『“母性本能”なんてない!? 女子に母性が宿るという神話
mobile R25[12/14 12:06]
世の中には、ちょっと頼りない男性に“母性本能をくすぐられる”女性がいますよね。
でも、“母性本能”って本来、子どもに向けられるはずのもの。そこらの男子にまでくすぐられちゃうなんて、イマイチ納得できません。そこでまずは、“母性本能”の正体を解明すべく、東京家政学院大学家政学部の吉川晴美教授に聞きました。“母性本能”って、いったい何なんでしょう?
「子どもを愛し、守り、養育する。母親としてのこういった行動を、世間的には“母性本能”と呼びます。男性に対して優しく、面倒見のいい女性は“母性本能が強い”といわれたりもしますね。しかし、学術的な意味での“本能”とは、生物学的に生まれながらに持っているもの。そういう意味では、そもそも“母性本能”というものは存在しません」
“母性本能”って存在しないんですか!? いきなり出鼻をくじかれました…。でも、たいていの女性は出産して母親になると、わが子を溺愛しますよね?
「妊娠・出産後のふれあいの中で赤ちゃんへの愛情は生まれますし、弱い者を守らなければ、という母としての使命感も生まれます。でも、これは“愛されるための本能”のようなものを備えて生まれてくる赤ちゃんに誘発されてのこと。赤ちゃんは生きるために自分のかわいさをアピールし、上手に母親の注意を促します。母親は、赤ちゃんとふれあううちに愛してしまう仕組みになっているんです」
赤ちゃんのかわいさ、恐るべし!!では、なぜ“母性本能”というコトバが、こんなに広く流布しているんでしょう?
「昔は男が外で働き、女が家で子どもを育てるのが一般的な家庭のスタイルでした。そういう歴史もあって、女性には生まれながらに無償の愛が宿ると信じられてきたのでしょう。“母性本能”という思想は、ある意味、男性の願望の表れですね。ただし、男性も奥さんの出産に立ち会うことで“わが子”という感覚が強まり、その後の子育てがスムーズになると聞きます。世間的な意味での“母性本能”は、女性にも男性にも生じるものなんですよ」
なんと!“母性本能らしきもの”は、男性にもあるんですね。う~ん、人間って複雑。というより、女子だけでなく男子も虜にするなんて、赤ちゃんの“愛されるための本能”がすごすぎます。
男子の皆さんは幻の“母性本能”に期待するより、赤ちゃんの愛され技を学ぶべきかも?
(R25編集部)』
赤ちゃんは“愛されるための本能”で自らを可愛く見せているの…!?
えぇ~それでは私を含めた皆様方は、生まれながらにして“超ぶりっ子”だったのでしょうか?
うぅ~むむ‥たまにテレビや新聞を賑わす母子間での悲惨な事件は、可愛さが足らなかったのでしょうかねぇ~…。
可愛さ余って憎さ百倍なんてことも‥なんとも複雑な気持ちにさせられる記事でした。 (>_<)
2 なるほどアテンションの天才ですか…☆
>こんにちは『ブルーフィン』さま! (^^ゞ
いやぁ~子煩悩ぶりが目に浮かぶようです。
8ヶ月のお嬢さまですと、可愛くて可愛くて仕方がないでしょうねぇ~。
私のような可愛げのない子供を大切に育ててくれた両親に、あらためまして心から感謝したいと思います☆ o(^-^)o