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色褪せたホイールナットの再アルマイトをしてみた  2021-06-02

趣味で始めたアルマイト処理 だが、回数をこなすうちにだいぶ慣れてきた。
温度管理による着色の癖も分かってきたので、色あせてきたホイールナットを再アルマイトすることに。


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と言うことで、傷だらけのホイールナットを洗浄する。




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クレンザーを適当にかけて・・・。




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ガシガシと洗う。




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今回は、傷だらけのナットの修正もしてみる事に。




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と言っても、傷の部分をやすりで均していくだけだ。




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傷の修正が終わったら、古いアルマイト皮膜をアルムーバという溶剤で溶かしてしまう。




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アルマイト皮膜がすっかり溶かされ、、アルミ肌がむき出しに。




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溶剤は猛毒なので、良く水洗いする。




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黒ずみを取らずに、スマトリンという溶剤で洗浄しても良いのだが、再アルマイトの場合、この黒ずみを丁寧に取っておくと仕上がりがきれいだと言うことが経験上分かってきたので、ワイヤーブラシにて黒ずみをきれいに除去していく。




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1時間くらい磨き続けて、全部のナットがピカピカに。




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磨き終わったナットを、スマトリン溶剤につけ、更に洗浄。




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溶剤を水できれいに洗い流して、やっとアルマイト処理に入る。




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本職さんは恐らくナットを治具にねじ込んでアルマイト処理するのだろうが、自分はいつもスポンジで接点をつなげている。




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アルミの針金を、治具にセットしこのような形に加工。




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そして、スポンジを突っ込んだナットに、アルミを差し込んで電解処理の接点にしていく。




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30分ほど電解処理をし、アルマイト皮膜を成長させていく。
そして、着色。
今回は青系にしようと思っていたのだが、やっぱりいつも通りオレンジ系の色にした。




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皮膜の中に色素が浸透したら、丁寧に水洗い。




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そして封孔剤で煮沸し、色素が流れ出ないように蓋をする。




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と言うことで、色あせて傷だらけのホイールナットがピカピカに!
けど、アルミのナットなので、次に冬タイヤに交換するくらいで使用限界かな・・・。


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