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<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 作者:海道 左近

第七章 女神は天に在らず

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第八十六話 【飛将軍】リーフ

 □■<ターミナル・クラウド>周辺空域


 陽光と陽光(イカロス)、二重の光が照らす空を黒い小鳥が群れを成して横切った。

 小鳥に見えてもそれは死の群れ。触れれば弾け、殺される。

 それらは全て、戦闘機の形をとった一匹の竜を追っていた。


「おっかない鳥やのぉっ! ヒッチコック監督やないねんぞ!?」

「おお! 速いですね! でも負けませんよ!」


 影鳥の長(ペリュトン)の上に立つリーフは目立つワイバーンにターゲットを絞っているが、しかしそれを追う過程で巻き込まれた者達は容赦なく消し飛んでいる。

 敵も、味方も。

 既にケイデンスから<ウェルキン・アライアンス>のメンバーには警告が出ていたが、それでも逃げ遅れる者や空中戦に夢中になっている内に踏み込んでしまった者はいた。

 そうした者も影鳥に触れた時点で、消し飛んでいる。

 影鳥の群れによる蹂躙(・・)である。

 その様にフォールは「やはり……」と額に手を当てている。

 従魔式の<マスター>に従魔を投入させなかったのはロストを警戒したためだ。

 しかしより厳密に言えば、ケイデンスの殲滅やリーフの蹂躙に巻き込まれての死亡(・・・・・・・・・)こそを警戒していた。

 流石に手塩にかけて育てた従魔を身内に殺されてはやりきれないし、運営する側としても後が面倒に過ぎた。


(装備のロストは補填する必要がありますね……)


 なにせ固定ダメージ攻撃だ。耐久も関係なくダメージ分だけ消し飛んでしまう。

 フォールはそうした後処理に頭を悩ませている。

 さらに言えば、先刻の自分の言葉がスライドの言うようにフラグとなり、結局二人に尻拭いをしてもらっていることを恥ずかしくも思っている。

 しかし同時に、『皇国勢はこれで終わりだ』という確信もある。

 なぜならば……リーフほどジョブと<エンブリオ>がシナジーした<マスター>を、フォールは知らないからだ。


 ◇◆


 【飛将軍】リーフ。

 彼女のリアル……双葉・ミグラトリーは、幼い頃から親の仕事の都合で世界各地を転々としていた。

 引越した先の言葉を覚え、学校に通い、友達を得ても、長くて一年程度でまた別の地域に転居する日々。

 物心ついた頃からの家庭環境を疑問に思うことなく、何より持ち前の明るさで彼女が捻くれることもなかった。

 転居する度に新しい友達を得るために努力し、去るときも「メールします! また会いましょう!」と朗らかに別れるのが常だ。

 それでも少しの寂しさや、「ずっと一緒に遊べる友達が欲しい」という思いはあった。

 だからこそ、全世界同一サーバー&完全翻訳で遊べる<Infinite Dendrogram>は、彼女にとっても望ましいゲームだったと言える。

 ……が、彼女の左手に宿った<エンブリオ>が彼女のパーソナルをどう読み取ったものか、その形と能力はとても癖の強いものだった。


 TYPE:レギオン・ガーディアン、【形影葬鳥 ペリュトン】。

 鹿角の怪鳥をモチーフとしている<エンブリオ>。

 モチーフとなった怪鳥に影はなく、人を襲い、人を殺すことで『自らの影』を取り戻す。

 この<エンブリオ>の能力特性は、『影による自身(・・)の複製』。

 自ら(ペリュトン)同じ性能(・・・・)の影鳥を生み出す能力である。

 影鳥は倒されても丸一日の時間経過か「人間」を一人倒す、あるいは倒しておいた「人間殺害」のストックを消費して復活する。

 どういう訳か闘技場では「人間殺害」のストックが溜まらないため、扱いが少し難しい。


 しかし、必殺スキルを発動した際に少し(・・)事情が変わる。

 必殺スキル、《私の友達(ペリュトン)》はリーフのパーティの空き枠(・・・)分だけ、影鳥を発生させる。

 彼女の奥底の願望や寂しさを反映した、常にパーティ枠を埋めるスキルと言える。

 しかし性能は通常時の同一ステータスから変化し、出した数に応じてステータスが等分(・・)されてしまう。

 パーティが五枠空いていれば五体出せるが、ステータスはペリュトンの五分の一であり、結局トータルでは一体分の性能である。

 代わりに「人間殺害」ストックも一人分で全ての影鳥が復活するが、やはり使い勝手の難しい必殺スキルと言えるだろう。


 事情が大きく(・・・)変わったのは――彼女が【飛将軍】になってからだ。

 常に複数の怪鳥(ペリュトン)を伴なって広範に活動していた彼女は、折良く空席になった超級職の座に就いた。

 そして、【飛将軍】の三つのスキル(・・・・・・)が、ペリュトンを変貌させた。


 第一のスキル、《軍団》。

 将軍職の基本であるパーティ枠増大(・・・・・・・)のスキル。

 特に怪鳥系の【飛将軍】は【蟲将軍】と並んで《軍団》のスキルレベルが伸びやすく、彼女はすぐに数千の怪鳥を従えられるようになった。

 無論、ペリュトンの影鳥の数も等分にとってそれと同じだけ増える。

 しかしペリュトン自身が【飛将軍】の《怪鳥強化》で強まっても、数千分の一になれば小鳥ほどの強さになってしまう弱小の影鳥。

 それでも、数は増えた。


 第二のスキル、《編隊(フォーメーション)飛行(・フライト)》。

 【飛将軍】の常時発動(パッシブ)奥義。

 その効果は『従属キャパシティ・パーティ内の「怪鳥」の数だけ、従属キャパシティ・パーティ内の全ての「怪鳥」のAGIを+1する』というもの。

 怪鳥を従えるだけ、全体のAGIが高まる。

 つまり五〇〇〇の怪鳥を従えていれば、最低でも五〇〇〇のAGI上昇が全ての怪鳥に及ぶ(・・・・・・・・)

 従来の【飛将軍】にはそれだけの怪鳥を揃える手間が必要だが、ペリュトンにはない。

 パーティ枠がどれほど増えようと……空き枠は全て影鳥で埋められる。

 そうして小鳥だった影鳥達が、亜音速を手に入れた。


 第三のスキル、《バード・ストライク》。

 【飛将軍】の最終奥義。

 従属キャパシティ・パーティ内の「怪鳥」に、「AGIと同値の固定ダメージ攻撃能力」を持たせるというもの。

 【蟲将軍】と同様の配下の命を消費するタイプの最終奥義であり、使えば怪鳥達は死ぬ。

 そのため、従来の【飛将軍】ではリスクも大きかった。

 しかし、ペリュトンの影鳥は元から亜音速で何にぶつかっても死ぬ脆弱な存在であり……五〇〇〇羽でも「人間」一人で即時補充が効く。

 結果、五〇〇〇羽の影鳥全てが亜音速の固定ダメージ砲弾と化した。


 これが超級職と<エンブリオ>の完全シナジー型。

 異なる仕様同士が噛み合った結果、<超級>の広域制圧型に匹敵……あるいは凌駕する怪物が誕生したのである。


 ◇◆


 リーフのコンボは、あまりにも強力かつ目立つため既に広く知られている。

 当然、彼女と交戦中の特別攻撃隊……ガンドールにとっても既知だ。


「素早いですね! だけど負けませんよ! 追いかけ続けて追いつきますよ!」

(この能力でめっちゃ陽気なのが逆に怖いわ!)


 かつて、皇国の<超級>であるマードック・マルチネスは『<エンブリオ>からパーソナルを読むのはマナー違反』と言ったが、ペリュトンの性質を傍からどう読み解いても闇……影しかない。

 影で複製することも、人間を殺しての補充も、あまりにも猟奇的だ。

 それで本人のこの陽気ぶりなのだから、サイコ疑惑の一つも湧く。

 余談だが、「人間殺害」のストックはPK討伐、それと丸一日以上ログアウトするクランメンバーを殺させてもらって(・・・・・・・・)稼いでいる。

 しかし補充手段が非道であろうとなかろうと、影鳥に襲われる側には関係ない。

 やられれば、自分もストックの一員である。


「厄介やなぁっ!」


 戦闘機形態のワイバーンと影鳥では速度で十倍以上の差があり、影鳥では追いつけない。

 しかし、<ウェルキン・アライアンス>や<ターミナル・クラウド>から離れれば、ケイデンスの殲滅魔法が放たれる。

 では、このまま一対一で戦ってリーフを倒すことはできるか?

 ワイバーンの攻撃手段は弾種切替式の口内主砲、肩部機関砲、爪腕や尾による格闘戦だ。

 主砲と格闘は戦闘機形態では使えない。機関砲ももっと近寄る必要がある。

 あの影鳥の発生源である、ペリュトンに。

 今も数百羽以上の影鳥を周囲で滞空させている、ペリュトンに。

 どうしても賭けになる。戦闘機形態の速度でも回避しきれるかは怪しい。

 では主砲を使用可能な形態に変形して仕留めに掛かるかだが……それも賭けだ。

 変形して速度が落ちれば、あの亜音速固定ダメージミサイル鳥に被弾する危険が増す。

 これを攻略するならば、より相手の動かし方の癖を見切ってから挑みたい。

 しかし、このままずっと様子見を続けられるわけでもない。

 コクピットの計器の一つは、『0:54』という数字を表示し、その数字は一秒ごとに減っている。

 それが何かと言えば、今のままワイバーンが飛行できる時間だ。


(《迅翼紋章》の三分がじき終わる。ノーマルの《翼の紋章》で続けられるかは……微妙なとこやな。横槍入れられたらきっついわ)


 それに今追いつかれないと言っても、それはワイバーンが被弾しないだけの話だ。

 他の特別攻撃隊には、そうではないものも多い。


(ジリ貧や。こっちの戦力はドンドン削られとる。相手も落ちとるけど、厄介な鳥は数が減らん。あっちも巻き込まれとるけど、それもあんま嬉しくないわ。このままやと、最終的に生き残りが鳥ごと【嵐王(ケイデンス)】に消されるわ。そうなる前に早う……)


 この脅威を払わなければならない。

 ガンドールが強くそう考えたとき……。


『――セット』

「!」


 影鳥に追われる最中、通信機から声が聞こえた。

 それは短い通信だったが、ガンドールの待ち望んだものだった。


「待っとったで……!」


 ガンドールはニヤリと笑い、左手の甲から再び白紙のカードを取り出す。

 計器を見れば、現形態の残り時間はあと10秒。


(残り八枚、ロイヤル(・・・・)を使うんやったら、余裕は三枚。せやけど、切り時や!)


 残り時間の減少を確認し、残り2秒のタイミングで操縦桿を限界まで引いて急旋回をかける。

 その最中に《迅翼紋章》の時間が終わり、『翼』のカードが排出されて塵になった。

 それに間を置かず、新たなカードを挿入しながらガンドールは宣言する。


「――《象るは戦の栄光(ワイバーン)聖炎紋章(ブレイジング)》!」


 急旋回の中で戦闘機がそのフォルムを崩し、しかし空気抵抗を切り裂くように爪腕と尾を伸ばし、竜の形を取り戻す。

 その頭部もまた竜のソレ。

 しかし、基本形態とは異なり、顎の両側にガイドレールのようなパーツが延びている。

 背中から突き出ている翼とは異なる幾つもの板は放熱フィン。


 機体側面に描かれた紋章は無論――『火を吐く竜』。


「消し炭にしたるわッ!!」


 変形したことで大きく速度を落としたワイバーンに、影鳥が距離を詰める。

 しかし、ガンドールの雄叫びに応えたワイバーンの口内には、紅い輝きが灯っていた。


 輝く(あぎと)が――天空に巨大長大な火炎を吐き出す。

 それは数千の影鳥を呑み込みながら、尚も進む。


 その先には――影鳥の発生源であるペリュトン。


「おっとぉ! すごい攻撃です! でも頑張って避けてくださいペリュトン」


 <マスター>の指示に応えて鹿角の怪鳥が羽ばたく。

 元より【飛将軍】のパッシブスキルで強化されているガーディアン。超音速飛行も可能な怪鳥にとって、遠距離から放たれた火炎を避けることは造作もない。



 だからこそ、避ける瞬間を狙いすまして――四方八方から必殺スキルが放たれた。



「え?」


 リーフの影鳥は優秀な兵士にしてミサイルだが、盾にはならない。

 極めて脆く、あの【魔将軍】の伝説級悪魔のような盾役(タンク)にはなりえない。

 何より、結界に囲まれた<ターミナル・クラウド>から指揮するのではなく、ペリュトンの頭上に乗って前線に出撃するのが彼女の性格だ。

 性能も嗜好も攻撃一辺倒。この性質こそ、彼女の排除が必須事項だった特別攻撃隊にとっての活路である。

 元より、広域制圧型で展開される戦力を倒し切るのは愚の骨頂。

 真っ先に狙うべきは戦力を展開するペリュトン……そしてその<マスター>であるリーフ本人であり、リーフを討ち取るための戦術は構築されていた。

 誰かが囮となって注意を引き付け、影鳥を一時的に減らし、本体にも回避行動をとらせる。

 そのタイミングで同時攻撃を行い、リーフを撃破する。

 一対一の決闘ではなく、事前の情報を得た上で多数がぶつかる戦争だからこそ使える手だ。


 第二陣による十発以上の必殺スキルが着弾し……彼女とペリュトンは大量の攻撃エフェクトに包まれて見えなくなった。


 直撃、確実な撃破。

 必殺スキルを放った第二陣の思い描いたイメージはそれ以外にない。

 中には「やったか!」などと言ったものもいたかもしれない。


「ッ……!」


 だが、囮を務めたガンドールは咄嗟にワイバーンを戦闘機形態へと変形させた。

 戦闘機が急降下をかけた直後、


『――――』


 ワイバーンのブレスを逃れた影鳥の群れが、直上を過ぎ去った。

 あのまま留まっていれば、直撃を受けていただろう。

 しかしそれはおかしな話だ。リーフやペリュトンを仕留めたならば、影鳥も諸共に消えているはずなのだから。

 それが残っているならば、答えは一つ。


 ガンドールの視線の先では――ペリュトンが今も健在だった。


 減った分を補充すべく、新たな影鳥を生み出している。


「……どうやって防いだん?」

「おや?」


 リーフも無事で、ペリュトンの頭上でキョロキョロと周囲を見回している。

 その様子はどこか、不思議そうだった。

 まるで自分でも、どうして自分が助かったのか分かっていないようだ。


『リーフは目の前に驀進しちゃう子だからねー。こんなときでも守りが疎かなんだよ』


 そんなリーフが、そして彼女だけでなく空域全ての者が空耳(・・)をした。

 空の只中、自分と<エンブリオ>以外に周囲に誰もいないはずの状況で聞こえた声。

 その声の主が誰か。皇国勢でさえも多くの者が察していた。


「……【嵐王(ケイデンス)】ッ!」

『頼りになるけどハラハラするっていうか。危なっかしいよねー』


 しかしそんな彼らの反応に特に思うこともないらしく、ケイデンスの言葉は続く。


『だからまぁ、今回は僕が防御担当(・・・・)ってことで』


 いつの間にか、ペリュトンの周囲には無数の回転する球体が浮かんでいた。

 轟音と共に渦巻くそれの正体は、圧縮された嵐。

 迫るモノを粉砕し、かき散らし、無力化する空中機雷。

 そんなものが数十も、ペリュトンの周囲で動きを阻害しないように滞空している。


 彼女に迫っていた幾つもの攻撃は、あれと接触して相殺されたのだ。


お手玉(・・・)。まぁ、僕のオリジナルだけど。わりと攻防で使えて重宝するんだよー。あんまり大勢の前では見せたことないけどねー』


 ケイデンスは呑気な声でそう述べるが、あれ一発一発に込められた魔力は相当のものだ。

 攻撃型の必殺スキルを相殺したことからも、超級職の奥義相当の威力がある。


(あないな大技連発してMPどうなっとんねん? こいつは【地神】とちゃうやろ?)

『ああ、僕のコストはご心配なくー。溜めたものを使ってるだけだから』


 心の声を読んだわけではなかろうが、ケイデンスの言葉は疑問の答えだった。

 それは悪名高き【光王】と同様の仕組み。

 ケイデンスもまた自らの力をストックできるタイプの準<超級>だと明かしたのだ。

 即ち、瞬間出力で<超級>に匹敵する規格外(バケモノ)の一人ということ。


『じゃあリーフ。好きにやりなよ。サポートするから』

「了解です!」


 影鳥の群れが飛翔し、それらと連携して嵐の玉が飛ぶ。

 直前まで追っていたガンドールではなく、必殺スキルを放った第二陣の<エンブリオ>にもその攻撃の手を伸ばす。

 【飛将軍】と【嵐王】の連携、影と嵐の乱舞が第二陣の命を刈り取っていく。


「…………」


 その中で、ガンドールの駆るワイバーンも影と嵐に追われていた。

 辛うじて影鳥から逃げるが、その差は先刻ほどには開いていない。


「おや? さっきよりも飛行速度が遅いのでは?」


 リーフがワイバーンについての疑問を呟くが、そんなことはガンドールにとっては問題ではない。彼にとっては当然の仕様だ。

 問題は、連携攻撃を潰されたこと。

 囮を買って出て、目くらましも担当し、仲間達の攻撃チャンスを作った。

 しかし必殺の筈の攻撃は【嵐王(バケモノ)】に阻まれ、仲間達も再び壊滅の危機。


「……しゃあないわなぁ」


 こうなってしまっては……仕方ない。

 本当にもう仕方がない。


「しゃあないから――俺がやるしかあらへんな!」


 そう言って、彼は笑った。

 不敵な笑みを口元に、取り出したカードを手に、挫けぬ闘志をその胸に。

 総攻撃でも破れなかった嵐の護りを飛び越えてみせる、と。


とっておきや(Showdown)!」

 そうして彼は手にしたカードを……五枚のカード(・・・・・・)を広げる。



「《象るは戦の栄光(ワイバーン)――竜王(ロイヤル・コート)紋章(・オブ・アームズ)》!」

 宣言と共に――竜の更なる変貌が始まった。


 To be continued

〇お手玉


(=ↀωↀ=)<正式名称は追々


(=ↀωↀ=)<どんなものか簡単に言うと


(=ↀωↀ=)<螺旋丸



〇リーフ


(=ↀωↀ=)<根が少し寂しがりだけどとても明るい子


(=ↀωↀ=)<友達百人できるかな、できた(各国トータル)


( ꒪|勅|꒪)<鳥が増える理由は分かったけどさ


( ꒪|勅|꒪)<何で人間殺すと復活すんだヨ。モチーフ元からカ?


(=ↀωↀ=)<…………


(=ↀωↀ=)<断言はできないんだけど


(=ↀωↀ=)<多分、無自覚&無意識に「代わりがいる」と刷り込まれてる


( ꒪|勅|꒪)<代わリ?


(=ↀωↀ=)<友達と別れて引っ越しても、引っ越した先で友達はまた作れる


(=ↀωↀ=)<友達(人間)がいなくなっても、友達(影鳥)はまた作れる


( ꒪|勅|꒪)<…………ぇぇ


(=ↀωↀ=)<ちなみに「人間殺害」は作中で述べたように闘技場では増えないので討伐カウントとはまた違います

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