日本国内では、国際社会に目を向けたグローバル化が叫ばれています。東京オリンピック開催に向けて、ますます日本のグローバル化の流れは加速していくことと思われます。

しかし、海外から見ると、日本のグローバル化は間違っているという印象も持たれているようです。

海外からの意見では、日本のグローバル化には足りない点が多く、本来の意味である「世界的な舞台で活躍し、競争する力を得ること」とは、少しズレが感じられています。

具体的には、「日本の移民制度」や「外国人の雇用」に対して、日本が閉鎖的なスタンスを続けている点。グローバル化と言いながらも、永住権を取りにくい日本の現状や、日本の企業文化を外国人労働者にも押し付けるスタンスは、矛盾を感じられています。

また、日本の大学の問題点も指摘されています。
グローバル化に向けた語学の教育現場で、英語力が不十分な日本人教師が授業を担当しているシーンは、とても海外で活躍できる人材を育成しているようには見えないようです。

表面的なグローバル化を追い求める日本に対して、もっと深い部分への取り組みを強化しないといけないと警鐘も鳴らされています。

英語力の底上げのような表面的な部分ではなく、日本社会の「均質性」のように、グローバル化を妨げている要因に目を向けて、しっかりとした取り組みを行っていく必要があるのではないでしょうか。

参考:
http://www.tofugu.com/2014/02/27/some-thoughts-and-doubts-about-japans-internationalization/