近年、話題となっているシックハウス症候群や化学物質過敏症などは、
建材や塗料から発生する化学物質が
空気中に散乱することが原因だと言われています。
室内環境の汚染が問題視されるなか、
私たちは人と環境に配慮した様々な対策を実践。
赤ちゃんからお年寄りまで安心して過ごせる、
人にやさしく環境に適した木製品づくりをすすめています。
一般的に家具の素材として多用されているのは、合板や集成材、積層材といった加工材です。加工材は製作の過程で有害なホルムアルデヒドを原料とする接着剤・充填剤が用いられている場合があります。私たちは基本仕様においてはすべてJAS(日本農林規格)の最高ランクであるF☆☆☆☆(エフフォースター)の資材を使用しています。
木製家具製作に欠かせない接着剤ですが、その溶剤にはホルムアルデヒドをはじめとする多種の有害な揮発性有機化合物(VOC)が含まれていることがあります。私たちはより安全な接着剤を探し求め、健康住宅研究会優先取組物質及びPRTR法対象物、環境ホルモンに規定された汚染・有害物質を一切含まない接着剤のみを用いています。
木製品の仕上がりを美しく、丈夫にする塗料。しかし、このなかにもトルエンやキシレンといった有害な揮発性有機化合物(VOC)が含まれていることがあります。私たちは塗料においても、そうした有害物質(厚生労働省が室内指針値を規定している有機溶剤)を含まない塗料や、塗膜が食品衛生法、食品添加物等の基準に適合する安全性を有する塗料を積極的に利用しています。