モバマスSS書き夏の交流会 投稿作品感想一覧(作品番号090ー119)

本記事では同企画で投稿された作品への感想を掲載しています。

企画概要

(投稿作品一覧)
作品番号001ー059

08/02 作品番号108『スナイパー・アンド・アイドル』と
    作品番号118(美優「楓さんに弱みを握られました……」)に
    感想を1件追加しました。
08/03 作品番号100『I believe...』に感想を1件追加しました。
08/04 作品番号094,097,098,100,106に感想を1件追加しました。
08/05 作品番号097,100に感想を1件追加しました。
08/06 作品番号100に感想を1件追加しました。
08/11 作品番号098に感想を1件追加しました
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作品番号090
タイトル モバP「アイドルの皆さん落ち着いてください」

ふぃぎゅあっとくらいしかネタがわかりませんでした。
猫叉Masterはかなり好きなので「おおきなこえで」はわりと気に入りました。
智絵里に歌わせてみたいです。(nino)

くっそくっそ
……良いギャグSSでした。はい。
ネタバレとなるので伏せますが最終的に、終着点がそこ、ということで、ほほえましくなる場面がありつつも終始面白おかしく読めるSSだったと思います。(八神P)

ちひろさんのだけかろうじて理解っ歳がバレる音
こういうとき、元ネタの方面に明るくないのがツラいところですね(匿名)



作品番号091
タイトル 珈琲と悲劇

熊本弁的なつながりでしょうか 中々見かけない組み合わせの美穂飛鳥。
自分もコーヒー好きなので、砂糖などを使った表現が素敵ですね。

飛鳥が出て来るだけで空間がやや暗澹としたものになると思うんですが、
美穂の持つゆるめの空気がそれを上手く中和。
午後ののんびりとした一場面、といった演出がよくできています。

ロミジュリの原典に手を出すあたり飛鳥が中二度高めで○。
一般的な中二病なら普通ページで折れるんですけどね。


短いSSですので、あまり似てない人を細かい違いでアピールできるとよいかなと思います。
例えばPに見つかり顔を赤くするでも人とも同じ動作でなく、
美穂だったら本当に真っ赤になってもいいですが、
飛鳥なら余裕を取り繕って実は口元を引きつらせるとか。

あと飛鳥の性格なら美穂は「キミ」じゃなくて「美穂さん」呼びになりそうですけど
かなり人は仲が良くなっている設定かな(nino)

一口にSSで談笑、といっても色々ありますが……これは、飛鳥だからこそ成立したのでしょうね。
夢見がちな美穂と詩的表現が多い飛鳥のやりとりが、ファンタジックでとても良かったな、と感じました。まるでドラマの撮影をしているみたいですごく……良いです……。
それと、ラテアートを練習するという理由付けが作者様サイドからしっかり付けられているのも良いですね。
むしろこれなかったら相当手厳しく評価してた。

辛口に言うのであれば、飛鳥と美穂の台詞や飛鳥側の地の文が少ないために読者側の想像力に任せるところがかなりあるのでやはり読み手を選んでしまうところでしょうか。

それを抜きにしても詩的表現がすごく綺麗ですし、抜けたところを想像で補完できる方ならば是非と言えるようなSSでした。
あとカフェラテごちそうさまです(けぷ (八神P)

ゆったりした空気でじんわり進むこの温かさ
キリッとすました飛鳥もほわわな美穂も可愛い

ただ、お題をもらっての作品と先に見ていたせいでしょうか
それとも情報量よりも空気感を大事に描写されていたからなのか
ロミオとジュリエットが、消化のために出しただけなのではと
どうにも、そう感じてしまいました
雰囲気が良かった分、そこが残念に想います(匿名)

一言で感想を言うなら「雰囲気が好き」に尽きます。私個人としてはこういう作風が大好物なので、いいなあと直感で思いました。
お話としては短めで、時折詩的な調子も混ざっている作品です。美穂と飛鳥というなかなか見ない組み合わせを違和感なく昇華させていると感じました。ごちそうさまです。(しーつーぶい)



作品番号092
タイトル Missing Links

どうも、カップリング厨のninoです。武美穂 武楓 武美嘉
過去担当系設定は好物ですいいぞもっとやれ。

見えない絆、とでも訳したものでしょうか。武内Pとアニメの先輩組の過去と今、
というSSですが、直接的であったり非常に遠回しであったり、様々なつながりを描いています。

楓さんのどこか挑発的で、ある意味一番子供らしいダイレクトな接し方、
想いはすごく強いのに一歩を踏み出せない美嘉、
そして一風変わっているのが武内Pと美穂のつながり。

普通楓さん、美嘉とくれば美穂も武内Pに恩義と恋慕を抱いている、という流れになりそうですが
敢えてそれを避け、よく知らない人だけど実はつながっていて、
年以上かけてそれが見えてきた、というものすごい遠回りをしています。
近道でも王道でもないですが、これも一つの絆として表現する手法がとても印象に残りました。

また主要人物のみに留まらず茜や蘭子などアニメの設定を上手く拾いながら話が進んでいくため
恋愛要素抜きでもアニメのサイドストーリーとして読み応え抜群。
Cuの純粋培養こと美穂もそうですが、楓さんや美嘉が武内Pをもどかしく思う描写もカプ厨的に満足。

その後の美穂達や武内Pがどうなったのかがとても気になる、IfにIfを重ねたくなるようなそんな作品です。

「プロデューサーは、美穂にとっての最初のファンだよ」
これは武内P泣く。絶対泣く。(nino)

アニメ視聴者として、本家こひなたん担当Pではないけれど、グッと引き込まれる力強さがありました。

シンデレラプロジェクト外のメンバーをしっかり描いた、すてきな作品だと思います。
アニメ視聴者で特にこひなたんPと姉ヶ崎Pなら必読、とも言えるような仕上がりになっていますし、それ以外のメンバーもしっかり描かれていて視点変更が上手だなあ、と。

たけぴー、ひいてはアニメ準拠に近い設定だからこその良さというのもありますが、続編希望です。というか正座待機して待ってます。
読みつつこれ書いてますがもうほんとこひなたんがはぴはぴ(きらり風味)してるのが容易に想像できます。

アニメ未視聴でも楽しめる仕上がりになっているので、おすすめです(八神P)

意外な接点とドラマティックさ
真相を知らずとも、なんとなくでも良いから理解って貰えるって、
とてもステキで幸せなことですね(匿名)



作品番号093
タイトル 橘ありす「Diana」

怒涛の理屈ラッシュといいますか、とにかくひたすらつめ込まれた言葉の波をこう評します。
「この子めんどくせぇ」 褒め言葉

行間がまるでない文章なので普通なら読みづらい、とバッサリ書きたくなりますが、
この頭の回転速度に対する時給の出なさ加減が
うまい具合に橘しててなんか許せちゃうアリスマジック。
実際ありすの思考を文章で表現したらわりとこんな調子なのかもしれないし
意図せずこういう文体で書けてるなら本当にリアル橘かも。

菜々さんや文香にお世話になっておきながらところどころディスっていくスタイルがまた笑えるんですが、
最後のありすの発言に全てを持って行かれました。
散々思考に思考を重ねて出てきたのがそれじゃ伝わらん
純粋にギャグではないのにこういう勢いでオチにもっていくスタイルたまりません。(nino)

最初に読んだ時にはありすを「めんどくさいやつ」だと感じたのですが、その「めんどくささ」こそがありすの持ち味であり魅力であり、とてもありすらしいお話でした。

ウサミンがとてもカッコよくさすが人生様々な経験を経て酸いも甘いも?み分ける方だなと思いました。

あと何故か本編に登場していない文香さんが妙に魅力的に描かれていたのも印象的でした。ピコピコって笑、確かに言いかねませんけど。(匿名)

ありすSSでこちらに注目するのは申し訳ないと思いつつも、やはり菜々さんの魅力がとても伝わるSSだったな、と感じます。ありすの表現にもある「ふにゃっとした笑み」は容易に目に浮かび、同時に安心感、包容力の高さも感じます。それでいて、優しさを履き違えない良識ある大人として描かれていて、とても魅力的でした。
ありすは大人になりたいとやや焦れる子、という印象を持っています。そして、実際に頭も切れる子だな、と。だからこそ抱えてしまう不安、余計大きくなる焦りもあるでしょう。そのありすを受け止め、導く役割が菜々さんで良かったな、とすとんと納得できる菜々さんの描き方だったと思います。
素敵な、憧れのお姉さんたちに、大人として扱われ伸びていくありすも魅力的ですが、子どもとしての弱さを受け入れてもらいながら、また一歩進んでいくありすもいいものだな、と感じました。(ききょう)

ありすの不器用な魅力が詰まっていました。モノローグのめんどくさかわいい言説、どこかから借りてきた説明文。だけど議題が議題だけに、彼女には大変な現実の壁が多くあって。それを薄々わかっているからこその精一杯真面目な態度で、わかっていたからこそのナナさんで、わかっていてもなお言われたくなかった事実に直面して涙するありすはとっても12歳として魅力に溢れていて。伝えることが役割だとわかっているナナさんもまた素敵ですね。
2P目、再びリフレインのように描かれる冒頭と同じような情景。だけどモノローグにも多少変化があって、それでも彼女らしさは変わらなくって。予め用意した大義名分とロジックが彼女に一歩を踏み出させるところはとても素敵で。最終的に、やっぱり彼女はPが好きだしイチゴが好き。繰り返し出てくるポールアンカの「ダイアナ」のフレーズ、stay by me
…で締めるのもちょっと粋だなぁって思いました。(三都日曜)

初期からちょっと馴染んできた辺りのありすの雰囲気、魅力を強く感じさせていただきました。
まさに「こうだったらいいなぁ」ってノリで最後まで一気でした。
担当じゃなかったから発売当初はスルーしてたin
fact買ってしまった。

これから「待てますか。いいから待てるか答えて下さい」になるんだから感慨深いですよねぇ。

それにしてもこのSSで再確認できましたが、ありすは背伸びがよく似合う。
だいたい名前が「ありす」とかキャロルを出すまでもなく少女のイメージ強い名前ですし、
さらにその名前におっかぶさってる「橘」はいつも青々としてる常緑の非時香果です。
名前は完全に永遠の少女です。でもありすはその名前に抗い成長しようとする。たまらないですね。(FreegeP)

ありすなりの解決策を探る、という意味では良いもの、という風に感じました。
きちんと頼れる相手に相談するのは良いことだと思います。
そして、たどり着いた「結論」もありすらしいな、と。

辛口評価希望なのでキツめには言いませんが、マイナスポイントとして地の文と台詞回しの改行がしっかりしてないのか読みづらいところが結構ありました。
そこさえクリアー出来ればとても良い出来なので、是非次回に活かしてみてはいかがでしょうか。(八神P)

「それは甘くないかな、…大丈夫、うれてからでも遅くないし、ちゃんと待つから」

素直に頼れるように成長できたのと、
本当に頼もしい菜々さんとのやりとりにほんわり(匿名)



作品番号094
タイトル 未央「アイドルやめる」楓「ヒャウィゴー ヒャウィゴー」

元ネタは存じません。ラップっぽい部分はわりと面白いです。
なんか知らないけど某御方の描く目つきの悪い楓さんで想像しました。
この楓さんなら何言っても許される気がする。
頑張れ未央。負けるな未央。(nino)

文字に起こすとリズム感が難しいかもしれないが、それでもしっかりできていると思う。個人的にはアリです。(オリ)

終始緩いテンポで進行していくのがとても好印象でした。
台詞の中でちょこちょこあるもの(ネタバレのため伏せます)に触れているのもGood。

ガッツリという気分でなくても、ほっこりしたいときにお手軽に読める。そんな良さを感じました。(八神P)

ジョイマン懐かしいですね
今でもテレビに映らないところで活躍されているんでしたっけ

こういうことをノリノリでやってくれそうな楓さん可愛い(匿名)
◆(New!)
読んで笑い転げ、音読した瞬間に笑い死にを覚悟する。
ただただ面白いだけです。しかも楓さんなら本当にやってくれそうというのがまた。
人選がナイスすぎます。(匿名)



作品番号095
タイトル 黒川千秋─58週目─CM撮影

本家コミュ風、ということで日常系のBGMを流しながら拝読しました。
最近はデレステもあるので、黒川さんが動いているのを想像しやすくていいですね。
技術の進歩を感じます。
今だからこそこういう形式のSSは評価されるべきなのかも。

本家は動画で見た程度ですが、モノローグがすごくそれっぽい。
思わずポポポポポと効果音も……黒川さんボイスはやく。

黒川さんのバランス感覚の話はメイドガチャの劇場のアレかな
雪美がパフェを落とした時のやつ
黒猫のぬいぐるみをベッドに備える黒川さんかわいい。

是非パーフェクト、バッドコミュバージョンも見たくなるアイマスならではの作品でした。(nino)

黒川さんかわいい。
これは是非グッド・パフェも見たいですね。(匿名)

確かに箱マスの頃のコミュってこんな感じだった気がします。

しかし箱版からも、もう10年近く経つんですよねぇ……。
そりゃ温故ですわ……。(FreegeP)

黒川さんらしさの出た良いSSですね。
本家765のコミュ風味ということでオリ起用もすごく良かったと思います。
後半、黒川さんとペアを組む雪美としてどきっとさせられた部分ありましたし。

そして何よりもこれ読んで思わされたのがシンデレラガールズのコンシューマ化はよ(血涙)ってとこですねー。出来がすごい。

※このコメント書いてる人はSPプレイ済みです。(八神)

カワイイものは惹き付け動かす力がありますからね、
衝動的に買い物しちゃっても仕方ない
そういうところで素直な黒川さんもまたステキなのです(匿名)



作品番号096
タイトル P「まゆ」 まゆ「はぁーい♪」

Pのことならなんでも知ってます、といわんばかりのPマイスターまゆ。
なんだかPがペットのようでこちらから見てても可愛く見えます。
古くは「ツーといえばカー」などと言われましたが、初っ端から熟年夫婦のソレな仲のSSです。

流れるように日々を過ごし、大成し、成就し、そして老いて逝く。
暖かくほのぼのした雰囲気でありながら、しんみり。最期は想い人の名を呼んでいたいものです。
まゆのPへの呼び方の変化も細かいながら奥ゆかしさを出していると思います。


まゆの呼び方について、まゆ本人からフォローがあるのですが、
演出の都合を加味しても「まゆー」が並んでるのはいまいち。
例えば
「…………まゆ」「まゆ……」「――まゆ」「まゆ」
などなど、様々な呼び方ができると思いますので、そのあたりで軽く笑いを取りに行けたりします。

Pの最期の方は敢えて「…………」だけにしたりすると老衰を表現したりできたかも。
しんみり度が増しますので好みの問題になりますけどね。(nino)

シンプルだけどそれだけにとても読みやすく、
余計な描写がない分愛がダイレクトに伝わってきた
ただ題材が割とありがちなものなので、作者の特徴があまり出ていなくてそこは少し不満があった(匿名)

P「まゆ」
まゆ「はぁーい♪」 感想

何も考えずに読み進んでいき、最後に自然と、いい話だったなと呟きました。他の方も散々仰るでしょうが最後の流れは卑怯ですね。まゆというアイドルの優しさ、温かさがギュッと詰まった作品です。
SSとして完成度がとても高いのですが告白と結婚の間にもう一つ話が挿入されるとバランスがいいかなと、大変勝手ながら思いました。

また、この作品は是非新人Pの方々に読んでいただき、まゆというアイドルを知る入り口の一つになってほしいと感じました。

素晴らしい作品をありがとうございました。
(匿名)

この圧倒的正妻ちからよ。

まゆとPが添い遂げるまでの長い物語の中で、要所のカットを抽出して並べていくのが、
映画の予告編を見ているような印象でした。冗長さをまったく感じない。
なのに、まゆの優しさと思いを織り込んで、さらにお話もちゃんと盛り上がってるのがすごいと思いました。


辛口評価希望とのことですが……
人によっては、全体的にあっさり過ぎる、もう少し読ませてくれと思うかもしれません。

私がこのプロットを思いついてたら「呼びかけから単語以上の意味合いを読み取る」
という点を強調して音葉さんを起用するので、そこを敢えてまゆでやるなら、
名前と口調以外に「これはまゆだな」って分かる行動を何かしらさせたいです。(FreegeP)

シンプルだけど短く読みやすくてとても良いと思います。
この形式のSSは割とよく見かけますが、この短い文章の中に一生が詰まっていてとても引きこまれました。
ありがとうございました(Apollon)

なにこの綺麗なまゆ。と言わざるを得ないですね。
プロデューサーが口下手なのも個人としては好評価。

本当に、これ以上になくまゆが幸せに書かれているのでまゆは乙女派だよって人にはお勧め。そうでもなければちょーっと「」なところあるかもしれません。かなりの辛口評価なので後述。

以下辛口評価。
はっきり言うとですね。がまゆ、だけしか言わない部分が多いのは正直言ってまずい部分があります。かなり。
ネタバレになりますが中盤以降ですね。
これでは本当にちゃんと会話できていない、意思疎通が出来てないように感じます。
筆者の立場に立っても「トーンで通じる」ってまゆが言ってたってあの中盤以降は全く説得力無いです。申し訳ないですが。
と、断言できてしまうぐらいなのです。
たった文字を文章だけで表現しきるのには難しいです。これがアニメで動いていたりボイス付きならばまた違ったのでしょうけど……文章のみのものですからね。
それだけで評価点落としてるというレベルです。

逆に言えば次回作でこの難点を突破さえすればまゆとしてはとっても良い出来ですので、応援しています(八神)

「まゆー」

「はぁい
 『全部わかってるんですよぉ…って言葉は、
  恐怖を感じさせるものでは決してないですよね
  この、全部わかってくれる感が堪らないです
  安心して一緒に居られるってものですね』…だそうです♪」(匿名)



作品番号097
タイトル 本田未央「あのプロデューサーちょっと嫌だなぁ……」

なんですかねこのただただ悲哀に満ちたSSは……
創作である以上大なり小なり自己投影はするものですが、何もここまで。

オリPならぬ俺Pという点が色んな意味で見どころ。
未央のためにリアルで土下座できるならま、まあ……
徹底的にPとして不味いわけでなく、一応褒められる部分もあるのがある意味生々しい。
たぶん自分も実際に常務の前に出たら死にます。ええ。

ちょっと何かこじらせちゃった時に読むといい感じに正気に戻れるかもしれません。
そういう意味で貴重なSS。(nino)

俺P「で、でも、未央ちゃんに土下座してるとこみ、見られちゃうなんて……恥ずかしいな」

未央「プロデューサー自体が見られて恥ずかしいから大丈夫だよ」

こういうやり取りをスラっとさせられるところが、ちゃんみおのキャラの幅だと感じました。
凛が言うとちょっと鋭すぎるし、卯月だと素ではこの台詞を言えなさそうです。(FreegeP)

ちゃんみおに新しいプロデューサーがつく、という体で物語が始まるのですが…正直言ってかなり人を選びます。控えめに言ってもコレです。
物語自体が悪いわけではないのですが…。これ以上は辛口評価となってしまうため差し控えで。(八神P)

こういうところで見限らないからこその未央
そりゃあみんな勘違いしちゃいますわ…(匿名)
◆(New!)
誰かは書くと思っていました
表記が俺Pなのは笑ってしまいましたね
でも、私がPになっても変わらないかもしれませんw
俺Pさんがキモ……少し内気なのを覗いて意外と行動的(ちゃんみおのため)
この二人、結構良いコンビじゃあないですか(匿名)
◆(New!)
痛々しすぎる俺Pが一周回って面白いです。
ちゃんみおがちょろすぎるくらいいい子で、これは勘違いしないほうが無理ですね。(匿名)



作品番号098
タイトル 池袋晶葉「プロデューサーは、
 皆が君をどう思ってるか気にならないか」

もはや逃れられんぞ。というくらい詰んでますこのP。
ひとことにあるようにコピペSSではあるんですが、即興やリクで書かれているにも関わらず
安定感抜群で、楽しく読ませて頂きました。

完全なコピペに収めず、スカウターに対するアイドルの反応が異なったり、
よく見たら別にヤンでない娘が何名かいたりと細かい配慮も○。幸子カワイイ幸子。
多くのキャラを扱っていてもだいたいは程よくぶっ壊しているので不快感もさほどなし。
リアルタイムで見てたら自分もリク投げてたかも。

オチも投げずにちゃんと個別に書いてるあたりに律儀さを感じます。
最後はSS外でPが爆発するんですね。存じております。
晶葉「ブッ壊れたな」


コピペSSの宿命なのですが、ネタに対してキャラが多すぎて後半はダレ気味。
まゆ加蓮あたりの流れがヤマというのもあります。
どこをどうすればいいってものでもないので単純に読み物とするなら
半分くらいで終わっていた方がスッキリ。

ただしスレのノリからして無理だったとは察します。(nino)

これはいいコピペ
コピペなのに個性が感じられる

個人的には好感度マイナス振り切りパターンも読みたかった(匿名)

コピペだけども、リクにはきちんと答える作者の鏡。見習いたいっす。
ありがちなネタだけどそれでも面白く出来るのは、よくキャラを見て考えているからだと思います。(オリ)

コピペ、にしては非常に完成度の高いSSだと思います。
キャラ崩壊がものすごく激しいですが、それを笑って許せる人なら…。

以下辛口。
かなり危ない発言をする子がほとんどで、まゆ以上の闇を感じる子も少なくありません。むしろそういった路線へ安易に走ってしまうのはまずいです。
名前は挙げませんがセリフ的にR-18と取れるような発言をしている子がそれなりにいるのはいかがなものかと。コピペとわかってても表現の仕方としては流石に許しにくいです。
ただ、いい方向に向かっている子もいるのでその辺りは今後へ期待ですね。(八神P)

なんだ、やっぱりまゆが番じゃないかッ
やっぱりまゆを選ぶのが番の幸せなんですよステマ(匿名)
◆(New!)
憧れましたねスカウター
そして、トライアドとニュージェネは化け物かな?
私もアイドルにこんなに思われたいです(切実)
 (匿名)
◆(New!)
コPさんの作品だけあって安定のおもしろさ。
アイドルそれぞれが病んではいても言いそうなことを言うのが流石です。
卯月はちょっと崩しすぎかなとは思いましたが。
まゆと奈緒はなにかの伏線かと思いましたがそんなことはなかったぜ。
難点としては他の方も言われてますが長くしすぎた感は否めないかと。
いや、リク拾っていただけるのはありがたいことなのですが。
当初予定分だけで完結させて、リクは次回作としても良かったのかもですね。(匿名)



作品番号099
タイトル 友紀「ちひろさんに呼び出された」 

ネタの説明されるまでお風呂屋さんを普通に銭湯だと思ってたのは置いといて。
ギャグSSの作法、全員ぶっ壊れが見ものの域。

やたら金にがめつい文香、全方位ぽんこつ凛、いちごの化身ありす、
相対的にマシに見えてくる周子など崩し方も一辺倒でなし。
友紀「あたし、Coの人が信用できなくなってるんだけど」
もうやだこのCo一門。

序盤はSSの空気感が飲み込みづらいかもしれませんが
積み重なったネタが後から襲ってくるので後半からかなりクるタイプです。
個人的には風呂上がったあたりからが本番。

最後までツッコミきった友紀には労いとしてビールをおごりたい。生八ツ橋もつけて。

ジョジョは面白いので見るべき宣伝 (nino)

王道ギャグ路線でとても良かったです。サンキューユッキ。
こういうノリ嫌いじゃないです。(八神P)

謎かけや聞き間違いなどの言葉遊びが上手いと思ったSS。
特に
友紀「奏ちゃんのほうがアイドルとしてあるまじき発言だよ」

周子「アイドルとしてアルマジロ発現 アイドル関係なくない」

友紀「そんなこと言ってない」

この掛け合いは特に好き

ただ、なんというかサウナに入る前後や、お風呂あがりのあたりなど場面の切り替えとかがちょっと雑で、コント番組みたいな風に感じた。(匿名)

勢いでたたみかけるの、キライじゃない
キレッキレのしぶりんが好きです(匿名)



作品番号100
タイトル I believe...

どうも、幸子Pのninoです。
最初PixivSSの縦書き表示の読み方がわからず、一気にページ目までいってしまいました。Oh..

個人的な話になってしまいますが、エリアボスとしての幸子をスカウトするまでの流れというのは
自分の脳内に確固たるものが存在していました。今のところ出力したことはないですが。
幸子がライブバトルに負けて、自信を失くし、それをPが評価してRのセリフに繋がる。

ただそれはそれとして、このSSは幸子Pとして一度読むべきものと高く評価せざるを得ません。
登場するアイドルは必要最小限、主人公もPというよりP成りかけみたいな立場ですが、
その分だけPが幸子に惚れ込む、いやたぶんこの時点で惚れてはないんです。
ただ本当に可能性だけを感じ、幸子を再び立ち上がらせるという流れが素晴らしいという他言い様がない。

幸子もまた、アニメやデレステのイベントコミュなどからは読み取れない
彼女の自信のなさ、不安、エリアボスとしての宿命……
Pとして決して目をそらすことが出来ない彼女の負の要素と、
それに向き合うことで発せられるあのセリフが本当に堪らない。

これは自分のために書かれたSSですか と思わず問いかけたくなりました。
まさしく自分が年以上前にイメージした幸子との出会いに近い形がこのSSで再現されています。
本当彼女は小さくて、一人で落ち込むととことんダメで、励ましたくなって、
活気づいたらづいたで今度は鬱陶しくて頭をくしゃくしゃに撫でてやりたい、そんな娘です。
幸子といえばドヤ顔みたいに思ってる方には違和感かもしれませんが、
どうかこのSSを読んでそうではない、歳相応に脆い彼女を感じてください。

メタ視点になりますが、初心者時代ゆえの間違いか、或いは親愛上げを急ぎすぎたか。
Lv・親愛度のアイドルで単騎凸を仕掛けたことがないPはいないと思います。
或いはRでも十分勝てるエリアボスを攻桁のリーダーアイドルで圧殺したりとか。
そんなあとアイドルがどうしてるか、なんて見識で見るSSとしてもいいかもしれません。

私情込み込みになりますが、幸子Pとして。
このようなSSを書いて頂きありがとうございました。(nino)

まず、リンクを開いたとき、縦書きという事に驚きました。しかし、縦書きにすると実際の小説を読んでいる感覚になるのか読みやすく、主人公Pと幸子が実際に出会う後半まで割と長いのですが、素直に読み進めることができました。
私は担当というわけでは無いので偉そうなことは言えませんが、「幸子はやっぱりこうだよな」と妙な納得と、やはり幸子はカワイイなという満足感をいただきました。
ありがとうございました。(匿名)

リアリティありのシリアスよりSSですが、すごく心がほっこりさせられました。

一度読んだあと、もう一度タイトルを見返してみると…こう、胸が締め付けられるような思いです。
これ以上はネタバレのため割愛しますが、本当に素敵です。(八神P)

幸子はカワイイ、これ真理

幸子ってエリア制覇で加入しても、
レアなのにスキルなしなんでしたっけ

こういうお話を読むと、改めてその点を考えさせられますね
幸子がカワイイのは特別なことじゃなくて、
でもその上で立ち向かうことができた幸子は立派だと想います(匿名)
◆(New!)
このSSは幸子がカワイイだけのSSじゃない、というのは諸兄姉が書いた通りなので、
個人的な圧巻のくだりをあげさせていただきます。

>「これでいいです」
>「でも――」
>「いいんです!」
> 幸子はそう言うと、封筒を大事そうに胸に抱える。

最高かよホント。

今までPと幸子がコトバで丁々発止とやっていて、
最後の結論――幸子がこのPとの出会いを大事に思っていること――を一番色濃く表現してるのが、
この封筒のくだりなんです。コトバのあとに続く振る舞いにこそ強い説得力がある。

降って湧いたチャンスに応じ、このPとともに改めてアイドルとして歩き出す……
幸子の居ても立っても居られないという気持ちが幸子の腕に書いてあります。

もうちょっとロマンチストな解釈をするなら、Pが濡れネズミになってまで自分をスカウトに来てくれた、
というPの熱意を実感できるアイテムとして、濡れた書類を捨てたくないと思った……なんて解釈もありかな、と。

ほかのくだりも、Pの説得シーンとか、
とりわけ『輿水幸子が一番可愛いと信じる人間が~』のくだりもうまいんですけど。
ただ私が、このSS読んで おっ! と一番強く思ったのは封筒のくだりでした。


実を言うと、私はこのSSを初見時「業界事情の話とかとっとと終わらせてはよ幸子出してくれ」
と思いつつ、4000文字ぐらい(ウサミンが出てくる直前)でシビレ切らしてバイバイしてしまったのですが
これは早計でした。(FreegeP)
◆(New!)
縦読みの衝撃
そして、細かな描写に引き込まれました
やっぱり、幸子カワイイ! は真理なんだなぁと(匿名)
◆(New!)
いきなり内容と関係なくて申し訳ないんですが
pixivで見ると縦書きになるようなこと皆さん書かれてますが
ならないのはアカウント作ってないせいなんでしょうかね。
投下当時に最後に横書きじゃ駄目だみたいなことを書かれていて
これで十分素晴らしいのにどこが駄目なんだろうと思った記憶があり、
縦書きで読むと印象変わるのか楽しみにしていたので少し肩すかし。

内容についての考察とかあれこれは皆さんがたっぷりされてるので一言。
これが優秀賞獲ると思ってました。(匿名)
◆(New!)
幸子好きとして、この作品は所謂第0話としてもう絶賛するしかないっていうくらい
最後の方は大の男が涙目になりつつ読んでました。

もちろん、公式でPを信頼してない子はいないのですが
幸子のPへの信頼というか信用というのは
その中でも(コミカルな演出で騙されがちで知られてないことが多いんですが)どこから来るんだろう?ってくらいにすごいんですよね。
『ボクの願いはプロデューサーさんが叶えてくれますので!』とか、どこまでのことを言ってるんだ!?ってなったり。

デレステの毒茸コミュを見た方は知っていると思いますが
普段自分から「ボクが一番カワイイ」「褒めてくれていいんですよ?」といってくる子なのに
いざ本音を出せというとそれが素直に言えない。
そんな、いざ、という一歩を案外と踏み出せない子なんだというのをしっかりと捉えて
終盤で差し伸べてくれてる手に対しなかなかつかみ返せない情景と
挫折への恐怖の独白を「らしさ」満点で描いてくれたこと。
何より、幸子についてよく知らない人にもこういう一面があるんだよって見せてくれた事に心から感謝です。(匿名)



作品番号101
タイトル 迎えに行くから月で待ってて

とてもロマンチックなタイトルだな、と思いました。HotelではありませんがMoonSide。
ミリマスはにわかゆえちゃんと把握できてないのですが、
恐らく奏のようなタイプはいなかったはずモバマスでもかなり珍しい方。
まずはその挑戦心に敬意を。

海辺で出会うのは追憶のヴァニタスSRかデレステのコミュ由来、
どちらかと見受けられますがきちんと描写されてますので想像しやすく話に入りやすいです。
奏のミステリアスさ、挑発的な言動、何事もハイレベルにこなす点もしっかり抑え、
奏SSとしては上々の出来かと思いました。


今回テキストで投稿して頂いたのですが、まず気になるのは見難さ。
場面転換以外で行が挟まれていないため、非常に文章が詰まっています。
こだわりがあるかもしれませんがこまめに行を挟むことが間などの表現にもつながりますので、
是非オススメします。今回のSSですと【。】ごとに行挟んでも読みやすいくらい。

あとは奏のキャラを掘り下げていくと歳相応の一面などもありますので、
Pが終始翻弄されて描かれていますがどこかしら一矢報いるところもあれば
それも見どころになったかと思います。
ミリマスと毛色が違い部分もあるかと思いますが、よければまた挑戦してみてください。(nino)

このSSのなかの、

たしかにそれもあるのだろうが、始めてあったときの消えてしまいそうな雰囲気が今でも残っていた。

のくだりで思い出したのですが、奏の『Hotel Moonside』の歌詞って解釈しにくいところがあります。

「君がもしその手を離したら、すぐにいなくなるから」「手錠に鍵をかけて」
↑いなくなるのは、奏なのか、君なのか。

あとに「私だけにそのメロディ耳元で聞かせてよ もっと」
「捕まえて 君のこと知りたいの 愛させて」って続くんで、
奏がいなくなろうとする君を縛り付けてるのかなぁという気がするのですが、

さらにそのあと「流れ星を捕まえてこの足に縛ってよ」となるんで、
ここは奏が縛られると解釈したほうがスムーズ。

私の勝手なイメージの話ではありますが、
そういう奏のフラフラして地に足がついてない感じはこのSSによく出ていたと思います。


辛口評価希望とのことですが、個人的には、Pの独白を聞いた後の奏の言い回しや立ち居振る舞いが、
奏にしては直球で遊びのない印象でした。

奏の持って回った言い方は、奏自身の内心に軽々と迫らせないバリアのようなものだと私は思っています。
直球な言い方そのものは、Pに対してバリアを奏が自分から取り払うことで、奏のPに対する信頼とかを示す効果はあります。

ただこのSSでは、スカウトされたときからそこまで信頼が深まる過程が、Pの回想だけで片付けられているので、
このPはいつの間に奏の心をここまで深く掴んだんだろうなぁ、という気がしました。(FreegeP)

奏には夜闇が似合いますね確信
外見と言動が合わさり神秘的に見える
こういう雰囲気はやっぱり良いですよね

辛口希望ということで、せっかくタイトルにもあった「月」が、
作中に散らされてはいるのですが、
どれもあまり機能していなかった気がします

冒頭で、空に浮かぶ届かないホンモノと、水面に映った届くニセモノとを
それぞれ描写しているのですから、それを芸能関係しかり、
お互いの関係などに絡めた描写に繋げたり
そして夜明けに伴い沈む月と水面とが混じって
どっちがどっちかわからなくなったり

あとは、太陽が月を輝かせるように、
プロデューサーとしてアイドルを輝かせようとする一方で、
地球の周りを月がグルグルする様を「月を手玉にとっている」と見立てて
奏とプロデューサーに当てはめる、お互いがお互いを「月」として見ていた、
なんて展開が欲しかった

まあ、あんまりやり過ぎると月で待ってての部分が
ボヤけちゃうかも知れないのが難しいところですが
せめて、「月に行く準備は整っているんだ」と格好つけて、
月面ロケットをシャレてロケット付きのお揃いペンダントを渡す、とか
その辺りのやりとりがあったらなあ、と想いました(匿名)

普段はミリオンPさんということでどこまで書けるのかなあと期待半分ちょっと不安半分で読んでみたところ、とてもよかったです。
がスカウトするやりとりもモバとして様になっててとてもよかった。

あと奏はセクシー。(年齢の割に)
異論は認めない。(きぱ)

辛口に言うとやはりの目線、ということで改行がやたら多かったのが気になりました。もうちょっとうまくまとめられたはず。
人のことは言えないんですけどね()

ミリもデレも関係なく、垣根を越えていける作品だと感じたので今後も応援しています(八神P)



作品番号102
タイトル モバ「俺はみくにゃんのプロデューサー」

どうも、みくPのninoです。
話の大筋としては中小事務所のみくが大手346に引きぬかれて、
Pがそれに対して葛藤……とよくあるみくが移籍してくるとは逆パターン。

ですのでみくを送り出すシーンなど、新しいなぁと感じる部分はありました。
常務がみくを評価するというのもバラエティ否定派だったアニメのifとしては中々。


…………なのですが、どうにも無視できないのがところどころ挟まれるPの内面。
外面こそ武内Pなのか武内PっぽいモバPなのかはともかく至ってまともなのですが、
内側になぜかみくとキャッキャウフフしたい狭量なPがいて、しかも主導権がない様子。

選択肢がありながら実質選択できないデレステを皮肉ったのかとか、
モバマスコンシューマゲーム化したと仮定してみくルートの行く末が気に入らなかったのかとか、
実はPが2人いて片方は背後霊とか多少なり考察はしたのですが、
どうにも作者の意図が明確に見られず……

あとがきに書いてある通りのテーマなら他に描写のしようがあったのでは
と思ってしまいます……途中まで書いてポシャって夢オチにした、という風にも見受けられます。(nino)

「たとえ結果的に転倒しようが歌詞が飛ぼうが、前川さんが本気で挑めばなんでも輝きを持ちます。あなたにはそういう力がある」

このSSで一番印象に残ったのはこのくだりです。

みくに「ミスしてもいいよ」と励ます台詞なんですが、それと同時に、
「たとえミスだろうがみっともなかろうが『まぁ、あの子だし』とキャラの力で受け入れられる必要がある」
そういうアイドルの厳しさも示しています。アイドルは純粋なパフォーマンスの実力に加えて、キャラで評価されなきゃいけない。

またこの言葉をかけられるのが「ネコアイドルという自分のキャラ付けに強いこだわりをもっている」みくだから、
内容が引き立つんだなぁと思いました。


辛口評価希望とのことですが、>>43で、
「上っ面では高みを目指すアイドルを応援しているようで、本音はアイドルといちゃつきてぇんだよ」
ってPの本音への皮肉は、『READY』使ってアニマス示唆するより、
箱マスのエンディング使ったほうが効果的だったのでは と思います。

箱マスのエンディングは、担当アイドルをトップに導こうがFランクで腐らせようが、
最終週には活動停止が決まり、ラストライブを行い、Pとアイドルは別れたり後日談としていちゃついたりして、

ゲーム内のPはそのあと、何事もなかったかのように「より多くのアイドルを世に送り出すことだ」
「よーし、やるぞ」と別の子をプロデュースしようとするのです。
このドライなPの態度、Pからのウケが悪かった。アイドルとイチャつくよりプロデュース優先させてるわけですから。

で、例えば春香Pはベストエンドで「アイドルである限り、Pとアイドルは結ばれないんだよー」
とゲーム中のPから言われて、傷心のママ、また次の週を初めて、社長から渡された春香の履歴書を選んで、
また「トップアイドルを目指すという体裁のイチャつき」を行って傷心を慰めるわけです。以下無限ループ。

スレ中>>42の通り、時間が止まるというか戻るんですね。

私だったらこの設定使って、黒尽くめの高木社長を突然出して、みくとの出会いまで時間逆行させるループオチにします。
これなら『READY』知らなくても皮肉が通じるようになりますし。
ループオチだと069とかぶり気味という問題はありますが(FreegeP)

こういう、想ってることと行動が乖離していくのって
夢の中だとよくありますよね
うまく体が動かせなかったりだとか

ただ、どこら辺から夢だったのか…

個人的には、語り手はみくにゃんの元で、
乖離が始まる辺りの言葉は全て自身が想っていたこと
「移籍に際して手も口も出せず淡々と手続きを進めて
 みくにゃんとは業務的な会話くらいだけで別れた
 その結果、こうだったら良かったという願望や、
 こうしたかったという後悔が、夢というカタチで現れた」
と解釈して独りでセツナさに身悶えしました

まあそれだとちひろさんがこっちに居るのはアレですし、
実はこのあとちひろさんも引き抜かれたなんてことも有り得るのか
どれが正解なんでしょう

ゲームをやってるうえでアニメを見ての、
プレイヤー視点からのメタ作品なのか、
それとも内部で相応の設定があったのか、
情報からはその辺りの判断が付けられないのが残念でした(匿名)

きちんとオリらしさを出しつつ、みくにゃんの良さを引き出せてるよい作品だと思います。

辛口に言うとオチが酷い。っていうか酷すぎる。みくにゃんはゆるしても読者は絶対に許さないよ(主にラストの表現的な意味で。)
とはいえ流れは決して悪くないものでしたし、心理描写は本当に「送り出す側」の決意だったのでは、と。
ネタバレとなりますが夢オチならそれらしいオチのつけようがあったはずなので、そこさえ考えて場数を踏めばもっとよいものが出来ると思いますよ(八神P)



作品番号103
タイトル みちる「もぐもぐの向こうの恋心」

恋愛前夜、と書かれたジャンルに思わずハテナを浮かべましたが、なるほど納得。
自分もみちるという娘について、いわゆるネタ要素が先行していてPへの信頼を隠さない、
という側面も知っていたのですがいい意味で不意を突かれました。

みちるの独白が非常に秀逸。
みちるについて知ってるかと聞かれればYesと言いがたい自分が
もぐもぐ少女のあのクリクリとした目に映る世界を確かに感じられてしまう。

セリフもまた意識すると面白いんです。このSSのみちるはあまり長いセリフを言わず、
長く喋る時はパンを絡めてか、話したいことがまとまらず、しどろもどろ。
パッと見頭悪そうだし、実際さほど考えてることも大差ないです。

そんなみちるが「恋って何」なんてほぼ哲学の領域のソレに挑む姿が歳相応でものすごく可愛い。
色気より食い気、と思っていた娘が同類みたいな娘達に話題を振る姿、
東郷さんという大人にちょっとだけヒントをもらってちょっとだけ成長する様子、
一般的な美少女に抱く可愛さとは別ジャンルの……思春期でまとめていいんですかね

あい「それがいい。だが大きめのプレッツェルは保存がきかないらしいね。恋も差し入れも、アプローチは早めにしないとね」
IKE-MEN......東郷さんに限らず、ちょい役の他の娘も含め、
この世界全体がみちるを好きで、みちるもそんな世界が好きだって伝わるようで。

モバマスのアイドル達はざっくり二分できて、PLove勢とPLike勢。
みちるは後者の区分かなと思っていたのが微妙に揺れ動いた、そんな作品です。


辛口評価……カレーパンでも出てきてたらそこが辛口とかごまかせたんですけど。
強いて言うなら乃々が少女漫画趣味とはいえそんなホイホイ恋路に首突っ込んでくるキャラだったっけ と。
あとみちる視点なのでたぶんみちるの誤解だと思うんですけどCoPと乃々がお付き合い え え
ちょっとここの疑問要素、東郷さんからでもいいのではっきりさせて欲しかったかも。 (nino)

みちるかわいい。

柚とユッコのように気軽に恋バナしている明るい事務所の雰囲気が好き。

パンが大好きで、でもそれだけじゃなくて年相応の乙女心もあって、でもやっぱりパンが好きなみちるがとても良かった。(匿名)

とても感銘を受けたSSです。みちるに対する印象が、パンが好き、フゴフゴ言ってる、底抜けに明るいアホの子くらいで固まっていた時期に、こういった目線で捉えてあげるとここまで魅力的に映るのか、と教えてくれたSSです。
新しくて、でもまだ分からなくて、どうすればいいのか戸惑ってしまう、そんな淡い感情。「恋」をテーマに内面に迫ることで、強いキャラクターの内側が鮮やかに描かれていたように思います。フゴフゴ言っている内側でもこんなことを考えている。会話に表れる表面的なみちるの魅力と、なかなか見えないみちるの魅力を地の文で繋ぎ、まさに「もぐもぐの向こう」が見えてきました。
地の文が引き出した魅力はみちるの「なかなか見えない部分」だけではない、とも感じました。「演技力レッスンのたまもの」というみちるの心の声が印象的に二度登場します。みちるとしてはまだ分からない気持ちで、保留しているつもり、ということが伺えます。それだけに、あいさんの指摘で真っ赤になった時の破壊力は抜群で、みちる自身だからこそ見えない、あるいは誤魔化していたことが伺えて、不器用初心とにかく凄まじい威力でした。
読み終わった後に「可愛い」とつい漏らしてしまうような、雰囲気もとても素敵です。みちるだけでなく脇を固めるアイドル達のおかげでしょう。普通に学生が恋バナをしているような雰囲気を醸し出させる柚、恋バナを振ったはいいものの逆に振られるとあわあわするユッコ、ちょっと踏み出した乃々この子だからこそ説得力があると思わされる配役でした。浮ついた空気感が漂っていて、その中で自分の気持ちに悩むみちるは少女漫画の主人公のようで、また一層可愛く映りました。
ちょこっと出てきた比奈、杏が傍観者のようにだらっと小声で会話することで、みちる達のお喋りする空間が一層、ふわっとした隔絶された空間のようにも感じられます。そして何より、サッと登場してアドバイスしていくあいさんがとても魅力的な「大人」で、みちるが揺れ動く「少女」なんだ、ということを強く意識させられました。
今まで意識できなかった可愛いみちる。でも、それだけじゃなくて、台詞回しに注目するとやっぱり強烈なみちるがいる。二袋目と訊かれて三袋目と答えたり、あいさんにいつもそんななのか、とやや失礼な物言いをしたり。色々なみちるがいて、だからこそとても魅力的に映りました。
アイドルの魅力を教え込まれているようで、プロデュースってこういうことなのかな、とさえ思いました。(ききょう)

今まで見たssの中でも抜群に描写が上手い
キャラの活かし方はみちるssの中でも文句なしに一番
何より溢れ出んばかりの愛が感じられてすごく良い
長さも適度で読みやすくてみちるPの本気を感じた(匿名)

みちる「もぐもぐの向こうの恋心」 感想

みちるに興味を持ち始めた時偶然に見かけて拝読し、みちるがさらに好きになった事を憶えています。
パンが大好きで、毎日が楽しい、最高にCuな、みちるが表現されており、読んでいて苦になりませんでした。
フゴフゴとパンを食べなくなったという描写は、彼女の変化を分かり易く伝えてくれるもので、想像してニヤニヤしてしまいましたね。
素晴らしい作品をありがとうございました。
2014年12月にお書きになった作品ですが、あれから、みちるはさらに様々な経験を積みました。今現在のみちるを表現された物があるなら是非拝見したいものです。(匿名)

恋する女の子は何故こうも可愛いのか。
普段パンに夢中なように見えるみちるだからこそ
余計に可愛く見えました。
そしてあいさんイケメン。(匿名)

素直なみちるの眩しさ、大人なあいさんの優しさが心にしみます。
(FreegeP)

さんのコイバナ。なんとも言えないふわふわっとしたもどかしい感じの心理描写。読んでて「そうそうこういうのがいいんだよ」と読んだ当時を思い出しました。八重歯の似合うキュートなみちるの笑顔を頭に浮かべながら読めばさらにみちるの魅力が増していく。そんな作品。(ベム爺)

そうですよね、みちる可愛いんですよね
散々、猛禽類だの捕食者だの眼が怖いだの言われちゃってますが
まだまだ夢見るオトメなんですよ

食欲に隠れていた感情に気付くのも、
そこから意識しちゃって余計に、なのも可愛い(匿名)

こういう、想ってることと行動が乖離していくのって
夢の中だとよくありますよね
うまく体が動かせなかったりだとか

ただ、どこら辺から夢だったのか…

個人的には、語り手はみくにゃんの元で、
乖離が始まる辺りの言葉は全て自身が想っていたこと
「移籍に際して手も口も出せず淡々と手続きを進めて
 みくにゃんとは業務的な会話くらいだけで別れた
 その結果、こうだったら良かったという願望や、
 こうしたかったという後悔が、夢というカタチで現れた」
と解釈して独りでセツナさに身悶えしました

まあそれだとちひろさんがこっちに居るのはアレですし、
実はこのあとちひろさんも引き抜かれたなんてことも有り得るのか
どれが正解なんでしょう

ゲームをやってるうえでアニメを見ての、
プレイヤー視点からのメタ作品なのか、
それとも内部で相応の設定があったのか、
情報からはその辺りの判断が付けられないのが残念でした(匿名)

みちる可愛い
不器用に、だけどしっかりと自分と向き合おうとする姿勢が好感触
自分の気持ちを確かめるために一歩を踏み出す、そこまでの葛藤が丁寧に描写されていて、勇気を出して少しだけ前に進むその頑張りに思わず応援したくなる

ゆっこも可愛いしあいさんカッコいいしライラさんの何気ない一言もらしさが出てる
アグレッシブな森久保にちょっと違和感だけど恋は人を変えますからね


ノーマークに近かったみちるが、一気に気になる存在になりました(匿名)

みちるChangの魅力に気づかされました。……これは虜になってしまいそうだ。
あとそんな彼女を引き立てるあいさんもまたGood.
パンに始まりパンで終わる、それが彼女らしさであり良いところではないかな、と。

辛口に評価するとするならば、……これ絶対地の文もっと書いた方がもっとよりよくなると思います。ていうかよくなる。
台詞だけではもったいなさ過ぎる……序盤からネタバレパートのとこまでが特に(八神P)



作品番号104
タイトル 卯月さんの電話事情

私が 呼んだら 今すぐ 来てね。  呼んでないけどすぐに来た

卯月の長電話設定って公式で取り上げられた覚えがないんですが、
お付き合いとか始めたら本領発揮するんでしょうか。

例え電話でも少しでも長くつながっていたいのに、それを拒絶される不安を
中々言い出せない卯月と、思い立ったら即行動な凛が好対照。
Snow Wings収録のはにかみDaysの「電話とかメールじゃなく顔を見て言えたらいいよね」
の歌詞が浮かびました。駆けつけた凛がもう王子様のよう。

昔はカケホーダイとかなかったからお金の都合で時間制限ということもあったんですが……時代は変わった。(nino)

しまむー可愛いなこの野郎と思ってたらしぶりんも可愛かった件
描写が丁寧で動きが目に浮かぶようだった(匿名)

長電話が苦手な理由が意外と甘いもので驚き

で、あれですよね
いずれ、電話代が大変なことになっちゃった、と一悶着あって、
節約の名目で直接の逢瀬になるんですよね(匿名)

うづりん
is Justice.
うづりん好きなら、是非。というような一本です。

あと続編希望(おい (八神P)



作品番号105
タイトル アイドルとセックスあるいは川島瑞樹の事情

投稿SSを管理していた時に結構ドキッとしたタイトルだったのですが、
取り扱っているテーマが非常に面白い作品でした。

深くは語りませんが、アイドル以前にキャラのヒロイン性斯くあるべきと考えた時に
引っかかってしまうのが特に礼子さんのような妙齢組。
大人の色香が武器の彼女たちにとってアイドルの定義とは、
という下ネタ避けて生きてきた自分的には斬新な内容。ええ、下ネタ苦手です。

ですがそんな話題に不快感を抱かせず人の持ち味をしっかり出し、
疑問に向き合うようで実際はただの日常会話。
仕草や表現もとても凝っている、ひと味ちがうSSでした。
こういう『彼女達じゃないとできないな』、というテーマは質が非常に高いです。


内容に対してつっこむのは野暮だと思ったのでというかつっこめる知識がない
適度に改行してくれると読みやすいかなと思いました。辛口評価が適当気味でごめんなさい。
深く突っ込めないこの話題。(nino)

会話に各々のキャラの「らしさ」が感じられます。実際にありそう、してそうな会話だなと思えました。
地の文が表現に凝りすぎてて、やや読みづらい箇所がありました。(匿名)

ありそうであまりイメージしなかった二人の会話でした。瑞樹さんをあたかも小娘のように扱いつつ、一方で28歳という現実に対し冷静に厳しい意見を投げつける礼子さん。貫禄というか余裕ぶりというか、礼子さんつよいなぁと。この二人の会話はもっと聞き進めてみたいし、結果的に瑞樹さんがどうするのかとかも見たいなと思いました。(三都日曜)


昔、三島由紀夫は『不道徳教育講座』で処女について、
肉体的処女処女膜の有無と精神的処女は違う、と説いていたのを思い出しました。
ざっくり言えば、肉体関係をそう簡単には許さないという心構えが精神的処女である、と。

つまり処女性とはそういう精神を指すので……あれ、じゃあ礼子さん処女(FreegeP)

求められるものがどちらか、なかなか難しい問題ですよね
そして両立することはできず、得た瞬間にもう引き返せない
まあホント、セルフプロデュースじゃないんだから、
プロデューサーに相談するしかない問題ですよね(匿名)

下ネタを交えつつも、きちんと川島さんと礼子さんが会話しているあたりは流石だなぁ……と。
ほんのりソレっぽい描写はありますけど、…ソレがまた後を引くのですよねー。くそう続き読みたいぞ

辛口ごめんなさい良SSすぎてこんなの手厳しくかけません(八神P)



作品番号106
タイトル 志希「フレちゃんがうつになりまして。」

希死念慮、食事障害、自傷癖の疑い、感情失禁、言語障害による吃音、味覚障害、etc...
いやSSなのが幸い。絵にしたらとてもじゃないけどアイドルフレデリカはそこに存在しない。
敢えてフレちゃんの容姿について言及が少なかったのは配慮と見るべきかはてさて。

この作品は例えるなら、オブラートに包まれた劇薬。
うつ病フレちゃんは本当は苦くて飲み込みづらい苦い苦いお薬。
その経過観察という劇物レベルのテーマをを志希という不敵な視点と博学と糖衣錠に。
しかもそれをこの人という愉快なキャラでやってしまうのだからそのセンスが怖い。

白状すると、やや捻くれた読み方をしたをしたなと思います。
敢えて趣味の悪い言い方をさせてください。
「いつ鬱病が志希に感染るかなぁ」ってワクワクしながら見てました。

というのもこのSSは志希の思考をトレースしつつあまりにも現実的な描写で綴られており、
とてもではないけどご都合主義な展開にはならないと読んだのです。
むしろハッピーエンドを期待して落とされるのを警戒したと言うべきか。

うつ病感染症、などという説があるようにあれだけ密にフレちゃんに接する志希が
疲労以外の症状を発さないわけがないだろうと。
それも志希が心を許していたフレちゃんなら尚更。
今まで見知った隣人が別人の用に変貌していく恐怖。
この作者ならそこまでやってくれる、現代病の恐怖を突き付けてくれると。

してやられました。志希こそが感染源であったとは。
天才に相対した凡人、という構図は名無しキャラを使って前フリされていたのに気づけませんでした。
プロモーターの態度もいいカモフラージュ。悪役の使い方として見習いたいもの。

志希の博学さ、闘病中のフレちゃんの生々しさ、周囲の反応、伏線とそこから至る展開、
あらゆる分野がハイレベルに仕上がった作品でした。恐れいります。


以下、一SS書きとして嫉妬も込みでの辛口評価になります。


志希の狂気描写がもっと欲しかった。
これが志希とフレちゃん以外モバマスキャラの存在しない事務所という設定ならよかったんですが、
奏や茜、ありすなどといったキャラがいる以上、恐らく彼女たちは無断欠席が続けば押しかけようとするでしょう。
それを一部関係者のみで塞き止められるか

彼女達が存在しない設定で書くのも手だったでしょう。
しかし敢えて彼女達が存在する世界として書くなら
志希が看護しているのと並行で、実は権謀術数でフレちゃんを隔離していた、
そして才能という刃を無意識に突き付けていた、なんてオチがついたらいい感じに狂ってたかなぁって。
志希は天然物の猫です。猫が獲物を弄び嬲るように、実のところフレちゃんをオモチャにしていた、と。
それなら他のアイドル達を出した意味もまた違ったものが出てきていたはず。

あとこの話を見て一時的にですが自分の担当と志希を絡めるのが怖くなりました。
あまりにも文章に説得力がありすぎ、この天才志希に関わって欲しくないなと。
この感想を見せる頃にはそれも引いてるんですけどね。薬の効果がいつまでも続かないように。

それから……これは自分個人の直感で、辛口でもなんでもないです。気に触ったら申し訳ないんですが。

実は志希が去って、それで終わりという結末にしようと思ってませんでした
或いはもっと救いようのない結末に。
仮に元になったネタとかがあったとしら綺麗に終わりそうにないんですよね。
フレデリカの元へ戻る展開こそが蛇足であり、エピローグと銘打った部分でそれをごまかした、なーんて。
仮に自分がこれほどの作品を書けていたのなら、
徹底的に悲劇的に、徹底的に読者にトラウマを与えようとしたと思うので。。
悲劇を娯楽に変えた、ジャンルエンタメとはそういうことなのでは

でも、もし本当に蛇足であったとしてもそれは優しさなんですよね。
辛い世界からちゃんと読者を無事帰してあげるための。
今回嫌な役回りを追ってしまった茜をフォローしていたり、最後はフレちゃんがちゃんと治って。
もし自分の妄想が少しでも掠ってたなら、きっと作者さんはとても優しくてアイドル達が大好き。そう感じました。(nino)

いいと思った所をなるべく簡潔に具体的にあげてみると

・フレデリカがうつ病になるのはキャラ崩壊もいいところなんですが、作中で言及された通り、
 うつ病が「脳内物質由来なので誰でも成り得る」ものなので、うつ病をリアリティをもって書くことで違和感が無くなっている
 あとフレデリカの実は気遣いができる設定ともうつ病って嫌な話ですが相性が良い。
・二人がぼろぼろに弱っているからこそ、お互いのためにした言動・行動が際立つ。
・ギフテッドの志希と組まされたら、さすがのフレデリカでもしんどい……というのも説得力を感じた。


特に印象に残ったくだりは、

「だって、フレちゃんがずっとやっても全然揃わなかったんだよー。やっぱりシキちゃんはすごいねー」

この台詞だけで、色覚異常が治ってること、フレちゃんが志希をすごいと言えること、
フレデリカの精神状態が安定に向かっていることが分かるのがうまいと思いました。
あとで「キューブの面に文字書いてた」とあるので、色がわからなくても文字で分かったともとれますが、
 個人的には「色覚異常治ってた」と解釈したいです


辛口評価希望とのことですが、読んでて唯一気になった点が、
>>84で見た感じ、一月以上も志希だけがフレデリカを看病しているという状況です。

誰も志希を助けてくれないのが、読んでいて辛かったです。

志希だけが看病している状態じゃないと、茜ちゃんの行動が不自然になったり、
志希の観察記に意味がなくなったり、志希が追い詰められることに説得力がなくなったり……というのは分かるんですが、
そういう重要な点だからこそ、何らかの理由付けがあったら良かったと思います。

言いっ放しだけじゃなんなので、愚考するところ……

・志希が「自分だけで看病したい」とワガママを言った
志希なら「自分が一番うまくフレちゃんを支えられる」と思ってて、むしろ自分以外の人によってフレちゃんが立ち直ったら嫉妬しそう。ただそう解釈すると百合百合しくなるという難点も
・フレデリカが病状をうまくごまかし、志希もそれに加担したので、事務所が深刻だと思わなかった
人体実験と言ってるので、本編中を素直に読むとこちらが素直な読み方なのかと思います。ただ事務所が「リストカットはさせるな」と伝えるくだりもあるので、迷う所
・フレデリカが「シキちゃんアタシから離れちゃイヤ」と言った
>>109を見ると言っても、限界に近いフレデリカでも言っておかしくない気はします。でもこれだと志希【だけ】が看病しているという理由付けには弱い


今日からフレデリカのオススメSSを聞かれた時はこのSSを挙げることにします。(FreegeP)

すごすぎて別次元というか…。
読者に「読んでしまった」と思わせる技量は、並大抵じゃない。
各キャラを悪者にしない姿勢も好評価。
ただ、ここまですごいと「モバマスじゃなくてもいいじゃん…」となってしまうジレンマ。(べつみと)

ある日とつぜんフレちゃんがうつになりまして。というshockingな冒頭が頭にこびりついたまま離れないのは彼女が普段そんな素振りのかけら一つ見せない、能天気なお気楽少女だったからでしょう。なにせ、常日頃からしるぶぷれーな宮本フレデリカが鬱になったんですから。そんなお話の主人公でもある一ノ瀬志希ちゃんは、これまた自由気ままに生きる天才ギフテッドで。独白でもあったように彼女の人生そのものが神さまからの恩恵を受けている、なんて誰もが羨むべきものだったわけです。いやはや、しかし。彼女自身はそんな人生に面白みを見つけることができずにいまして。生まれ持ったギフテッドの負の側面が、物語の中にも散りばめられておりましたが、この辺りが懇切丁寧に描かれてるのは流石だなあと改めて感動しました。
そんな志希が看病という、言うだけでは簡単な二文字をフレちゃんのために続ける様は、ただただ健気で。ゆったりと流れる時間の中、これまで触れたことのない何かに戸惑う志希に対して、読んでいるうちにかなり感情移入していました。
感情を揺さぶる表現や描き方がホントに魅力的なのは、この作者さんの持ち味だなあと思います。
物語の最後。ようやくありのままの自分をさらけ出すことのできた一ノ瀬志希と、そんな彼女を喜んで受け止めることのできた宮本フレデリカという2人の少女達の姿は、きっと読んだ読者の中に生き続けていくんだなあと感じました。
全体として、完成度がめちゃくちゃ高かったです。一人称地の文難しいのに、語り口調とか完全にトレースレベルでした。
ただ一つだけ。この物語の隠れキーパーソンでもある日野茜ちゃんの使い方には、自分はしこりが残りました。確かに茜はパワフルで元気のある女の子ではありますが、そんな彼女が頑張れ頑張れと明らかに様子のおかしいフレデリカに対して何の違和感もなく言ってしまうのかなあと。そこまで気が回らない子でもないんじゃないかなあと、そう感じました。そこのシーンはキャラが展開上そう言わされてる感が拭いきれませんでした(最後でフォローがありましたが)。例えば電話越しだとか、チャット越しだとか、そういう相手の顔や表情が見えづらい環境なら納得いった気がします。
何はともあれ、良い作品でした。今後とも応援しています。(Mr.サラダ記念日)

二次創作だからこそ許される、ある意味デリケートな題材で、
ハラハラしながら読ませて頂きました。
非常に引き込まれる文章でした。
一部の子やオリキャラの役回りに若干モヤッとする点はありましたが
内容が内容だけに仕方ないかな、と思いました。
とりあえず、ハッピーエンドでよかったです。(匿名)

ぐいぐいと引き込む文章力。
伏線の上手さが光る構成力。
鬱という重いテーマへの理解。
キャラの掘り下げもすさまじく、志希らしさを存分に発揮する地の文と、フレデリカの人間味が明かされる展開は、読めば二人をもっと好きになる。
まさに非の打ち所のない傑作。
ラストのバスのシーンから涙が止まらなかった。(黒枠)

ともすれば重い題材をここまでスムーズに書き切るとは

キャラや展開など含めて、違和感がない、というより、
ありそうと思わせるキャラ描写が、文章力も合わさって恐ろしい作品ですね

ただ個人的には、語り手である志希にゃんが志希にゃん過ぎて、
感情の起伏というか抑揚というか、あまりフレ幅がないまま進んだというか、
どこか淡々とスムーズ過ぎる運びに思いました
良くも悪くも、物語を読むというより、事実だけ知識として入ってくるような感じ
そこが残念に感じる点であり、また逆に完全に感情移入し切れず、
第者視点を維持できたまま読み進めることができた点でもありました(匿名)

題材が題材なのに、それぞれのキャラを壊すことなく表現しており、後味が悪くならないことにも感動しました。
自分の中にあったしきフレ像が広がった気がします。
志希ちゃん視点で書くことはとても難しいと思うのですが、それに関してもなんの違和感も感じなかったのは素晴らしいとしか言いようがありません。
前半の重さ、中盤後半にかけてのスピード感、そして終わりまで崩壊することもなく、この長さの文章を書き上げられたことに作者さんの腕を感じました。
冬のコミケで書籍化するということで、紙媒体でもう一度読めることを楽しみにしています。(匿名)

読者が実際に体験した出来事の一部も含まれていて、あまりにも生々しすぎるため、これはちょっとコメント控えたいぐらいです。

……出来自体はとても素晴らしいです。ですが、ここで語ってしまうのは少々無粋だと感じました。
一つ一つのピースがうまくはまって、初めてこの作品ができあがっているのでこれに関しては辛口評価込みで「素晴らしい」と言わせるような作品でした。

もちろん中身が気になる方はちゃんと読んでくださいね(八神P)
◆(New!)
圧倒的としか。
フレちゃんってただ能天気に笑ってるだけに見えるけど、本当は凄く繊細なんだという事を気づかせてくれた作品です。
人を選ぶ作品ではあるものの、モバマスというのを差し引いて考えても純粋に読み物として面白い。
しかし、そこをフレデリカと志希にする事によってリアリティの他にとっつきやすさと親近感を持たせているのだと思います。
この作品に関しては面白いとかそういう言葉が似つかわしくないです。なんというか、読んで良かったとそういう気持ちにさせてくれるものでした。
総選挙SSの方も楽しみにしています。(匿名)



作品番号107
タイトル 夕立の後に

せっかくなので幻想交響曲をBGMに感想を書かせて頂きました。

短いSSですが、自然に対する表現がとても素敵だなと思いました。
人物描写も大事ですが、雨上がりや月の下といった背景を細かに描くと自然と人物も映えますから、意外と大事なんです。

奏も文香もタイプは違うのですが、MoonSideだったり月下氷姫肇と文香のユニットですだったり
月と縁がありますね。幻想的な人だからこそ、彼女たちがいる場所こそが舞台なのでしょう。
上記の表現もあり、美しく月明かりに照らされる人、というのが易く想像できました。

雨上がりの匂いって未だに的確な例えが見当たらないんですが、
なぜだかスンと嗅ぎたくなりますよね。自分の地元は自然が多いのでアスファルトのそれとは違うかもですが。nino)

夜色の花嫁、Hotel Moonside、ミッドナイトレイヴ、エンドレスナイト。奏は夜がよく似合う。
奏でシーン一つだけ書くとしたら、まずは夜だなぁとこのSSで再確認しました。

人工物のアスファルトのニオイと、本来その人工物に生息地を奪われ駆逐されてしまったホタルの組み合わせが、
シチュエーションにある種の意外性・非現実性をかもしだしている気がして印象的でした。(FreegeP)

地の文の描写が美しい。ぜひ参考にしたいと思いました。(オリ)

蛍ってロマンチックですよね
暗闇での小灯は、なんと魔性の引立てなるか(匿名)



作品番号108
タイトル 『スナイパー・アンド・アイドル』

デレステのコミュってお世辞にも全部が全部いい出来とは言えないんですよね。
いやむしろあまり良くない・わかりづらい方が多……ナンデモナイデス。

語るよりはデレステの翠さんコミュを見る方が手っ取り早いでしょう。
作風としては凝った作り方というよりはとにかくマイルドに翠のアイドル志望の経緯を描いたといったところ。N+でのアイドルとしての自信のなさや、彼女の真っ直ぐさといった特徴が込められており、
これから始める水野翠入門、といったところです。

「ま、翠なら上手くやるだろ。弓道部部長も、アイドルになる事も、譲りはしないだろう。控えめに見えて、意外と欲張りなんだよ。"水野翠"って女はな。」
そこまで主張しない娘が欲張りって表現好き。

美食公演のイメージが尾を引いてる方とか、リセットにいいかも……(nino)

高貴にして高潔
よくよく考えると、今までと違うことを始めるということは、
ともすれば今までできていたことを放棄することに、
そう成りかねないものですからね
だからこその決意にも、欲を張るだけの価値があるのだと想います

あとしっかり応援してくれる仲間が居てくれるのは嬉しいですね(匿名)

作者様ぜったいこれカルピス58倍に薄めてめちゃくちゃ甘くしただろ!ってレベルの翠ちゃん分。私の翠ちゃん愛は53万ですとか言いかねないぞこの人。
とにかく濃いよ!濃すぎるよ!そのまま彼女をトップアイドルに導いちゃいなよYOU!
……とまあそんな冗談はさておき、水野翠というアイドルの魅力が存分に詰まったSSですし、少しでも興味があるのなら、是非。(八神P)



作品番号109
タイトル 梅雨の日

登場するのはアインフェリアの人ですが、
ありすと文香を徹底的に仲の良い姉妹のように描いており、大変前半が微笑ましい。
最近の公式のありすのデレっぷりもすごいですが、中々この文も負けず劣らず。

扇を扇ぎ合う人とか、一緒にお風呂とか。
自分もこういう血のつながりのない関係の人とかいたらなーと。実に羨ましい。
別に下心はないです。

「わあ、ありすちゃんと文香さん、相変わらず仲良く百合の花を咲かせてるねっ」
直球すぎてちょっと笑いました。


後半は……あまり言及はしませんが、
ある意味Pラブ勢へのカウンター的なものとかちょっと捻くれた読み方をしてみました。
アイドルとイチャつくのもいいですが、度が過ぎると……
たまにこんなSSを読んでふとPとアイドルの関係性を見直すのもいいかも。(nino)

お腹が目立たない頃の、感じられるかどうか という胎動を、
ありすが「――あ、動いた……」と言ったのは、ありすの純粋さゆえでしょうか。(FreegeP)

触れあいにもいろいろありますよね
ハダカの付き合いに始まって、
ともすれば許されない命とも触れあって

いつか、雨があがる日がくるのか、
それともカサを差し出す誰かが現れるのか

取捨選択はきっと難しいものだと想いますが、
ありすちゃんにはゆっくりじっくり大人になって欲しいです(匿名)



作品番号110
タイトル 佐久間まゆ「未完成の中身」

肇や志希など、名前に関する言及のあるアイドルは何名かいるのですが、
まゆにの名前についてのお話という興味深いSSです。

まゆという単語はなんとなく柔らかい印象を抱きますが、
完璧な姉がいたからそれに由来して不完全な名をつけた、
というのは中々面白い発想だなと思いました。
古着を好む、欲求が薄い、結局完璧に至れなかったなど繭に絡めたエピソードも。

最後の一行はシンデレラガールズ劇場に出てきた
「リボンは願掛け」「絶対ほどけませんように」が由来でしょうか
意味深な感じですが、とても印象に残る締めでした。


茅蜩おねえさんが歳で美人、歌が上手い、誰からも慕われ……というのはちょっと想像しにくい設定かなと。
才能ある姉ということでしたら顔立ちがいい、頭がいい、運動もできるくらいのニュアンスでよかったかと思います。
あと姐が茅蜩で妹がまゆ、というのに違和感。その名付け基準なら繭、になりそうな。

せっかくPixivSSではルビが振れるようですので、難読漢字と前置くなら
茅蜩にルビを振ってあげるとよかったかも
自分はPCで読んでいますが、誰もがすぐに読みが調べられる環境にあるとも限りませんので。

今からまゆの話をしたいと思います
佐久間まゆ佐久間まゆとして生きてきた軌跡を
まゆがPと出会い、羽化したことでアイドル佐久間まゆは死んでしまった、
というような流れに持っていくのであれば【佐久間まゆ】と【比喩としてのまゆ】は
分けて書くとわかりやすいかなと思います。”まゆ”と強調表記したりとか。nino)

良かったです。「佐久間まゆ」という少女のことを考えるとこういうこともあるのかな、こういうことがあったからこそなのかな、と素直に感じることができました。この長さも良くて、すっ、と心地良く読み切ることができました。
辛口評価を希望しているということで、少しだけ言うことがあるとすれば、お姉さんが7歳で「完成」されていた、ということに違和感を覚えました。ただ、そのお姉さんがそれほどまでに……つまり、7歳にして「完成」されていると言われるほどの存在だと解釈すると読み方も変わりますね。どこかのギフテッドとはまた別方向に、と。
他に辛口評価するところがあれば、「茅蜩」という名前を選んだところでしょうか。もしもわからなかったら調べろという話で、私も念のため調べたのですが、読者によっては(この言葉を知らなかった、ということを前提として)それだけで作品を避ける、という可能性も考えられます。それも意図したことで、つまり、「読者をふるいにかけた」ということならば、これ以上述べることはありません。
良い作品をありがとうございました。(orange)

お姉さんの名前が読めずにググりました正直に打ち明けるスタイル
大事な子供に、それも女の子にそんな名前をつけるものなのか…
そういう部分を含めて、元よりの歪さは感じました

糸を巻きつけて繭を成すように、
意図に巻かれることでまゆを成していた
そこから抜け出して、飛び立つための羽根は、
果たして手に入ったのでしょうか(匿名)



作品番号111
タイトル Hotel Lightside

どうも、仮面ライダーはSPIRITSしか知らないninoです。

光に敢えてHotelMoonsideを歌わせる、というギャップがまず面白い。
これを読んだ時点ではデレステ未参戦ですが是非実際見てみたいですね。

前半はレイナ様にツッコミを丸投げした軽妙なコントがテンポ○。
人選から選曲までシャッフルにも程があるだろ と思わずこちらがツッコミを入れたくなるほど。
やめて金閣寺スズホは腹筋に来る。いやいずれ公式でやりそう。
時子Pは時子様の楽器になればいいと思います。秘密のご戦死。

後半はあらあらうふふ。光的に秘密と言ったら正体云々みたいな方向になりそうですが、
正体は正体でもヒーローの仮面の下に隠れた女の子。
助演の奏もヒーローの師匠みたいな存在感を出してていいです。今日は人でダブルライダーだ。


自分自信光という娘はどうしても男の子のように捉えがちだったのですが、
啄む程のキスでも大慌てな彼女が微笑ましく、
輝かんばかりの光照らされるホテルというのも悪くないかなと思いました。
ヒーローソングアレンジなHotelMoonsideとか見つけたら是非教えて下さい。(nino)

乙女南条が可愛すぎる。奏さんもいい役回りしてました。
劇場やBD特典でもありましたが、
こういうシャッフル妄想は面白そうですね。(匿名)

ヒカルもヒカルでしっかりオトメなところがありますからね
そういう方向を意識しちゃうヒカル可愛いよヒカル

あ、でもプロデューサーがウィザードってのは面白いですね
みんなに魔法をかけて、希望のために戦う姿は
ウィザードそのものですね
…そ、それ以外に他意も理由もないですよねッ(匿名)



作品番号112
タイトル 小松伊吹「奏の撮影現場に潜入しよう」

伊吹視点の奏、というのが作品の大筋なのですが話の流れや伊吹の感性の表現が巧み。
Paの中でもPaらしい伊吹らしく、奏というトリッキーなキャラクターへの見方がシンプルかつ的確。
難しい本を読むスタイルひとつでも大違いですし、作中でもお姉ちゃんと呼ばれる事がありましたが
性格の違う姉妹と呼ぶにふさわしいポジションに仕上がっています。

一部地の文ありとのことでしたが、台本形式で奏の撮影を語るには不自然になりがちなので
これは良い使い方だと思います。追憶のヴァニタスの撮影描写が
それまでの現実世界から隔離された空間を醸しだしており、
伊吹が奏の姿に心底酔わされてしまった、として強く表すことに成功。

また奏ステキ という内容に留まらず、
Pから見た奏と伊吹の関連性に繋げているのがこの作品のよいところ。

紅いドレスの魔性に魅せられた彼女がどういった感情を抱き、
Pと言葉を交わすことで対抗心に昇華する伊吹の成長物語となることで読後の清涼感がよく、
今後の伊吹が楽しみになる良いSSでした。
オチのまさかのスペテク登場にはリアルで Σ となりました。

伊吹「つまりまとめると、ほーん って感じで見るぐらいがちょうどいいってことだね」
P「伊吹らしい大胆なまとめをありがとう」
伊吹すぎてなんかもう。


強いて欲を出すなら、奏が伊吹を魅了したように伊吹が奏を夢中にさせたくだりがあると良いかなと思いました。
例えば冒頭に伊吹のダンスLIVEとそれを見る奏、という場面を挟んであとで奏が嫉妬していた、
みたいな風にすると伊吹の評価がさらに上がって美味しくなるかも。
そこで地の文を使うのもありですね。個人的にセリフのみの描写より好みです。

それと伊吹の視点として徹底したほうが話のテンポはよくなりそうです。
時々Pの心情や伊吹不在気絶中の会話が入るのは削っても問題なさそう。

あとスペテク使うなら特技Lvにしてあげてーnino)

アイマスにおけるアイドル同士の友情は斯くあって欲しいなぁというSSでした。
互いのことを想い合う麗しい部分もありつつ、
アイドル同士として自分も魅力で負けていられない意地の張り合いが欲しい。

麗しいだけの友情は玉鋼だけの日本刀みたいなもので、切れ味はあっても脆い気がします。
作刀のときに敢えて純度の劣る鉄を混ぜると強度が増すように、
行きがかり上生まれたしがらみとか、ねたみそねみとか、意地の張り合いとか、
そういう不純物を含むほうが、対等な人間関係としては強靭になるのではと思います。(FreegeP)

争う仲でありながら、同時に高め合える仲、
何より認め合える仲ってホント良いですよね
そういう存在に巡り合えたキセキはきっと何よりの宝になります(匿名)



作品番号113
タイトル 智絵里ユーフォリア

好きという気持ちを言い出せない少女たちの会話、勇気を出しての一歩、
と王道ながら智絵里らしい控えめな言動をよく表現しながら話を運んでいます。
智絵里と美穂というCuをろ過して抽出したような人を並べると恋の話も
小さい花がポツポツ咲くような大変微笑ましい光景になりますね。

智絵里の告白とPとのこれまでの時間の描写も概ね一般的なイメージを損なうことない内容ですので
感情移入のしやすいものになっていると思います。


はい、辛口希望・初投稿とのことなのでやや細かいとこまで。

美穂私はアイドルで、Pさんはプロデューサーだから…。
 プロデューサーさんにもし思いを伝えたとしても、Pさんは優しいから…どう断るか悩んじゃいます
Pを名前で呼べない都合Pさんになってるのだと思いますが、呼び方がごちゃ混ぜになってるのが箇所。
あとここに限らず名詞プロデューサーを連呼しすぎですので、
省略できるところはしたり「あの人」「彼」など表現を変えるなどすると文面が綺麗になるかなと。

セリフの行目はスペースを開けましょう。
テキストでの投稿なので改行も適度に入れないと文章が横に伸び気味です。

いつからかは分からいけど
ちゃんと何がいかないか考えて反省してるだろ
智絵理はいっ……はい……っ…
冒頭だったり話の山場での誤字・脱字は特に目立ちますので見直しはしっかり。 (nino)

智絵里ユーフォリア 感想

直球全力投球の智絵里SSをありがとうございます。
翼を広げて飛び込む勇気を持てた智絵里には幸せになってもらいたいですね。ありがとうございました。(匿名)

一文一文が可愛らしさマックスで、読んでいてニコニコできました。
心情表現が素敵でかわいらしかったです。(匿名)

ちえりんをぎゅーぎゅーしたいな
じたばたするのを押さえ込んで以下略

想いと立場に悩む姿は見ていて心苦しいものです
幸せな結末に届いて何より

ただ、個人的にはプロデューサーの出したこたえが
ちょっと唐突だったかなと感じました
もう少し、抱く想いをほんのり表に出していたり、
あるいはずっと隠してたことを告げたりとか
もう少しその辺りの描写が欲しかったです(匿名)



作品番号114
タイトル 多田李衣菜「あるライブハウスからの脱出」

いやー楽しかった。
モバマスSSと区分するか微妙なところですが、
謎解きは結構好きですのでいい感じに頭を使わせて頂きました。

ちなみに自分は
1問目即答、2問目少し悩んで解答、
3問目お手上げ、4問目調べて解答、
問目お手上げピアノ知識ならあったのにー問目お手上げ、
問目お手上げ、問目即答でした

…………いや、お手上げの問題でもいいとこまで行ったのはわりとありましたよ
解答の内容や人選など、思ったよりもかなり凝った内容で驚かされました。

しかしこの手のスレでちゃんと画像が今の今まで残ってるのも地味に評価点かも……


えーこれどこを辛口評価したらいいの……
SSパートと問題パート、ヒントパート解答パートを明確に区切ってくれるとやりやすかったかもです。
でも実際のテレビでもたぶんそこまで明確に区切ってなさそうだし……
普通のSSだったら登場人物多すぎ役割を分担させた方が読みやすいとか書きますけど
内容上そんな指摘は的外れもいいとこだし……すみませんお手上げで。解答ください。nino)

番目と番目が解けなかった…ッ
こういう暗号の類は大好きです

珍しいというか、あんまり接点ないメンバーが集まったな…
という疑問もしっかり解消してくれて良かったです

贅沢を言うなら、リアルタイムで参加したかった
いや、参加してもあの速度で解けてはいないでしょうけど、
それでもあのみんなで競い挑むお祭り感覚を味わいたかった(匿名)



作品番号115
タイトル 橘ありす「といいますか、ラインやってません」

おおぅ、LINEをやったことがあるかでまた評価が別れるSSだ。
一応やったことあります。かろうじて。登録するだけして放置ですけど。

文明の機器の申し子みたいなありすですが、LINEをやったことがなかったって設定は
なんとなくわからないでもないです。
初めにやる気が起きないと難癖色々つけて始める契機を見失うんですよね。
人に聞かれたり、周りがやりだしたりしてようやく重い腰をあげるみたいな。
どうにもPCに慣れた人間からすると異文化です。あれは。

文香の画面クルクルもあるあるな話。Androidにはコントロールセンターとかはないなぁ……
Dの変なアプリが常駐してバッテリーガリガリ削られるとかあると完璧でした。
ありすは愛されてるなぁもう使われてない番号が並ぶ自分の電話帳を確認しつつ


結局文香はPとかにLINEを入れてもらったんでしょうか
いきなり晴との会話に場面転換するので思わず

長文でありすの面倒くささを表現してるのは悪くないのですが
改行など見やすさにも気遣っていただけると……(nino)

ありすちゃんがこれからどんな大人になっていくのか、不思議と期待させてくれるです。(オリ)

不器用で、面倒くさくて、でも、精一杯で可愛いありすでした。LINEをやらない理由をそれはそれは丁寧に語るありすの姿がとても愛おしかったです。
ただ不器用で、面倒な子で終わるわけではなく、「本当に大切なものを取りこぼさないために」自分から一歩を踏み出す姿がとても素敵でした。LINEをやらない理由をつらつら並べることもしたけれど、その裏にある自分の気持ち、弱さもちゃんと見えていて、その上で一歩を踏み出す。でも、プロデューサーの前ではやっぱりつっけんどんな物言いになってしまう。強さと弱さとがない交ぜになって、面倒くさ可愛いさがいい塩梅でした。
そんなありすをプロデューサーだけでなく、優しくLINEに誘った文香、なんの気兼ねもなくずけずけ話しかける晴、他にも、それこそありすの心配が杞憂だっただろうな、と思わせるほどたくさんのアイドル達が見守っていることが伺える締めも良かったと思います。(ききょう)

仲間内で最後の方にLINEを始めると、最初の通知の多さに面食らうことは確かにあります。
ただそれがSSにおいてこんな効果を発揮するとは発想できませんでした。

しかし電話帳の同期は個人情報的に相当アブナイ気が……(FreegeP)

ふみふみに操作してみせてるとき、
多分ありすちゃんフンスフンスしてるんだろうなあ
可愛い、すごく可愛い

未だにガラケーなのでラインがどういうものなのか
イマイチわかってないですが、
ありすちゃんが電話帳連動でしっかり迎え入れられて良かった
というか、そんなに即座にお出迎えもらえて、
ホント良かったねありすちゃん(匿名)



作品番号116
タイトル 水本ゆかりのクラシック入門

クラシックあるある。聞いたことあるけど曲名は知らない。
SSというよりで学ぶスレ的なノリですが、SSは自由な発想でいいんだということで。

『朝』や『カルメン』といった誰でも聞いたことある曲から入るのは入門としてベターですね。
他の方のレスにしっかりお答えしており、親しみの持てる進行の仕方をされていると思います。

話題もあくまで「聞いたことある」レベルで極端に難しい話はしてないので、
クラシックや楽器に関わりのある黒川さん、星花さん、音葉さん、松山さん、松永さん達
といった面々の担当Pにもオススメできます。
コントラバスとかデカいバイオリン程度の認識だったなぁ……

そういえばフルートやってた妹がシベリウスがどうとか言ってたっけ……
吹奏楽部経験者もあるあるネタとして楽しめるかも。(nino)


リンク先を聴きながら楽しく読ませていただきました。数年前にはvip板でこのような
入門講座系アイマスSSが時々あり、懐かしく思い出しました。
ちなみに自分はクラシックは全くわかりませんですがシベリウスフィンランディアは昔から好きです。(しのーじ)


@shinoji_17

意外とぼやーっとだった部分を分かりやすく教えてもらったと思います。
こういうシリーズが増えればいいなと思います。(オリ)

そういえば昔は指揮者の存在理由がわからなかったんですよね
楽譜だけ見ていれば良いじゃん、それに従えば問題ないじゃん、と
そういうレベルの疑問から結構な本格的っぽい質問まで、
しっかり応えてくれて、良い勉強になります(匿名)



作品番号117
タイトル 夏の海にて

年の作品ですので水着SRのほぼ年前ですね。

最近では中々お目にかかれない、ダウナー系の凛。クーデレ
一般的な凛はキリッとした目つきですがこのSSだとジト目っぽい。
またそれがうだるような暑さに合ってるというか。

車で出かけ、人きりで砂浜で水着を着るわけでなく遊ぶだけ。
しかし浜辺の風景描写や海水の清涼感など、短い文章に夏を感じられる描写が盛り込まれており、
観光地のビーチとは違う雰囲気の、夏の海を感じさせるお話です。
セリフ量少なめなのが個人的に好印象。
暑さでやられたのか元々細かいことは気にしない方針なのか、凛の大胆さにも注目。


地の文形式で非常に陥りやすいのですが、文章が単調気味かなと思いました。
風景や人物の仕草が稚拙、ということでなく文末が
【近づいていく】【走る】【止める】や【歩き出す】【進める】【触れる】【すくませる】というように
同じ活用形が連続する事が多く、一つ一つの動作が一時停止しているような感じです。
それはそれで独自の書き方として見られるんですけどね。

ごまかし程度で構いませんので推量、否定系などを混ぜるよう意識すると
登場人物の動きのテンポがよく、より世界観に浸りやすくなると思いました。

夏の海にて 感想

凛Pです。結論から書きますと私はこの作品が今回の企画で一番だと思いました。投稿作品が膨大なため、読めていない作品もありますが・・・
なんといいますか、自分がなんで凛Pになったのかを思い出させてくれるような衝撃を受けました。凛の清涼感、神秘性、美しさ等々シリアスに彼女に向き合ったときに、凛から受けることができる感情を余すことなく受け取ることができる内容でした。担当であり贔屓に見られると思いますが私はそう感じました。
凛との距離感の表現が絶妙で、私自身、今回SSを投稿しましたが凛ではありませんが技量不足を痛感し、同時に刺激を頂きました。ありがとうございます。

あまりこういった感想は好みでは無いかもしれませんが、読んだ直後に思った事を素直に書かせていただきました。
素敵な時間をありがとうございました。(匿名)

こういう何とも言えない空気感はステキですよね

ところで、海へ入る前の防風林に囲われた場所へ車を止めたのは
「防風林」と「某ふーりん」をかけていたりします

アイドルとしてのしがらみだけでなく、
中の人の影響と言うメタなものも含めて、
そこからの解放感・開放感に溢れるものに仕上げている
…なんて、深読みではなくただ茶化しているだけでしょうか(匿名)



作品番号118
タイトル 美優「楓さんに弱みを握られました……」

短めのコピペSSかな と思ったら段落ち。
耳年増だったりヴァルキュリア衣装を想像したら結構似合ってたドライシッフさんがかわいい。
だが楓さんを前に生き残れると思うことなかれ。

何かとちゃっかりな楓さんと、ちゃんと一矢報いて結局返される三船さんのやり取りがおもしろおかしく、
三船さんに声ついたら同年代の楓さんと絡むのか楽しみです。

楓「フンフンフフーン、たかがきー」
適当すぎぃ


時々出て来る括弧外の半角文字が読みづらいので、擬音以外は避けるべきかと。

大して重要でもないですがジェンガで壊れちゃう、という表現がなんか無理矢理気味。
下ネタ詳しくないので誰か上手い勘違いの仕方を教えてください。(nino)


しっとりかえみゆ
まあ、こんな弱みは仕方ないですよね
むしろ弱みを握って欲しくもありますね

ただその強引な様は、万人に受け入れられるか、果たして(匿名)
◆(New!)
ありそうでなかったような、かえみゆのカップリング。
無邪気な25歳児と振り回される26歳の女性がいい味出してますね。
続きがあれば見てみたいです。(オリP)



作品番号119
タイトル 魔法使いが現れそうな夜

どうも、密かに亜美菜さんのエピソードが好きなninoです。
リアルアイドル経験者である亜美菜さんが3rdLIVEでガッチガチに固まってた話は
Pの間では有名なんでしょうか

それをリスペクトしてか、ありすを励ます文香とPというのが
3rdLIVEの方で手を繋いでくれた声優さん達の話に繋がっているようで。
歳の少女が決して一人で舞台に立つわけではなくPとして、
同じアイドルとして共に支え合う関係性が強調されており、
舞台裏の一幕として抑えたいところはきっちり抑えた感じです。

声優さんの逸話を絡めた話はアイマスならではだと思うので、
こういうお話はもっと増えて欲しい。


この話の構成ならアニメベースの設定は別にいらなかったかなと思います。
話の舞踏会に文香は出演してますし、話でありすはソロではないが舞台に立っています。
クローネにPが存在している描写もアニメにはないので
その辺の説明の手間が発生してしまい、リアルアニメごちゃ混ぜになって読者が混乱します。
Pもスカートに触れたりアメを口に放り込んだり、
短編SSなのでちょっと乱暴な印象が目立ちました。

あと佐藤亜美菜さんの「よにこも」リスペクトだったらケータリングのくだりは文香でなく奏の方が
それっぽかったかも
リアルの方の3rdでありすの直前が奏だったのでそこは実話どおりですが。
飯田氏はIKE-MENでしたね……(nino)

着想元のラジオはまったく知りませんが、ライブ前、舞台裏の緊張感が短い文でも伝わってきました。
特にありすの緊張を「ケータリングを食べられない」「スカートを潰す」
という振る舞いで表現してるのが、大きいかなぁと思います。


辛口評価希望とのことで、強いて気になる所は2点。

1点目は「魔法使いが現れそうな夜」というタイトルや「心が痛くなる」という地の文と、地の文に三人称神視点の食合せです。

「魔法使いが現れそう」と予感しているのは誰か 文香が侍女のように見えて「心が痛くな」ったのは誰か
これらの表現は「誰かの予測・心情」を描写したものですが、
その「誰か」が三人称神視点の地の文のせいで見えてこないのです。

2点目は「因果な商売」という表現。
再考の余地があると思われます。(FreegeP)

ステージ裏の緊張感や不安感って大変なものでしょうね
そういうのをさらっと攫える辺りこのプロデューサー手馴れてやがる
スカートめく…ゲフン、じゃなくて、衣装なおしが手早かったりだとか
作中で言われてたように荒療治ではありますが、
それでも治療成功している辺り、おそるべし

ただ、勿体無いオバケにとり憑かれた者として、つ
アメを吐き出させるならティッシュじゃなくて紙コップとか使ったら、
後でまた舐め直せるし持ち運びも楽なのでは、と想いました(匿名)




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  • プロテスト

    作品番号112を書いた者です。このたびは大変為になる貴重な感想をくださり、ありがとうございました。
    その感想について、ある一点について申し上げたいことがあって参りました。
    twitter上でやりとりするのも少し変かと思い、こちらにコメントとして書かせてください。

    ラストの特技レベルについて、あれは手違いや見落としではなく、自分なりに熟考したうえで決めたものです。
    当初は10にして終わりの予定でした。しかし改めて推敲すると、あの段階で伊吹はPV撮影の本番をまだ迎えておらず、
    ninoさんが仰った、成長物語という観点から見てもあの場で10にしてしまうと、
    その後に広がる可能性がいくらか狭まるような気がして、あえて9で留めることにした背景があります。
    例えば本番中に何かに気付いてブレイクスルーを果たすなどといった、土壇場で力を発揮するシーンを考えると、
    桁が繰り上がった10という、ある種完成された数字の前では、そのような光景に説得力が出ないのではと感じたのです。
    さらに、自分自身技量不足を痛感し自戒の意味も込めて、発展途上のほうがいいと判断し、-1を加えた次第です。
    このあたりは書く側にも書かれる側にも、まだ上昇の余地を残しておきたかったという事情が多分にあります。
    (ちなみにスぺテクとのやりとりで少し特別なだけだと伊吹にわざわざ言ったのは、そのレッスンを受けたことがない
     =特技レベルが8だと遠回しに表現したつもりでした。ゲームでは8からスぺテクを2枚使うのが定石ですので)
    コメディっぽくまとめておりますが、10ではなく9にしたのには以上のような明確な理由と意味を込めてのものでした。
    もちろん、その意図に気付かれたうえでのご指摘であれば、返す言葉もございません。取り消します。

    すみません、補足解説ならぬ言い訳を長々と失礼致しました。
    細かな意味合いを話の流れに自然な形で上手く落とし込み伝えられればよかったのですが、なかなか難しいようです。

  • nino(モバP名:水無川)

    >>1
    な、なるほど……! そういう意図があったとは。
    何分自分も「アニメの幸子はLv55くらいあるな」とか変な考察したりしますが、
    特技レベルまでは目が行ってませんでした。
    というか自分でスペテク使ったこと無い無課金ゆえ致し方なし……(言い訳

    ちょっとそのあたり実際のゲームの効率脳に染まってましたね……まだまだ見識が狭いものです。
    感想の方まで見てくださり、ありがとうございます!

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