的な内容に入っていきますが、その前に、パラダイムシフトを心の葛藤がゼロで完了できるパラダイムを紹介していきます。
全てはテストである
これまで見てきたような価値を構築して提供していく際に、迷ったり、悩んだりして思うように行動が取れなくなることが起こってきます。
そうした時には、この全てはテストであるというパラダイムを持つと、簡単に葛藤なく行動し続けていくことが出来るようになります。
スキルを磨く、人間関係を構築する、新しいステージに移行する、これら全てはテストなのです。
結果を出さなければならないと考えて怖くなって思うように動けない、と感じた時には、全てはテストであるというパラダイムを思い出して、行動するようにして見てください。
テストであると思えば、今回の行動はこんな結果だったなと冷静に現実を見通すことが出来るようになります。それでは、引き続き最後まで楽しみながらご覧ください。
Chapter2:
市場を支配する世界観の作り方
世界観という言葉を聞いてあなたはどんなことを思い描きますか?
身近な例で世界観があると感じる例としてどんな事例が挙げられますか?
夢の国という世界観であればディズニーランドが思い浮かぶな。
とか、
世界の大富豪という世界観であればウォーレンバフェットとか、ビルゲイツが思い浮かぶな。
とか、
高級車という世界観であればBMWとか、ベンツが思い浮かぶな。
とか、
山という世界観であれば富士山とか、エベレストが思い浮かぶな。
とか。色々思いを巡らせていくと、世界観という言葉の理解が深まっていきます。
世界観とは、このような何かを例えると、何が思い浮かぶのか連想できることということが言えます。
世界観はある共通した特徴があるのですが、それはなんだと思いますか。
目立ってるな、とか、有名だな、とか、莫大なコストが必要になりそうだな、とか。
色々思い浮かぶと思います。
世界観を作ると考えたときに、この世界観とは一体なんなのか、どのような特徴があるのかを具体的にクリアにはっきり理解しているかどうかで、世界観を構築できるかどうかが決まってきます。
逆にぼんやりしていると、世界観があるようでなかったり、世界観を作っていけていたように思えたとしても途中で世界観が崩壊してしまったりすることになります。
そして、世界観があるなと感じた事例を見ていくとわかるように、全てにおいてお金の匂いがプンプンすると感じるのではないでしょうか。
そうです。世界観を構築することが出来れば、莫大な現金を獲得する現実が手に入るのです。
逆に世界観が中途半端だと競争に巻き込まれたり、値下げをしないと見向きもされなくなったり、市場から淘汰されて退場を食らうことになってしまいかねません。
ビジネスオーナーとなっていくということは、他人の世界観で勝負するのではなく、自ら世界観を作っていくことが必要になってきます。
世界観を作れないビジネスオーナーは乞食と一緒です。
他人の釜で飯を貪り食らっているのと全く同じなのです。
このチャプターを全て読み終える頃には、世界観とはなんなのか、具体的にどうすれば世界観を作れるのか、それも市場を支配する世界観をどのようにすれば作れるのかを理解することが出来るでしょう。
ただ理解するだけではなく、世界観を構築し始めることができ、気がついたら市場を支配する世界観を自由自在に作れていた未来が手に入ります。
なので、しっかりと、全てを余すことなく吸収するようにしてください。
はじめに誤解がないように言っておきますが、世界観を作ると考えた場合に、初期投資が莫大にかかるんじゃないかなという恐れが出てきそうですが違います。
世界観を作ることは簡単
なのです。
どういうことですか、ベンツもBMWもものすごいお金をかけて世界観が作られてると思います、やっぱり世界観を作るのであればお金がたくさん必要になるんじゃないですか。
今はもしかしたら、そう思うかもしれませんが、むしろ逆なのです。
世界観は簡単に作れるのです。
なぜ簡単に世界観が作れるのかということについては、世界観を形作る共通する特徴、そして世界観を作っていくプロセスを知っていくことで納得していくことができます。
ここであなたに質問です。
あなたは、もし世界観を作ろうと考えた時にどのようにして作りますか?
どのようにすれば世界観が作れると思いますか?
自分の才能を分析することかな、
とか
自分の強みを理解していくことかな、
とか
自分が好きなこととか得意なことを見極めていくことかな、
とか
色々思いつくかもしれません。
ですが、ここで多くの人が陥りがちな世界観を作る落とし穴があります。
世界観を作れない最大の原因
ビジネスオーナーとして、ビジネスを作っていきたいなと思った時に、やりがちなのが、自分のことから考えるということです。
もちろん、自分のことを考えていくことは大切になるのですが、自分のことを考えている限り世界観が作られていくことは決してありません。
人は他人のことには興味を示しません。
本質的には自分のことしか興味が湧かないのです。
いやいや、私には好きな人がいます、愛している人がいます、私は他人に興味を持っていますよ。
あなたはもしかしたらそのように思うかもしれませんがよくよく考えて見てほしいのです。
興味を持っている人がいたとしても、なぜ興味を持っているかというと、例えば自分には持っていないものを持っているなとか、自分のことを理解してくれているなとか、必ず自分に関係しているはずです。
地球の裏側のおじいちゃんのことを気にかけることはできますか。
生まれてきたオーストラリアの豪邸に住む夫妻の赤ちゃんのことを気にかけることはできますか。
独房に監禁されている死刑囚のことを気にかけることはできますか。
自分に関係が無いなという思いが少しでもあると、なかなか興味関心を抱くことは難しいと思います。
自分が気にかけている人は、自分に関係があるからこそ興味を持っているのです。
ここで例えば、イギリスの田舎の街に住んでいる16歳の少女が、私は人と話すことが得意と考えはじめても、あなたに関係がなければ興味も関心も湧かないと思います。
このように、世界観を作りたいと思っていくと自分のことを掘り下げていけばいいのかなと思いを巡らすことを無意識で繰り返してしまうのです。
最大の価値はスキルと考え始めると、どうしても自分の視点で考えはじめてしまうのですが、世界観を作ろうとしはじめた時には全く逆のアプローチが必要になってきます。
なので世界観を作り始める時の最初のパラダイムは
自分の理解から他人の理解
に切り替えていくということなのです。
他人を理解しようとしはじめた時に、世界観を作り始める旅路がスタートすることになります。
最初に世界観の例をあげたと思いますが、思い返すと全てに当てはまることがわかってきます。
例えば、夢の国、ディズニーランドであれば、ディズニーランドに行けばファンタジーを体験できそうだなとか、ディズニーのことを考えていれば夢中になれそうだなと思います。
ゲームセンターとか、遊園地とか色々娯楽施設はありますが、自分の夢を一番理解してくれる場所だと感じてディズニーを好きになっていくのです。
そしてまた行きたいな、ずっとディズニーのことを考えていたいなと思うようになっていったりすることになります。
ビジネスオーナーとなっていくにあたって、まずこの他人の理解がはじめの一歩であるというパラダイムが最も大切になってくるということです。
そうはいっても、自分にはディズニーランドなんて作れない、BMWとかベンツなんて作れないと思うかもしれません。
実際、ディズニーランドを作ることは難しいですし、莫大なコストもかかります。
すでに世界的な世界観が作られていることに目を奪われるので足元が見えなくなってしまいがちなのですが、もっとシンプルに考えてみると見え方が変わってきます。
単純化して考えてシンプルな言葉で表現すると、世界観は
他人の脳内シェア=世界観
と言い換えることができます。
ちょっとよくわからないと思うかもしれませんので、簡単にいうと、
夢の国、ならディズニーといったように一つの願望や恐怖に対して、願望を叶えられるとか、恐怖を避けられるにはこれしかないと思うこと、これしかないという思いで脳内が一杯になること。
これを作り上げることが出来れば、世界観の構築が完了したことになります。
難しく考える必要は一切ありません。
他人の脳内シェアが世界観になるのか、よしわかったといっても中々、すぐに他人の脳内シェアを一杯にするような世界観は作りにくいと思います。
これからどのようにして脳内シェアを増やして行けば良いのかについてお話していきます。
最後まで読み進めたら、気がついたら自然と他人の脳内シェア拡大マスターになることができますので楽しみながら最後までご覧ください。
ちなみに、追求すれば追求するほど、脳内シェアが拡大していき、終わりが見えない、考えれば考えるほど脳内で一杯になってしまうことがあるとしたら、どんなテーマがあると思いますか?
数年、数十年とかではなく、子供、孫まで受け継がれるような永続して拡大していく世界観がこの世界には存在します。
世界観の最終形態とも言えるべきこと、それは一体なんでしょう?
これを理解していくと、どのようにすれば世界観を構築していくことができるのかについて非常に高いレベルで腹落ちさせていくことが可能になります。
究極の世界観とは
その答えは、宗教の中に隠されています。
あなたは宗教に興味はありますか?
宗教と聞くとどんな感じがしますか?どのような印象を抱きますか?
宗教といえば、キリスト教が有名だな、日本で宗教といえば仏教かな、神道も根強く広がってるな。
とか、
新興宗教、カルト宗教が色々生まれては消えてるな、新聞沙汰になったり、ニュースになったりして、宗教はよく問題を起こすイメージがあるな。
とか、
宗教にどっぷりハマるヒトは頭が悪いのかな、洗脳されてかわいそうだな、一度宗教にハマったら抜け出せなくなるから見向きもしないのが一番だ。
とか、
自分は無宗教だから、宗教なんて興味がないな、いまいち宗教ってよくわからないな、家族とか親族が死んだ時にぐらいしか宗教のことについて考える機会はないな。
とか、
宗教、洗脳と聞くと嫌悪感で一杯になるな、家族で宗教にハマるような事態になったら、全力で助けたいと思ってる。
とか、
色々な印象を抱いているのではないでしょうか。
ここで、一歩踏み込んで宗教について掘り下げていきながら、世界観の本質について理解を深めていきます。
宗教が分かれば世界観の作り方もわかってきます。
特定の宗教にハマったほうが良いということではなく、宗教の成り立ちや作り方から世界観の作り方を紐解いて行こうということです。
ところで、なぜ人は宗教にハマるのか、なぜ宗教は世界各国で浸透しているのかを考えたことはありますか。
考えだすととても深いテーマになってくるのですが、簡単に言うと、理由を求めているからです。
大事なことなのでもう一度言います。
人は理由を求めている
からなのです。
どうして私は生まれてきたのか、どうして死ぬのか、どうして病気になるのか、どうして宇宙は存在するのか、どうして宇宙は始まったのか、どうして生命が存在するのか、どうして生きているのか。
どうして悲しくなるのか、どうして嬉しくなるのか、どうしてあの人は私を傷つけるのか、どうして戦争が起こるのか、どうして災害が起こるのか。
あなたはこれらのことについて考えたことはありますか。
一度考え始めると、深みにはまっていくことになります。
なぜなら答えがあるようでないからです。
答えがあるようでないことについて、答えらしい教えを説いているのが宗教です。
答えがあるようでないので、信じるか信じないかの世界になってきます。
理由が知りたくなったら、人は答えを求め始めていくことになります。
掘り下げても掘り下げても答えは出てこないのですが、納得感のある答えが見つからない限り、答えを探し続けていくことになります。
そして、信じたい気持ちと、疑う気持ちがせめぎ合い、心の摩擦が起こることになります。
そこから、自ら心の摩擦を乗り越えて、小さな一歩を踏み出し始めると、信じる気持ちが疑いの気持ちよりも高まって、信仰が出来上がっていくのです。
小さな一歩とは、もっと知りたい、もっと欲しいという気持ちにしたがって、具体的に行動を取るということです。
宗教には必ず最初の一歩が用意されています。
それも、自分に関係があって、とても簡単に出来て、効果が実感できることが必ずあるのです。
世界観の入り口を作る
願望や欲望、不安や不満が解消できる、最もシンプルな小さなステップを作ること。
これが世界観の始まりになってきます。
今すぐできる、疑い、恐怖を乗り越える最もシンプルな最初の一歩、理想の未来を作る架け橋となる道を用意し始めた時に世界観の構築がスタートしていくことになっていきます。
例えば、キリスト教には旧約聖書があります、仏教には般若心経があります、簡単な入り口、それも最初に最も根強い疑いや恐れの原因や成り立ちを解いて、納得感がある教えが説かれています。
キリスト教であれば、神が7日間でいかに世界を作っていったのかを説かれています。
仏教であれば、全ては幻想であることを説かれています。
読み始めると、なるほど、そういうことか、これこそ自分が求めていた答えである、と納得して、もっと知りたい、もっと欲しい、詳しくなりたいと思い始めていくことになります。
そして、宗教に興味が湧き始める時は、必ず共通したきっかけがあります。
それは、恐怖、願望です。
例えば、人工知能によって仕事が奪われてしまうのではないだろうか。
このままではまずいな、将来が不安だな。
といった気持ちが生まれ、答えを探し始める。
身近な人が最近命を落として、とても悲しい、もういきていく気力が湧かないな、なんでこんなにも苦しい思いをしなければならないんだろう。
といった気持ちが生まれ、答えを探し始める。
このように、何か出来事が起こって、そして、恐怖、願望が生まれ、そして、宗教にたどり着いて行くことになるのです。
人は、願望よりも恐怖のほうが2倍以上強い原動力がはたらく人が多いです。
お金持ちになれますよ。
というよりも、このままではホームレスになって、貧乏になりますよ。
という方が、避けたいなという気持ちが高まります。
内面のスキルを磨いて行くと、このような願望や恐怖を実感する機会を増やして行くことができるので、世界観の入り口をより多く作り出すことができるようになるのです。
恐怖、願望、そして世界観の入り口を作ることができるようになれば、あなたはあなた独自の世界観を構築して行くことができるようになるということです。
そして、宗教には必ず、ある共通する特徴があります。
これが宗教を成り立たせる最強の武器になるのですが、それはなんだかわかりますか?
その答えは
最強の武器=ストーリー
です。
過去から現在、現在から未来、自分から他人、個人から世界、そして宇宙、ストーリーを構築し表現し始めることです。
キリスト教にはイエス・キリストがいるように、仏教には釈迦がいるように、過去に偉人がいて、生涯をかけてどのような生い立ちを過ごし、入滅していったのかが伝えられています。
宗教、宗派も同様で、元々の宗教の起源から、どのような流れで宗教が枝分かれしていったのか、それはなぜなのか、といったストーリーが伝えられています。
キリスト教の旧約聖書では、宇宙はどのように始まったのか、地球はどのようにして形作られていったのか、人はどのようにして生まれたのか、どのようにして子孫が繁栄して今があるのか、といったストーリーが伝えられています。
仏教では、なぜ苦しみが生まれるのか、どのようにして悟りを開いていったのか、といったストーリーが伝えられています。
そして、ストーリーから導き出される、存在目的、存在理由が宗教を成り立たせる所以なのです。
キリスト教であれば、イエス・キリストが罪を人類を代表して受けた、キリスト教を信じれば、罪から解放される、キリスト教は罪を解放する道である、といった目的が含まれます。
仏教であれば、生きていること自体が苦しみであり、苦しみは実は幻想である、悟りを求め、悟りを開けば、苦しみがなくなる、仏教は苦しみを無くす道である、といった目的が含まれます。
理由をストーリーで補うと、抵抗できない強力なメッセージとなるということです。
理由、ストーリーが自分に関係があると感じ始めたときに、他人は自分の世界観に没入し始めることになっていきます。
願望に対して、疑い、恐れを乗り越えるための最初の架け橋を作り始めることができる、そのために最も簡単なことがあるのですが、それは一体なんだと思いますか?
それは、
誓い=はじめの一歩
です。
信じるか信じないかの世界で、恐れを乗り越える最初の一歩は、誓うことです。
キリスト教であれば、罪を受け入れ、神に懺悔し、キリスト教に改心すると誓いを立てることでキリスト教になります。
誓うという具体的な行為によって、人は信じるか、信じないかから、疑いを乗り越えて信じるというパラダイムに移行していく事になるのです。
誓うというアクティビティは強制されるものではありません。
やらされるということではなく、自分から主体的に起こす儀式です。
最も大切なのが、他人からやらされるのではなく、自分から行動を起こすということなのです。
全体像のチャプターでお伝えしたように、人は買わされるのを嫌います。
やるなら自分からやりたいのです。
自分から行動を起こすようにする、この仕掛けを作れるように出来ると、世界観を構築していくことができるようになっていきます。
自分が考えて、自分で決めて、自分でやった。
そのように感じたことについては、もう後戻りができなくなります。
私たちは自分の行動が間違っていたことを認めたくないと無意識で考えるように出来ています。
私たちは無駄、無価値を恐れます。
特に、信じてきたことを手放す事は強い恐怖が沸き起こります。
自分で自分を否定する事になるからです。
自己否定をすると、心身共に傷つきます。
絶望や後悔を感じます。
立ち直れなくなるぐらいのインパクトを招く事にもなってきます。
逆に、自分で考えて、自分で決めて、自分でやったと感じた事は、自分を正当化する理由を探し始めます。
自分は間違っていない、自分は正しい道を進んでいると考え始めるのです。
この誓いの一歩を用意することを考え始めた時に、世界観作りが始まっていく事になるのです。
最初の一歩を用意して、世界観が作り始められたとしても、作り上げた架け橋の先に何もなければ途中で引き返す事になってしまったり、橋から滑り落ちてしまったりしては元も子もありません。
最終ゴールは、脳内シェア=世界観、そして脳内シェアを頭で一杯にする事、これをどのようにすればできるようになるのでしょうか。
この答えに辿り着き、実践できるようになった時、あなたは脳内シェア拡大マスターになっていくことができるでしょう。
他人の脳内があなたのことでいっぱいになって、あなたのことだけしか考えられなくなってしまうようになったらあなたはどうなると思いますか?
自由自在に現金を手に入れることも可能になる、莫大な収益を獲得する事は、造作もない事に変貌を遂げてしまう事になります。
その具体的な方法についてこれからお話ししていきますので、楽しみながら、しっかりと最後までご覧ください。
究極の脳内シェアの広げ方
最初の一歩を歩み始めると、必ず待ち受けていることがあります。
願望を叶えるために、恐怖を乗り越えて、踏み出した後に待ち受けていること、それはなんだと思いますか?
その話をする前に願望についての、興味深い話をしていきます。
人類が共通して達成した願望
ほとんどの人が誰でも確実に通ってきた、叶えてきた願望があるとしたらどんなことがあると思いますか?
もし、この共通点に気がつき、理解を深めていくことができるようになれば、あなたは脳内シェアを広げるマスターになることができるようになっていくでしょう。
この話をスルーしてしまうと、重大な盲点が生まれてしまい、世界観作りの失敗の原因になってしまいます。
ほとんどの人が確実に叶えてきた願望、それは、
直立二足歩行で歩くという願望
です。
世界の人々の99%以上の人は、生物が最も困難で実現することが出来ていない、歩くというスキルをマスターしています。
思えば、これはすごいことです、どうすればこんなに難しい願望を叶えることが出来たのでしょうか。
詳しく紐解いていきましょう。
まず、赤ちゃんが立って歩けるようになるには、お母さんや、お父さん、周りの人たちが歩いている姿を見て、自分にも歩けるかもしれないと思い始めて、最初の一歩を踏み出し始めます。
最初から、すんなり願望を叶える事は絶対にできません。
赤ちゃんが立って歩く時、必ず試行錯誤をしていく事になるのです。
願望がかなわないな、何かが違うのかな、何かが欠けているのかな、具体的にどこが足りないのだろうか、悔しいな、願望を叶えたいな。
そのように考えて、実際に歩けている人を見ながら、真似して、自分との差を発見して、また試行錯誤して、少しづつ経験を積み重ねて、歩けるようになっていくのです。
こうして私たちは、歩くという偉業を成し遂げてきたのです。
そう考えると、私たちすべての人間は、必ず、願望を叶えたい、自分にはできないかもしれない、不安、怖いけど、工夫して自分にもできると信じようと考えて、恐れを乗り越えてきた経験があります。
赤ちゃんの時、立って歩きたいと考えて、願望を叶えてきたのにも関わらず、歳を重ねていくにつれて、経験が増えていくにつれて、願望を叶える人が少なくなっていきます。
億万長者になりたい、お金持ちになりたい、異性にモテたい、自由になりたい、一度は考えたことがあったことでも、実現できる人と、実現できない人に別れてしまう、それは一体なぜなんでしょうか。
その秘密は、
おおすぎる選択肢
に隠されています。
私たちは、時代が進み、テクノロジーが進化した事によって、快適な社会を構築してきました。
食べようと思えば、近くのコンビニに行けば、すぐにでも食べることができる。
それも、おにぎりから弁当、パスタ、そば、うどん、ラーメン、焼きそば、パン、サラダ、果物、スイーツ、お菓子、飲み物、数えきれないほどの選択肢の中から選べる便利な環境が構築されています。
コンビニだけではなく、もう少しクオリティにこだわりたいなということであれば、ラーメン屋、蕎麦屋、中華料理屋、ステーキ屋、レストラン、居酒屋と食欲を満たす選択肢で溢れかえっています。
他にも、出会いを求めたいなとか、結婚したいなと思えば、結婚相談所に行けば日本全国から求めたい条件を絞り込んで、大量に好みの相手を見つけることが出来ます。
結婚相談所に限らず、出会い系サイト、出会い系アプリで、気軽に、大量の異性と出会うこともできる時代です。
スッキリしたいなと思えば、ロマンティックな動画サイトがたくさん見つかりますし、マッサージ、風俗と色々なジャンルのサービスを見つけることもできます。
100年前、200年前、1000年前では想像も つかないほど、願望を叶える手段で溢れかえった社会となっているのです。
一方で、選択肢が増えたことで生まれた弊害もあります。
それはなんだと思いますか?
それは、
希薄化する価値
です。
選択肢が増えた分、1つ1つの選択に価値を感じずらくなってきているのです。
例えば、あなたは昨日は何を食べましたか?
と質問されて答える事はできますか?
先週の月曜日は何を食べましたか?
と質問されて答える事はできますか?
パッと質問されて、なかなか答えることが難しいと思います。
少しは戸惑うと思います。
つまり、選択肢が増えすぎてしまった事で、自ら選択している事に対して、意識することが減って、無意識で選択することが増えてきているのです。
出会い系アプリを使い始めると、出会いがおおすぎて、一人一人が人間であるという感覚が薄れて、出会いを軽視しても、次また他の人に出会えるしいいかなといった感覚になってきたりしてきます。
便利な社会になってきた分、選択肢が増え、簡単な願望であれば、すぐにでも叶うようになってきています。
そして、少しでも難しく感じたり、達成に時間がかかったりすることを叶えようと思わなくなっていきます。
増え続ける妥協
今のままでも便利だし、退屈な感じはするけど、現状のままでいいか…。
このように、選択肢にあふれた環境で身をおくことで、あらゆる事に意識して価値を感じる機会が減っていき、無意識で妥協していくという決断を繰り返していく事になります。
これが、歳を重ねれば重ねるほど、願望がかなわなくなっていく根本的な原因です。
怠惰を求める、楽を求める、これを選択肢が溢れかえった環境で突き詰めていくと、願望を持つ事自体をしなくなっていきます。
願望を持つ前に諦めてしまうのです。
一瞬願望は生まれますが、具体的な行動を起こす事なく、妥協まみれの人生を過ごしていく事になるのです。
これまでのことを踏まえて、では、どうすれば、脳内シェアを広げていくことができるようになるのでしょうか。
赤ちゃんの時には誰もが、立って歩きたいという願望を叶えられたのに、歳を重ねるごとに願望が叶わなくなっていく、その原因について理解を深めてきました。
生まれてから、死ぬまで、赤ちゃんのような状態を続けていくことができれば、自由自在に願望を叶えていくことができそうです。
歳を重ねていくごとに願望を叶えづらくなっていく原因があるのであれば、原因を少しづつ取り除いていくことができれば、願望を叶えていけるという事になりそうです。
ここで、大半の人が願望を叶えられない理由があるのですが、それは、なんだと思いますか?
なかなか自分では気がつくことができないことなのですが、意識的に気がつくことができずに、無意識で自動的にしていることです。
その答えは、
私たちは他責の奴隷
ということです。
理想が叶っていないのであれば、必ず自分以外のせいにしているところがあります。
振り返ると、人生で最も責任を持っている、自分の責任だと感じている時期があるとしたら、いつだと思いますか?
社会人になってからかな、部下ができたときかな、家庭を持ったときかな。
色々思い浮かべるかもしれません。
ですが、違います。
最も責任を持っていた時期、それは実は、
生まれた瞬間
です。
え、どういうことですか、何かしてあげないと赤ちゃんは生きていけないと思うし、赤ちゃんは責任なんて持てないと思います。
もしかしたらそのように思うかもしれません。
ですが、よく考えてみると、赤ちゃんは自分で食事にありつくために、精一杯自己主張して、食欲を満たす願望を叶えます。
体の動かし方、使い方を磨いて、はいはいして、歩き始めます。
諦めずに、自分の願望が叶うまで創意工夫して、必ず願望を叶えます。
これ以上の責任の取り方は無いです。
少しづつ大人になっていって、知識が増え、自分がやりたいこと、やっていることでうまくいっていないのは、他人のせいなんだと思い始めます。
必ずしも、他責は、人だけに限りません、環境が悪い、天候が悪い、土地柄が悪い、家柄が悪い。
とにかく、何かのせいにして、願望を押さえ込もうとするのです。
これは無意識で瞬間的に起こります。
歳を重ねれば重ねるほど、他責の天才になっていきます。
責任を問われるのが怖いのです。
自分の責任だと認めることが嫌なのです。
ここまで見ていくと、少しづつ、脳内シェアの広げ方が見えてきます。
他人が持っている欲望、恐怖に対して、責任回避していることはなんだろう。
そのように考え始めるのです。
願望があるのに、行動を起こさないとしたら、何かのせいにしているから行動を起こしていないのです、待つという選択をしているのです。
逆に、脳内でしている責任回避を少しづつ取り除いていきながら、選択肢を減らしていくことができれば、脳内シェアが徐々に広がっていくという事になっていくことがわかってきます。
理想の世界、そして現実、最初の一歩、そこから沸き起こる責任回避の数々、この責任回避を少しづつ取り除いていくということをしていくことで、他人の脳内はあなたで一杯になっていきます。
ここまで見てきて徐々に見えてきたと思いますが、
脳内シェアを最大化する方法
があるとしたら、なんだと思いますか?
これ以上ない方法、それは、毎日の習慣を満たすという方法です。
毎日起きた瞬間から、眠りにつくまで、全てをあなたの世界観で一杯にすることが出来たら、まさに脳内シェアを最大化したという事と同じことが言えると思います。
あなたは、パソコン、スマートフォンを使っていますか。
もし使っているのであれば、あなたはすでに宗教にハマっています、と聞いたら、どう感じますか?
少し驚くかもしれませんが、これは認めざるを得ない事実です。
あなたがハマっている宗教、それは、
デジタル機器宗教
です。
コンピュータなしであなたは生活できますか。
なかなか難しいのではないでしょうか。
朝起きてから、移動して、寝るまで、手放すことはかなり難しいと思います。
ネットに接続していないと、不安で仕方がない、不便でならない。
そんな状況になっているのであれば、あなたは立派なデジタル機器宗教の熱狂的な信者です。
マイクロソフト、アップル、グーグルは巨大な営利を追求する宗教団体なのです。
あなたの脳内シェアを1秒でも広げていこうと考えて凌ぎを削って、必死になっています。
マイクロソフトもアップルもグーグルも、もともとゼロからのスタートでした。
逆にいうと、脳内シェアを拡大させていくというパラダイムで彼らの取り組みを見ていくと、強力な脳内シェアの広げ方がわかってきます。
そして、ゼロから脳内シェアを拡大させていく方法も同時に気づける発見がたくさんあります。
彼らがやってきてできてきたように、今度は、ビジネスオーナーとなっていくあなたが脳内シェアを広げていくようにするのです。
究極のゴールは、毎日起きた瞬間から、眠りにつくまで、全てをあなたの世界観で満たすこと、全ての決断、全ての習慣をあなたが届けたことで一杯にしていくことです。
ここまでいくと、あなたは市場を支配する世界観を構築した状態になったと言えるのです。
中途半端に考えてはいけません。
この究極系のゴールに向けて、全てをフォーカスしていくようにするのです。
人が世界を認識するには、五感と直感を使います。
五感は見る、聞く、触る、匂う、味わうです。
直感は未来、過去、自分、世界、といった抽象概念です。
全ての感覚器官をあなたでいっぱいにすること、あなた以外を感覚器官から入ってこない状態にする事に成功した時に、あなたの市場の支配は完成した状態になります。
いきなり、そんなことできるはずがない、と思うかもしれません。
実際、すぐにやることは難しいと思いますし、不可能に近いでしょう。
ですが、こういった世界観を地球規模で、世代を渡って取り組んできて実績を出している人たちが世界にはいるのです。
宗教を作ってきた人、貨幣を作ってきた人、銀行を作ってきた人、世界の仕組みを作ってきた人たちはこのような世界観を意図して持ってきたのです。
そして、もちろん、あなたにもできます。
まずは他人の表面的な願望、恐怖に着目していくようにします。
お金が欲しいな、とか、人間関係を構築したいなとか、健康になりたいなとか。
普段、日常的に考えていることにフォーカスして、はじめの一歩、架け橋を作ることから初めていくようにするのです。
ここで、世界観のもう一つの特徴について紐解いていきましょう。
未所有と未体験
あなたはあなたがすでにやっていること、やったことがあることを他人が勧めてきたとしたら、どう思いますか。
おそらく、興味関心が湧きにくいのではないかと思います。
通勤電車に乗れますよ。
通勤電車に乗ることで、たくさんの人と出会うことができるのです。
オススメですよ。
私は通勤電車に乗って人生が変わりました。
次はあなたの番です。
まずは、最寄りの駅で電車の切符を買って、電車に乗ってください。
そうすると、体験できますよ。
とサラリーマンに世界観を伝えても、全く響かないと思います。
むしろ、嫌がられます。
人混みで逆に疲れが溜まるだけでしょ。
もう通勤電車はこりごりしています。
と思われて見向きもされないと思います。
逆に、
ハワイのビーチが快適ですよ。
白浜のビーチで、鳥の鳴き声を聞きながら、そよ風を感じて、広大な海を眺めながら、眩しくて目を細めるぐらい照らす太陽のもとで、暖かい気温を感じて、リラックスができます。
携帯電話とか、パソコンとか、電子機器と離れて、分刻みのスケジュールを気にしたり、上司とか同僚とか嫌いな人と付き合う必要もないので、爽快な気分です。
私は海外に行くごとに人生観が根底から変わってきました。
次はあなたの番です。
まずは、パスポートがなければパスポートを取る方法を調べるところから始めてください。
航空券の取得方法を調べると、どれぐらいでハワイにいけるのかがわかります。
とサラリーマンに世界観を伝えると、ハワイのビーチにいったことがない人であれば、興味を引くことができます。
もっと詳しく知りたいと思う事になるでしょう。
このことからわかってくることがあります。
それは、
大多数の人がすでにやっていることをいくら魅力的に伝えたとしても、うざがられるだけ。
一方で、大多数の人がまだ持っていないもの、体験していないことには、希少価値が付く、それも魅力的に伝えれば伝えるほど、価値が引き上がっていくということです。
なので、これからあなたがビジネスオーナーになって行きたいのであれば、あなたがやるべきことは、大多数の人がやっていないことをやること、持っていないものを持ってみることです。
仏教でいえば、釈迦は王家の息子として生まれ、自由奔放に何不自由なく生活していた中で、自ら権力、権威を捨てて、生まれて、病み、死ぬ、その苦しみの原因を探る体験を生涯かけて探求しました。
そして、発見したこと、気がついたことを語り、何千年にも渡って、受け継がれる価値がつく事になりました。
人と同じことをしている限り、市場を支配する世界観を作るビジネスオーナーとなっていくことはできないということなのです。
ここで大切なのが、誰を対象とするのかを決めない限り、まだやっていないこと、持っていないものを見極めることはできないということです。
全員が悟りの境地に達していて、苦しみの根本原因がわかっている人たちで溢れた集団しかいなければ、釈迦が何を言っても、そんなの知ってる、当たり前でしょ、今更何を言ってるんですか。
となるだけです。
周りの人を見渡して、愛した人と別れたり、死別したり、病気で苦しんでる人が多く、なかなか解決策が見つからない、そんな人たちで溢れていたから、釈迦は教えを説くことができたのです。
誰に対して世界観を提示して行くのか、その人たちは、何をまだ体験していないだろうか、何を持っていないだろうかと考え始めたときに世界観を作り始めることができるようになっていきます。
ここで大切なのが、まずは1人の他人にフォーカスするということです。
いきなり、地球の全ての人に世界観を伝えていこうとしても、あなたの世界観が届くことはまずありません。
なので、1人の未体験、未所有を満たしていくことを考え始めることからはじめていくことが遠回りのようで、最速の道になるのです。
短期の結果と理想の未来
1人の未体験、未所有を満たすこと、それだけを叶えたとしても、次に続かなければ脳内シェアを広げ続けていくことはできません。
今できること、今持てること、今日できること、今日持てること、それから、長期的な未来にできるようになること、持てるようになること、これらを融合していくと、世界観が強化されていきます。
短期的な結果を約束して、長期的な結果を見せて保証、約束する世界観を提示したときに、もはや抜け出すことができなくなっていく事になります。
長期的な結果を見せようとすると、どのようにして世界観を見せ続けていけば良いのか難しいなと感じるかもしれませんが、シンプルに簡単にできる方法があります。
それは、習慣の作り方を生み出していくのです。
どのような習慣を構築すれば、長期的な未来を獲得できるのかを考えて導き出すことができるようになれば、長期的な未来も同時に提示していくことが可能になります。
短期的な結果と習慣の作り方を通して、世界観を構築していくことができた時に、強力な世界観が構築できるということです。
仏教であれば、般若心経を毎日朝起きたら読み始めて、お昼の食事をとった後には写経するという習慣を持つことで、生涯に渡って何があっても苦しまなくなります。
といったような理想の未来の提示の仕方をしていくと、世界観が強力になっていきます。
長期的な結果は、習慣を構築することなしに生み出すことは不可能です。
そして、願望を叶える習慣は、大抵は本能と逆であることが多いです。
毎日写経するように、と言われたところで、日常生活を過ごしていると、どうしても色々な想定外の出来事が起こって、習慣に落とし込む前に崩壊してしまいやすいのです。
なので、定期的に何を行っていくのか、具体的にどのようにするのか、確実にアクティビティをやるにはどうすれば良いのかを考え始めていくようにしていくと良いです。
強制力を働かせる仕組みがあればより、長期的な未来を確実に保証することができるようになっていきます。
ちなみに最強の強制力の仕組みがあるとしたら、どんなことが考えられると思いますか。
壁紙にやることを貼ればいいのかな、ポストイットを使うと良いのかな、
色々考えられると思いますが、もっとも強制力が働く方法は、
仲間の存在
です。
同じ思想、同じ志を持って、同じことを目指し、同じ世界観を深めていく人を周りに固めていくと、非常に強い強制力が働きます。
欲望、恐怖を分かち合い、乗り越えていく体験を共有して、成果を讃えあっていくことができれば、得たい結果を自由自在に作っていくことができるようになります。
一人でやっていくと、悩んだり、迷ったりすることでも、同じ方向性で取り組んでいる仲間に相談すれば、解決策を見つけることができることも起こります。
一人でやっていたら、何度かチャレンジして成果が出なければ、やっぱり向いていないのかな、自分には無理なんじゃないかなと思い始めて、途中で挫折してしまうことが起こりやすくなります。
仲間でやれば、チャレンジしたことは、たとえ失敗したことでも、仲間の糧になっていくことができます。
同じ失敗を繰り返さないように、仲間同士でノウハウをシェアして高め合っていくことができるようになります。
そして、さらに強制力を高める方法があります。
定期的に直接会う環境を作る
という方法です。
もちろん、オンラインでやりとりできる仲間がいるのは、一人でやるよりも強制力が働きやすくはなってきます。
ですが、チャレンジの独特の大変さや、苦労、ネガティブな気持ち、ポジティブな気持ちが伝わりにくいので、どうしても距離を感じてしまいやすくなってしまいます。
悩みも不安も、不満も、喜びも、何でも話し合えて、何でも相談できて、真剣に話し合える環境が構築できたとしたら、オンラインとは比べ物にならない強制力を作り出すことができるようになります。
日常から離れた環境を定期的に作り、直接仲間と会い、本音で話すこと。
これが最も強制力が引き上がる方法です。
長期的な理想の未来に向けて、成果をもたらす習慣を生み出し、作り出した習慣を確実に実行する仲間、定期的に本音で話し合える環境、これらが整うことができた時、最強の世界観が出来上がります。
数千年に渡って普及している宗教は、必ずこの仕組みが組み込まれています。
仏教であれば、お寺があり、修行僧が集まって、習慣を構築しています。
キリスト教であれば、教会があり、集会を通して、聖書を読む、説教を聞く習慣を構築しています。
仲間、環境を世界観に組み込むことを考え始めたときに、長期的に拡大し続けていく世界観を作り始めることができるようになるのです。
さらに、強力な世界観を構築する裏技があります。
これは脳内シェアが拡大し続けていくのに強力に作用するテクニックです。
その方法とは
ピラミッドデザイン
です。
全ての市場は階層構造となっています。
具体的にいうと、
未経験者、初心者、中級者、上級者、マスターといった構成をなしています。
人数は未経験者が一番多く、マスターは人数が絞られ限定的で、様々な理由から限られた人しかなることはできません。
マスターになると、脳内シェア100%、全てを捧げるレベルです。
間口は広く、出口は限りなく絞り込む、この構造を意図的に作り出すことができるようになると、世界観に磨きがかかってくることになります。
たとえば、ディズニー、全国各地でディズニーショップが運営されています。
未経験者、初心者の方でも気軽に足を運ぶことができます。
ディズニーランド、ディズニーシーは国内で1箇所、ディズニーファンにとっては聖地のようなところです。
全国からディズニーファンが集まってきます。
さらに上級者になると、年間パスポートでいつでもディズニーに行けるようになります。
マスターになると、あまりにも好きすぎて、ディズニーのスタッフになったりします。
キリスト教であれば、日本の全国に教会があり、気軽に足を運ぶことができ、そしてイスラエルに聖地があります。
ピラミッドデザインは、
場所、人、物、習慣
といった観点でそれぞれ作り込んでいくことができます。
未経験者から初心者になるために必要な場所、人、物、習慣は何かをデザインすること、
初心者から中級者になるために必要な場所、人、物、習慣は何かをデザインすること、
中級者から上級者になるために必要な場所、人、物、習慣は何かをデザインすること、
上級者からマスターになるために必要な場所、人、物、習慣は何かをデザインすること、
これらを具体的にクリアに描けるようになって行き、世界観に組み込むことができるようになると、没入して極めようとする人で溢れかえる世界観を構築していくことができるようになります。
ここで、未経験者の状態で、マスターとなるための場所、人、物、習慣を伝えても、まずついてこれることはありません。
なので、未経験者の人には、最も簡単に、手軽にできること以外を伝えない、たとえ本質的ではなかったとしても、秘伝のタレは隠すこと、見せないことが大切になってきます。
これはエゴではなく、未経験者の為なのです。
たとえば、服装も寝巻きで、洋服にマヨネーズがこびりついていたりしている人が、モテたいなぁと思っているとします。
そういう状態の人に、ファッションの極意、着こなし術、マナー、喋り方、接し方といった本質的なことを伝えても響きません。
読むだけでモテるようになる本、といったタイトルで、モテる人はモテたいと強く願ったからモテるようになったのです、モテたいのであればより強く願うだけでモテるようになるのです。
といった内容のほうが、響きます。
いくら、経験を積んで達観していたとしても、このピラミッドデザインを取り入れなければ、世界観を広げていくことはできないということです。
まずは最終的な世界観を見据えた上で、短期的な結果、長期的な未来、未経験者から初心者への架け橋、これらを融合して小さな世界観を作り始めること、それが市場を支配する世界観の作り方です。
初心者は、少しだけセルフイメージが上がるような、真似して、ちょっとやっただけで、結果が出たと驚くようなところがゴールです。
中級者は、のめり込んで、追求し始めるようなところがゴールです。
上級者は、自分の道を切り開いたり、初心者を指導できるようになったりするところがゴールです。
マスターは、全体の世界観を改善できるところがゴールです。
ピラミッド構造がわかったところで、さらに世界観を強力に構築する方法を紐解いていきます。
それが、
伝道師+指導者=世界観の強化
です。
伝道師とは、世界観に共感して、世界観を他人に広げて分かち合う人です。
指導者とは、世界観を語り、信仰を高める人です。
これらのミッションを持った人を設けると、世界観が盤石なものにレベルアップしていくことになります。
伝道師は、簡単なステップで、広げると伝道師もメリットがあるような工夫を組み込むようにします。
指導者は、カリスマ性を持たせる工夫を組み込むようにします。
初心者から中級者に昇格するときに伝道師の資格を与え、中級者から上級者に昇格するときに指導者の資格を与えるようにしていくようにすると、市場を支配する世界観が確立して行くことになります。
伝道師は、自分自身で小さな価値を実感していることになるので、他人にも自信を持って推薦することができます。
指導者は、指導することで、世界観がより自分ごととなり、世界観を正当化することになるので、世界観にのめり込んで行くことになります
このようにして、構造的に世界観が盤石になっていくのです。
ここまで確立することができれば、市場を支配する世界観、それも脳内シェアを広げ続け、広がり続けて行く世界観の構築が完了したことになります。
これが究極のゴールということです。
ですが、世界観の構築方法がわかっても、見込み客が集まらない限り、ないのと同じです。
次のチャプターでは、世界観の構築を見据えて、見込み客を合理的に集めて行く方法について、具体的に実践できるレベルで紐解いていきましょう。
Chapter3:
極めて効果の高い
見込客集めの極意
見込客と聞いて、あなたはどんな人を思い浮かべますか?どんな人が見込客になると思いますか?
客になることを見込める人、ということだから…
自分が届けたい世界観が欲しいと思ってる人かな、
とか
売りたい商品、サービスに興味がある人かな、
とか
思うかもしれません。
次に、見込客集め、集客という言葉を聞いてどんな印象を抱きますか?
どのようにすれば集客することができると思いますか?
なんだか自分の商品を売り込むことになりそうで、悪いことをしている気持ちが生まれます、
とか、
精一杯、見込客集めしてるつもりなんだけど、誰も見向きもしてくれなくて正直悩んでます、
とか
色々これまでやってきたけど、労力ばかりがかかってしまって、集客が一番大変だと感じてます、もう、集客のことを考えるのは正直つらいです、
とか
いろんな印象を抱いているかもしれません。
どうすれば集客できるかを考え始めると、
チラシを配れば良いのかな、
とか、
ソーシャルメディアで情報発信すれば良いのかな、
とか
ブログを作れば良いのかな、
とか、
動画を作れば良いのかな、
とか、
色々思い浮かぶのではないでしょうか。
ですが、このように考えていってしまうと、大抵は集客ができなくて挫折して絶望感でいっぱいになってしまうことになるでしょう。
このチャプターでは、なぜ、集客が大変なのか、難しく感じるのか、集客をするためには何が必要になるのか、どのようにすれば簡単にそれも大量に集客することができるようになるのかについて紐解いていきます。
このチャプターを読み終える頃には、集客って難しい、なかなか自信を持って集客することができない、集客って大変すぎてもう考えたくも関わりたくもない、集客がつらいから誰かにやって欲しい。
これらの発想が180度逆転していく現実が手に入ることになります。
眉間にシワを寄せて猫背で体育座りをしてうずくまる姿勢から、堂々と背筋をピンと伸ばして、両手でガッツポーズをして思わずニンマリしてしまうような現実が手に入ります。
見込客が自由自在に集まりすぎて、もうお腹いっぱいという気持ちで溢れかえり、自分に都合の良いクオリティの高い顧客だけを凝縮して選ぶ立場になっていくことができます。
さらに、広告をかけずとも、労力をかけずとも、最短時間で簡単に集客することができるようになってしまいます。
なので、楽しみながら最後までしっかりと骨の髄まで染み込ませるように、読み飛ばさずに味わいながら読み進めて見てください。
それではまずはじめに、99%以上の人が陥ってしまう、集客の罠、最大の失敗原因とは何かについて理解を深めていきましょう。
集客が失敗する最大の原因
それは、最初から複数の人を集めようとしてしまうことです。
いやいや、集客という言葉通り、客を集めるってことだし、複数の人を対象にしないと、集客するっていうことにならないんじゃないですか。
それに、せっかくビジネスオーナーとしてやっていくんだし、全体像で、客数、単価、購入頻度って言ったじゃないですか。
嘘ついたんですか、騙されました、ひどいです、もう信じられません。
もしかしたら、そのように考えてしまうかもしれません。
ですが、ここを履き違えてしまうから、歯車がうまく噛み合わずに、集客が難しく感じて挫折してしまうことになってくるのです。
集客でまず最初に考え始めていくことがあります。
集客しよう、と思い立ったら、必ずこのステップを挟む、最も大切なことです。
それは、
人は他人に興味がない
ということを理解することです。
人は自分のことで頭がいっぱいなのです。
他人のことを考える暇なんてないと思っています。
そんなことはない、と考えるかもしれませんが、潜在意識、無意識では自然と自分だけに焦点があたるようになっているのです。
例えば、
そういえば、お腹すいてきたな、何か食べたいな、何食べようかな、どうせ食べるなら誰かと一緒に食べたいな。
最近、あの人と食べてないな、誘ってみよう。
とか、
毎日、退屈だな、そうだ、動画を見よう、うわ、怖い動画を見てしまった、不安で仕方がない、どうしよう、誰か助けてほしいな、誰か良い情報持ってないかな、誰かに相談したいな。
とか、
上司にへこへこするの嫌だな、もうこりごりだな、なんか楽して稼げることないかな、そろそろ転職考えてみても良いかな、転職サイト見て、転職エージェントに相談してみよう。
とか、
まず無意識に自分のことを考えはじめて、欲求、願望、恐怖、不安が生まれて、何かや、誰かと関わり始めていくという行動をとっていくことになるのです。
きっかけはまず、自分のことから考え始め、退屈さが解消できたり、悩み、不安、恐怖、願望を叶えてくれそうな人を探して、自分に関係があるから他人に興味を持っていくことになります。
人口の99%以上のほとんどの人が、この思考の流れを無意識でしている、まずはここから抑えていくことが集客のはじめの第一歩です。
ここを抑えた上で、次に最も効果的で合理的な集客を実現するたったひとつの着目点があります。
それは、
権威の発信と最下層の取組
です。
権威とは、着目する市場、業界の中で目立っている人、影響力がある人、定期的に高頻度で情報を発信している人のことを指します。
それは、特定の誰か一人、かもしれませんし、特定の組織かもしれません。
まずは、この権威を探り当てていくということから始めていくのです。
最高水準に焦点を当てていきます。
例えば、
書籍であれば、書籍販売数が一番の人は誰だろうか。
とか、
テレビであれば、テレビ出演数が一番の人は誰だろうか。
とか、
動画であれば、動画視聴回数が一番の人は誰だろうか。
とか、
ウェブサイトであれば、アクセス数が一番の人は誰だろうか。
とか、
コンピュータであれば、販売数が一番の人は誰だろうか。
とか、
様々な、業界や市場がありますが、その市場の中で最も影響力を持った人、組織、団体を特定していくことから始めていくのです。
一番を見つけたら、次に、その周辺の、人、組織、団体を見極めていきます。
最低でも5、できれば7つはリストアップしていきます。
リストアップしたら、次に、今発信している情報は何かを収集していきます。
タイムリーであればあるほど良いです。
これらの取組が、後々の合理的な見込み客集めの素材になっていきます。
必ず、どんな市場、業界でも権威が存在します。
権威が存在しなければ、市場、業界も生まれることはありません。
権威はこれまでの市場、世界観を作り上げてきた人です。
権威を見つけることさえできれば、見込み客集めのファーストステップを歩み始めることができたということが言えます。
権威が見つかったら、次にするのが、最下層の取り組みです。
権威と直接対話することができるに越したことはないのですが、新規市場、独自の世界観の構築をしていこうとしたとき、権威が耳を傾けることはまずありません。
理由は単純なのですが、その理由は自分に影響力が無いからです。
影響力がある人は、影響力がない人に見向きもしません。
メリットがないのです。
なので、目をつけるのは最下層の取組です。
権威に影響を受けて、何かしら取り組み始めている人に着目していきます。
すると、何かしらうまくいっていないこと、できていないことが浮き彫りになってきます。
最下層の人たちは試行錯誤して悩んでいるのです。
迷っているのです。
不安で仕方がないのです。
何を信じたら良いのか、疑心暗鬼になっているのです。
稚拙な情報発信、クオリティの低い取り組みを見つけることができたら、そこが見込み客集めの突破口になっていくことになります。
権威の発言、最下層の取組が具体的に把握することができたら、次のステップに進みます。
最小限の解決策を作り出す
これができると、見込み客がわんさか集まる現実がすぐ目の前になってきます。
最下層の取組が向上する、新しい体験、情報を付け加えられないかを考え始めます。
最下層の人の未体験、未経験に焦点を当てて最も小さな、シンプルな新しい体験、新しい経験ができることは何かと考え始めるのです。
そうはいっても、解決策なんて考えられないな、難しいなと思うかもしれません。
ですが、解決策を考えるのは非常に簡単です。
未体験、未経験から何か新しいことを体験、経験できればなんでも良いのです。
本質的に解決できなくても良いのです。
表面的でも良いのです。
上っ面なことでも良いのです。
これは新しいと思えればなんでも良いのです。
やったことがない、見たことがない、聞いたことがない、触ったことがない、味わったことがない、嗅いだことがない、最も単純でシンプルな何かを作り出すようにしていきます。
それって人を騙すってことですか、詐欺師になんてなりたくないです、犯罪者になりたくないです、罪悪感が生まれそうで怖いです。
もしかしたらそう思うかもしれません。
ですが、最下層の人は、本質的なことであればあるほど受け入れたくないと、拒絶します。
耳触りが良い、いかにも自分に関係がありそうな、自分の悩みをすぐに解決してくれそうな事柄だけに興味が沸くのです。
まずは、このような表面的な解決策を与えて、徐々に本質的なことを散りばめて、最終的に本質に導いていくということをしていくようにするのです。
表面的な解決策から壮大なドラマが始まっていくということになるのです。
最終的に人を救う、よりよい人生を歩めるように導くと決意を固め、小さな解決策を提示していくようにするのです。
赤ちゃんは初めから歩けるようになることは決してありません。
最初は、手を動かし、足を動かし、体が動くことを自覚して、歩く工夫をすることができるようになるのです。
赤ちゃんを最初に歩かせようとしたら、立って両足を交互に動かせば歩けるようになるんだよ、といくら伝えたところで歩くようにはなりません。
まずは、自分の指を赤ちゃんの手に近づけて、赤ちゃんが自分の手を無意識につかむように握る。
そこから、歩くという壮大なドラマが始まっていくのです。
見込み客集めも、自分の指を赤ちゃんの手に近づけて、握らせるのと同じです。
歩くという本質的な目的からすると、とても表面的で上っ面で、本質的にはなんの解決策にもなりません。
ですが、赤ちゃんにとっては、未体験、未経験であれば、立派な学習です。
成長の第一歩です。
赤ちゃんが歩くまでの壮大なドラマの始まりです。
最下層の人も同じなのです。
このように考えていくと、罪悪感も、恐怖も生まれることはなくなります。
最も最小限の、表面的な解決策、これを考えて、生み出していくようにするのです。
一人との対話から全てが始まる
集客のはじめの一歩、それは、一人との対話です。
全てはここからはじまります。
複数の人ではなく、一人と対話し始めるということです。
最下層の人で妙にパッションがある人、情熱がある人、掘り下げている人を見つけて、話し始めていくようにするのです。
悩んでいること、迷っていること、不安に思っていること、恐れていること、取り組んでいることに着目して対話していきます。
そして、最もシンプルな解決策を届けることに焦点を当てていきます。
自ら考え出した、見解を共有してみるのです。
共感が得られること、納得感が得られること、喜ばれることを探しだしていきます。
労力をかけずに、少ない時間でできることで良いのです。
ここで労力をかけてしまうと、実は多くの人が求めていなかったということになりかねません。
極力時間を使わない、お金を使わない、人を使わない、あらゆる資源を使わないと考えはじめた時に、最高の凝縮した価値を作り出すことができるようになっていきます。
この第一歩ができるようになれば、集客の基盤が整った状態になっていきます。
ダイアモンドブラッシュアップ
生み出した見解が喜ばれたら次にするのが、ブラッシュアップ。
一人が喜んでもらえたことが実感できたのであれば、必ず他にも求めている人が世界中にいるのです。
ここからが、ビジネスオーナーとしての腕の見せ所になってきます。
一人と対話した結果得られた現実を材料に次のような構造で見解をまとめていきます。
それは、
現実理解、共感、解決策、提案
です、具体的に見ていきましょう。
1.現実理解
相手がすでに知っていること体験していること経験していることに焦点を当て、シンプルに言語化していきます。
例えば、
最近、ニュースで地震が話題になっています。
といったようなことです。
これを掘り下げていくと、
最近、大阪で巨大地震がありました。
巨大地震の影響で、余震が続いています。
とか、相手にとっての事実にフォーカスして、整理していくようにするのです。
そうすると、相手の現実と一致して、これから伝える独自の見解が届きやすくなってきます。
人は他人に興味がない。
ですが、自分に関係がありそうだと思うことには思わず興味を抱いてしまうのです。
なので、この現実を一致させていくということをはじめにし始めていくことができれば、価値を届ける架け橋を作り始めることができるようになってきます。
2.共感
相手が知ったこと、体験したこと、経験したことに対して、どう思ったのか、どんな不安を抱いているのか、どんな悩みが生まれているのかに焦点を当てて、シンプルに言語化していきます。
次にいつ地震が起こるか不安で夜も眠れないですよね。
地震なんてこの世界からなくなればいいのにって思ってしまいます。
といったようなことです。
ここで、一人との対話が活きてきます。
一人との対話で深い悩み、恐怖、欲望がつかめればつかめるほど、共感する言葉を投げかけることができるようになってきます。
深い共感を作り出す言葉を生み出すことができるようになった時、価値を届けられる人の数も増えていきます。
3.解決策
一人との対話で生み出した独自の解決策を生み出した共感に対して繋げて言語化していきます。
例えば、
実は、地震の心配や不安、恐れがなくなる簡単にできるとっておきの方法があるんです。
今回は、その方法についてご紹介していきます。
不安、心配、恐れを具体的にリストアップして、それぞれに対して起こった時の予防策を講じるということです。
具体的には、大災害が起こって収入が途絶えたらどうしよう、そんな時には、モバイルインカム、自分でビジネスを持っていて、場所を選ばずに持ち運びができる収入源が入る経路を作るのです。
どこにいても、場所が移動できるので、災害が起こった時には、被災地から離れて、すぐに新しい暮らしを始めることができるようになるでしょう。
といったようなことです。
最初に相手に共感しているので、解決策も相手に合わせて届きやすくなります。
自分に関係がありそう、確かにその通りだ、その解決策手に入れたいと思うようになってきます。
4.提案
最後にやるのが提案です。解決策を手に入れるには具体的に何をすればいいのか、最も簡単な行動できる流れを示していきます。
例えば、
モバイルインカムを手に入れるには、次のリンクにアクセスすると電子書籍をダウンロードすることができますので、読み始めてください。
そうすると、どのようにすればモバイルインカムが手に入るのか具体的にわかるようになります。
といったようなことです。
ここまでの流れを整理して、サンプルを示すと、
最近、大阪で巨大地震がありました。
巨大地震の影響で、余震が続いています。
次にいつ地震が起こるか不安で夜も眠れないですよね。
地震なんてこの世から無くなればいいのにと思ってしまいます。
実は、地震の心配や不安、恐れがなくなる簡単にできるとっておきの方法があるんです。
今回は、その方法についてご紹介していきます。
不安、心配、恐れを具体的にリストアップして、それぞれに対して起こった時の予防策を講じるようにするのです。
例えば、大災害が起こって収入源が途絶えたら、いきていけないんじゃないかと不安になる、
であれば、モバイルインカムを持てばいい、自分でビジネスを持っていて、場所を選ばずに持ち運びができる収入源があれば不安がなくなります。
どこにいても、収入が入るので、災害が起こった時には、被災地から離れて、すぐに新しい暮らしを始めることができるようになるでしょう。
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そうすると、どのようにすればモバイルインカムが手に入るのかが具体的にわかるようになります。
これらを見ていくと、現実が一致していて、共感できる人であれば、解決策が欲しくなり、提案を受けたくなってくることがわかると思います。
一人との対話からはじまり、複数人に対して、価値を届けられる形にブラッシュアップしていくことで、集客するネタを作り上げることができるようになったということです。
媒体選定の勘所
ここまで来たら次にするステップ、それが、最小限の価値を感じる人が普段何をしているのかを見極めるということです。
朝起きてから、夜寝るまで、日常的に、何を見て、何を聞いて、何を触って、何を味わって、何を嗅いでいるのか。
最小限の価値が構築できたとしても、届かなければないのと同じです。
なので、同じ現実、同じ共感が得られそうな人であれば誰しもが通る経路を探り当ててていくという取り組みをしていきます。
例えば、
地震を恐れている人であれば、ニュースサイトをよく見てるとか、オカルト情報をよく見ているとか、都市伝説のテレビ番組、動画をよく見ているとかです。
大阪 地震 被害といったキーワードで検索するだろう、といったことも当てはまります。
この経路を探り当てることができたら、その人の現実に当てはめて、経路にたどり着くまでの流れで、価値を確実に届けられる場所を見極めます。
それは、新聞記事かもしれません、雑誌記事かもしれません、動画サイトかもしれません、ウェブサイトかもしれません、テレビ広告かもしれません、電車の中吊り広告かもしれません。
色々思い浮かぶことができると思いますが、具体的にどれを選べば良いのかということが重要になってきます。
広告費を払えば、集客は早くできる。
とか、
検索エンジン最適化を見据えてブログからやった方が良い。
とか、
ちまたでは色々なノウハウらしいことが語り継がれては廃れていっています。
ですが、ほとんどの人が見逃しがちなポイントがあります。
ほとんどの人が見逃す、媒体選びで最も大切なこと、それが
小さく繰り返しテスト
するということです。
綺麗な見た目、デザインにすればいいのかなと思いがちですが、違います。
ダサければダサいほど良いです。
お金がかからなければかからないほど良いです。
労力がかからなければかからないほど良いです。
時間がかからなければかからないほど良いです。
かっこよく、見た目が豪華に見えて、いかにも広告だとわかってしまうと、条件反射的に拒絶反応を起こします。
あ、いつものよくある広告だと思われて無視されます。
記事に思わせるのです。
読んでメリットがあったなと感じそうと思わせるのです。
そして、気軽に素早く何度でも内容を変更できるほど良いです。
小さく試せて、何度も変更できて結果を確認できる状態を作れたときに、最も合理的で最高の反応率が得られる価値の構築が実現します。
そして、次に実際に結果を確認するにあたって最も大切なことがあります。
それが、
指標化、数値化、計測
です。
学校のテスト試験を受けるとして、何点だったのかがわからなければ、どれぐらい出来ているのか、どれぐらい出来なかったのかも判断をつけることができません。
結果を見極めることができなければやってないのと同じです。
計測できること、リアルタイムで確認できること、すぐに結果がわかることであればあるほど、何度も何度も変更する機会を構築することができます。
そして、見込み客集めで最も大切な3つの指標があります。
この指標を追いかけることができるようになれば、見込み客集めを極めて合理的に、素早く最大の結果を得ることができるようになります。
その指標とは、
流入件数、誘導件数、成約件数
です。
具体的には何人が見ているのか、体験しているのか、そのうちに、何人が提案について行動を起こしたのか、そして提案を受け入れたのかということです。
この3つの指標を数値化し、計測し、結果をすぐに確認することができたときに、最高の小さなテスト環境の構築が完了することになります。
価値を構築したとしても、誰にも届かなければないのと同じです。
現実理解し、共感しても、届けた価値で何かしら新しい体験、新しい経験、新しい気づきが得られなければ、提案に導くことはできません。
提案に導けたとしても、提案に対して行動し始めることがなければ、相手の人生が前進することはありません。
できる限りたくさんの人に届け、一人でも多くの人の小さな行動を変え、小さな決断を促すこと、これが見込み客集めの究極のゴールです。
現実理解、共感、価値提供、提案、これらのステップは、小さくテストすればするほど磨いていくことができます。
色々なノウハウが巷では溢れていますが、やってみないと、実感することはできないので、自分自身の知恵になっていくことはありません。
逆に、一度でも体験、経験してしまえさえすれば、そこから得られた教訓から、何度でも再現していくことができるようになっていきます。
試した回数だけ、スキルに磨きがかかっていく、全てはテスト、スキルを磨いていくために取り組んでいる、というパラダイムを持つようにしていくのです。
3つの指標を追いかけることはわかった、実際に試していくと、なかなか伸びない、伸び悩むということも出てきます。
結果には必ず原因があります。
本質的な原因を特定することができれば、結果をかえることも可能です。
それでは、3つのそれぞれの指標で、伸び悩む最大の原因は何かについて掘り下げていきます。
これがあらかじめわかっていると、状況に合わせて柔軟に結果を磨き上げていくことができるようになります。
つまり、見込み客が溢れかえって、お腹いっぱいという状況になっていきます。
集まりすぎて、逆に絞らないと対応しきれない、といった未来が手に入ります。
具体的に、それぞれ見ていきましょう。
まず1つ目は流入件数です。
流入が増えない最大の原因
それは、人と場所とメッセージがマッチしていないという理由です。
誰が、どこで、何をの不一致が起こると流入を増やすことができなくなります。
人とは、同じ現実で同じ共感が得られる状況にある人のことを指します。
内面の心理状況にフォーカスしていくことが大切になってきます。
街中を歩いている、お腹空いたなと感じている人に、毎日肩が凝ってつらいと思ったことはありませんか、ここに快適な睡眠枕がありますよ、といっても現実が一致していないので響きません。
場所とは、価値を提供する場所です。
オンラインであれば動画サイト、ブログ、ソーシャルメディア、ウェブサイト、メール、コミュニティツールなどがあげられます。
オフラインであればチラシ、雑誌、新聞、看板、店舗、街中などがあげられます。
普段ネットを見ることが少ない田舎の農家の人に向けて届けたいとして、ブログでいくら耕作機をオススメする記事を書いても、同じ内面の心理状況となっている多くの人には届きません。
メッセージとは、人と場所が一致して、その人が最初に受け取る情報です。
五感のいずれかを使ってキャッチすることです。
見ることかもしれません、聞くことかもしれません、触ることかもしれません、味わうことかもしれません、匂う事かもしれません。
見ることであれば、映像、写真、画像、文字のいずれか、もしくは組み合わせになるでしょう。
聞くことであれば、音楽、音声、効果音のいずれか、もしくは組み合わせになるでしょう。
触ることであれば、手足を使う、身につけられるのいずれか、もしくは組み合わせになるでしょう。
味わうことであれば、甘い、しょっぱい、すっぱい、からい、にがいのいずれか、もしくは組み合わせになるでしょう。
匂うことであれば、人工的な匂い、自然の匂いのいずれか、もしくは組み合わせになるでしょう。
色々ありますが、これらの中で、最強なのはなんでしょうか。
それは文字です。
もっというと単語です。
びくんと響くような単語を極めていけばいくほど、メッセージの力が強まっていきます。
それ以外は全て文字をサポートする手段です。
ビジネスオーナーになっていくということであれば、お金があり、お金を動かせる人に最終的に働きかける必要が出てきます。
例えば、赤ちゃんであれば、文字を識別することはまだできないでしょう。
でも、赤ちゃんはまだお金を動かすことはできません。
赤ちゃんの洋服を買うのも、食べ物を買うのも、大人です。
全盲の人は文字が見えないと思うかもしれませんが、指で文字を読み解く点字があります。
文字を自由自在に操れるようになる、それも人を動かす文字を使いこなせるようになると、流入を増やす上で最強の武器が手に入るようになるということです。
文字だけで人を動かせるようになるまで、文字だけにフォーカスして極めていくぐらいに文字には魅力があり、力があります。
ここまで見てきたように、人の内面の心理状況、場所、メッセージが一致した時、流入を最大化していくことができるようになります。
誘導が伸びない最大の原因
それは、現実の不一致という理由です。
少しでも、自分の現実とは違うな、それもいまこの瞬間の現実とは違うなと思った瞬間に誘導できなくなります。
現実理解、共感、価値提供、提案、この4つのステップのどこか1つにでも違和感があれば、提案を受け入れることができなくなります。
相手の現実と一致しないのであれば、何も喋らない、付け加えない、付け足さないこと、これが極めて大切になってきます。
ラーメンを食べたいな、どうせならお腹いっぱいたくさん食べたいなと思っている人に、安いですよ、高いですよ、とか、スープにこだわってますと言ってもピンとこずにあまり刺さりません。
人の現実は、常日頃から移ろいます。
情報が溢れる社会では、常に新しい情報が生み出され続けています。
なので、情報はすぐに陳腐化します。
価値が減っていきます。
同時に、新しい情報が大好きです。
これらを踏まえた上で、現実を一致し、共感を得るには2つの手段しかありません。
1つ目は、
短期的な賞味期限の短いニュースを取り扱う
という手段、
2つ目は、
長期的に永続的に普遍的に持続する心を取り扱う
という手段の2つです。
ニュースは注目が集まるので、一気に短期間で集客することが可能です。
ですが、一方で、賞味期限が数日、もしくは数時間で切れてしまうので、短期的に結果を出したい時だけ選ぶと良いでしょう。
心は普遍的で賞味期限が長期に及びます。
ですが、一方で、同じ現実の人が少なくなりますので、集客力は低いです。
例えば、サッカーの試合の結果はニュースを扱う題材です。
結果が知りたい、と思うかもしれませんが、結果がわかったらすぐに興味が無くなります。
賞味期限はほとんど一瞬です。
うつ病の治し方は心を扱う題材です。
治らなくて悩むなと思うかもしれませんが、うつ病の人は国民全体からすれば限られています。
治そうとする人はさらに少数です。
定期的に治したいと思う人が現れるかもしれませんが、一気に全てのうつ病の人にメッセージを届けることは極めて困難です。
ニュース、心、この2つをバランスよく取り扱うことができるようになると、短期的にも長期的にも結果を蓄積し、高め続けていく集客を実現していくことが可能になります。
成約が増えない最大の原因
それは、疑いが残っていて信じきれないことが理由です。
言ってることはわかった、伝えたいことはわかったけど、自分にはできそうにないな、
とか、
提案を受け入れて、取り組んでしまったら損するんじゃないかな、損するのは嫌だな、
とか、
今じゃなくてもいいかな、そのうちやればいいか、
とか、
これって自分だけなんじゃないかな、他の人がやっていないのであれば、自分はまだ様子をみておきたいな、
とか、
お金がないな、時間がないな、人脈がないなとか色々想像的に言い訳を考えはじめて、反射的に提案を遠ざけようとしはじめます。
リスクなく、リソースもかからない、簡単にできると思わない限り、成約に繋がることはないのです。
最初に拒絶反応を起こし、恐怖が沸き起こり、恐怖を解消する材料が見つかり、恐怖を乗り越えることができて、安心する、そして最後に行動する、提案には必ずこの一連の流れを経ることになってきます。
なので思いつく限りの反論を、すべて取り除くことができる状態にすることを最終目標に、安心を与えられるような材料を盛り込んでいくようにします。
そして、大抵は、思い描いた反論は、相手の現実とマッチしていないことが多いです。
相手の反応が得られはじめた時に、具体的な反論が見えてくることになります。
反応がわかれば、反論に対応する、安心材料が手に入り、安心材料が盛り込めることができれば、成約が増えていくということです。
そう考えていくと、批判や、誹謗中傷、指摘、意見、質問、不満は宝の山であるというパラダイムが手に入っていきます。
クレームが集まれば集まるほど成約率を高めていく材料が集まってくるということです。
現実一致、共感、価値提供、提案、この一連の流れで具体的に感じた反応を得られるような環境を構築すること、これが最も成約率を高めていくポイントになってくるということです。
欲望より恐怖にフォーカス
人は欲望や願望を叶えたいと思って行動するより、恐怖を避けたい、不安を解消したい、心配を取り除きたいと考えて行動を起こす人がほとんどです。
例えば、海外で飛び回って自由に生活したいなと思うよりも、巨大地震から避けて日本から抜け出したいなと思う方が極めて高い行動力が生まれます。
夜も眠れないことに着目するようにするのです。
不安や心配でいてもたってもいられない、そう感じているところに、メッセージを届けていくようにするのです。
一人でも多くの同じ恐怖、不安、心配事を見つけることができるようになれば、莫大な人数に対して刺さる提案を生み出していくことができるようになります。
この一連の流れを習得することができれば、恐怖の力、恐怖から生まれる行動力の力を実感することができるようになってきます。
そして、ここまで見えてくると、短期的ではなく長期的な視点に立った時、恐怖に対して手を差し伸べるのではなく、別のアプローチを取る方法が思い浮かんでくることになります。
それは、
新しい恐怖を作り出す
ということです。
最終的に人生をより良い方向に導くということをミッションに据えた時に、恐怖によって行動力が生まれることがわかった。
それでは、逆に恐怖を作り出すことができれば、より多くの人に人生をより良い方向に導けるという発想にたどり着きます。
いや、そんなことをしたらかわいそうです、人を脅すってことですか、自分にはとてもとてもできません。
もしかしたらそのように思うかもしれません。
ですが、実際に、実行に移している人が世の中に存在します。
組織的に実行している人がいるのです。
それは誰だと思いますか?
どんな組織だと思いますか?
それは、マスメディアです。
テレビ、雑誌、新聞、多くの人に届けているメディアは、意図的に恐怖を作り出すということにフォーカスして重点的に取り組んでいるのです。
戦後の日本では、政治的に3S政策という取り組みをしています。
3Sとは、スポーツ、セックス、スクリーンです。
これは大衆の目を政治に目を向けさせない、愚民政策であると思いがちですが、違います。
少しづつ、大衆の思考回路を、短期的思考にし、長期的なことを考えられないようにしていきます。
次に、恐怖を感じるような出来事を取り上げて、重点的に普及していきます。
事件、事故、災害情報を発信していき、少しづつ、恐怖を植え付けていきます。
この世界は未来が無い、暗い、将来に希望がないと信じ込ませていくのです。
少しづつ、個人個人を分離していき、孤独にさせていき、孤立させていき、頼れる人を少なくしていきます。
近所づき合いを減らし、引きこもりを増やし、精神病を増やしていく取り組みを少しづつ展開していきます。
毎日が怖くて怖くてしょうがない状態にしていきます。
そして、恐怖を動機に行動をとる人を増やしていくようにします。
これらを緻密に、精密に、気がつかれないように徐々にやってきたのがいまのマスメディアです。
組織的に構造的にこの恐怖を作り出すという取り組みをしているのです。
最終目的は、集団をより良い方向に導く、より良い人生に導くこと、それも一人とかではなく、国家レベル、世界レベルで組織的に取り組んでいるということです。
これは最終目的を良い方向に導くという決意があるからこそできることです。
中途半端な志ではとてもできることではないです。
究極の理想の世界を作り出すために、恐怖を生み出し続けているのです。
このように考えていくと、長期的な視点に立った時に、恐怖を作り出すという取り組みは、道徳的に悪いことに一瞬感じたとしても、壮大なドラマの一部である、崇高な最高の集客手段と言えるでしょう。
そう考えていくと、次に見えてくることがあります。
それは、
メディアになる
ということです。
怖くなること、不安になること、心配になることを自ら作り出して、発信していくようにするのです。
そして、現実逃避ができること、考えずに済むようになることを自ら作り出して、発信していくようにするのです。
人が恐れることは共通しています。
それは、主な宗教で取り扱っていることに答えが隠されています。
仏教でいえば、生老病死、愛別離苦という言葉があります。
この世界は全てが苦しみであるという教えで、生まれた瞬間から苦しみが始まり、年齢を重ねて、老けていくことで苦しみが生まれ、病気になることで苦しみが生まれ、死ぬまで苦しんでいく。
愛とは執着のことで、振り向いて欲しいとか、好きになって欲しいとか、構って欲しいとか、自分だけを向いて欲しいといった衝動です。
別とは孤独へ向かうこと、ひとりぼっちになったり、頼れる人がいなかったり、相談相手がいなかったりといったことです。
離とは人と関係性を持って、関係性を失った時に、後悔したり、罪悪感が生まれたり、不安になったり、心配になったり、絶望感を感じたりします。
苦とは痛い思いをしたり、ネガティブな感情になった時に、ネガティブな感情を手放さずに、掴み続けることで苦しむとか、逆にポジティブな感情も長く続かないので、あの時は良かったと感じたりします。
これらのテーマを扱って、恐怖が増える、生み出すことをしていくことができた時、自分自身がメディアになっていくことができるようになります。
例えば、凶悪犯罪事件が発生、とニュースで流れることがあります。
この狙いは、外に出歩かない方がいいな、人と関係を持たない方がいいなという気持ちをもたらすことに繋がります。
そして愛別離苦が加速することになっていきます。
このような観点で、日頃のニュースを見ていくと、生老病死、愛別離苦を増やすテーマに焦点が定まり、よく目に飛び込んでくるようになります。
どのようにして、生老病死、愛別離苦を加速させているのか、さらに、どのようにすればこの観点を取り入れることができるのかという視点で見ていくとメディアになる力を強化していくことが可能です。
次にキリスト教、これは宇宙の起源、世界の始まり、人類の罪、生命人類繁栄の軌跡、自然災害、予言を取り扱っています。
理由が分からないことだらけですが、最もらしい理由が語られています。
一般的に信じられていること、定説を覆すような新説を作り出すようにするのです。
宇宙人はいるのか、この世界は実は仮想現実である、次の脅威はいつくる、とか、真実のように見える上っ面で表面的なことを生み出せないかを考え始めるようにします。
このような観点を多く取り扱っているのがオカルト、都市伝説、陰謀論です。
知れば知るほど、恐怖が増えて、夜も眠れなくなっていく状況になっていきます。
恐怖を感じるのではなく、逆に、オカルト、都市伝説、陰謀論を扱うようにしていくと、メディアとなる力を強化していくことが可能になります。
こういった視点で物語を作り出し、語り出すことができるようになった時、自分自身がメディアになることができた状態になっていきます。
この流れを体系的に、戦略的に、最短経路で実現していくと、見込み客集めマスターになることができます。
全ては、権威の発見、最下層との出会い、たった一人との対話から全てが始まります。
コストも、労力も全くかかりません。
全ての取り組みはテストなのです。
恐れることは何一つありません。
最終的に人をより良い人生に導く、そのためのテストです。
そのように考えていくと、失敗を恐れることも、途中で行動が止まってしまうことも、なくなります。
見込み客集めのスキルを手に入れると、お金の心配が吹き飛びます。
どこにいても、集客できる自信がついてきます。
いつでも稼げる感覚が身につきます。
まずは一人目の対話、そこから全てが始まっていくのです。
ビジネスで最も難しいと言われているのが見込み客集め、集客と感じてしまいますが、これまで見たことを実践すると、自由自在に人を動かせるようになっていきます。
大概の人ができないことができるようになってくると、特別なスキルとして価値が上がってきます。
このスキルだけを使って、お金を稼ぐということもできるようになるということです。
お金が降ってこないかなではなく、人を動かせるようになった時、お金を獲得する現実が手に入るということ、そしてその具体的な方法をすでに認識することができたということです。
スキルを活かして、簡単にお金を稼ぐ方法について紐解いていきましょう。
この方法は、信頼形成する必要も価値提供する必要もセールスする必要もプロダクトを作る必要すらありません。
顔を出して名前を出す必要もありません。
外見も全く関係ありません。
ガリガリにやせ細っていても、ぶくぶく太っていても、ぼさぼさの髪の毛でも、フケだらけでも、お風呂にしばらく全く入っていなくても、体臭がきつくても、顔の形が崩れまくっていてもできます。
口下手でもできます。
話すことに苦手意識があってもできます。
むしろ、しゃべることすら必要ありません。
全体像がわかり、世界観の作り方がわかり、見込み客集めがわかるだけで、稼ぎまくることができるということです。
これだけで億を稼ぐことも十分に可能になってきます。
苦手で嫌いな上司にヘコヘコしたり、理不尽だけ押し付けてくるような人と付き合うことすら必要なくなります。
我慢が一切なくなるということです。
それでは、具体的に紐解いていきましょう。
テストしながら稼ぐ裏技
これを素直に、全てを信じ切って大量行動することができるようになれば、簡単に億万長者になることも可能です。
その方法は、他人の商品を紹介するという方法になります。
販売するのではなく紹介です。
紹介しただけで、お金が手に入ってくるということです。
これをアフィリエイトと言います。
これまでで、現実理解、共感、価値提供、提案の流れが実践できるようになっているので、提案の内容を他人の商品を紹介していくということをしていくのです。
本人の承諾を得て、情報を受け取り始めるようにすることができるようにしたら、報酬を受け取ることができる仕組みを提供している商品販売者がこの世界には存在します。
ゼロから信頼を構築し、クオリティの高い価値を提供し、セールスし、良質なプロダクトを提供することができる圧倒的な実績と自信を持っているからこそできることです。
この方式をオプトインアフィリエイトと呼びます。
一人紹介してもらえば、いくら支払うということを約束している販売者を見つけるのです。
そして、大量に販売者へ人を送り込みます。
オプトインアフィリエイトは、一見数百円から数千円、中には数万円支払う販売者まで様々います。
実際に、商品、サービスを購入して受けてみて、内容の良し悪しを見極めていくようにします。
そして、どのようにすれば、見込み客集めの結果の提案内容がつながるかをデザインしていきます。
例えば、お金を稼げる方法を教える商品であれば、一つの会社で給料をもらうと、倒産したり、クビになった時に路頭に迷います、もし不安に感じたらこれから紹介する方法を試してみてください。
といったような流れを作っていくのです。
この流れが構築できた時に、経済的な自由を手に入れることができるようになります。
稼ぎながら見込み客を集めるスキルが磨かれ、実績がたまり、自信がついてきたら、自分自身の商品サービスを作っていくようにすると、最速で資産を構築していくことができるようになっていきます。
ここをマスターしていくことができるようになったら、お金を稼げるようになっていくので、さらに自己投資をし、外見を整えたり、しゃべる練習をしたりしてよりスキルを磨いていくと良いでしょう。
まずは、文字だけでお金を稼ぐ現実を手に入れるところからスタートすること、これが見込み客集めのはじめの一歩ということです。
究極まで絞り込みシンプル化
社会が便利になったことで、選択肢が増えている、そして、選択肢が増えすぎていることで、どれを選べば良いのか、どれを信じればいいのか逆に迷ってしまう。
現代はますますこの流れが加速しています。
ビジネスオーナーとしてまず取り組むべきことは、身の回りの無駄なことを極力排除していくということです。
これをすればするほど、本当に必要なことを見極める力が身についていくことになります。
人生の95%は無駄で溢れかえっています。
1日の95%は無駄で溢れかえっています。
自分を大切にし、内面を磨き、外面を満たし、価値を構築し提供するということ以外に使う時間が増えすぎているのです。
ビジネスオーナーになっていくのであれば、おおすぎる選択肢を極力減らすようにしていくことが必要になって来ます。
フェイスブックの創業者、マークザッカーバーグは毎日着る洋服が同じ種類を選んでいます。
オシャレは自分を大切にし、内面を磨き、外面を満たし、価値を構築し提供することに対して、良い影響をもたらさないと本質的に気づいているのです。
起きてから、やること、食べるもの、着る服、見るもの、聞くこと、触るもの、全てをシンプル化し、無駄を徹底的に省いていくと見えてくることがあります。
なぜ、願望が今まで叶わなかったのか、なぜやりたいことを達成することができて来なかったのかという理由がはっきりくっきりわかるようになってくるのです。
社会の利便性の向上によって、様々なことに振り回されすぎているのです。
選択肢を作り出すという機会を自分から遠ざけているのです。
選択肢の中からどれかを選ぶことが当たり前だと勘違いし始めるのです。
感情が揺れ動く無駄なことは全て排除していくようにしていくことがビジネスオーナーへの近道です。
毎日来るメール、通知も感情が揺れ動いて、衝動のまま突き動かされていたのであれば、届かないようにするところからはじめるようにしていくのです。
信じた道、これしかないと思う道を全力で歩めるようにすること以外、全てを取り除くようにします。
見込み客集めも同じです。
現実理解、共感、価値提供、提案、それぞれに対して、いったりきたりできないようにすることが大事です。
全ては提案に繋がるような、提案を飲むこと以外できなくなるような筋道を作り上げるのです。
例えていうと、迷路と同じです。
迷路は入口と出口があり、道が別れ、出口に辿り着きにくくなっています。
入口と出口が直線上になっていて、寄り道できるような枝分かれした道がなくなれば、前に進むしかなくなります。
一歩前進すると、入口が締まって開けられなくなって、前に進むしかできなくなれば、出口に行くしかなくなります。
さらに一歩前進すると、入口も少しづつ移動して、一歩も後退できなくなれば、出口に行くしかなくなります。
別のたとえでいくと、ウナギの捕獲と同じです。
川、池でウナギを大量に獲れる方法があるのですが、ご存知でしょうか。
釣竿を使って、釣り餌をつけて、取ればいいのかなと思うかもしれませんが、違います。
ウナギが通れるような穴を用意して、入口と出口に餌を付けて、出口にはバケツに入るようにしておいて、川、池に入れ、1日経つと大量にウナギを獲ることができるようになります。
穴は、水道管のようなパイプでも良いですし、竹筒でも良いです。
ウナギが餌の匂いを嗅ぎつけて、入口にきて、出口にも餌があると感じると、出口に目がけて一直線に進んでいきます。
左右にも上下にも進む道がないので、直線を進むしかなくなります。
より効率的に捕獲するためには、後ろに引き換えせなくなるように、後退したら出血するような仕掛けを用意すると、前進する以外できなくなります。
川、池には複数のウナギがいるので、匂いを嗅ぎつけてきたウナギは、どんどんこの仕掛けを利用していき、ウナギが大量に獲れるということです。
一度仕掛けを作ってしまえば、何度でも同じ仕掛けを使い回すことができます。
このような状況を作り出すのです。
現実理解、共感、価値提供、提案で、入り口と出口しかない、一直線の迷路を作り出すのです。
壁に綺麗な絵画や、カラフルな塗装があると立ち止まってしまいます。
出口まで行く時間が遅くなってしまうのです。
なので、色もない、形もシンプルな、真っ直ぐに進む以外に選択肢がない状況を作り出すのです。
もはや迷路ではなく、直線のシンプルな道以外ないトンネルです。
文字だけしかなく、ただただ読み進めてしまう、先を読み続けてしまう状況を作り出すのです。
これを作り出した時、稼ぎの額が飛躍的に引き上がります。
究極まで無駄をけずり落とすこと、それをするために、計測、小さくテストを繰り返していくのです。
これが極めて効果の高い、見込客集めの究極の極意ということです。
極限まで極めていくと、ゼロから広告費をかけずに誰にも頼らず一人だけでも2時間作業しただけで流入件数6,000件、誘導件数2,000件、成約件数600件といった現実を作っていくことも可能です。
たった一つの導線を作るだけでも、これぐらいの成果は簡単に構築することができるようになります。
全てはテストです。
ここまで紐解いてきた極めて合理的な見込客集めを実践して見てください。
1件の流入、誘導、成約を実現することができるようになったとき、小さな自信が芽生えます。
そして、圧倒的な自信に変わっていきます。
あとはこれを横展開したり、拡大したりしていけば良いということを確信します。
1件でも成約が発生したら、従業員、個人事業主に戻ることができなくなります。
なぜなら、磨いたスキルを実感することになるからです。
どこにいても、何をしてても稼げる、生きていけると感じるようになるからです。
見込客集めは、顧客と商品の架け橋、全く自分を介在する必要はありません。
顧客は自分には興味がないからです。
顧客が望むのは、欲望が叶ったり、恐怖から逃れられるという期待です。
誰が作ったのか、誰が発信しているのかは、正直どうでも良いと思っています。
気にならないのです。
自分のことを主張したくなったり、理解して欲しいという気持ちが芽生えるかもしれませんが、自分を消し、相手になったときに見込客集めを極めていくことができるようになっていきます。
ですが、見込客集めを極めていくことができるようになってきたら、次のステージに進む時期がくることになります。
次のステージとは、自分自身が商品提供者、サービス提供者になっていくという道です。
見込客から顧客へシフトするためには、顧客がリソースを投げ打つことが必要になってきます。
それは、時間を投じるということかもしれませんし、お金を投じるということかもしれませんし、人を紹介するということかもしれませんし、物を差し出すということかもしれません。
これらのことをやるためには、見込客集めとはまた違った独特なパラダイムが必要になってくることになります。
見込客集めをしていくために必要なパラダイムを捨てることが必要になってくるということです。
見込客から顧客へ変える、新しいパラダイム、それは2つあります。
一つが信頼してもらうこと、もう一つが体験価値を実感してもらうこと、この2つです。
実際に、人、物、金、情報など自分の貴重なリソースを投じるようになっていくためには、信頼なくして実現することはできません。
そして、見込客集めでしていた価値提供は上っ面で、表面的だったのに対して、見込客から顧客になるためには、人生が変わるレベルの体験をすること、実感することをしなければ、買いたくなりません。
一時的に買うかもしれませんが、買い続けるような状態になることにはなりません。
ビジネスオーナーとして富を蓄積し続けていくことができなくなるということです。
次のチャプターからは、見込客から、顧客へシフトしていくために、欠かせない、極めて効果の高い、凝縮した要素を紐解いていきます。
はじめに、どのようにすれば、上っ面で表面的な解決策で集まった見込客に、信頼してもらうことができるようになるのかについて理解を深めていきましょう。
信頼形成ができるようになれば、高額な商品、サービスを自由自在に販売することができるようになったり、何度も高額な商品、サービスを購入させてしまう状態になっていくことが可能になります。
逆に、信頼形成の軸がブレてしまうと、ビジネスが立ちいかなくなってしまったりして、ビジネスオーナーとなる道が閉ざされてしまう状況になってしまうことになりかねません。
ですので、しっかりと、信頼形成のパラダイムを取り入れて、ビジネスオーナーとしての次のステージを極めていくようにしてみてください。
Chapter4:
信頼形成の究極奥義
ライフストーリー
表面的な未体験、未経験を求めて集まってきた見込客が手に入るようになってきたら、次に極めていくのが見込客から顧客へシフトさせていくというパラダイムです。
そのためには、信頼してもらわなければならないということになってくるのですが、あなたは信頼と聞いてどんなことを想像しますか。
信頼ってどのようにすれば構築することができると思いますか。
信頼というと、信じて頼るということだから、この人なら頼れそうと思うことかな。
頼れるということは、自分には持っていない何かがあるという期待を作れば信頼されるということでしょうか。
とか、
色々思い浮かんでくるかもしれません。
次に、あなたには信頼している人はいますか、もしくは、信頼したことがある人はいますか。
その人は、なぜ信頼できると感じたのでしょうか。
あれこれやらずに、専門的なことを追求し続けているからかな、
とか、
大変な状況でも諦めない姿勢を崩さない人かな、
とか、
色々思い描くかもしれません。
見込客が集まってきているということは、興味はある、という状態なので、もし、興味を持っている人に対して無信頼の状態から深い信頼を作り出すとしたらどのようなことをすれば良いと思いますか。
それも、最速で信頼を構築することができるようになるとしたら、何が必要になると思いますか。
さらに、信頼され続けるためにはどうすれば良いと思いますか。
もし、これらのことに対して、自信と確信を持って答えることができるのであれば、信頼形成を極めているということになるでしょう。
さらに、毎日実行に移して、新しい見込客に対して信頼形成を発揮している状態であれば、あなたはビジネスオーナーとして次元を超えたレベルに到達している状態になっているということが言えます。
逆に、少しでも答えに自信がなかったり、確信がないのであれば、途中で信頼が崩れてしまったり、信頼してもらうことが実現しきれずに、ビジネス成果が思うように伸び悩むことになるでしょう。
このチャプターを読み終える頃には、信頼形成とは一体なんなのか、信頼形成を難しくする原因、簡単に信頼を構築できる方法、ビジネスオーナーとしての独特な信頼形成のパラダイムがわかるでしょう。
そして、気が付いた時には、どんな人に対しても、信頼形成できる状態になり、ビジネス成果を飛躍的に高めていくことができるようになっていることを期待することができます。
なので、最後まで、読み飛ばさずに、確実に新しいパラダイムを手に入れるようにして見てください。
それでは、最初に、どうすれば信頼されるのか、ではなく、どうすれば信頼を失ってしまうのか、その最大の原因を紐解いていきましょう。
この原因がわかれば、信頼を構築するベース、土台を整えていくことができるようになります。
信頼を失う最大の原因
この信頼失墜の原因を履き違えてしまうと、悩んだり迷ったりしてしまうことになってしまいます。
この信頼を失う原因とは何か、なぜ信頼を失ってしまうのか、その理由があるとしたら、何が考えられるでしょうか。
裏切るということかな、
とか、
嘘をつくことかな、
とか、
約束を守らないことかな、
とか、
結果を出さないことかな、
とか、
色々思い浮かぶかもしれません。
ですがどれも違います。
一度失った信頼は取り戻せない、という言葉が良くありますが、そんなことは決してありません。
信頼を失う最大の原因をあらかじめ知っておくことができるようになれば、恐れが無くなります、不安がなくなります、行動し続けていくことができるようになります。
信頼を失う最大の原因、それは興味がなくなることです。
どういうことですか、よくわかりません、と思うかもしれませんので説明していきます。
これまで信頼できるなと思った人を思い浮かべるとわかるのですが、必ず、記憶に残っているかと思います。
あの時、あんなことをしてくれたなとか、こんなことをしていたなとか、いろいろなことが思い浮かんでくると思います。
そして、過去に信頼した人、ではなく、今も信頼し続けている人がいるとしたら、どうでしょう。
必ず、何かしらの接点があるはずです。
何かしらを取り組んでいるのです。
取り組みの内容自体には、良い、悪いという評価が下されることはあるかもしれません。
ですが、必ず、何かを取り組み続けている、ということが共通して言えるのです。
過去に信頼した人、ではなく、今も信頼している人、今後も信頼し続ける人には必ず、この取り組み続けているということが共通しているのです。
そして、この取り組みは、自分に関係がありそうだなと思うこと、これが重なっていると、継続的に、今も、さらに将来に渡って、信頼ができると感じるようになってくるのです。
そう考えていくと、自分に関係のない無駄なことしてるなとか、自分には影響ないなと思って、少しづつ自分の興味関心から薄れていくと、信頼も同様に薄れていく状態になっていきます。
なので、信頼を失う最大の原因である興味を失うこと、これを回避し続けていくことが、信頼形成の土台になっていくということなのです。
そのように考えていくと、信頼形成の軸を作り上げていくことができることが少しづつ見えてきます。
どんなことでも、自分に関係がありそうだなと、少しでも思えるような、何かしらの活動を続けていくということができれば、興味関心がなくなるということが出来そうです。
具体的には、人を介してかもしれません、物を介してかもしれません、金を介してかもしれません、情報を介してかもしれません、場所を介してかもしれません、アクティビティを介してかもしれません。
形式はなんでも良いのです。
便利な社会になってきた世の中では、選択肢が増え続けているということをお伝えしてきました。
このような時代では、無意識的に、ほかのことに興味が移ろいます。
新しいことに目移りしていくようになります。
すると、徐々に興味関心が薄れていく状態になっていくことになります。
なので、まず考え始めなければならないことは、
信頼形成の最大の敵
これを自覚して、倒し続けていくということなのです。
信頼形成の最大の敵は、興味関心が移ろう、他の事柄です。
なので、世界観を拡大し続けていくために、脳内シェアをいっぱいにするということをお伝えしてきましたが、脳内シェアが減る状態を最も恐れなければなりません。
批判されることでも、嫌われることでも、怒られることでもなく、脳内シェアが減っていくことを最も恐れていくということです。
これが、新しいビジネスオーナーのパラダイムになってきます。
批判されたり、嫌われたり、怒ったりするのは、興味関心があるからこそ発生する現象です。
批判され続けている限り、嫌われ続けている限り、怒り続けられている限り、信頼形成できるチャンスが生まれ続けていきます。
無関心になることをいかに防げるのか、これをまず考えていくことが、ビジネスオーナーとして最も注力していく必要があるということなのです。
それでは、最も興味関心が長期的に続くことがあるとしたら、どんなことがあるのでしょうか。
それは、
思想に影響を及ぼす
ということです。
これをマインドセットと言います。
何か行動を起こす時に、どう考えれば良いのか、どういう思考をすると、うまくいくのか、うまくいき続けていくことができるのか、ここを抑えるようにするということです。
マインドセットの伝え方については、詳しくは次のチャプターで説明していきます。
ここで押さえておきたいことは、信頼を失う簡単な方法は、興味関心をなくすこと、興味関心を保つことで信頼形成の土台ができる、土台構築にはマインドセットが最強というパラダイムです。
信頼形成の土台がわかれば、信頼形成の軸が出来上がってくることになるので、あとは、土台を太くし、軸を太くし、大きなお城を建てていけば良いということになります。
それでは次に、信頼形成の土台がわかったところで、最も早く、深い信頼を構築していくことができる最強のパラダイムを見ていきましょう。
これがわかると、一人、二人ではなく、百人、千人、数万人規模で信頼形成していくことができる状態になっていくことが可能になります。
ビジネスオーナーが最も重視する、客数、単価、購買頻度の3つの指標を最大化していくことができるようになります。
具体的に見ていきましょう。
過去、現在、未来
表面的で上っ面な解決策を求めて見込客が集まって興味を持ち始めた時、まず最初に気になるのが、どんな未来が得られるのかということです。
そして、納得感のある未来が得られると感じることができれば、見込客は顧客に変わります。
こんな未来が得られますよ。
ということを納得してもらうためには、なぜ未来を約束することができるのかについて、論理的に、感情的に、過不足なく理解することが不可欠になってきます。
未来を約束してほしいと思い始めたときに、最初に感じるのは、根拠、そして証拠です。
理想の未来であればあるほど、怪しくなります。
胡散臭くなります。
疑いたくなります。
そして、不安になります。
自分に未来が手に入るのだろうか。
という不安です。
ここを、取り除くことができれば、見込客から顧客にシフトすることが可能になります。
まず不安になり、そして、言い訳を考え始めます。
言い訳は、自分に時間がない、自分にお金がない、自分に人脈がない、自分に知識がない、自分に経験がない、といったことが挙げられます。
この言い訳を合理的に取り除くことが出来れば、不安を超えて、顧客になることが可能になります。
そして、未来を約束する資格がある証拠を提示することができるようになると、言い訳を取り除くことができるようになります。
証拠を簡単に提示する方法、それは、過去、現在を語るということです。
物語を語り始めるのです。
すると、人は信頼し始めます。
最も過去、現在、未来を納得感が高く物語で語る方法があります。
この方法で語り始めた時、自分も未来が得られると思うようになってしまいます。
抵抗できなくなってしまうのです。
その方法とは
神話の法則
です。
これは、大ヒットしているハリウッド映画でよく利用されているストーリーの構成で、神話の法則を活用することができるようになると、ストーリーテラーのスペシャリストになることができます。
ハリウッド映画は、客数、単価、購入頻度、どれをとっても、尋常じゃない数字を叩き出しているので、結果がお墨付きの方法であると言えます。
この方法をマスターすることが出来れば、ビジネスオーナーとして次元を超えた成果を得られるようになるということです。
神話の法則には大きく分けて十二のステップで構成されています。
それぞれ見ていきましょう。
(01)日常の世界
(02)冒険への誘い
(03)冒険への拒絶
(04)賢者との出会い
(05)第一関門突破
(06)敵との戦い・仲間との出会い
(07)最も危険な場所への接近
(08)最大の試練
(09)報酬
(10)帰路
(11)復活
(12)帰還
パッと見てもどういうことかいまいちわかりにくいかもしれませんので、具体的に掘り下げて理解を深めていきます。
日常の世界
1つ目の日常の世界、見込客の現実と一致していればいるほど、興味が湧き、共感が得られます。
場面設定は、状況に応じて変わるのですが、自分のことを伝えたいのであれば、生まれた瞬間から、どのように今があるのかを語ると、理解が最大化していくことになります。
いつ、どこで、どのように、周りに誰がいて、何が見えて、何が聞こえて、何を触っていて、どんなことを感じていたのか、何を考えていたのかを具体的にクリアにはっきりと語ります。
例えば、出生のストーリーを語りたければ次のようになるでしょう。
1983年、関東で私は生まれた。
父親は地方公務員、母親は元銀行員、3才上の兄に見守られながら、小さな病院で出産、暖かい家庭で育った。
他にも例えば、お金を稼ぐ方法を語りたければ次のようになるでしょう。
30歳、私は雇われ経営者として、中小企業の役員をしていました。
年収は1000万円近かったですが、いわゆる中流貧乏で、付き合い、交流で出費がかさんでいて、貯金する余裕がない状態が続いていました。
残業も多く、身を粉にして働いていても、年収は大して上がらず、心の中では、将来不安を抱えていて、なんとか考えないように、我慢の毎日を繰り返していました。
ここで、見込客の現実と一致していればいるほど、興味、共感が沸くので、見込客と合わないことは口にしない方が良いでしょう。
学生、新卒が多い見込客に対して、年収1000万円と言っても、現実が不一致である人が多くて、自分とは違う人だなと思われてしまったりします。
なので、自分に近いなと思ってもらえるような日常の世界を語れないかを考えるようにしていきます。
冒険への誘い
2つ目の冒険への誘いは、日常の世界から抜け出したいと思う出来事を語ります。
例えば、お金を稼ぎたいなということであれば、次のようになるでしょう。
仕事が終わり、帰宅したある日、動画サイトを見ていると、億単位を稼いでいる人が目に飛び込んできました。
その人は、お金の稼ぎ方を教えている人で、教えている人の中には、成功している人が続出しているようでした。
そして、動画の中ではお金を稼ぐ方法を具体的に教えるということを提案されていたのです。
といったような内容になります。
冒険への拒絶
3つ目の冒険への拒絶、これは、すぐに人生を変えるという決断は簡単にすることはできません。
必ず、抵抗するように脳の仕組みとして出来上がっているのです。
なので、冒険への誘いに興味を持ったとしても、疑い、否定し、拒絶するも、人生が変わりたいとざわざわしはじめる心の葛藤をリアルに描写します。
例えば、お金を稼ぎたいなということであれば、次のようになるでしょう。
動画サイトで紹介されている内容があまりに現実とかけ離れているので、正直、疑わしいな、怪しいなと直感的に感じました。
実際、ウェブサイトで調べていくと、批判記事がたくさんあったりして、詐欺なんじゃないかと思えるような評判がたくさんあったのです。
なので、すぐに動画サイトを見るのをやめました。
でも、心の中では、現実を変えたい、いまの状況から抜け出したいと思っていたのです。
といったような内容になります。
賢者との出会い
4つ目の賢者との出会い、これは、冒険への誘いに乗っかりたい、でも信じきれずに拒絶している、そんな状況の中で、第一歩を踏み出せるように道を示す人とのやりとりを描きます。
例えば、お金を稼ぎたいということであれば、次のようになるでしょう。
心の中の葛藤を感じていたところに、実際に稼ぎ出して喜んでいる人も動画を出していました。
気になったので、動画を見ていくと、本当に成果が出ているようでした。
コンタクトを取って見たら、自分と同じように最初は葛藤していたけど、乗り越えて、成果が出るようになったと言っていたのです。
といったような内容になります。
第一関門突破
5つ目の第一関門突破、これは、欲望に対する拒絶の葛藤を乗り越えて、最初に取り組んだ最初の一歩目、行動です。
拒絶ではなく、未来を得ると自分自身を奮い立たせる最初のアクション、これを心理描写と合わせて語るようにするのです。
例えば、お金を稼ぎたいということであれば、次のようになるでしょう。
疑いの気持ちが拭えなかったのが正直なところですが、お勧めされていた方法が簡単にできそうだったので、言われた通りに試して見るようにしました。
すると、確かに短期的に結果が出るようになったのです。
といったような内容になります。
敵との戦い、味方との出会い
6つ目の敵との戦い、味方との出会い、これは、すぐに得たい未来を実現することができれば、越したことはないのですが、ほとんどのことはうまくいきません。
壁や問題、課題に必ずぶち当たるのです。
目の前を立ちはだかる、未来が実現できない要因、これが敵になります。
この敵とどのようにして挑んでいったのかを語ります。
そして、敵を倒していくために、手に入れたこと、学んだこと、教訓などを語っていきます。
例えば、お金を稼ぎたいということであれば、次のようになるでしょう。
1人の顧客から100円を稼ぐことからはじめるということが教えられていたので、挑戦していくようにして見ました。
給料はもらっていたのですが、自分で稼ぐということをしたことはなかったので、どうすればいいのかわかりませんでした。
でも、教えられていることを忠実にやっていったら、お金を稼ぐ具体的な方法を理解することができて、100円を稼ぐことができました。
100円を稼ぐために必要だったのは、コピーライティングでした。
教えられた通りにコピーライティングのスキルを使って見たところ、実際に100円を稼ぐことができたのです。
でも、100円を稼いでも生活することはできませんし、自分が得たかった未来でもありませんでした。
もっと結果が欲しい、もっと稼ぎたいと思っていたのです。
このような内容になるでしょう。
最も危険な場所への接近
7つ目の最も危険な場所への接近、これは、報酬を得るために待ち受ける最大の難問です。
最も避けたいと思っていた出来事が目の前に現れたり、一見、乗り越えられないと感じるような絶望的な状況に追い込まれます。
敵を倒し、経験を積み重ね、仲間の存在によって、支えられ、全生命力をかけて、最も危険な場所、恐怖を乗り越え挑戦していきます。
例えば、お金を稼ぎたいということであれば、次のようになるでしょう。
大きなお金を稼ぐためには、高額な商品、サービスをセールスすることが必要になってくるということがわかってきました。
自分には出来ない、とてもじゃないけど、高額セールスなんて怖くて自信がない、そう思っていたのですが、これまでの小さな金額を稼いだ経験から、少しづつ確固たる自信がついていました。
そして、勇気を振り絞って教わったことを忠実に実行し、高額なセールスをすることにしたのです。
このような内容になるでしょう。
最大の試練
8つ目の最大の試練、これは最も危険な場所への接近を通して、実践する場面です。
例えば、お金を稼ぎたいということであれば、次のようになるでしょう。
高額なセールスは非常に怖かったですが、高額なセールスの案内を作って、クライアントに送っていきました。
見てもらえないんじゃないか、嫌われるんじゃないかといった気持ちでいっぱいでしたが、勇気を振り絞って、実行に移したのです。
このような内容になるでしょう。
報酬
9つ目の報酬、これは、最も危険な場所への接近を経て、乗り越え、手に入れた報酬です。
例えば、お金を稼ぎたいということであれば、次のようになるでしょう。
すんなりとクロージングができ、高額な売り上げが立つようになったのです。
それだけではなく、お金が欲しいと思った時には、いくらでも売り上げを立てられる状態になり、何度でも何度でも高額なお金が手に入る状態になったのです。
このような内容になるでしょう。
帰路
10つ目の帰路、これは報酬を手に入れて、どのような感情になったのか、報酬を手に入れた結果、どのような現実が手に入ったのかということです。
例えば、お金を稼ぎたいということであれば、次のようになるでしょう。
これまで、お金を稼ぎたい、稼ぎたいと思っていて、稼げなかったのが、考え方が変わりました。
お客さんを成功させるという思いが、大きなお金に変わるんだということを発見したのです。
そして、喜ばれ、感謝されるようになりました。
稼ぐ前とは景色が全く違った感覚に、本当に大きな金額を稼げるようになってよかったなと思っています。
このような内容になるでしょう。
復活
11つ目の復活、これは報酬を得られた後に寄り戻しといって、何らかの困難が起こります。
例えば、お金を稼ぎたいということであれば、次のようになるでしょう。
高額な金額を稼いだ結果、これまで、稼ぐことができてこなかった時に、なんとなくしたかったこと、してこなかったことをやりたいという衝動に突き動かされることになりました。
高額な食事を毎晩食べたり、クオリティの高い異性と高額支払って付き合って見たり、このようにして稼いだ金額がどんどん消費し減っていってしまいました。
お客さんのことを考えず、自分のことだけで頭がいっぱいになって、お客さんがどんどん離れていってしまったのです。
そして、稼ぐことに自信を失っていくようになってしまいました。
このような内容になるでしょう。
帰還
12つ目の帰還、これは得られた報酬、報酬から生まれたマイナス要因を克服し、融合し、解決して新たな経験、新たな自分となって日常生活に戻っていくことです。
例えば、お金を稼ぎたいということであれば、次のようになるでしょう。
考えを改めて、お客さんのことに注力して毎日過ごすようにしました。
すると、お客さんもまた戻ってきてくれるようになりました。
これまで、我慢の対価がお金だと思って、毎日我慢の連続でしたが、大金を稼げるようになり、寄り戻しもなく、喜ばれ、感謝されるようになったことで、充実した毎日を過ごせるようになりました。
このような内容になるでしょう。
ここまでのストーリーをまとめて見ます。
最強のストーリー
30歳、私は雇われ経営者として、中小企業の役員をしていました。
年収は1000万円近かったですが、いわゆる中流貧乏で、付き合い、交流で出費がかさんでいて、貯金する余裕がない状態が続いていました。
残業も多く、身を粉にして働いていても、年収は大して上がらず、心の中では、将来不安を抱えていて、なんとか考えないように、我慢の毎日を繰り返していました。
仕事が終わり、帰宅したある日、動画サイトを見ていると、億単位を稼いでいる人が目に飛び込んできました。
その人は、お金の稼ぎ方を教えている人で、教えている人の中には、成功している人が続出しているようでした。
そして、動画の中ではお金を稼ぐ方法を具体的に教えるということを提案されていたのです。
動画サイトで紹介されている内容があまりに現実とかけ離れているので、正直、疑わしいな、怪しいなと直感的に感じました。
実際、ウェブサイトで調べていくと、批判記事がたくさんあったりして、詐欺なんじゃないかと思えるような評判がたくさんあったのです。
なので、すぐに動画サイトを見るのをやめました。
でも、心の中では、現実を変えたい、いまの状況から抜け出したいと思っていたのです。
疑いの気持ちが拭えなかったのが正直なところですが、お勧めされていた方法が簡単にできそうだったので、言われた通りに試して見るようにしました。
すると、確かに短期的に結果が出るようになったのです。
1人の顧客から100円を稼ぐことからはじめるということが教えられていたので、挑戦していくようにして見ました。
給料はもらっていたのですが、自分で稼ぐということをしたことはなかったので、どうすればいいのかわかりませんでした。
でも、教えられていることを忠実にやっていったら、お金を稼ぐ具体的な方法を理解することができて、100円を稼ぐことができました。
100円を稼ぐために必要だったのは、コピーライティングでした。
教えられた通りにコピーライティングのスキルを使って見たところ、実際に100円を稼ぐことができたのです。
でも、100円を稼いでも生活することはできませんし、自分が得たかった未来でもありませんでした。
もっと結果が欲しい、もっと稼ぎたいと思っていたのです。
大きなお金を稼ぐためには、高額な商品、サービスをセールスすることが必要になってくるということがわかってきました。
自分には出来ない、とてもじゃないけど、高額セールスなんて怖くて自信がない、そう思っていたのですが、これまでの小さな金額を稼いだ経験から、少しづつ確固たる自信がついていました。
そして、勇気を振り絞って教わったことを忠実に実行し、高額なセールスをすることにしたのです。
高額なセールスは非常に怖かったですが、高額なセールスの案内を作って、クライアントに送っていきました。
見てもらえないんじゃないか、嫌われるんじゃないかといった気持ちでいっぱいでしたが、勇気を振り絞って、実行に移したのです。
すると、すんなりとクロージングができ、高額な売り上げが立つようになったのです。
それだけではなく、お金が欲しいと思った時には、いくらでも売り上げを立てられる状態になり、何度でも何度でも高額なお金が手に入る状態になったのです。
これまで、お金を稼ぎたい、稼ぎたいと思っていて、稼げなかったのが、考え方が変わりました。
お客さんを成功させるという思いが、大きなお金に変わるんだということを発見したのです。
そして、喜ばれ、感謝されるようになりました。
稼ぐ前とは景色が全く違った感覚に、本当に大きな金額を稼げるようになってよかったなと思っています。
高額な金額を稼いだ結果、これまで、稼ぐことができてこなかった時に、なんとなくしたかったこと、してこなかったことをやりたいという衝動に突き動かされることになりました。
高額な食事を毎晩食べたり、クオリティの高い異性と高額支払って付き合って見たり、このようにして稼いだ金額がどんどん消費し減っていってしまいました。
お客さんのことを考えず、自分のことだけで頭がいっぱいになって、お客さんがどんどん離れていってしまったのです。
そして、稼ぐことに自信を失っていくようになってしまいました。
このままではまずいなと考えを改めて、お客さんのことに注力して毎日過ごすようにしました。
すると、お客さんもまた戻ってきてくれるようになりました。
これまで、我慢の対価がお金だと思って、毎日我慢の連続でしたが、大金を稼げるようになり、寄り戻しもなく、喜ばれ、感謝されるようになったことで、充実した毎日を過ごせるようになりました。
このような内容になります。
そして、読み返すとわかってくるのですが、この時に、得られた報酬が、まだ見込客が得ていないことであれば、私にもできそう、できるかもしれないと感じて、欲しくなります。
信頼形成の答え
そして、最初の一歩をやり始めたら、自分もできるようになっていくかもしれないと思い始めます。
このようにして語られたストーリーは深く深層心理に入り込んで、無意識でストーリーが真実であると受け入れるようになっていきます。
そして、今度はあなたの番です、と提案されると、提案を受け入れたくなっていく状態になります。
このように、理想の未来に対して、見込み客の現実からこの神話の法則に当てはめて、ストーリーを語っていけるようになると、最速で信頼形成していくことができるようになります。
ここで大切なのが、見込み客の理解です。
見込み客集めの時と同様に、見込み客が得ていないこと、体験していないことに着目し、理想の未来に向けたストーリーを描いていくようにします。
全てに対して神話の法則を当てはめれば良いかというと、一部省いたり、変化させたり、物語を分けたりしながら、最適化していく必要が出てくることもあります。
ですが、神話の法則を一度使いこなし、実践することで、簡単に信頼形成ができる現実が手に入り、見込み客から顧客にする現実が手に入るようになっていきます。
ここまで見てきた内容を素直に実践するだけで、モバイルビジネスオーナーへの現実にパラダイムシフトが完結します。
構築した価値を届ける方法、それも相手の人生が変わるレベルの学びを、究極的な磨きをかけて作り上げる方法については次のレポートでご紹介していきます。
そして、さらに、バーチャルセールスの極意、依存型プロダクトを作る方法についても解説していきますので楽しみにしていてください。
次のレポートを手に入れるには、このレポートに沿って、まずは独自の市場を支配する世界館を作り上げ、見込み客を集める現実を手に入れて、信頼形成する体験をしてみてください。
1度でも体験すると、現実が変わります。
何度でも繰り返せるようになります。
もう元には戻れなくなります。
最も大切なことは、行動すること、行動するために迷わなくするには、全てはテストであると考えること、このパラダイムを持って、0を1にする行動を起こし、成果を引き起こしてみてください。
成果を出していく上で、悩むこと、迷うこと、不安になることがあれば、気軽に相談してください。
どんなことでも構いません。
本当に些細なことでも構いません。
確実に成果が出るところまでサポートします。
テクノロジーフィクサー
携帯可能な収入源が手に入る
モバイルビジネスオーナーへの道
このレポートは情報化社会の現代で、起業家としての人生を歩んで行く道を選ぶことを決めた人、決めたい人に向けて、最短で実現することを目的として作成しました。
巷には色々なビジネスノウハウが溢れかえっていますが、結局どうすれば良いのかがわからず、路頭に迷うといったことも起こりがちです。
一人でも多くの方が、時代に左右されないビジネスノウハウを吸収しきって、迷いなく実践していくことができることを願っています。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
全てを真剣に読んで頂いた、
リテラシーが高いあなたに
特別なご案内があります。
もし、携帯可能な収入源を増やしたい、
現状から抜け出したいのであれば
私が直接サポートすることが出来ます。
簡単に出来ますので、行動に移してみて下さい。
携帯可能な収入源を増やす手順
STEP1 : 下記に記載しているLINE IDで私と繋がる
STEP2 : 読んだ感想をメッセージで送る
STEP3 : 個別相談の日程をすり合わせる
STEP4 : 現状の課題、目標をヒアリング
STEP5 : ビジネスオーナーになる道を歩み始める
最も大切なパラダイムは、悩む時間を減らし、行動する時間を増やすことです。
人生の残り時間は限られています、いますぐ行動して収入源を増やす現実を手に入れて下さい。
LINE ID:satotaku1983