今回はモデルさんの衣装の色替えについてちょこっと書かせて頂きたいと思います。
私も初めて色替えをした時はPMDEditaの材質の【Diffuse】【Specular】【Ambient】(PMX編集なら材質色の拡散色・反射色・環境色)で色替えを行っていました。
ですが、そこで色替えを行ってしまうと折角モデラー様が丹精込めて描いて下さったテクスチャの影だったりシワだったりが消えてしまいます。
特に【Ambient】(環境色)を変えると大変なことに・・・;;
それは悲しいし勿体無いし、モデラー様に失礼かな?と個人的に思います。
ので!
ここはペイントソフトを使いテクスチャそのものの色彩だったりを変えて影やシワを消さないようにする方法を書き綴っていきます(*´∀`)
私はGIMPでその作業を行っているので、ここではGIMPでのやり方を説明させて頂きます。
※私が愛用しているのはGIMP2です。
※それ違うよ!など思うことがありましたらコメントでお知らせ頂けたら幸いですm(_ _)m
ここではマルコさんのテクスチャをお借りしてみたいと思います。
テクスチャ【newmar3.bmp】です。
このテクスチャをモノクロ化したいと思います。
①GIMPを起動し、テクスチャをD&Dするかファイル→開くよりテクスチャを読み込む。
②GIMPメインウィンドウの上部、【色(C)】の【脱色】をクリック。
③初めは明度等、分からないと思うので(私自身まだ理解しきれていません;;すみませんorz)そのまま【OK】をクリック。
④するとテクスチャがモノクロ化されます。このモノクロ化されたテクスチャを元々のテクスチャと同じ拡張子、bmpで別名保存します。英語で保存しないとPMDEditaで読み込む際、サイズオーバーとのエラーが出たと思うので、ここでは【newmar3mono】等の分り易い名前で保存することをオススメします。
これでモノクロテクスチャの完成です。この脱色と同じ要領で、メインウィンドウ→色→色相-明度(S)で色相を等を変えられたりします。
私は大体色相だけを弄って影やシワを残しています(*´∀`*)
極端に色相を弄ったのがこのテクスチャです。
それでも影・シワはしっかりと残っていると思います。
このように様々な色に変えることが出来ます。GIMPさんすげー!!(私はペイントソフトはGIMPさんしか知りません。・゚・(ノД`)・゚・。)
そして次はマルコさんと同じフォルダにモノクロテクスチャを入れて、PMDEditaを起動!
(余談ですが私は色々やりやすいので【情報(I)】→【PMX編集へ切り替え(X)】でPMD編集からPMX編集へ切り替えて作業します。
PMX編集ですと、Shiftキーで連続選択が出来るからです★)
①マルコさんを読み込む。
②【絞】で色を変えたい材質を確認する。
③PMD(PMX)編集ウィンドウの材質タブ、テクスチャを変えたい材質の【TEX:】部分の右の方にある正方形の窓をクリック。
④すると現在のテクスチャが表示されるので、【ファイル】→【テクスチャの読み込み】より、モノクロ化したテクスチャを読み込む。
⑤読み込み、テクスチャが変更されたら上部にある【変更】をクリックしてテクスチャを変更します。
⑥テクスチャを変えたい材質のテクスチャを全て変更したら完了ですb
こちらはデフォのマルコさんです。
こちらは先程GIMPでモノクロ化したテクスチャを材質で適用したマルコさんです。
チェーン部分とサンダル、身体以外がモノクロ化されました!!
ズボン部分を見るとよく分かると思うのですが、影もシワも消えていません(*´∀`*)
この状態を【モノクロマルコ】などの別名保存すればモノクロマルコさんの出来上がりです!!
はじめは難しいかもしれませんが、慣れれば簡単です!
折角モデラー様が描いて下さったテクスチャを綺麗に色変えして楽しいMMDライフをお送り下さい★
ではここまでお付き合いありがとうございました!
2015/2/5追記
既にやり方が上記されてるコメントには返答を控えさせて頂きます。