パソコンの故障原因、第1位はホコリです。
パソコンは長時間使用したり、重い処理をしていると熱くなることがあります。
正常に動作しているハードディスクでも、
40℃ぐらいの温度になります。
通常、これぐらいの温度でパソコンが壊れることはありません。
パソコンには熱を逃がす仕組みが備わっていますし、
ハードディスクも60℃までぐらいは動作するように作られています。
しかし何らかの理由でパソコン内から熱を逃がすことができないと、
ハードディスクの温度は60℃を超えてしまいます。
パソコンの内部にある部品が熱によって変形してしまうと、直接的な故障の原因にも繋がります。
まずは設置場所の工夫が必要です。
通風口が背面や側面にあるデスクトップPCは壁から離して設置しましょう。
ノートPCの場合は、クッションやベッドの上などで使うのは短い時間にとどめましょう。
ファンのないノートPCは底面から熱を逃がすので、
熱がこもりやすくなるからです。
ファン付きのノートPCでも、底面にある通風口を塞いでしまうことになります。
放熱を妨げる原因になるのが、内部に溜まったホコリです。
定期的に掃除をして取り除きましょう。
当然ですが掃除の際は電源を切り、
コンセントを抜いてから作業しましょう。
ケースの外から掃除機を使って、
ほこりを吸い取りましょう。
ただし掃除機は吸引力が強いので注意が必要です。
ふたを開けて掃除する場合、
掃除機の吸い取り口は静電気を帯びているので、
部品に接触しないようにしましょう。
故障の原因になります。
内部の掃除にはエアダスターやブラシを使いましょう。
エアダスターを使う場合は、ストーブ、ヒーター、エアコンなどの使用を中断し、
窓を開けて換気をしましょう。
エアダスター使用直後に掃除機を使うと
掃除機のモーター内で発生する火花に可燃性ガスが引火し、爆発する恐れがあります。
換気のための換気扇や扇風機のモーター火花により引火、爆発した事故もあります。
確実にガスが抜けるまでは電源を入れないようにしましょう。
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