「小室圭さん騒動」が悠仁さまに与える悪影響 「言い間違えをした紀子さまを面罵なさった」【上半期ベスト15】

国内 社会 週刊新潮 2021年5月6日・13日号掲載

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宮邸で紀子妃に…

 何より懸念されるのは、将来のお世継ぎである悠仁さまへの影響である。

 今春、中学3年生に進級された悠仁さまは、

「4月8日から学校が始まり、元気に登校されています。春休み中はもっぱら、学校の課題をこなしつつ宮邸の畑で農作業に精を出されていました。悠仁さまは一年を通じて作物栽培を続けられ、これまでもトマトやナス、キャベツやダイコンなどを育て、皇嗣職の職員におすそ分けなさっています」(前出記者)

 現在通学中のお茶の水女子大附属中は高校から女子校となるため、悠仁さまは来年から別の高校に進まれることになる。

「かねて紀子妃殿下は、悠仁さまを東大に進ませたいとご希望されており、そのため進学先はお茶の水と提携制度のある筑波大附属高だと見られていました。一方で農業への関心が高い悠仁さまは、一昨年の秋には殿下とご一緒に東京・世田谷にある農大一高の文化祭を訪ねられている。殿下も、将来はその方面に進んでほしいとお考えです」(前出・ご一家の事情を知る関係者)

 健やかなご成長ぶりが窺えるが、この間、決して平穏な生活が続いたわけではない。というのも、

「悠仁さまが小学校5年生の時、小室家の金銭トラブルが発覚しました。以来、お住まいは“非常事態”に突入し、小室さんや母親の佳代さんが説明のため慌ただしく出入りすることもあったのです」(同)

 時には秋篠宮さまと紀子さまが、解決策への方針を巡って激しい言い合いをなさる場面もあったといい、

「眞子さまはご両親と会話を交わされなくなり、ご家庭内は険悪なムードに。姉宮に寄り添って結婚を応援する談話を公表された佳子さまが、バッシングを受けたこともありました。多感なお年頃だった悠仁さまは、小室問題に端を発した“不和”の数々を目の当たりにされてきたのです」(同)

 こうした情景の刷り込みは「帝王教育」において望ましいはずがなく、何より今秋は将来の進路を決める重大な時期。その最中、眞子さまの問題がなお重い影を落としているのだとしたら、由々しき事態である。

「悠仁さまのお振る舞いには最近、気になるところがありまして……」

 そう明かすのは、先の宮内庁関係者。これまで紀子さまとご一緒のお出ましで、悠仁さまが突然お一人で歩き出され、紀子さまが慌てられる場面があったことから“第2次反抗期か”などと報じられてきたのだが、

「最近も、宮邸で紀子さまが職員らと話をされていた際、ちょっとした言い間違いをなさったのですが、それを横でお聞きになっていた悠仁さまが、強い言葉で紀子さまを面罵なさったのです。周囲に人がいたこともあり、紀子さまは悠仁さまのお振る舞いをたしなめることもままなりませんでした」

 あるいは、成長期の御身に過重なストレスがのしかかっているのだろうか。精神科医(ラカン派精神分析)の片田珠美氏は、

「一般的に緊張感の漂う家庭で育った方は、成人後、精神的に不安定になりやすい傾向があります。悠仁さまがそうした環境で思春期を過ごされるのだとすれば、情緒不安定になられるおそれも否定できません」

 そう指摘した上で、

「悠仁さまからすれば、これまでご自身に笑顔で接してこられた紀子さまと眞子さまの仲がとげとげしくなるのをご覧になり“女性はここまで険悪になるのか”と、将来的に結婚や恋愛に不安を感じられる可能性はあります。それは“家庭を持った時、妻と娘、あるいは妻と母との関係はこうなるかもしれない”という不安です。従って、ご結婚相手を選ばれる際、過度に消極的になられてしまうおそれも十分あります」

 皇室ジャーナリストの神田秀一氏が言う。

「問題が浮き彫りになった以上、未来の天皇陛下となられる悠仁さまに、小室さんが何らかの影響を与える立場となるのはよろしくありません。今回は宮内庁をはじめ、皇室全体の意識の甘さが露呈してしまいました。“天皇陛下や皇室はどうあるべきか”というテーマをしっかり考え、未来のお世継ぎをお育てしていかなければなりません」

 その時期を逸すれば、取り返しのつかない事態となるに相違ない。

特集「『皇室』最大の危機 『悠仁さま』に重大影響」より

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