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♪~
♪「ヤジロベエみたいな正しさだ」
♪「今この景色の全てが」
♪「笑ってくれるわけじゃないけど」
♪「それでもいい これは僕の旅」
♪「昨夜の雨の事なんか覚えていないようなお日様を」
♪「昨夜出来た水たまりが映して キラキラ キラキラ」
♪「息をしている」
♪「高く遠く広すぎる空の下」
♪「おはよう 僕は昨日からやってきたよ」
♪「失くせない記憶は傘のように」
♪「鞄の中で出番を待つ」
♪「手探りで今日を歩く今日の僕が」
♪「あの日見た虹を探すこの道を」
♪「疑ってしまう時は 教えるよ」
♪「あの時の心の色」
[℡](菅波)龍己さん家業を整理しようとしてるんですね。
(百音)うん… それで家族が悩んでて。
[℡]でも うちの仕事のことは私が 簡単に口出しできることじゃないから…。
(菅波)離れていた人間にとやかく言われたくはないでしょうしね。
先生 言葉がきついです。あ…。
でも あなたが一番 感じてることでしょう?[℡]はい。
でも 一度 離れたからそれで戻ったから感じてることもあって…。うん。
みんな ここで ずっと ふんばってなんとかやってきた人たちだから逆に言えないこととかまだ たくさん抱えてる。
痛みは きっと 何年たっても消えなくて。うん。
[℡]言ってほしいって言っても分かるわけないって…そうだと思う。
でも 痛みを抱えたまんま平気な顔で居続けるのは つらいでしょ。
まずは ここが痛いって言わせてあげるだけでいいんじゃないですか?
[℡]ここが痛い まだ痛むって口に出さしてあげることは本人の心を軽くします。
解決が無理でもそれで糸口が見つかるということもある。
ん?
先生の言葉は 時々 きついけど私には ないと困る。
これも重荷になる言葉かもしれないけど…。
ん?
頑張れ。
はい。
「おはようございます。ただいま 午前7時を回ったところです。現在の気温は マイナス0.1度。寒い朝ですね。今 港に けあらしが出ています。とってもきれいです」。
これをお聴きの方もし港が見える場所にいらしたら是非 見てみてください。
朝日も とてもきれいです。
こんなに きれいだったんだなって今 改めて思っています。
「ここで ちょっと気象と心にまつわるお話です」。
(耕治)頂きます。「今日は 低気圧が近づいてきています。こんな日は 体が重かったり頭が痛かったりする方もいらっしゃると思います。これは 気象病といって気圧の変化を 体が 敏感に感じることによって 起きる症状です。今日のような日はふだんは忘れていた痛みがぶり返したりするものです。そして それは 体の痛みだけではなく心の痛みも だったりします」。
皆さん ちょっと痛いなしんどいなと思ったら心に ためていること 言えないこと少しだけでも 外に出してみてください。
ここに来て 話してくれてもいいです。
声を聞かせてください。
あっ あかりさん。
話 しに 来てくれたの?
うん。 でも 来てくれてうれしい。
(あかり)あの…。うん。
いいです やっぱり。 悪いから。
いやいや 待って。悪いことなんて何もないから。
でも…。
あのね あかりさん 子供は堂々と大人の力を借りていいと思う。
私も いろんな人の力 借りてきたから。
私にできることなら したい。
永浦さんは テレビに出てた人でしょ?うん そう。
ってことは 永浦先生の娘さんですよね?先生?
あ… 母の?
先生に会いたい。
分かった。
(亜哉子)石井あかりさん…。 あかりちゃん!?
はい。うわ~ 大きくなって!さあ どうぞ どうぞ。
そうよね 3年生になる時よね。
はい。 母の実家の方に家族で行くことになったので転校しました。
そうだったね 北海道だったよね。
それで 今年 戻ってきたの?はい。
ありがとう。
違ってたら ごめんね。
でも… 少し時間が早いから。
学校さぼってきちゃった?
ああ ああ…。
はい すいません。
あっ でも 時々です。 本当に 時々。
今日だけじゃないって自分で言っちゃってるじゃないの。
(笑い声)
まあ いいわ。 私も 今は先生じゃないし。
いいんじゃない? 時々なら。
ああ 駄目か。
怒られちゃうかな?
まだ中学生だからあんまり すすめない方がいいかもね。
(亜哉子)はい すみません。
あかりちゃん 今のなしね。フフフフ はい。
6年間だもんね。え?
小学校3年から中2でしょ?向こうにいたの。
ああ はい。
友達も た~くさんできてたでしょ。
本当は…。
フフフ… 戻ってきたくなかった。
うん。
でも お父さんも お母さんもこっちに戻れて すごく喜んでるから…。
うん あかりちゃん 優しいもんね。
違う 気仙沼 嫌いじゃないです。普通に中学も楽しい。
新しい友達もできたし。うん。
ただ…。
ずっと言えなくて。
うん。
言えてよかった。
言ってもらえてよかった。
来てくれて ありがとう。
フフフ。
・(笑い声)・(あかり)頂きます。
今日は ありがとね。
ううん。
急だったから お母さんも驚いたでしょ。でも うれしかった。
(ため息)
ああ…。
お母さん。
本当に ちっちゃかったのよ。
かわいかった。
1年生だもんね。 あの時 あの子たち。
あの時 学校で私 子供たちを守ろうと必死だった。
でも あの長い夜の一瞬…。
ううん… 一瞬っていうのは都合のいい言い方かな。
どれぐらいだろう… 10分ぐらいかな。
私…。
あなたたちのこと考えてたのよ。
私たちの?
モネは おとうさんと一緒だからきっと大丈夫。
でも 未知は?おばあちゃんと2人で うちにいるの?
いや… きっと避難してるはずだ。
ああ でも モネ仙台で おとうさんと はぐれてたら…。
未知は あの子 大丈夫?
モネも 未知も 泣いてたら…。
♪~
気が付いたら私…。
学校から出ようとしてた。
あなたたちより うんと小さいあかりちゃんたちを…置いていこうとしてた。
♪~