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令和2年度一般会計補正後予算 歳出・歳入の構成

(注1)計数については、それぞれ四捨五入によっているので、端数において合計とは合致しないものがある。
(注2)一般歳出における社会保障関係費の割合は53.6%。


 我が国財政は歳出が税収を上回る状況が続いています。その差は借金(建設公債・特例公債)によって賄われています。
一般会計における歳出・歳入の状況

(注1)令和元年度までは決算、令和2年度は第3次補正後予算、令和3年度は予算による。

(注2)令和元年度及び令和2年度の計数は、臨時・特別の措置に係る計数を含んだもの。

(注3)特例公債発行額は、平成2年度は湾岸地域における平和回復活動を支援する財源を調達するための臨時特別公債、平成6~8年度は消費税率3%から5%への引上げに先行して行った減税による租税収入の減少を補うための減税特例公債、平成23年度は東日本大震災からの復興のために実施する施策の財源を調達するための復興債、平成24年度及び25年度は基礎年金国庫負担2分の1を実現する財源を調達するための年金特例公債を除いている。


 普通国債残高は、累増の一途をたどり、令和3年度末には990兆円に上ると見込まれています。
公債残高の累積

(注1)令和元年度末までは実績。令和2年度末は第3次補正後予算、令和3年度末は予算に基づく見込み。

(注2)普通国債残高は、建設公債残高、特例公債残高及び復興債残高。特例公債残高は、国鉄長期債務、国有林野累積債務等の一般会計承継による借換債、臨時特別公債、減税特例公債及び年金特例公債を含む。

(注3)令和3年度末の翌年度借換のための前倒債限度額を除いた見込額は970兆円。


利払費と金利の推移

(注1)利払費は、令和元年度までは決算、令和2年度は第3次補正後予算、令和3年度は予算による。

(注2)令和元年度及び令和2年度の計数は、臨時・特別の措置に係る計数を含んだもの。

(注3)金利は、普通国債の利率加重平均の値を使用。

(注4)普通国債残高は各年度3月末現在高。ただし、令和2年度末は第3次補正後予算、令和3年度は予算に基づく見込み。


  財政収支は、2008年秋のリーマンショックの影響により、他の主要国と同様に悪化。その後、我が国の財政収支は改善傾向にあるが、大幅な赤字が続いている状況。
財政収支の国際比較(対GDP比)

(出典) OECD “Economic Outlook 106”(2019年11月)
(注1)数値は一般政府(中央政府、地方政府、社会保障基金を合わせたもの)ベース。ただし、日本及び米国は社会保障基金を除いた
    値。
(注2)日本については、単年度限りの特殊要因を除いた値。
(注3)日本は2018年から、それ以外の国々は2019年からが推計値。


  債務残高の対GDP比は、我が国は主要先進国の中で最悪の水準となっている。
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(出典)IMF “World Economic Outlook” (2019年10月)
(注1)数値は一般政府(中央政府、地方政府、社会保障基金を合わせたもの)ベース。
(注2)日本は2018年から、それ以外の国々は2019年からが推計値。