10月に念願の1stライブ「わためぇ Night Fever!! in Zepp Tokyo」を控えた「角巻わため」さん。2019年12月にホロライブ4期生としてデビューして以来、歌やゲーム実況で多くのファンを魅了し続け、チャンネル登録数は100万人を超えています。
歌唱力に定評があり、これまでにも数々のオリジナル曲を投稿。他にも歌番組「わためのうた」や、一大ムーブメントを巻き起こした「つのまきじゃんけん」など、ファンを楽しませる企画を数多く生み出してきました。
今回は、ライブやオリジナル曲などの「歌」を中心に、これまでの様々な活動についてインタビューさせていただきました!
「やってみなくちゃわからない!」新しいことに挑戦する好奇心
――デビューして約1年半が経過しましたが、当時と今で心境や環境の変化はありますか?
角巻わためさん(以下敬称略):デビュー当時は何をするのもいっぱいいっぱいでした。自分には個性がないと思っていましたし。でも、今は配信を見てくださる方や、マネージャーさんのおかげで目指すべき明確な目標を見つけられました! 今もいっぱいいっぱいではあるのですが(笑)。
――デビュー後に歌番組「わためのうた」をスタートさせましたが、企画を始めたきっかけなどありましたか?
角巻わため:同期の桐生ココが始めた「あさココLIVE」のコーナーに参加していくうちに、「一緒に盛り上げる方法はないかな?」と歌番組を始めてみました。そんなに需要はないと思っていたので、2ヶ月くらいで打ち切るつもりだったんですが、ありがたいことに好評を頂き、長く続いた企画になりました。
――番組内の「つのまきじゃんけん」も話題となりましたよね
角巻わため:歌のイメージを持ってほしかったので歌番組にしつつも、リスナーさんが楽しめるエンタメ要素も入れたいと考えていて、「じゃんけん」ってサザエさんや、HIKAKINさんもやってるし……「つのまきじゃんけん」いけるのでは? という理由で取り入れました(笑)。
――歌のイメージといえば、1stライブのタイトルにもなっている歌枠「わためぇ Night Fever!!」をほぼ毎週行っていますが、配信で大変なことはありますか?
角巻わため:喉のコンディションに気をつけています。あとは同じ曲ばかりだと飽きられてしまうと思っているので、毎週新しい曲に挑戦しようと心がけています。定期配信は確かに大変ですが、続けてきたからこそ応援してくれた方もいたと思いますし、ファンの方に1stライブやアルバムの発表が出来たときは本当に嬉しかったです!
――10月に開催される1stライブに先駆けて、9月には4週連続新曲リリースが行われました。それぞれの曲の聴きどころを教えて下さい
角巻わため:第1弾の「ゼロの足跡」は、楽曲の途中にある無音から「僕が君とここで出会う」と歌い出すところが好きです。めっちゃ緊張するんですけど、歌っていてすごくグッとくるなと。……緊張しますけど(笑)。
――第2弾「Everlasting Soul」についてはいかがでしょうか?
角巻わため:作詞をhotaruさん、作曲をTom-H@ckさんにお願いしました。もともと、「MYTH & ROID」さんが大好きで、このプロジェクトが決まったときに「お二人にお願いできないですかねぇ?」と運営さんにダメ元でお伝えしたところ、なんと実現しちゃいました! 曲の最後で長い高音が続く部分があって、そこは特に頑張って歌っているので、ぜひ最後まで聴いてほしいです!
――第3弾「Holidays!」では作詞にも挑戦していますね
角巻わため:そうなんです。テクニカルなことは出来ないので「なんでもない日常にある小さな幸せが続いていけばいいな」という素直な想いで書いてみました。考えてることをみんなに覗かれているみたいで、なんだかすごく恥ずかしい感じがしますけど(笑)。作曲はナノウさんに担当していただきましたので、そちらにも注目して欲しいです!
――第4弾「RAINBOW」はDECO * 27さんが作詞・作曲を務めていますね
角巻わため:今回はカッコいいよりではなく、明るい系です! 歌詞にある「大冒険する準備なら ちゃんと君の分までしといたよ」という早口になるフレーズがあって、DECO * 27さんらしくてお気に入りです。
――今回の新曲はすべて3DムービーによるMVにも挑戦されていますね。特に「RAINBOW」では実写映像が使われて話題にもなっていました。
角巻わため:マネージャーさんからの提案もあって、今回は3DのMVにしてみました。実際のロケに行って、その映像背景に3Dのわためが入ってくる感じになると思います! リアル羊との夢のコラボレーションになっています!
――ちなみに、今回の新曲はどれくらいの期間がかかったんでしょうか?
角巻わため:プロジェクト自体は年明けくらいから動いていたので、半年以上はかかっていると思います。
――すごく時間がかかるんですね。
角巻わため:そうですね。依頼した方のスケジュールにもよりますが、オリジナル曲となると時間がかかっちゃいます。「わためラップ」みたいなネタ曲なら、すぐに作れちゃうんですけどね(笑)。
――オリジナル曲や、企画など新しいことに挑戦する原動力はなんでしょうか?
角巻わため:昔から「やってみなくちゃわからない!」というモットーがあって、やらないで後悔するよりは、やってみてから後悔したり、軌道修正すればいいなと思っています。思いついて形になりそうなことは、とりあえずやってみます!
隣にはいつも、仲間の存在
――公式でも採用されたオリジナル曲「ホロライブ言えるかな?」は、どういった経由で制作されたのでしょうか?
角巻わため:この曲で新規の方にもホロライブメンバーを知ってもらえるかな、と思って作りました。まずは一人で歌ってみて、リスナーさんの需要や機会があったら、「ホロライブプロダクション」のみんなにも参加して欲しいと考えていました。
――「hololive 2nd fes」では公式版として初披露していましたね
角巻わため:運営さんから「公式で採用していいですか?」と連絡を頂いて、全員での歌唱バージョンが完成しました。オリジナル版を作ったときは、まだ5期生や「ホロライブインドネシア」(ID)の2期生、「ホロライブEnglish -Myth-」(EN)はデビュー前だったんですが、YouTubeでも公開されている「Beyond the Stage ver.」では海外組も参加してくれて、すごく豪華になりました!
――制作するに当たって、他のメンバーからの反応はいかがでしたか?
角巻わため:曲を作る前に相談したちょこ先生(癒月ちょこ)には「それやりなよ!」と背中を押して貰いました。オリジナルバージョン発表後はマリン船長(宝鐘マリン)が「これ全員で歌ったほうがいい!」と言ってくれましたね。他のメンバーも色々な面で助けてくれて、みんなの協力があったからこそ作ることができた曲だと思っています!
――白上フブキさん、不知火フレアさんとのグループ「バカタレ共」も良いチームワークですよね
角巻わため:最初はド深夜にホラーゲームをするために軽い感じで集まった3人だったんですが、今では誰よりも長い時間を共にしている仲間です!
――これまでで印象に残っているエピソードはありますか?
角巻わため:やっぱり誕生日のサプライズですね。本当に誰からも何も聞かされていなかったのでビックリしましたし、すごく感動しました。
――ホラーゲームといえば、わためさんは実況でよくホラー作品をプレイされていますね。ホラーは苦手とお聞きしましたが、本当ですか?
角巻わため:個人的にはまったり系や泣ける系が好きで、ホラーは本当に苦手なんです(笑)。でも、みんなにやって欲しいって言われると、つい頑張っちゃうんですよね (笑)。配信外では絶対にやらないです!!
――今後コラボしてみたい方はいますか?
角巻わため:ぼたんちゃんと今度出る「バトルフィールド 2042」を一緒に遊びたいです! 戦場デビューしてみたいので連れてってー! (笑)。
――歌でコラボしてみたい方は?
角巻わため:それこそ、ぼたんちゃん(獅白ぼたん)とも一緒に歌ってみたいです! あとは「曇天羊」でコラボしてくれた「ホロライブEnglish」のカリオペ(森カリオペ)とは、またオリジナル曲とかやってみたいですね!
憧れを胸に、自分らしいステージへ!
――好きなアーティストや、好きな楽曲など教えて下さい。
角巻わため:ポルノグラフィティさんが大好きです! あと、LiSAさんはライブを観て好きになりましたし、私の曲を作っていただいたMYTH & ROIDさんも好きです!
――そういった方から影響を受けたりしますか?
角巻わため: LiSAさんの歌や企画などで、応援してくれる方に楽しんでもらいたい気持ちはリスペクトしています! 歌への姿勢はもちろん、「今日もいい日だっ! ピース!」という明るいスタンスも合わせてお手本にしています! 自分のライブもそうありたいです!
――では改めて1stライブへの意気込みを教えて下さい!
角巻わため:正直、こんなに早く1stライブをさせて貰えるとは思っていなくて不安だったんですけど、歌やダンスを練習して「これが角巻わためだっ!」と胸を張ってステージに立てるように努力しますので、この一度しかない1stライブを多くの方と共有したいと思っています!
――最後にファンの方へメッセージをお願いします!
角巻わため:これからも「わためいと」のみんなと末永く一緒にいられるように頑張るので、ずっと応援してくれよなぁ~!
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