▼行間 ▼メニューバー
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 作者:海道 左近

第七章 女神は天に在らず

551/551

第八十八話 手札

(=ↀωↀ=)<漫画版九巻発売中です


(=ↀωↀ=)<あと原作者チェックしたのでそろそろ漫画版46話も更新されると思います

 □■元<ターミナル・クラウド>周辺空域


「……ギリギリやったな」


 キャノピーがなくなり、外気で気温が低下するコクピットの中、ガンドールが呟く。

 操縦桿越しの手応えと今もまだ自分達が生きているという現実が、【飛将軍】リーフの撃破を告げていた。

 目の前の強敵に集中していた意識が、次第に周囲の状況を把握しはじめる。


 皇国側の戦力で残っているのは、彼と機体全体が損傷しているワイバーンだけだった。


 二〇〇人近い<マスター>と、スーサイドシリーズを含めて一〇〇〇と数百を数えた飛行戦力も、今はない。

 <ウェルキン・アライアンス>に落とされ、ケイデンスの風で砕かれ、リーフの影鳥に蹂躙された。

 残った少数もガンドールを庇い、そして空中拠点に特攻して消えていった。

 それでも、彼らは勝ったのだ。

 数多の犠牲の末、中核メンバーを打倒し、<ターミナル・クラウド>も破壊した。

 カロンの爆発によって土台である雲は完全に蒸発し、建造物も粉砕。

 目標だった<宝>も確実に破壊されているだろう。アイテムボックスに仕舞えない仕様であるため、拠点内に存在したならば諸共破壊されている。

 敵空中戦力は戦闘で落とされ、リーフの影鳥に巻き込まれ、残りは巻き添えを避けるために拠点近くに退避していたらしいが……それもカロンの自爆に巻き込まれて墜ちた。

 無論、拠点に残っていた<マスター>も同様だ。

 爆発自体は【ブローチ】で耐えた者もいたがあまり意味はない。

 単独での飛行能力を持ち合わせている者でもなければ、足場や<エンブリオ>、従魔がない状態では重力に従って落ちるしかない。空はヒトの生きる世界ではないのだから。

 イカロスでスーサイドシリーズを全滅させたフォールも、アメノカゴユミで対空射撃を行っていた七眼も既に死んでいる。もっとも、彼らの場合は落下するカロンに潰されて【ブローチ】が破損し、その後の爆発でトドメを刺された形だったが。

 いずれにしろ、この戦争における<ウェルキン・アライアンス>の戦力は崩壊した。


「……ガンドールや。敵拠点消滅。作戦目標は完遂。この分なら<宝>も吹っ飛んだやろ。俺らの、勝ちや」


 ガンドールは通信機を手に取って、もしものために後方で控えていた地上戦力にそう告げた。

 あとは異常を察知した王国の他戦力が集まる前に離脱するだけ。

 そのつもりだった。


「…………?」


 しかし消滅した拠点から落下する者達を見ていて、思い出す。

 墜ちる<マスター>達の中に、あるべき者の姿がなかった。

 より正確に言えば、――落下するはずがない者の姿がない。


(アイツ、最後に見たときは潰される位置にはおらんかったよな? 爆発だけなら【ブローチ】で耐えるはずや。何より、アイツは一人でも飛べる。ほんなら……)


 ガンドールは外気によるものではない寒気を覚え、ワイバーンの狙撃用スコープを引き出した。

 あるはずのものを、見つけるために。


 ◆◆◆


 ■(【■■■■】)の所感


 ――うわぁ。派手にやったなぁ……。


 地上に降りて、空を見上げる。

 頭上では彼が長い時間を過ごした拠点が爆散し、地上に降り注いでいた。


 ――これだけ盛大に壊されたなら、逆に面白いかもしれないなー。


 拠点の崩壊に際し、彼は然程の悲哀も抱かなかった。

 かの空中拠点が、彼にとっては既に凡その目的を達した施設であるからだ。

 最大の目的は今回の戦争直前に達成できており、第二の目的である宣伝も既に十分。

 もはやこの施設に拘る意味もなく、次の施設はメンバーからの具申通りにもっと利便性の高い場所に作ればいいと考えている。

 この防衛戦が齎したメンバーの惨状についても思うところはない。


 ――うん。まぁ、みんな頑張ったんじゃないかな。全滅したけど。


 彼の所感ではスペック上の戦力や相性では決して負けていなかった。

 しかし強いて言えば、戦術面と精神論での負けが一つずつある。

 戦術面の負けは、第一陣の対処をフォールに任せたことだ。

 もはや詮無いことだが、彼には第二陣を任せるべきだった。

 初見殺しであるがゆえに、第一陣に使ってしまった後は第二陣に通じなかった。ここが通常業務で戦う相手……戦力の漸次投入をまずしてこない飛行生物(モンスター)の群れとの差である。

 結論を言えば、第一陣の対処は彼やリーフでも可能だったのだ。

 単に数が多いだけならば、二人の殲滅力で蹂躙できる。

 では、なぜそうしなかったのか。


 ――何が仕込まれてるか分からなくて、僕やリーフで対処したくなかったもんなー。


 皇国側からも拠点にいると分かっている彼やリーフへの対策。魔法や影鳥に反応するカウンター能力を危惧したためである。

 その懸念は敵戦力の大多数がフランクリンの改造モンスターであると察した時点でより強くなった。かつての戦争においてフランクリンが仕掛けてきたのが、『均一の見た目のモンスターに別の罠を仕込む』という戦術であったからだ。

 被弾に際して異なるデバフやカウンターを仕込む今よりも嫌らしさに注力した作品群。

 その前例を踏まえ、二大戦力であちらの初見殺しを踏みたくないからこそフォールを使った。

 結局、この戦術は当てが外れた形となる。


 精神面での理由は、言ってしまえば個々人の奮闘の差だ。

 皇国が想定以上の奮闘を見せたのに対し、<ウェルキン・アライアンス>は想定の範囲内の動きに留まっていた。


 ――効率と利益で集めた遊戯派オブ遊戯派の会社(クラン)だから爆発力が足りないね。

 ――人生とか夢とか乗せた皆さんほど熱中できてなかったもの。

 ――リーフ……は天然でズレてて面白いけど爆発はしないんだよなぁ……。


 彼は敗因を以上の二点だと考えている。

 しかし実際にはもう一つ……もっと簡単な理由がある。


 彼が窮地の仲間にさえも手の内を隠し、温存(・・)したためだ。


 彼自身がそれを悔いることはない。

 勝敗を左右する情報は隠し、開示は自分に最大のメリットを生むタイミング。

 それでも全ては明かさず、今ある手札を全て見せるときはまた別の手札を得た後。

 彼はそう考えて、五枚の手札(・・・・・)を温存していた。

 その内の一枚……“トーナメント”で得た特典武具は使い損ねた形だが、他の四枚についてはクランの危機でも開示するには値しないと判断したのである。

 常に手札を使い切る<マスター>……レイ・スターリングのような者もいるが、内心で彼は愚かだと思っている。

 情報量の優越と、それを活用した奇襲。

 相手の想定外を叩きつけて、驚愕と敗北を与える。

 それが一番気持ちの良い勝ち方であり、自分の本質だと彼は知っている。

 競技(スポーツ)ではなく、遊戯(ゲーム)であれば尚更に。


 ともあれ、彼は考える。

 見上げた空に残っている敵は、リーフを討ったガンドールのみ。

 満身創痍の手合いであり、今なら容易く葬れる。

 だが、そうする気はなかった。

 ここでトドメを刺すことは、トドメを刺した者の存在を示唆することになる。

 それよりも、このまま『死んだこと』にして身を隠そうと考えた。

 そう。ここで戦うことに意味がない。

 否、最初からなかったとさえ言える。

 既にクラン同士の戦闘の勝敗は決している。

 王国側の拠点は壊滅したが、皇国の勝ちとも言えない。

 『空耳』の応用、真逆の理屈で彼が傍受した会話によれば、皇国は<宝>の破壊を目論んで空中拠点を襲撃したらしい。


 しかし、そんなものはここにはない。


 少なくとも彼は関知していない。

 如何に立地条件が良かろうと、国家の生命線たるフラッグを遊戯派が多数を占める<ウェルキン・アライアンス>に……そして彼に預けることを第一王女が良しとしなかったのだ。

 彼は信頼されていない。

 第一王女が最も嫌悪しながら、能力と仕事ぶりは信頼している扶桑月夜とは違う。

 純粋に怪しまれている。彼自身、どこでそんな評価になったのかは分からない。

 ただ、納得(・・)もしている。

 彼が知る王国の第一王女は、身内以外ならば『信用すべきもの』と『そうでないもの』を区別する勘が働く性質だ。

 そして、その勘は正解である。

 彼はいざとなれば……否、最初から(・・・・)王国よりも、自分の嗜好やリアルの人間関係を優先する腹積もりだ。

 それを見透かされたのだろう。


 ともあれ、どうあれ、ここはフラッグを巡る戦場ではなかった。

 単に互いの飛行戦力を削り合う戦場に過ぎなかったのだ。

 そして両国の飛行戦力は、どちらもほぼ壊滅したのである。

 『無駄死にだなぁ』と、彼は肩を竦める。


 ――かわいそうな、<ウェルキン・アライアンス>。

 ――あとはショボめな【セカンドモデル】の皆さんにお任せだ。

 ――ん。あー、まだジュリエットが残ってたっけ。


 このまま放置した場合、王国の残る飛行型準<超級>であるジュリエットと、今回の戦いを生き延びたガンドールが戦闘する展開になるのだろうかと彼は考えた。


 ――どちらも万能型の飛行戦力。それはそれで好カード。

 ――僕にはもう関係ないけど。

 ――もうこの戦場にコストを割く意味もないしね。


 リーフの仇討ちにも意味はない。

 多少溜飲が下がり、評価が変わってしまう程度だ。

 ストックした力を割いてまでやることではない。

 それにこの絵図面を描いた彼の悪友(・・)も、『デンドロ初の大規模空中戦』という未知の情報を味わい、満足していることだろう。

 なにせ皇国に<ターミナル・クラウド>の諸情報をばらまき、如何にフラッグの安置場所として優れているかを信じ込ませ、ここを襲わせまでしたのだから。

 彼は『引き籠りビブリオマニアめ』と内心で悪友を腐した。


 ともあれ、どうあれ、何であれ。彼にとってこの場での戦いはこれで終了。

 あれほどの大爆発なら、彼も戦争から脱落したと思われるだろう。

 このまま潜み、別の戦場、最適のタイミングで誰かの横面を殴りつけても良い。

 どちらの(・・・・)誰か(・・)はまだ分からないが、きっと驚愕してもらえるはずだ。


 ――戦争参加の【契約書】だって、クランが潰れるくらい頑張ったんだからもう履行済み。

 ――戦争中に再要請されない限りは僕も自由。

 ――死んだと思われていれば命令なんて来ないしね。


 このまま姿をくらませれば、関わりたいときだけ関わり、やりたいことだけできる。


 ――まるでミステリー小説の真犯人のよう。

 ――現状は能力バトルラノベとか戦記物だけど。


 そうして彼は『してやったり』という気分で事件現場(戦場跡地)から立ち去ろうとして……ふとその足を止める。

 自分の思考した、『ミステリー』という単語で引っ掛かった。

 この戦闘について、一点だが疑問に思う部分がある。


 ――んー? あれ? でも……。


 彼の死亡偽装についてではない。

 フラッグが最初からここにはなかったという事実。謎。秘密。ミステリー。

 それを……攻撃を指示した皇王が読めなかったのか、ということだ。


 ――そういうのってあの皇王なら読みそうじゃない?


 この戦争の開幕、<墓標迷宮>襲撃からして皇国の読みは鋭い。

 だというのに、ここにきて一大戦力を投入して空振りをするのは違和感がある。

 それこそ、悪友がばら撒いた情報の胡散臭さに気づいていても不思議ではない。

 まして、皇国側は王国よりも見えている敵(・・・・・・)が多いのだから。


 ――なのに、わざわざ飛行戦力集めてここ攻めた理由って……あー。


 彼は少し考えて、あることに気づく。


 ――疑惑を確定(・・)させるためか。


 フラッグの有無こそが、ある種のテストだったのだと。

 要素を並べればフラッグの安置場所として指折りに優れた<ターミナル・クラウド>。

 そこに<宝>があったのならば、<ウェルキン・アライアンス>は第一王女に信用されているただの王国戦力。攻めればフラッグ破壊も達成でき、何も言うことはない。

 もしもそうではなく、何のフラッグも置かれていなければ……第一王女が信用しきれない要素があったということ。

 その要素とは、この戦いが始まる前に彼自身が言ったことだ。


『多分ねー。どこもかしこも皇国のワンサイドゲームは望んじゃいないんだよねー。色々足を引っ張られてるんじゃないかなー』

『それにさー。スポーツでも何でも接戦にした方が盛り上がるし、見ていて面白い場面も増えるからねー。ドラマは作るもの、ってね』


 即ち、彼もまた皇国が恐れる外部勢力の干渉要員だと認識された。

 皇王は他ならぬアルティミアの人物眼を介して<ウェルキン・アライアンス>を、彼を見定めたのだ。


 ――もしもこの線なら、めんどうだなぁもう。

 ――僕はまだ何もしちゃいないっていうのに……。


 拠点破壊の報を受けてもまだ<宝>破壊の判定が出ない時点で、皇王は気づくだろう。

 連絡を受けて、対処に動き出すかもしれない。


 ――魔法を使うと目立つけど、早くここから離れて……。


 そうして彼はこのエリアから離れようと決心して。


「どこに行く気や?」

 頭上から降り注いだ炎に炙られた。


 ◇◆◇


 □■<ターミナル・クラウド>残骸落着地


 彼を見つけた瞬間、ガンドールは機械竜人の余力……胸部のドラゴンヘッドからのブレスを吹きつけた。

 空中拠点の残骸が散らばる山の斜面。草木が燃えて、残骸が赤熱する。

 リーフ戦の損傷とエネルギーの消耗でかなり威力は落ちていたが、それでも上級奥義魔法に近い威力は発揮できていただろう。


「――君ってば本当に目敏いなぁ」

 ――ただし、彼は炎の中でも健在だった。


 風属性魔法で防いだのか、他の手段か。

 どちらにせよ、彼が攻めた拠点で最も恐ろしい戦力はいま地上に立っている。


「世の中には気づかなくていいこともあるんだよ?」

「ハッ……。随分、様変わり(・・・・)してもうたやんけ。逆成長期かいな? 【嵐王(ケイデンス)】」

「んー。むしろ着やせ(・・・)した感じ?」


 ガンドールが軽口を……その実緊張感を伴なって会話を交わす相手は、<ウェルキン・アライアンス>のオーナーである【嵐王】ケイデンス。

 しかし、スコープ越しにガンドールが見つめる先にケイデンスの姿はない。

 コートを何枚も纏った少年の姿はない。

 燃える地面に立つ人間サイズの生物はいない。


 立っていたのは――人の掌に乗りそうなほど小さなヒト(・・・・・)


 その姿……正体(・・)は彼が隠していた手札の一枚でもあった。


 To be continued

〇ケイデンス


(=ↀωↀ=)<詳細は次回だけど


(=ↀωↀ=)<七章八十二話にちょっとだけヒントある


(=ↀωↀ=)<もっと言うなら小宇宙戦争(リトルスターウォーズ)


(=ↀωↀ=)<性格は混沌・悪

  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。

感想を書く場合はログインしてください。
イチオシレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全534部分)
  • 25343 user
  • 最終掲載日:2021/09/29 01:00
シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜

世に100の神ゲーあれば、世に1000のクソゲーが存在する。 バグ、エラー、テクスチャ崩壊、矛盾シナリオ………大衆に忌避と後悔を刻み込むゲームというカテゴリにお//

  • VRゲーム〔SF〕
  • 連載(全824部分)
  • 30928 user
  • 最終掲載日:2021/09/25 11:50
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。

本条楓は、友人である白峯理沙に誘われてVRMMOをプレイすることになる。 ゲームは嫌いでは無いけれど痛いのはちょっと…いや、かなり、かなーり大嫌い。 えっ…防御//

  • VRゲーム〔SF〕
  • 連載(全389部分)
  • 23946 user
  • 最終掲載日:2021/08/04 15:37
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全662部分)
  • 25537 user
  • 最終掲載日:2021/06/24 18:00
元・世界1位のサブキャラ育成日記 ~廃プレイヤー、異世界を攻略中!~

 略してセカサブ。     ――世界1位は、彼の「人生」だった。  中学も高校もろくに通わず、成人しても働かず、朝昼晩とネットゲーム。たかがネトゲに青春の全てを//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全322部分)
  • 21709 user
  • 最終掲載日:2021/10/01 07:00
【アニメ化企画進行中】陰の実力者になりたくて!【web版】

【web版と書籍版は途中から大幅に内容が異なります】  どこにでもいる普通の少年シド。  しかし彼は転生者であり、世界最高峰の実力を隠し持っていた。  平//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全204部分)
  • 22796 user
  • 最終掲載日:2021/03/05 01:01
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全213部分)
  • 21138 user
  • 最終掲載日:2021/06/24 12:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全304部分)
  • 33045 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 00:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全206部分)
  • 26184 user
  • 最終掲載日:2020/11/15 00:08
Knight's & Magic

メカヲタ社会人が異世界に転生。 その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。 *お知らせ* ヒーロー文庫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全195部分)
  • 22819 user
  • 最終掲載日:2021/10/01 21:37
とんでもスキルで異世界放浪メシ

❖オーバーラップノベルス様より書籍10巻まで発売中! 本編コミックは7巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は5巻まで発売中です!❖ 異世界召喚に巻き込まれた俺、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全587部分)
  • 27656 user
  • 最終掲載日:2021/10/04 23:40
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全534部分)
  • 20843 user
  • 最終掲載日:2021/10/05 00:00
Only Sense Online

 センスと呼ばれる技能を成長させ、派生させ、ただ唯一のプレイをしろ。  夏休みに半強制的に始める初めてのVRMMOを体験する峻は、自分だけの冒険を始める。 【シ//

  • VRゲーム〔SF〕
  • 連載(全359部分)
  • 21141 user
  • 最終掲載日:2019/04/19 18:00
神達に拾われた男(改訂版)

●2020年にTVアニメが放送されました。各サイトにて配信中です。 ●シリーズ累計250万部突破! ●書籍1~10巻、ホビージャパン様のHJノベルスより発売中で//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全257部分)
  • 22190 user
  • 最終掲載日:2021/09/10 16:00
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全2975部分)
  • 23000 user
  • 最終掲載日:2021/10/07 18:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全263部分)
  • 22045 user
  • 最終掲載日:2021/09/19 18:19
ライブダンジョン!

ライブダンジョンという古いMMORPG。サービスが終了する前に五台のノートPCを駆使してクリアした京谷努は異世界へ誘われる。そして異世界でのダンジョン攻略をライ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全411部分)
  • 22534 user
  • 最終掲載日:2019/11/17 17:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版23巻+EX2巻、コミカライズ版12巻+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全697部分)
  • 28139 user
  • 最終掲載日:2021/09/19 18:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍十一巻 2021/09/30 発売中!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全709部分)
  • 21165 user
  • 最終掲載日:2021/10/01 20:29
ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~

山田健一は35歳のサラリーマンだ。やり込み好きで普段からゲームに熱中していたが、昨今のヌルゲー仕様の時代の流れに嘆いた。 そんな中、『やり込み好きのあなたへ』と//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全461部分)
  • 22504 user
  • 最終掲載日:2021/10/06 20:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全420部分)
  • 31057 user
  • 最終掲載日:2021/10/02 19:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 27542 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います

会社からの帰り道、主人公は大きな犬を轢いてしまう。 その瞬間、彼の頭の中に声が響いた。 ≪モンスターを討伐しました。経験値を獲得しました≫ 「え?」 突如として//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全245部分)
  • 23271 user
  • 最終掲載日:2021/09/26 18:00
出遅れテイマーのその日ぐらし

国産初のVRMMORPG『Law of Justice Online』。佐々木優太は400倍を超える倍率の中、奇跡的に初回出荷分に当選していた。夢にまで見たVR//

  • VRゲーム〔SF〕
  • 連載(全550部分)
  • 21096 user
  • 最終掲載日:2021/10/04 08:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全302部分)
  • 21541 user
  • 最終掲載日:2021/09/10 00:00
盾の勇者の成り上がり

《アニメ公式サイト》http://shieldhero-anime.jp/ ※WEB版と書籍版、アニメ版では内容に差異があります。 盾の勇者として異世界に召還さ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1061部分)
  • 23622 user
  • 最終掲載日:2021/10/05 10:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全588部分)
  • 31095 user
  • 最終掲載日:2021/02/12 00:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全396部分)
  • 22989 user
  • 最終掲載日:2021/06/03 22:00