3回目はvistlipの3rdアルバム『CHRONUS』です。
収録曲
01. First DIMENSION [Instrumental]
02. TELESCOPE CYLINDER
03. WEB
04. Recipe
05. Dr.Teddy
06. Prey Shadow
07. Second DIMENSION [Instrumental]
08. 深海魚の夢は所詮、 ~The deep sea fish in the well knows nothing of the great ocean.~
09. aquamarine
10. Nearly equal
11. RESET CIRCLE
12. B
13. Making of day1.
14. CHIMERA
15. Arrythmia
16. Third DIMENSION [Instrumental]
─
SE3曲、シングル5曲(内1曲はタイトルと歌詞が変更されている)の全16曲というボリュームのあるアルバムとなってます。
序盤の数曲、正直言って退屈で「あれ・・?」と思っていましたがリード曲である『Prey Shadow』から一気に化けます。
vistlipの良さ全開の曲が連発され、シングルカットできるような質の高い曲が続きます。
特に気に入った曲
シングル曲全部
『Prey Shadow』
『aquamarine』
『RESET CIRCLE』
『Making of day1.』
『Arrythmia』
『Prey Shadow』アルバムの世界観を崩さずに、V系シーンの周りに対する偏見を皮肉った歌詞が入っており部分が印象的。
『aquamarine』の綺麗なギターソロ及びラストサビ前の智の「君のために我慢」の部分、わざと震えさせたであろう歌い方がツボです。
『RESET CIRCLE』は久しぶりの海曲です。爽快なバンドサウンドにラップの要素が入っており、PVになっていてもおかしくないレベルの曲。
vistlip史上で一番好きなアルバムとなりました。既存のシングル曲を(いくつか)リミックスしてるのも良いです。
いつも通り全曲作詞している智曰く、「今回は歌詞でストーリーを繋げておらず、曲の順番通りに話が続いているわけではない」らしいですが個人的な解釈ではシングル曲の順番は繋がっているように思います。
CHIMERAの歌詞に
「箱ごと凍りついた猫」
「消えかけで読めない文字」
「水槽に浮かんだ深海魚」
とありますが、それぞれ上から『Recipe』『B』『深海魚の夢は所詮、』を表しています。
が、「歌詞の解釈は断言しないので想像してほしい、それが各々の正解になる」との事です。
ポップな曲から激しい曲まであり、それでいて散らかっていない名盤。vistlipを聴いた事のない人にも問題なくお薦めできます。
「仲間だ親だ笑えてくる ディスカウントの"感謝"送り 悲しませたのは君のせい」
「何時も冷たいメディアがほら、また俺達のせいにしてる
"加害者が好むジャンルとは・・・" 取り上げるのは何故かそこだ そんな君達にインタビューしてみたい」
『Prey Shadow』
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