著者は、令和2年92歳で逝去された。
彼は、大東亜戦争を日本軍人として、朝鮮戦争を韓国軍人として戦かった。
そして、二つの国を愛してやまなかった国士であった。
世の中は、激しく転変したが変節しなかった。
道徳的、能力的あらゆる面で日本人が一番優れている。自信を持って東アジアのために活躍してもらいたい。これは、彼の信念であった。
東アジアで日本のみが、唯一西欧「近代化」に成功した。
異文化・異文明を導入し工業化に成功したのは、奇跡であるに等しかった。
彼は、二つの国の軍人として戦った。
そこにあるのは、育ててくれた国家への愛であった。
日本人は、目覚めよ。自信を持ってアジアのために活躍してもらいたい。
そして、韓国人は歴史を直視せよ。そして、誇りを取り戻せ。
このような人がいたことを知れば、世の中も捨てたものでない。
元韓国空軍大佐が語る 日本は奇跡の国 反日は恥 単行本(ソフトカバー) – 2021/9/21
崔 三然
(著)
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本の長さ216ページ
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言語日本語
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出版社ハート出版
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発売日2021/9/21
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ISBN-104802400772
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ISBN-13978-4802400770
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出版社より
私が崔先生の知遇を得たのは平成十九年頃である。ある女性の紹介で三人で話したのだが、その紳士的物腰、清潔に歳をかさねた風貌、知性溢れるお話、私の父や伯父が使っていた古い戦前の日本語が懐かしく、まさに一気に魅了されてしまった。
特に印象的だったのは、大日本帝国陸軍少年飛行兵時代と全く変節していないということだ。世の中が激しく変転し、韓国朝鮮そして日本まで国を挙げて変節した。しかし崔先生は微動だにしなかった。
もちろん韓国人としての祖国への忠節も、また堅固なものがあった。私の目の前に両国に忠節を尽くした軍人が忽然と現れ、私は驚喜した。実に嬉しかった。
それから、何十回もお目にかかり教えを請い、拙い手紙をさしあげた。回を重ねるごとに尊敬の念は深まった。かかる日本人ありき。かかる韓国人ありき。私は両国国民に大声で叫びたかった。
「ここに日本人としての見本お手本がいらっしゃる!ここに韓国人としての見本お手本がいらっしゃる!」と。
村田 春樹(今さら聞けない皇室研究会・顧問)
商品の説明
著者について
崔 三然(サイ サンゼン)
1928年生まれ。1943年日本陸軍少年飛行兵として大東亜戦争を戦う。
終戦後、韓国へ戻り、大学で英文学、大学院で行政学などを専攻。朝鮮戦争に空軍将校として従軍。
1971年大佐で退役。退役後は経済界の要職を歴任し、韓国工業基盤の発展に尽力。
退職後は、日韓両国に跨る民間交流、執筆、講演に取り組んでいる。韓国空軍士官学校名誉教授。
令和2年逝去。
1928年生まれ。1943年日本陸軍少年飛行兵として大東亜戦争を戦う。
終戦後、韓国へ戻り、大学で英文学、大学院で行政学などを専攻。朝鮮戦争に空軍将校として従軍。
1971年大佐で退役。退役後は経済界の要職を歴任し、韓国工業基盤の発展に尽力。
退職後は、日韓両国に跨る民間交流、執筆、講演に取り組んでいる。韓国空軍士官学校名誉教授。
令和2年逝去。
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登録情報
- 出版社 : ハート出版 (2021/9/21)
- 発売日 : 2021/9/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 216ページ
- ISBN-10 : 4802400772
- ISBN-13 : 978-4802400770
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崔三然氏は昭和3(1928)年生まれ。15歳だった昭和18年に少年飛行隊に志願した。崔氏と同時に志願した上級生は半年早く訓練を終え、昭和20年4月に特攻隊員として戦死した。崔氏も特攻隊の待機要員として訓練を続けていたが、そのさなか終戦の日を迎えた。学校では朝鮮人ということで馬鹿にされたり差別されたりといったことは全くなかったという。
戦後まもなくの韓国は大混乱で、無政府状態だった。そんななか1948年に韓国陸軍・海軍が創設され、翌年には空軍も創設された。人材難だったため、崔氏にも声がかかり、勉強の最中だったが、押し負けた形で入隊した。
崔氏は、純粋の日本陸軍士官学校出身者は、国民党軍、満州国軍出身者とは質が全く違う、歩き方からして違うという。大陸に蔓延する不正腐敗を知らない、潔白で立派な人が多いと述べている。
軍隊の中でも、甲種と乙種の戦争に対する考え方の差は歴然としており、甲種は、戦場で死ぬことを美徳と捉える軍人ばかりなのに対し、乙種は、あくまで仕事としてビジネスライクに捕らえる傾向があった。これは教育の違いであり、崔氏はいかに教育が重要であるかを思い知らされたと主張する。そして、少年飛行学校は、あらゆることに挫けず、逃げ回らず、正しいことは引き受けて実践する自分という人間を作ってくれたと述べている。
崔氏が部隊長に昇格したとき、兵隊たちのお米が幹部たちに横流しされていたことに気づいて、止めさせたエピソードが良かった。それまで平たかった兵隊たちの飯の量が急に山盛りになり、崔氏は兵隊たちから感謝されたという。
現在、文在寅政権が行っている軍の弱体化政策に対して、軍の幹部らが団結して反旗を翻すような事態が起きれば、致命的なダメージを文政権に与えるのは確実である。崔氏が「君たちの力で軍をそういう方向に引っ張っていってほしい」とハッパをかけたところ、その場にいた者はみなうなだれたという。今の韓国は、昔の韓国ではない国になってしまった。当時だったら軍隊がいつ決起してもおかしくない状態なのに、今では軍隊どころかもう誰も動けない状態にまで陥ってしまったと嘆いている。
北朝鮮の赤化は、日本の危機にもつながる。日本とアメリカのより積極的な朝鮮半島への関心と支援が求められると述べている。
崔氏は、日本人の質の高さを絶賛する。日本の鉄道やバスなどのすぐれた社会インフラが正常に機能するには国民の民度が高くなければできない。この人間の水準の高さこそ、日本が他の追従を許さない強みだと崔氏は強調する。
日本人の自然と神を敬う心、慎み深さ、物の哀れみ、畏敬の心、恥を知る心、潔さ、清潔意識、潔白な品性、実直性、仁義、勤勉性、遵法精神、繊細な情緒、匠の精神、こだわりの精神等の人類普遍の価値観に代表される人間の秀でた徳目を、日本人はどの民族よりも多く持っていると述べている。
また崔氏は、日本は侵略戦争をしていない、と主張する。日本は日清、日露戦争で朝鮮半島と大陸に進出したが、西洋列強の帝国主義と、いわゆる日本の帝国主義とは全く違う。西洋はただただ帝国主義の拡張で富を増やし、植民地を経営する目的だったが、日本は安全保障、自衛のためだった。
崔氏が日本に来て驚いたことの第一は、日本人が過去の植民地支配に対する負い目を世界中のどの国より一番強く持っていたことだという。植民地支配の本家である西洋人には負い目の意識など微塵もない。むしろキリスト教文明の恩恵に浴させてやったという気持ちさえ持っている。
また植民地統治を受けた多くの国々では、かつての宗主国に対して友好的であるばかりか、尊敬を払う国も多く存在する。朝鮮半島と中国だけが、過去の歴史を今に至るまで引きずるのは果たして妥当なことであるのか、考えるべきではないか。
崔氏は2020年9月、92歳で逝去された。こういう人がいたこと、この書の出版に尽力してくれた多くの日本人に感謝する。
戦後まもなくの韓国は大混乱で、無政府状態だった。そんななか1948年に韓国陸軍・海軍が創設され、翌年には空軍も創設された。人材難だったため、崔氏にも声がかかり、勉強の最中だったが、押し負けた形で入隊した。
崔氏は、純粋の日本陸軍士官学校出身者は、国民党軍、満州国軍出身者とは質が全く違う、歩き方からして違うという。大陸に蔓延する不正腐敗を知らない、潔白で立派な人が多いと述べている。
軍隊の中でも、甲種と乙種の戦争に対する考え方の差は歴然としており、甲種は、戦場で死ぬことを美徳と捉える軍人ばかりなのに対し、乙種は、あくまで仕事としてビジネスライクに捕らえる傾向があった。これは教育の違いであり、崔氏はいかに教育が重要であるかを思い知らされたと主張する。そして、少年飛行学校は、あらゆることに挫けず、逃げ回らず、正しいことは引き受けて実践する自分という人間を作ってくれたと述べている。
崔氏が部隊長に昇格したとき、兵隊たちのお米が幹部たちに横流しされていたことに気づいて、止めさせたエピソードが良かった。それまで平たかった兵隊たちの飯の量が急に山盛りになり、崔氏は兵隊たちから感謝されたという。
現在、文在寅政権が行っている軍の弱体化政策に対して、軍の幹部らが団結して反旗を翻すような事態が起きれば、致命的なダメージを文政権に与えるのは確実である。崔氏が「君たちの力で軍をそういう方向に引っ張っていってほしい」とハッパをかけたところ、その場にいた者はみなうなだれたという。今の韓国は、昔の韓国ではない国になってしまった。当時だったら軍隊がいつ決起してもおかしくない状態なのに、今では軍隊どころかもう誰も動けない状態にまで陥ってしまったと嘆いている。
北朝鮮の赤化は、日本の危機にもつながる。日本とアメリカのより積極的な朝鮮半島への関心と支援が求められると述べている。
崔氏は、日本人の質の高さを絶賛する。日本の鉄道やバスなどのすぐれた社会インフラが正常に機能するには国民の民度が高くなければできない。この人間の水準の高さこそ、日本が他の追従を許さない強みだと崔氏は強調する。
日本人の自然と神を敬う心、慎み深さ、物の哀れみ、畏敬の心、恥を知る心、潔さ、清潔意識、潔白な品性、実直性、仁義、勤勉性、遵法精神、繊細な情緒、匠の精神、こだわりの精神等の人類普遍の価値観に代表される人間の秀でた徳目を、日本人はどの民族よりも多く持っていると述べている。
また崔氏は、日本は侵略戦争をしていない、と主張する。日本は日清、日露戦争で朝鮮半島と大陸に進出したが、西洋列強の帝国主義と、いわゆる日本の帝国主義とは全く違う。西洋はただただ帝国主義の拡張で富を増やし、植民地を経営する目的だったが、日本は安全保障、自衛のためだった。
崔氏が日本に来て驚いたことの第一は、日本人が過去の植民地支配に対する負い目を世界中のどの国より一番強く持っていたことだという。植民地支配の本家である西洋人には負い目の意識など微塵もない。むしろキリスト教文明の恩恵に浴させてやったという気持ちさえ持っている。
また植民地統治を受けた多くの国々では、かつての宗主国に対して友好的であるばかりか、尊敬を払う国も多く存在する。朝鮮半島と中国だけが、過去の歴史を今に至るまで引きずるのは果たして妥当なことであるのか、考えるべきではないか。
崔氏は2020年9月、92歳で逝去された。こういう人がいたこと、この書の出版に尽力してくれた多くの日本人に感謝する。