業種 |
鉱業
鉄鋼/非鉄金属/半導体・電子部品・その他/コンサルタント・専門コンサルタント |
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本社 |
東京
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JFEミネラルはJFEグループの資源・素材の事業会社です。
自社研究所にて日々新しい製品・事業に向けての研究開発と共に、【鉱産品事業】【土壌環境浄化事業】【製鉄関連事業】【機能素材事業】の4事業を幅広く展開しています。当社の製品は鉄の生産における副原料の供給から、土壌浄化、道路やビル・橋といったインフラ、そしてPC・スマートフォン等の身近な電子機器まで、資源・素材を通じて様々な暮らしの基盤を支えています。
当社の製品は一見するとただの石や粉・・・しかし、それぞれが日本や世界の各産業を支える重要な素材です。当社が採掘する鉱産品は製鉄副原料のほか、ガラスや肥料、自動車部品製造のための鋳型となります。製鉄工程の中で生み出される鉄鋼スラグは道路や、コンクリートに加工されて橋や建物となり、当社はスラグ取扱量世界No.1の実績を誇っています。また、機能素材事業の主力製品である"ニッケル超微粉"はPC・スマートフォン等に使用される積層セラミックコンデンサ(MLCC)の内部電極材として世界トップシェアを維持しています。日々の暮らしの中、そして未来を切り拓く最先端の分野で、当社の製品がしっかりと活躍しています!
当社はこれまで既存の鉱産品事業や製鉄関連事業に加え、機能素材事業へと事業内容を拡大していきました。また、環境に対する取り組みも積極的に進めており、鉱山で培った技術を活かした土壌環境浄化事業も展開しています。これらの事業展開を可能にしたのは、当社の技術研究所の存在です。JFEグループという基盤の安定感を強みとしながら、当社が誇る独自のノウハウ・技術と新素材・性能向上の研究成果が合わさった技術研究所にて、約50名の研究員が日々研究を行っています。この技術力・開発力によって、これからも環境保全技術や資源・スラグの高度利用技術など幅広く資源・素材の可能性に挑戦し続けます。
当社では定期新卒採用が約10名と少人数である分、社員一人ひとりの適性に合わせてキャリア形成が行われています。事務系社員は2~3年ほど配属先の事業所で労務・庶務・購買・経理等の実務に就いて人<社内外>・モノ<製品>を知り、その後は総務、人事、企画、営業等のより専門性の高い業務にて経験を重ねていきます。技術系社員は鉱業所配属の場合、国内外鉱山での操業管理・技術管理、さらには資源調査・開発を経験していき、製造所・研究所配属の場合は日々の管理業務で操業データを蓄積して製造・技術改善を推進すると共に、創造力あるエンジニアを目指して製品の用途開発・新製品の開発にも挑戦していくこととなります。
事業内容 | 当社はJFEグループの資源・素材の事業会社として以下の4つの事業を幅広く展開しています。
1. 【鉱産品事業】 2. 【スラグ製品・製鉄関連事業】 3. 【ニッケル・機能素材事業】 4. 【土壌環境エンジニアリング事業】 1. 【鉱産品事業】 -社会生活のさまざまな場面を安定した原料供給体制で支えます- 当社のルーツとなる事業です。 国内・海外鉱山において石灰石、ドロマイト、珪石、珪砂などの良質な地下資源の採掘・加工・販売を行っています。採掘された資源は製鉄原料、建設材料、ガラス原料、肥料といった様々な用途に使用されています。 また、海外での事業展開の歴史は古く、1970年代からフィリピン現地法人での鉱山操業を開始し、オーストラリアでは鉱石輸入に関する一連の業務、保守・管理にも豊富な経験を持っています。今後も海外での事業展開を進めていきます。 2. 【スラグ製品・製鉄関連事業】 -製鉄関連資源を有効活用しています- 製鉄プロセスにおける副産物である鉄鋼スラグ製品を製造しています。 コスト面や技術面で改善・開発を進め、セメント原料、道路用路盤材、断熱材原料、海洋環境浄化用のマリンブロックなどに利用されています。特に高炉水砕スラグを使用した高炉セメントは温室効果ガスの発生量が少なく、環境保全面からも注目され、国内だけでなく世界各国に輸出しています。 また、当社で生産した石灰石を焼成して製鉄副原料として供給する生石灰事業や、JFEスチール製鉄所内の運搬や銑鋼工程の一翼も担っています。 3. 【ニッケル・機能素材事業】 -創造力と夢をエネルギーに、資源と素材の可能性に挑戦します- IT社会の基礎となるPC・スマートフォン、デジタル家電や電子機器・部品に用いられる機能性材料を提供しています。当社は1995年に“ニッケル超微粉”を開発し、PC・スマートフォン等に内蔵されている積層セラミックコンデンサ(MLCC)の内部電極材料として需要が急拡大しています。この分野において当社は、世界トップクラスのシェアを維持しています。 また、自動車等のブレーキパッドに使用される補助材、家電等のバッテリーに使用されるリチウムイオン二次電池の正極材料、医療診断用超音波プローブに使用される圧電単結晶など様々な素材を開発・事業化しています。 4. 【土壌環境エンジニアリング事業】 -土壌汚染調査から評価・浄化工事・モニタリング・浄化材料までワンストップソリューションを提供します- 土壌環境コンサルタントとしての独自技術を活かし、各種土壌調査によってVOC(揮発性有機化合物)、重金属、農薬、油、自然由来のヒ素等による土壌汚染状況を分析・評価し、状況に応じた最適な提案や行政・住民対応、モニタリングまでを行っています。 また、様々な形状での汚染物質吸着材を開発し、汚染土壌から染み出す有害物質を安定的・効率的に吸着することで汚染の拡大を防いでいます。 |
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設立 | 2004年7月1日(旧川鉄鉱業と旧鋼管鉱業が合併して設立) |
創業 | 川鉄鉱業(株)1958年7月
鋼管鉱業(株)1949年3月 |
代表者 | 代表取締役社長 斉藤 輝弘 |
資本金 | 20億円 |
売上高 | 869億円 (2020年3月期・連結) |
業績(連結) | 決算期 売上高 経常利益
2018.3 968 81 2019.3 964 71 2020.3 869 60 (単位:億円) |
従業員数 | 904名(2021年4月時点) |
事業所 | ■本社(東京都港区)
■技術研究所(千葉県千葉市) ■鉱産品事業 青森鉱業所(青森県青森市) 栃木鉱業所(栃木県鹿沼市) 芳井鉱業所(岡山県井原市) 津久見工場(大分県津久見市) ■スラグ製品・製鉄関連事業 千葉製造所(千葉県千葉市) 京浜製造所(神奈川県川崎市) 倉敷製造所(岡山県倉敷市) 福山製造所(広島県福山市) ■ニッケル・機能素材事業 機能素材製造所(千葉県千葉市) ■土壌環境エンジニアリング事業 環境プロジェクト部(本社内) |
関連会社 | ■国内
アワノ砕石(株) JFEベルテック(株) JFEロックファイバー(株) 水島リバーメント(株) ■海外 【フィリピン】 フィリピン・マイニング・サービス・コーポレーション(PMSC) ビサヤ・スレークト・ライム・コーポレーション(VSLC) ドロマイト・マイニング・コーポレーション(DMC) ボホール・ライムストーン・コーポレーション(BLC) 【オーストラリア】 JFEミネラル(オーストラリア)プロプライエタリィ リミテッド(JFEMA) |
株主構成 | JFEスチール(株) (100%) |
主な取引先 | 【仕入先】JFEスチール(株)、(株)西日本メタル、(株)戸高鉱業社 他
【販売先】JFEスチール(株)、(株)村田製作所、住友金属鉱山(株)、JFE商事(株) 他 |
本社所在地・交通機関 | 東京都港区芝三丁目8番2号 住友不動産芝公園ファーストビル5階
都営三田線「芝公園駅」出口A2より徒歩2分 都営大江戸線「赤羽橋駅」赤羽橋口より徒歩4分 都営浅草線・都営三田線「三田駅」出口A10より徒歩7分 JR山手線・JR京浜東北線「田町駅」三田口より徒歩10分 |
会社URL | https://www.jfe-mineral.co.jp/ |
沿革 | 2004年7月
川鉄鉱業と鋼管鉱業が合併しJFEミネラルが発足 (本社:東京都千代田区丸の内) 2005年4月 環境管理部を新設 2006年5月 5製造所のISO14001認証取得完了 千葉(1998年)、倉敷(2000年)、機能素材(2001年) 福山・京浜(2006年) 2006年7月 本社を東京都港区芝へ移転 2007年4月 高知鉱業所の事業を奈路鉱産(株)に分割譲渡 2007年10月 アワノ砕石(株)よりALC用珪石を出荷開始 2009年7月 滝沢鉱山(青森市)を開設 2010年4月 リチウムイオン2次電池正極材事業化 2010年6月 タガニート・プロジェクト参画のためVSLC設立 2010年7月 JFEロックファイバー(株)を当社出資100%で子会社化 2013年4月 圧電単結晶事業化 2013年6月 ブラジル天然資源の調査・開発を目的としてMBPD設立 2017年4月 奈路鉱産(株)を吸収合併 2017年10月 シモンコライトの皮膚創傷治癒効果についてプレスリリース 2018年8月 ニッケル超微粉第5工場が竣工 2019年11月 シモンコライトの褥瘡治癒効果についてプレスリリース |
【新型コロナウイルス感染症への対応】 | 政府方針に基づき2022年度採用活動は自社説明会を自粛し、オンライン説明会を実施しました。
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