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モーショントレス講座っぽい何か
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モーショントレス講座っぽい何か

2013-04-15 21:08
  • 2
誰に頼まれた訳でもないのですが、モーショントレス講座のような何かを書こうと思います(*´∀`)

ほとんどトレス講座動画のやり方を真似ているので、ぶっちゃけ読まなくても講座動画見れば問題ないです。
じゃあなぜ記事書いたって?そこにブロマガがあるからさ…( ・∀・)
あと、背景AVIについて触れてる講座が見当たらなかったので…><


▼見ると幸せになれるトレス講座動画










それではボチボチ始めていきます~(ノω`*)

STEP 1:背景AVIとWAVファイルを読み込む

恐らくトレス作業でまず初めに躓くのが、背景AVIの読み込みだと思います。

・トレス元動画をAVI形式でダウンロードしたのに、背景AVIとして読み込めない
・背景AVIとして読み込めたのに、途中で真っ黒になる

たぶんこの2つが最も多いトラブルじゃないかな~><
どうしてこうなるのかについては私も詳しいことは知らないので、私が使っている方法だけちゃちゃっと書きます(*ノωノ)

①まず、CravingExplorerという無料ソフトで、動画を保存する。(動画をダウンロードできるソフトなら何でも大丈夫なはず…?)

AviUtlを開いて、「ファイル」→「開く」で、保存したファイルを開く。(ドラッグ&ドロップしない
 その際、「ファイルを開く」の子窓にある「fps変換なし」のプルダウンメニューから30fpsまたは60fpsを選ぶ。(自分が作る動画のfpsに合わせる)

③「ファイル」→「AVI出力



↓出てきた子窓の「ビデオ圧縮」をクリック



↓更に出てきた子窓の「圧縮プログラム」を「Microsoft Video 1」にして、OKをクリック。



④「保存」をクリックし、変換が終わるのを待つ。

これで、読み込める背景AVIの完成です( *´艸`)
しかし、このやり方、私が適当にやってて上手くいっただけの方法なので、他にもっと良いやり方があると思います。
でも、これでもちゃんと読み込めるので、背景AVIを読み込む解決法が分からないという方は、この方法を試してみてください。
ただ、トレス元動画があまりにも長すぎると、この方法でもファイルサイズオーバーで、背景AVIが途中で真っ暗になってしまうかもしれません。
1曲の長さだったら、問題ないはずです。
あと、この段階でWAVファイルも読み込んでおきましょう。なくても問題ないのですが、モーション確認のために再生した時に無音だと寂しいので…(*ノ∀ノ)

「そもそもAviUtl持ってない…(´;ω;`)」という方には、この動画がオススメ!


STEP 2:トレス元に合わせてモデルの位置調整をする

モデルの初期位置をトレス元に合わせて決めます。
正確には、モデルを動かすのではなく、カメラを動かして調整します
カメラのX軸回転をいじって、MMDの床がトレス元動画の地面となるべく同じ角度になるようにします。
モデルは、私はこんな感じに、足先から頭までをトレス元の踊り手さんに合わせてます。踊り手さんとモデルの等身が違うのですが、私は無視してやってます。



STEP 2.5:モデルに表情をつけとく

モデルに好きな表情をつけとくと、モチベーションが上がるかもしれない。


       /だからお前は駄目なのだよ\

STEP 3:センター仮打ち

それでは早速トレス開始です。まずは、センターボーンの仮打ちから。

……の前に、MMDの「表示」→「モデル編集時カメラ・照明追従(C)」にチェックを入れときます。



これで、モデル操作時にカメラをいじっても、フレームを動かすと初期位置に自動で戻ります。ズレが生じなくて便利です。

では、センターを打っていきます。
まず、センターボーンのX軸・Y軸移動(縦横の動き)だけのキーフレームをつけます。
※Z軸移動(前後の動き)は、1番最後に横から見ながらつけます。
踊り手さんの頭~胴体の動きの始点終点を見つけて、そこにセンターを仮打ちしていきます。
基本は腰の位置で合わせて打っていきます。Y軸移動は頭の上下の動きの大きさに合わせるとやりやすいです。
あくまで仮打ちです。後で調整するので、神経質にならずにポンポン打っていきましょう。
最初は変なポーズになりますが、それも気にせずガンガン打っていきます。
センターボーンのY軸回転は使いません。モデルに後ろを向かせるには、他のボーンを使います。



STEP 4:上半身のモーションをつける

センター仮打ちが終わったら、「上半身」「」「」のボーンをやっていきます。
センター仮打ったところと同じフレームに、キーフレームを打っていきます。
ここは、これがラストチャンスだとでも思う勢いで丁寧にキーフレームを打っていくと、後々調整せずに済むので楽だと思います。
踊り手さんと頭の位置が合わなくなってきますが、同じポーズを取れているなら気にしなくてOKです。
センターと同じフレームにキーを打ちつつも、キーフレームの間の動作も踊り手さんと比べ、違っているようなら「補間曲線」やキーフレームを打って調整します。



「補間曲線」については、この動画が分かりやすいです。


STEP 5:腕と指のモーションをつける

トレスで1番の苦行です。
気合と根気と愛で乗り切るしかないです。
指は、ポーズデータを使って頑張ります。あらかじめ、よく使う指のポーズを作ってポーズデータとして保存しておくと楽です。(パーとか、ピースとか、人差し指で指すポーズとか)
腕は大きな動作が多いので、動きの始点と終点が見つけやすいです。まずは始点と終点にキーフレームを打って、間の動きは「補間曲線」で補い、それでも補えないなら更にキーフレームを打っていくと楽です。
腕は、「肩→腕→ひじ」の順番でやっていきます。
でも、ぱゆ式モデルは「肩Pボーン」があるので、「腕→肩P→ひじ」でも大丈夫です。



STEP 6:下半身モーションをつける

上半身と同じように下半身ボーンをつけていきます。
私は、下半身はY軸回転のみで、X・Z軸回転やその他の移動は一切使ってないです。
このステップはとても楽です。上半身と一緒にやっても良いと思います。

STEP 7:足IKモーションをつける

難しそうに見えて簡単な部分です。
トレス元のつま先と、モデルのつま先が同じ位置にあるようにキーフレームを打ちます。
私は足IKは、3段階に分けてつけています。

①接地している時
接地している時の足は、ボーン操作の「初期化」を使ってから、X・Z軸移動させると地面に埋まることがなくて楽です。




②かかとが浮いている時
まず、足IKのY軸移動で足を上げます。



次に、足IKのX軸回転を使ってつま先を地面に付けます。



このままだと、つま先が少し後ろに下がっているので、足IKをグローバルのZ軸移動で、つま先の位置を調整します。
(つい最近まで、つま先IKでつま先を動かしていたのですが、足IKで動かした方が滑らかになる気がします)

③足が地面から離れている時
足IKを(グローバルモードで)動かして位置を調整します。
センターのZ軸はまだ一切触れていないので、足が極端に前や後ろにある場合(歩行するなど)には、置きたい場所に足が届かないことがあります
その時は、センターのZ軸移動を使って、足が届くところにセンターを一旦移動させます(適当でOKです)。



STEP 8:最終調整

横から見た時のセンターの動きをつけます。横からの動きは正確には見えないので、正面の動きを参考にしつつ完全に勘でやります。難しいです。
その後、正面から見た時のセンターも、トレス元と違うところを見つけては修正していきます。
更に、「左足」「右足」ボーンのY軸回転で、トレス元と足の向きが同じになるよう足のキーフレームを打ちます。
腕・上半身の動きも、横からチェックして、おかしな部分を調整します(これもすごく難しいです)。



これで完成です!
上の図は講座用に作ったので、1フレームしかキーを打ってませんが、実際は各STEPは曲の半分~全部のキーフレームを打ってから次のSTEPに進みます。
私はとりあえず1番まで全STEPをやってから、2番に入ります。
というのも、踊りによっては、1番と2番の振りが同じor似ている部分があるので、あらかじめ1番のモーションを作っておけば、コピー&ペーストからの微調整で使えるからです。


ほとんど先人の受け売りしか書いてないですが…><
少しでも参考になれば幸いです!
正直自分で読み返しても訳の分からない文章なので…質問はいつでも大歓迎です( '艸`*)
あと、「これはこの方がやりやすいよ!」等の助言もいつでもお待ちしております…!!
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動画だと速くて追いつけなかったので助かります。
25ヶ月前
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分かりやすくて、いいっすね(/・ω・)/
9ヶ月前
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