抗原検査キットの配布事業(第1弾)LINEアンケート回答者対象
事業目的
発熱等の風邪のような症状が出た際に、抗原検査キットを使用して、自宅で自ら検査を実施していただき、陽性の場合に、速やかな医療機関の受診につなげることを目的にしています。
抗原検査とは、新型コロナウイルス感染症の構成成分であるタンパク質を、ウイルスに特異的な抗体を用いて検出する検査方法です。ウイルスの遺伝子を特異的に増幅するPCR検査(核酸検出検査)と同様に、陽性の場合はウイルスが検体に存在することを示します
対象者
本事業は、LINEの新型コロナ対策パーソナルサポートで実施した抗原検査キットのアンケートにご回答いただいた方を対象としています。
注意:神奈川県在住の方に限ります。
利用の流れ
一人ひとりが自宅でセルフチェックが出来るよう整備
- 発熱・咳など、風邪のような症状が確認されたら…
- 抗原検査キットを使用して自宅で検査をします。
- 陽性の反応があった場合は、新型コロナウイルス感染症専用ダイヤルを通じて医療機関をご案内いたしますので、確定検査を受けてください。
詳しくは、よくある質問をご確認ください。
事業背景
県ではさまざまな対策を講じて参りましたが、今後の更なる感染拡大に備え、新たなアプローチでの感染拡大防止を図るため、当事業を実施することとなりました。個人が自宅で軽度の症状を自覚した際に、通勤・通学を控え、積極的に医療機関を受診しようと考える仕組みづくりを行っていこうとするものです。
実態を探るため、以下のとおりアンケートを実施しました。
アンケート結果
Q 有症状時に、医療機関を受診するか?

普段であれば、約3分の1が「受診しない」または「どちらかというと受診しない」と回答しているのに対し、抗原検査キットで陽性だということがわかれば、9割以上が「受診する」または「どちらかというと受診する」と回答。
Q 有症状時に、通勤や通学を控えるか?

普段であれば、約3分の1が「控えない」または「どちらかというと控えない」と回答しているのに対し、抗原検査キットで陽性だということがわかれば、9割以上が「控える」または「どちらかというと控える」と回答。
これらのアンケート結果を受けて、県は上記アンケートの回答者から希望を募って抗原検査キットを配布し、効果測定を行う事業を策定しました。
自宅で気軽に検査を実施していただき、陽性の場合に、速やかな医療機関の受診につなげることで受診行動の促進を行うことを目的とし、更なる感染拡大防止を図ります。
陽性反応が出たと回答した方への追加調査回答状況
医療機関未受診の理由:週末にあたり受診ができなかったなどのケースがありました。さらに追加で調査を実施し、現況を調査します。
令和3年9月1日時点で、陽性の反応が出たと回答した方に向けた追加調査に回答した人数は161人でした。
そのうち実際に医療機関を受診したと回答したのは142人(88%)、実際に通勤・通学・外出を控えたと回答したのは158人(98%)でした。
利用者の声
抗原検査キットの配布事業(第1弾)を利用した人の声(PDF:363KB)をとりまとめています。
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