眞子さま今月26日結婚へ…“PTSD”公表の背景は[2021/10/01 18:28]
宮内庁は1日、秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さまが今月26日に結婚すると発表しました。一方、会見では医師から、眞子さまが「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と診断されているとして、眞子さまのご体調についても説明がありました。
眞子さま:「これからも焼き物の産業と文化、そして、それらが息づく美濃が、より一層、発展していきますことを願い、開会式に寄せる言葉と致します」
今月17日まで開かれるイベントでお務めになっている名誉総裁が眞子さまの最後の公務となる見込みです。
宮内庁は1日、眞子さまと小室圭さんが今月26日に結婚されると正式に発表しました。
併せて宮内庁は眞子さまが複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断される状態だと明らかにしました。
結婚を巡ってご自身と小室さん、小室さんの母親に対する誹謗(ひぼう)中傷が続いたことから「人生が壊されるという恐怖感が持続し、悲観的になり、幸福感を感じるのが難しい状態」ということです。
会見に同席した医師は結婚後、誹謗中傷と感じられるような出来事がなくなれば、複雑性PTSDの改善が進むと考えられると説明しています。
お二人は一般の結納にあたる「納采の儀」などの儀式や行事などのお祝い事は行わないということです。その理由については秋篠宮さまが「多くの人が納得して喜んでくれる状況ではない」と判断されたためとしています。
また、最大でおよそ1億5000万円が支払われる一時金については…。
秋篠宮家の側近:「一時金は眞子さまの考えで辞退される。法的に問題ないとの宮内庁の検討結果を踏まえてのことです」
お二人は結婚当日の今月26日に4年ぶりにそろって記者会見に臨まれます。
婚姻届を提出後に眞子さまは皇籍を離脱し、民間人となり、年内にはアメリカへ出発し、新生活を始められる見通しです。
皇室ジャーナリストの山下氏は1日に明かされた内容について、こう解説します。
皇室ジャーナリスト・山下晋司氏:「(Q.眞子さまがPTSDと聞いて率直な感想を)眞子内親王に限らないが、小室さん親子についてもこれだけ週刊誌を中心とした批判のなかで、PTSDにならない方がおかしいと思っていましたのでね、やっぱりなと」
「(Q.この時期に発表されたことについて)精神疾患は初期の段階では発表しづらいと思うんですね。例えば儀式をやらないとか一時金の辞退とかいうのが色んなことを言われるというのが目に見えているわけですよね。PTSDが色々な事柄の今回の物事を決める大きな要因になっていると宮内庁として国民に伝えるべきだという判断だったと思う」
そして一時金を受け取らない意向の理由として、中学生のころから自身や身近な人に一時金が絡んだ誹謗中傷があったと明かされたことについては。
皇室ジャーナリスト・山下晋司氏:「中学時代からという話で驚きましたね。そんな以前からだったんだと。私もだから一時金の辞退だって眞子内親王殿下、なんか意地になっておられるのかなと思ってましたからね。でも実際はそうではないという、私も含めてそうですけど間違えた解釈、見方をしないでほしいということだと思う」
そして、山下氏は今の秋篠宮ご夫妻のお気持ちをこう推察します。
皇室ジャーナリスト・山下晋司氏:「眞子内親王殿下のお体と精神的なことを考えると、もうそろそろと。もう結婚した方がいいのではないかと。結婚すれば、週刊誌などの結婚反対キャンペーンみたいなものもなくなるわけですからね。少しでも今よりは良い状況になるんじゃないかというご判断があったと思う」