今更聞けない、Wi-Fiの話 https://chieno-izumi.com/archives/58 に関連してWi-Fiの話。
Wi-Fiの通信規格であるIEEE 802.11には、
2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯があります。
周波数の低い2.4GHz帯は、電波が遠くまで届きやすいという特徴があります。
また、壁や床などの障害物にも強いため、
隣の部屋や階上の部屋にも電波を届けることができます。
ただし、2.4GHz帯は家電やIHクッキングヒーター、Bluetoothなど、
ほかの機器も利用する周波数帯です。
例えば、Wi-Fiルーターの近くに電子レンジがあると、
電波が干渉してWi-Fiの電波が弱まります。
これにより、ネットの速度低下や切断が起きることがあります。
5GHz帯は、Wi-Fi専用の電波です。
そのため、ほかの家電が出す電波と干渉せず
安定した通信を行うことができます。
しかし、5GHz帯は壁や家具などの障害物があると電波が弱くなります。
ルーターは壁や家具から離れた場所に設置しましょう。
その時、床に直に置くよりも家具の上などに設置する方が電波が届きやすくなります。
2.4GHz帯と5GHz帯にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、
家でWi-Fiを使う時には、まず初めに5GHz帯を試してみて、
速度があまり出ない場合や障害物が多い場合は2.4GHz帯を試すのがいいでしょう。
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