「○○してあげる」「○○してくれない」この発言には要注意

危険な会話や危険な人を早めに察知する妖怪アンテナ的俺的心得です。

■適用条件
「あげる」「くれる」が混じってる発言内容の例です。
・オレはいつも○○してあげているが~
・あの人はワタシと違って○○してくれなくて~

動作の対象が他人であり、その「あげる」や「くれる」、動作を表す単語のヨコにわざわざ付けなくてよくね?
と言えるような「あげる」や「くれる」が該当します。

■適用除外
・○○さんがワタシに○○してくれる
⇒動作の対象が発言者自身となる「くれる」はただの自慢であるかしょうもないグチ聞き相談の前触れであるかのどちらかです。

・カネやモノや権利などの受け渡しに使う単語の「あげる」「くれる」は該当しません。

■適用となる理由
危険性があり注意を払う必要がある理由は以下の通りです。

①不当支配の恐れ
他人の行動に関する選択を所有、自分のものにしようとしている恐れがあります。
人はこう思うべき、こうするべき、○○さんはこう思わなければいけない、こう思ってほしい(という希望が強すぎる)
そんな風に考えるのは勝手ですが押し付けが過ぎるとトラブルメーカー上から目線パワハラ野郎の爆誕です。

②恩売りがエグい恐れ
自分や周囲が過去に行った行動について攻撃対象に勝手に恩を着せ、返報を要求する行為が予想されます。
メリットを感じたか?感謝しているか?恩に報いるか?コレは各個人が自分で決めることです。
返報を求めるのであれば事前に返報内容の見積もりを提示して受諾を受けてから恩を売ればよいでしょう。

③棚上げ隠蔽の恐れ
周囲に知られたくないやましいことを隠す目的で「あげる」「くれる」を乱発して議題の焦点を攻撃対象に集める
このような話法を持つ人も(体感上ですが)多く存在します。

■対処法
注意を払うとはなにか、対策法の一例を示します。

1.相手の主張にのめり込まない、感情移入しない
前述の危険性が真であった場合、その人の話に聞き入るとあなたが大ケガをします。
立てなくてもいい腹を立てて非のない人を一緒になって責めたり、エグい恩売りを別の人にカマしたり、
それがバレるとイヤなので「あげる」「くれる」を乱発するようになる
という悪循環にハメられます。

2.質問に努める
本当にそう思ってるのか?その主張で全てか?述べられていない事実や前後関係、因果はないか?
など聞けたら聞きます。
「情報をくれ」と前置きすると質問が多少しやすくなります。

3.攻撃対象に話を聞く
可能であれば上記2.についての言い分を双方に取材します。
だいたい争いごとはアホVSアホの図式で成り立ってるので
どっちの言い分も意味不明感情的でアホ、つまり両方に関わるべきでない
という有意な結論が出せたりします。

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