フォートナイトやるみたいに働けないかな~
【業界に問う】“モチベーションのプロ”が考える「ゲームの楽しさを仕事に活かす方法」
仕事
アプリから会員登録したユーザーが自分の知見を回答できる「新R25ワイドショー」。
皆さん、毎日楽しんでいただいてありがとうございます!!!
ただ、これまであった通常のお題にくわえ、より専門ジャンルに限定したハイレベルなものも見てみたい…と思うようになりました。たとえば、あるジャンルでのトッププレイヤーが“最近、業界に問うてみたいテーマ”は何か?
今回は、チームマネジメントについてのベストセラー『THE TEAM』の著者であり、2020年にナレッジワーク社を創業した麻野耕司さんに、お話を聞いてみました。
〈聞き手=天野俊吉(新R25副編集長)〉
皆さん、毎日楽しんでいただいてありがとうございます!!!
ただ、これまであった通常のお題にくわえ、より専門ジャンルに限定したハイレベルなものも見てみたい…と思うようになりました。たとえば、あるジャンルでのトッププレイヤーが“最近、業界に問うてみたいテーマ”は何か?
今回は、チームマネジメントについてのベストセラー『THE TEAM』の著者であり、2020年にナレッジワーク社を創業した麻野耕司さんに、お話を聞いてみました。
〈聞き手=天野俊吉(新R25副編集長)〉
天野
ナレッジワーク社を立ち上げられてしばらく経ちますが…最近は麻野さんはどんなことをされてるんですか?
麻野さん
ナレッジワークを創業して1年半、プロダクトステルス(非公開での開発)を続けていて、まだ「何をやってる」って出してないんですよね。競争戦略の観点からそうしてるんです。
なので今日は喋れること少ないんですけど。
なので今日は喋れること少ないんですけど。
もったいぶらないでください
麻野さん
人類が数千年とらわれている「労働は苦役なり」って考え方あるじゃないですか。これを変えるっていうのが、ずっと変わらない僕のテーマなんですよね。
今、開発しているのは「仕事を通じて一人ひとりの能力や成果が向上する」ITツールです。単に業務の生産性が高められるだけではなく、楽しみながら働けるようなソフトウェアをつくることに挑戦したいと思っています。来年の4月にはツールだけでなく、そのためのコンセプトやフレームワークを発表する予定です。
それで僕がいろんな人にきいてみたいと思ったテーマが…
今、開発しているのは「仕事を通じて一人ひとりの能力や成果が向上する」ITツールです。単に業務の生産性が高められるだけではなく、楽しみながら働けるようなソフトウェアをつくることに挑戦したいと思っています。来年の4月にはツールだけでなく、そのためのコンセプトやフレームワークを発表する予定です。
それで僕がいろんな人にきいてみたいと思ったテーマが…
天野
「ゲームから」…?
「人間が絶対やりたくないことが、ゲームならできる」
麻野さん
僕のなかで「労働は苦役なり」の反対は何かっていうと、「ゲームのように仕事を楽しむ」ことだって気付いたんです。
僕、創業する前後のタイミングで、ゲームをすごいやるようになったんですよ。「フォートナイト」ってゲームを週に2、3日やってて。
ネットでつながってる100人が同時にプレイするんです。4人1チームの25チームが兵士として島に降り立つんですよ。銃とか武器をひろって戦って、最後まで生き残ったら勝ちっていうゲームなんですね。
僕、創業する前後のタイミングで、ゲームをすごいやるようになったんですよ。「フォートナイト」ってゲームを週に2、3日やってて。
ネットでつながってる100人が同時にプレイするんです。4人1チームの25チームが兵士として島に降り立つんですよ。銃とか武器をひろって戦って、最後まで生き残ったら勝ちっていうゲームなんですね。
天野
やったことないけど、めっちゃ人気ですよね。
麻野さん
夜な夜な世界中の人が熱狂してやってる。これマジですごいなって思って。
だって普通に考えたら戦場で殺したり殺されたりって、人間が絶対やりたくないことじゃないですか。
だって普通に考えたら戦場で殺したり殺されたりって、人間が絶対やりたくないことじゃないですか。
天野
あ~、はい。
麻野さん
お金もらってもやりたくないことのはずなのに、ゲームにしたらお金払ってでも週3日2時間やる。「ゲームの力ってすごいな」って思ったんですよね。
それで、「フォートナイトをやるような感覚でみんなが働けたら、めちゃくちゃいい世の中になるんちゃうかな」って思ったんです。
そこから「ゲームのように仕事を楽しむためには、どういう要素が必要なんやろ?」って考えはじめて。
それで、「フォートナイトをやるような感覚でみんなが働けたら、めちゃくちゃいい世の中になるんちゃうかな」って思ったんです。
そこから「ゲームのように仕事を楽しむためには、どういう要素が必要なんやろ?」って考えはじめて。
天野
どういう要素が必要なんですか?
麻野さん
…それはちょっとまだ言えないんですけど。
天野
そこまで言ったんだから教えてくださいよ!!
「ダメだったらあとでカットしますからね」
「入力がない」「結果がすぐわかる」ゲームのように仕事を楽しむ方法とは?
麻野さん
「ゲームの楽しい要素」を分解していって、仕事に取り入れよう…というのが基本的な考え方です。
たとえば表層のインターフェイスの部分から話すと、「仕事を楽しくするためには“入力”を減らすのが大事」と言えるかもしれない。
たとえば表層のインターフェイスの部分から話すと、「仕事を楽しくするためには“入力”を減らすのが大事」と言えるかもしれない。
天野
入力…?
麻野さん
たとえば天野さんが僕に取材依頼のメッセージをくれたとき、文字をたくさん打ちましたよね? 企画書つくるときも、たくさん入力しましたよね?
天野
はい。
麻野さん
でも、あれを「ゲームでやらなあかん」ってなったら、めちゃくちゃ面倒くさくないですか?
天野
たしかに! あ~、仕事にはあるけどゲームにはない要素があるってことか。
麻野さん
そういう「面倒くさい」が、仕事には多いしゲームにはほとんどないんですよ。基本的にはゲームはボタンを押していけばできる。
だから「面倒くさい入力を減らしたら、仕事がゲームに近づくんじゃないかな?」って。
だから「面倒くさい入力を減らしたら、仕事がゲームに近づくんじゃないかな?」って。
麻野さん
あとは…深層のメカニズムの部分を話すと、仕事って結果が分かるまでだいたい「1カ月」くらいかかりますよね。営業で“今月は目標達成した、しなかった”とか。それを「もっと早く区切ったほうがいい」と言えるかもしれない。
ゲームの決着がつく時間って、多くが1ゲーム5~30分なんですよ。
ゲームの決着がつく時間って、多くが1ゲーム5~30分なんですよ。
天野
つまり、結果がすぐわかる?
麻野さん
そう。フォートナイトも短いときは5分で死にますし、優勝するときでも30分。これが「結果出るまでに30日かかる」だったら、全然おもんないと思うんですよ。
天野
たしかに…でも仕事ってそうですね。
天野
話がズレるかもしれないんですけど…麻野さんの『THE TEAM(ザ・チーム)』で、「○○タイプの人と話すときは経験を伝えよう」とか解説されてたじゃないですか。
THE TEAM
Amazonで見る
天野
でも実践しようと思っても、とっさにできないんですよね…。こういう悩みももしかして…
麻野さん
それもゲームで説明できますね。
なんでもゲームでいける大喜利になってきた
麻野さん
たとえばフォートナイトを構成している要素を考えると…
ひとつは「戦場」。これは仕事でいうと「業務の領域」ですね。もうひとつは「武器」。近い敵にはショットガンだし、遠い敵にはライフルが必要。仕事でいうと「知識の領域」になります。
ひとつは「戦場」。これは仕事でいうと「業務の領域」ですね。もうひとつは「武器」。近い敵にはショットガンだし、遠い敵にはライフルが必要。仕事でいうと「知識の領域」になります。
天野
はい。
麻野さん
そして、武器をうまく使うために練習しなきゃいけない。これは「練習の領域」。最後には、自分の行動のスコアが出てくるようになってるんですよ。「あなたはこれくらいできてますよ」と。これが「分析の領域」です。
『THE TEAM』を読んで、天野さんはチームマネジメントのやり方を知ったわけですよね。仕事の武器、つまり「知識」を手に入れた。
『THE TEAM』を読んで、天野さんはチームマネジメントのやり方を知ったわけですよね。仕事の武器、つまり「知識」を手に入れた。
天野
あ~、武器を手に入れただけだったのか…
麻野さん
次にやらなきゃいけないのは、知識をうまく使いこなすための「練習」ですね。
最後に「天野さんのコミュニケーションをどう感じたか? アンケートとってみましょう」みたいなことで自分の「数字」がわかるといい。
それが簡単に繰り返せて、どんどんレベルアップできる。めちゃめちゃやりたくならないですか?
最後に「天野さんのコミュニケーションをどう感じたか? アンケートとってみましょう」みたいなことで自分の「数字」がわかるといい。
それが簡単に繰り返せて、どんどんレベルアップできる。めちゃめちゃやりたくならないですか?
天野
やりたい…これがゲーミフィケーションか…
ゲーム業界の著名CEOと、あの女優を指名する麻野さん
天野
今日のお話をふまえて、「どうやったら仕事をゲームのように楽しめるか?」というテーマを、どなたに聞きたいですか?
麻野さん
ゲームにくわしい人に聞いてみたいなって思ってるんですよね。たとえばgumi創業者で現Thirdverse CEOの国光宏尚さん。
それからアカツキCEOの香田哲朗さん。あとはミラティブCEO・赤川隼一さん。ゲーム実況配信の会社をやってるんですけど、会社のテーマが「エモ」やって言ってたんで、どんな回答をするか聞いてみたいなと。
それからアカツキCEOの香田哲朗さん。あとはミラティブCEO・赤川隼一さん。ゲーム実況配信の会社をやってるんですけど、会社のテーマが「エモ」やって言ってたんで、どんな回答をするか聞いてみたいなと。
天野
赤川さんは一度取材させてもらったことがあって、そのときは「アバターがいて、自分の顔を出さないで配信できるという心理的ハードルの低さが大事」と言ってましたね。
麻野さん
へ~! たしかに、フォートナイトやってて不思議なのが、課金するとしたら“武器を買うとき”だと思うじゃないですか? でも、武器は買えないんですよ。
買えるのは、スキンっていう戦うときのコスチュームだけなんです。「何それ? そんなんで儲かるの?」って思うんですけど、なんかめちゃくちゃ買っちゃうんすよ。強さに関係ないのに。
買えるのは、スキンっていう戦うときのコスチュームだけなんです。「何それ? そんなんで儲かるの?」って思うんですけど、なんかめちゃくちゃ買っちゃうんすよ。強さに関係ないのに。
天野
アバター的存在のビジュアルについても聞いてみたいですね。
麻野さん
その流れで聞きたいテーマがこれで…
麻野さん
ぜひ、本田翼さんに聞きたいんですよ。
麻野さんは事前のヒアリングでも本田翼さんのお名前を連呼されていました
天野
本田翼さんがゲーム好きだからってことですか…?
麻野さん
そうです! ちゃんと文脈があるんですよ。サイバーエージェントの力を駆使すればいけるはずですよ?
天野
5万%ムリだと思いますけどね。
麻野さん
会社の力を使うのがムリでも、記事のなかには書いときましょうよ! そしたら何かの間違いで、本田翼さんが新R25ワイドショーにコメントしてくるかもしれないですよ?
何かの間違いを期待する麻野さん
天野
わかりました…書いておきましょう。
「仕事を楽しむ」と「ゲームの話」が絡むと思ってなかったので、すごく面白かったです。ありがとうございました!
「仕事を楽しむ」と「ゲームの話」が絡むと思ってなかったので、すごく面白かったです。ありがとうございました!
ということで、マネジメントに一家言あるビジネスパーソンの皆さま、ゲーム業界の皆さま、「ゲームから仕事に取り入れられること」および「ゲームをプレイしていて感動したモチベーション施策」をぜひ回答してください!
そして…本田翼さんおよびその関係者の皆さま…麻野さんからのラブコールに応えていただけるようでしたら、ぜひオフィシャルアカウントまでご連絡をお願いいたします!
そして…本田翼さんおよびその関係者の皆さま…麻野さんからのラブコールに応えていただけるようでしたら、ぜひオフィシャルアカウントまでご連絡をお願いいたします!
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お待ちしております
〈取材・文=天野俊吉(@amanop)〉
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「クリエイター、Windows使わない説」はウソ!?
「 “これでいい”と思い始めたら、人生そこで終わり」明石ガクトを感動させたNEC開発陣の“職人技”とは
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NECパーソナルコンピュータ株式会社
仕事
ノートパソコン販売シェアNo.1のNECパーソナルコンピュータから発売中の<LAVIE Pro Mobile>。
打ちやすさを追求するためのキーボード1つひとつの調整、軽量ながら強度の高いカーボン素材の採用、オンライン会議に適したミーティング機能など、ビジネスパーソン向けに徹底的に開発され、細部にまでこだわりがつまったNECの職人技を感じるパソコンです。
打ちやすさを追求するためのキーボード1つひとつの調整、軽量ながら強度の高いカーボン素材の採用、オンライン会議に適したミーティング機能など、ビジネスパーソン向けに徹底的に開発され、細部にまでこだわりがつまったNECの職人技を感じるパソコンです。
ただ、こういう最新ガジェットのすごさって、あんまりピンとこないんですよね…。
そこで、気になる実力をレビューしてもらうべく、今をときめく“No.1”動画クリエイターこと、ワンメディア株式会社代表の明石ガクトさんをお招き。
勝手ながらクリエイターはあんまりWindowsを使わないイメージがありますが…想像に反してWindowsとmacOSのノートパソコンをそれぞれ使いわけているという明石さん。
明石さんがWindowsを愛用しつづける理由とは? そして、一流の目線から見た“No.1パソコン”の実力は…?
そこで、気になる実力をレビューしてもらうべく、今をときめく“No.1”動画クリエイターこと、ワンメディア株式会社代表の明石ガクトさんをお招き。
勝手ながらクリエイターはあんまりWindowsを使わないイメージがありますが…想像に反してWindowsとmacOSのノートパソコンをそれぞれ使いわけているという明石さん。
明石さんがWindowsを愛用しつづける理由とは? そして、一流の目線から見た“No.1パソコン”の実力は…?
【明石ガクト(あかし・がくと)】 2014年にミレニアル世代をターゲットにした動画制作会社であるワンメディア株式会社を創業。2018年に、初の著書『動画2.0 VISUAL STORYTELLING』を刊行。2020年『動画の世紀 The STORY MAKERS』を上梓
〈聞き手=石川みく(新R25編集部)〉
「ビジネスパーソンたるもの、WIndowsも使いこなせて当然」
明石さん
聞くところによると、「クリエイターはWindows使えない疑惑」があるから僕が呼ばれたそうじゃないですか。
石川
はい…すいません…
明石さん
あのねぇ、そんなことないのよ!
クリエイターだろうとなんだろうと、いちビジネスパーソンとして仕事をする以上、WIndowsもmacOSも使いこなせて当然だと思ってますよ、僕は。
クリエイターだろうとなんだろうと、いちビジネスパーソンとして仕事をする以上、WIndowsもmacOSも使いこなせて当然だと思ってますよ、僕は。
石川
恥ずかしながら私自身、もう数年Windowsを触ってないんですよね…
明石さん
そうなの? じゃあ今のWindows触ったら驚くと思いますよ。めちゃくちゃ使いやすくなってるから。
たとえば左下に「スタートメニュー」があるのわかります?
たとえば左下に「スタートメニュー」があるのわかります?
石川
あぁ、電源切るやつですか?
明石さん
…えっ、スタートメニューのこと電源切るボタンだと思ってる人? スタートしてないじゃん。終わらせてんじゃんそれ。
「今のスタートメニューは本当に“神ってる”から! あのメニューからどこにでも飛べるんだよ!」
明石さん
「俺はmacOSさえあればいい」って人は、得意なことしかやりたくないって気持ちがにじみ出ちゃってるんですよね。
ビジネスパーソンってのは、相手に合わせたアウトプットができてはじめて一流ですから。石川さん、プレゼン資料ってなにで作ります?
ビジネスパーソンってのは、相手に合わせたアウトプットができてはじめて一流ですから。石川さん、プレゼン資料ってなにで作ります?
石川
私はだいたいPowerPointですね。
明石さん
ほら、広告系の企業の人はみんなPowerPointなんですよ!
僕はmacOSのKeynoteも使いますけど、いくらKeynoteでスタイリッシュな資料を作ったとしても、どうせ営業の人にこう言われるわけ。
「明石さん、こっちの資料とマージするのでPowerPointで展開してください!」って。
僕はmacOSのKeynoteも使いますけど、いくらKeynoteでスタイリッシュな資料を作ったとしても、どうせ営業の人にこう言われるわけ。
「明石さん、こっちの資料とマージするのでPowerPointで展開してください!」って。
明石さん
あとから変換して崩れるくらいなら、最初からPowerPointでかっこいい資料を作ったほうがいいでしょ?
ってなると、Officeが使いやすいのは圧倒的にWindowsなんですよ。
ってなると、Officeが使いやすいのは圧倒的にWindowsなんですよ。
石川
あ〜、それはたしかに…
明石さん
実際、Office使ってる人口のほうがやっぱり多いですからね。
資料を届ける相手がPowerPointを使ってるんだったら、そこにアジャストしていくのも大事な責務だと思いますよ。
資料を届ける相手がPowerPointを使ってるんだったら、そこにアジャストしていくのも大事な責務だと思いますよ。
「ついでに言うと、動画制作に欠かせない『Adobe Premiere Pro』も昔はWindows版しかなかったんですよ。知ってました?」
<LAVIE Pro Mobile>を本気レビュー。明石さんを感動させた“とある素材”とは
石川
今回、明石さんに<LAVIE Pro Mobile>を使っていただいたんですが…
普段からWindowsを使い倒してる明石さんから見ていかがでしたか?
普段からWindowsを使い倒してる明石さんから見ていかがでしたか?
明石さん
まずこれ、めちゃくちゃ軽いんですよ! 小指と薬指だけで持てるくらいなのよ、本当に。
僕けっこう移動中にパソコン触るから、片手でパソコンの下を支えて片手で操作することが多いんですけど…
僕けっこう移動中にパソコン触るから、片手でパソコンの下を支えて片手で操作することが多いんですけど…
「こういう感じね」
明石さん
この持ち方って軽くないとできないでしょ? しかもこれは軽いだけじゃなくて、ちゃんと剛性もあるんですよ。
石川
剛性?
明石さん
要するに頑丈ってこと。
パソコンって軽ければ軽いほど、片手で支えるとたわんじゃうことが多いんですけど…これは全然たわまないから、どうなってるんだろうと思って。
たぶん、めちゃくちゃいい素材を使ってるんじゃないですか?
パソコンって軽ければ軽いほど、片手で支えるとたわんじゃうことが多いんですけど…これは全然たわまないから、どうなってるんだろうと思って。
たぶん、めちゃくちゃいい素材を使ってるんじゃないですか?
石川
おぉ…さすがです! トップシェアメーカーのみが使用を許された、特別開発のカーボン素材でできているそうなんですよ。
明石さん
あ〜〜〜!! カーボンなんだ!! じゃあもうF1カーじゃん!
石川
まさに、F1カーとか人工衛星で使ってるのと同じ素材だそうです。150キロの圧力、76cm上からの落下にも耐えられる試験にパスしたそうですよ。
明石さん
そりゃカーボンだもんね!カーボンって本当にすごいんですよ。単純にいい素材だから高いし、生成にもめちゃくちゃ手間がかかるから。
石川
ちなみに重さは約889gで、1キロ切ってます。
明石さん
俺がいつも飲んでる1リットルのコントレックスより軽いじゃん! ヤバイね!
独特なたとえで感動を表す明石さん
明石さん
あとキーボードね。僕、キーの押し心地にめっちゃうるさい人間なんですよ。浅すぎても深すぎてもダメで。
たくさん文字を打つときって、とにかく指の動きを最小限にしたいじゃないですか。なのにキーが深いと指がつっちゃう感じがして疲れるし、浅すぎると打ってる感じがしないし。
でもこのキーボードは快適でしたよ。押し心地が絶妙にいい。
たくさん文字を打つときって、とにかく指の動きを最小限にしたいじゃないですか。なのにキーが深いと指がつっちゃう感じがして疲れるし、浅すぎると打ってる感じがしないし。
でもこのキーボードは快適でしたよ。押し心地が絶妙にいい。
石川
このキーボード、明石さんのように感触にこだわる人でも満足できるよう、押し心地が3段階になっているんですって。
最初がグッと固くて、次にスーッと沈み込んで、最後にピタッと打ち終わります。
最初がグッと固くて、次にスーッと沈み込んで、最後にピタッと打ち終わります。
「…マジ?」
明石さん
ほんとだ! だから気持ちいいんだ。
石川
よく見ると、キーのサイズがかなり大きいんです。キーとキーの間を細くするために、1台あたり20分かけてドリルで穴を開けてるそうですよ。
明石さん
型を使ってないってこと? 初期投資もかかるのに…気合い入ってるなぁ。
石川
各パーツを極限まで薄くして、パーツレイアウトを0.1mm単位で調整することで、極限までキーピッチを狭くして、キーひとつひとつを大きくて打ちやすいサイズに仕上げているそうです。
明石さん
たしかに、デスクトップと同じサイズのフルキーボードだね、これ。
肩こりで悩んでるみなさん、知ってました? 実はキーボードのサイズって、肩こりに密接に影響するんですよ。
肩こりで悩んでるみなさん、知ってました? 実はキーボードのサイズって、肩こりに密接に影響するんですよ。
これは「肩イテェ!!」と言っている明石さんです
明石さん
狭いキーボードを打とうとするから、肩がキュッと狭まって巻き肩になっちゃうわけ。
肩をなるべく広げるためにも、こういうフルキーボードのパソコンを使ったほうがいいんですよ。
肩をなるべく広げるためにも、こういうフルキーボードのパソコンを使ったほうがいいんですよ。
石川
それで言うと、姿勢に関連する特長がもうひとつあって。ディスプレイを開くとわかりやすいんですけど…
明石さん
…待って、俺それ気づいてるよ。当てていい?
ほら、見てください!折れ曲がる部分に突起があるでしょ?
ほら、見てください!折れ曲がる部分に突起があるでしょ?
通販番組みたいになってきた
明石さん
液晶を開くと、この突起部分が本体を持ち上げてくれるんですよ。
そのおかげでキーボードにちょっとだけ傾斜がついて、自然な体勢でタイピングできるわけですよ。そうでしょ?
そのおかげでキーボードにちょっとだけ傾斜がついて、自然な体勢でタイピングできるわけですよ。そうでしょ?
めちゃくちゃ正解でした。ちなみに傾斜の角度は約2度。何度も検証を重ねたこだわりの数字だそう
“これでいい”と思い始めたら、人生そこで終わり
明石さん
モノづくりって、「調達・加工・配信」の3ステップで成り立ってるんですよ。
たとえば動画なら、撮影が「調達」。テロップ入れとかの編集が「加工」。できあがった動画を各プラットフォームに流すのが「配信」ね。
で、みんなが注目したりマネしたりするのって大体「加工」か「配信」なんですよ。
たとえば動画なら、撮影が「調達」。テロップ入れとかの編集が「加工」。できあがった動画を各プラットフォームに流すのが「配信」ね。
で、みんなが注目したりマネしたりするのって大体「加工」か「配信」なんですよ。
明石さん
一方で「調達」は、言ってしまえば一番ごまかしが効く工程です。目立たないし、「加工」や「配信」でそれっぽく騙せちゃうから。
ただ、それじゃ一流とは言えない。一流のモノづくりってのは、「調達」の段階から戦いが始まってるんですよ。
ただ、それじゃ一流とは言えない。一流のモノづくりってのは、「調達」の段階から戦いが始まってるんですよ。
石川
たしかに。流行ってるものを表面だけマネしても、結局うまくいかないですもんね…
明石さん
そうそう。その点<LAVIE Pro Mobile>は、カーボン素材っていう「調達」がもう完璧なんですよ。
それで慢心せずに、いい素材を最大限に活かす「加工」をして、ユーザーの生活スタイルを汲み取った「配信」ができてる。
この妥協のなさは、国内開発のプロダクトならではだよね。ユーザー目線でこだわり抜いたツールは、見てて“ととのう”感じがする。
それで慢心せずに、いい素材を最大限に活かす「加工」をして、ユーザーの生活スタイルを汲み取った「配信」ができてる。
この妥協のなさは、国内開発のプロダクトならではだよね。ユーザー目線でこだわり抜いたツールは、見てて“ととのう”感じがする。
明石さん
でね! メーカーがこれだけこだわったものを作ってるんだから、ユーザーのほうも妥協しちゃいけないんですよ。
よくいるじゃないですか、「ネット通販とWordと、たまにExcelしか使わないから、パソコンは “これでいい”かな〜」って人。
いやいや、いいわけないから! “これでいい”と思い始めたら、人生そこで終わりですよ!
よくいるじゃないですか、「ネット通販とWordと、たまにExcelしか使わないから、パソコンは “これでいい”かな〜」って人。
いやいや、いいわけないから! “これでいい”と思い始めたら、人生そこで終わりですよ!
石川
た、たしかに…
明石さん
逆に「俺にとってはこれが最高」って思い込んでるのも、考えが甘いと言わざるを得ないよね。
パソコンに限った話じゃないけど、「お前が最高だと思っているそれ、実は最高じゃないかもしれない問題」ってのも常にあるわけですよ。
パソコンに限った話じゃないけど、「お前が最高だと思っているそれ、実は最高じゃないかもしれない問題」ってのも常にあるわけですよ。
明石さん
まわりでがんばってる経営者とかクリエイターを見ると、みんな病的なまでに「次は何が流行るのか」を探しつづけてる。
たとえ失敗しても、「新しいモノを試してみる」姿勢を崩さないんですよ。
「これでいい」じゃなくて「もっといいものはないのか」って考えないと、人間って進化しないですから。
たとえ失敗しても、「新しいモノを試してみる」姿勢を崩さないんですよ。
「これでいい」じゃなくて「もっといいものはないのか」って考えないと、人間って進化しないですから。
石川
そうですよね…私も今日お話を聞いて、「これでいいや」のスタンスはもったいないなって思いました。
明石さん
そうだよ!パソコンなんてせっかく毎日使うんだから、どんどん最新の情報を仕入れて、新しいモノの進化を体感したほうがいい。
こういう一流のツールを使ってこそ、一流の仕事が生み出せると思いますよ。
こういう一流のツールを使ってこそ、一流の仕事が生み出せると思いますよ。
「カチャカチャ…ッターン!」のポーズで締め。ありがとうございました!
実は<LAVIE Pro Mobile>のこだわりは、こんなもんじゃありません。泣く泣く削った特長を少しだけ紹介すると…
・スマホレベルの速さでスリープから復帰する「モダンスタンバイ」
・最大24時間保つ「長時間バッテリー」
・オンライン会議で快適にクリアな音声を届けるための「ミーティング機能」
・誰も見なさそうな「本体の裏側」まで美しいデザイン
「そんなとこまで!?」と思うほどのこだわり具合に、明石さんと一緒に驚愕しっぱなしの取材となりました。
働き方が多様化した今こそ、パソコンの見直しどきなのかも。
“これでいいや”と思わず、ツールもアップデートしてみませんか? たぶん、あなたも感動するはずですよ…!
〈取材・文=石川みく(@newfang298)/編集=福田啄也(@fkd1111)/撮影=長谷英史(@hasehidephoto)〉
・スマホレベルの速さでスリープから復帰する「モダンスタンバイ」
・最大24時間保つ「長時間バッテリー」
・オンライン会議で快適にクリアな音声を届けるための「ミーティング機能」
・誰も見なさそうな「本体の裏側」まで美しいデザイン
「そんなとこまで!?」と思うほどのこだわり具合に、明石さんと一緒に驚愕しっぱなしの取材となりました。
働き方が多様化した今こそ、パソコンの見直しどきなのかも。
“これでいいや”と思わず、ツールもアップデートしてみませんか? たぶん、あなたも感動するはずですよ…!
〈取材・文=石川みく(@newfang298)/編集=福田啄也(@fkd1111)/撮影=長谷英史(@hasehidephoto)〉