『ウマ娘』便乗本でホビージャパン再炎上! 誤植・データミス・偏見のオンパレード (C)PIXTA
「転売ヤー擁護騒動」によって大炎上した『ホビージャパン』が、今度は『ウマ娘』でやらかした。10月4日に発売された『優駿図鑑』というムック本にて、常識ではありえないようなミスが多数掲載されており、「ウマ娘」ファンの逆鱗に触れてしまったのだ。
「優駿図鑑」は往年の名馬たちの活躍を、オールカラー写真でまとめた図鑑。ホビージャパンはもともと競馬関係の本はほとんど出していないため、「ウマ娘」人気を当て込んだ企画だと思われる。実際紙面に掲載されているのは「ウマ娘」でお馴染みの競走馬ばかりなので、その意図を隠すつもりもないのだろう。
しかし問題は、その内容にあまりにミスが多かったこと。たとえば2013年に死亡したはずのトウカイテイオーが、なぜか2016年の「菊花賞」に勝利したことになっている。他にも「ナイスネイチャの同一GⅠ3年連続3着という記録を唯一無二かのように喧伝する」(実際には後年ナリタトップロードが「天皇賞春」で達成)など、普通に調べればわかる程度のミスが多発していた。
ファンの反発を招いたのは、誤植やデータの間違いだけではない。障害競走について「愛想を尽かされた馬の行く末」として侮辱的に記述したり、多くのファンの間で互角のライバルとされているウオッカとダイワスカーレットについて「ダイワスカーレットが上である」と決めつけたりと、データ本としてはあるまじき偏見が記されているのだ。
競馬ファンや「ウマ娘」ファンたちは、発売直後から同書に猛反発。《ライターとホビージャパンは二度と競馬に関わるな。絶対に許さん》《ウィキペディアの方がまだ正確というレベル》《ウマ娘人気に乗っかるのはいいけど、ここまで間違ってるのはダメでしょ。回収・返金モノでは》といった批判が巻き起こっている。
「ウマ娘」関連で炎上してきた「おうまP」も関係?
炎上を受け、10月6日には「優駿図鑑」編集部が公式ツイッターにて謝罪文を投稿。今後「正誤表」を出すことを報告したのだが、《正誤表じゃなくて出し直しして下さい》などと厳しいツッコミが相次いでいた。
ところで、ツイッター上で「優駿図鑑」と検索してみると、「優駿図鑑 おうまP」という謎のサジェストが。おうまPとは漫画家・田口ケンジのツイッターアカウント名であり、以前から「ウマ娘」関連で何度も炎上してきた人物だ。「優駿図鑑」公式アカウントとおうまPがやりとりしていることや、発売後におうまPが同書を絶賛していたことから、彼がライターもしくは編集として関わっているのではないかと推測されている。
実際におうまPが「優駿図鑑」に関わっていたかどうかは、今のところ不明。ただ、「優駿図鑑」のやらかしが、おうまPがかつて起こした炎上騒動と酷似しているのは確かだ。キングヘイローがナリタブライアンに実績でマウントをとるイラストや、グラスワンダーが後輩の競走馬に実績でマウントをとるイラストを投稿。さらにゼンノロブロイやゴールドシップが現役時代には人気がなかったとするなど、偏見によって競走馬の印象を下げるような投稿を行い、批判されてきた。
ちなみにホビージャパンでは「優駿図鑑」に引き続き、今年12月に新たな競馬本を発行する予定。なんの偶然か、その題材はおうまPが常々推しているスペシャルウィークだという。
競走馬にはそれぞれオンリーワンの物語があり、ファンたちもその記憶を大切にしている。土足で踏みにじるような行為をすれば、怒りを買ってしまうのも当然だろう。今後信頼を取り戻すことはできるのだろうか…。
文=「まいじつエンタ」編集部
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