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【比較12選】M&A・事業継続マッチングサイトの選び方・おすすめサイトを紹介

2021年08月30日

事業継続マッチングサイトM&A
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事業の拡大や継続などといった目的で行われるM&Aや事業継続では、買い手企業と売り手企業のマッチングが重要です。そのため現在では数多くのマッチングサイトが開かれ、好条件の取引が行える案件を探しやすくなりました。しかし、そのようなメリットを感じると同時に「どこのマッチングサイトを利用すればよいか分からない」といった悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。今回の記事ではM&Aのマッチングサイトを選ぶポイントを解説した後、おすすめのサイトを11個紹介していきます。

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M&Aとは

M&AはMergers & Acquisitionsの略称であり、合併と買収を意味します。

  • 株式買収による経営権の取得
  • 吸収合併や新設合併
  • 事業譲渡や事業売却
  • 会社分割や株式分割
  • 業務提携や資本提携


上記はM&Aにおけるパターンの一例です。M&Aにおいてはどのような形で合併や買収するかはとても重要ですが、さらに重要なのが「なぜM&Aをするのか」という目的の部分です。

M&Aの目的

次になぜM&Aをするのかという目的の部分を見てみましょう。

  • 事業の拡大・強化
  • 事業の継続
  • 利潤の獲得


上記はM&Aの目的としてメージャーなパターンの一例です。それぞれの目的がどのような意味合いを持つのか簡単にご紹介します。

事業の拡大・強化

相手企業や事業の持つ技術やノウハウ、人員や資産などを手に入れることで事業の拡大や強化をM&Aの目的とする場合があります。
例えば、Googleなどの大企業が特定分野の技術を開発、運営している事業や企業を買収するのがこのパターンです。ゼロベースで開発や運用するよりもコストパフォーマンスが優れていること、開発や運用する人員や環境まるごと手に入れられるのが大きなメリットです。
また、オンラインサービスや実店舗を買収することでサービスを利用するユーザーや実店舗に通う顧客ごと手に入れることで事業の拡大や強化を行うパターンもあります。
極端なことを言えば同業他社を買収することで市場シェアを拡大と技術やノウハウを強化することも可能なのがM&Aです。その他、お互いの企業や事業の弱点やデメリットを補填するためにM&Aを行うこともあります。

事業の継続

事業の継続を目的としたM&Aのパターンもあります。事業によっては、すばらしい技術やノウハウ、既にファンやリピーター、継続的な顧客や顧客情報があるのに、何らかの要因が元で事業が継続できない、または技術を継承できない場合があります。
特に中小企業やスタートアップ企業においては先進的なサービスや技術を生み出したり、蓄積されたノウハウやブランドを気に入っているファンがたくさんいたりしていても、単純に資金繰りがうまくいかず、廃業や倒産となる場合も少なくありません。
売り手としては事業の譲渡や継承が可能になれば、従業員の雇用やノウハウや技術を残せるのがメリットです。買い手としても金銭的なコストとその後の利益の試算さえ合うのなら、総合的に考えてプラスになるM&Aの目的と言えるでしょう。

利潤の獲得

企業や事業の最終的な目的は利潤の追求です。もちろん、顧客やユーザーの求める需要に供給するため、またはニーズそのものを作り出すことなども存在意義ではありますが、お金の部分を蔑ろにして事業を継続することは不可能です。
そのため、経営者利益の獲得を目的としたM&Aも存在するのが確かです。事業を売却した資金で別の事業の資金源にしたり、さらにM&Aの買収資金にしたりすることで企業や組織としてさらに拡大するというパターンもあります。その他にも将来有望な事業を買収し、事業が育った時点で売却することでその差額が利益となることを利用しつつ自らの利益を増やす投資家や経営者も存在します。
事業の継続や技術やノウハウの継承といった、一見理想的かつ心情的に喜ばしい部分だけでなく、現実問題として経営者や投資家の利潤の獲得が期待できることも、M&Aがポジティブにとらえ始められている理由のひとつと言えるでしょう。

M&Aマッチングサイトの選ぶポイント

M&Aマッチングサイトをお探しであれば、管理は大変でもより好条件の取引先を見つけるために、複数のM&Aマッチングサイトに登録するのもひとつの手段であることを覚えておきましょう。ただし、M&Aマッチングサイトは非常にたくさんのサービスがあるため闇雲に登録してしまっては無駄が出てしまうのも事実です。
無理なく無駄なくM&Aマッチングサイトに登録するためにも、M&Aマッチングサイトを選ぶときに抑えておくべきポイントをご紹介します。

マッチングのしやすさ

M&Aマッチングサイトを選ぶときは相手とマッチングしやすいサイトを選ぶのがポイントです。

  • 利用者数
  • 案件数
  • 業種の親和性


上記3つのポイントを元に、どのようにマッチングしやすいサイトか見極める方法を簡単にご説明します。

利用者数

M&Aマッチングサイトの利用者数はそのまま認知や信頼の指標となります。なぜなら、登録は無料であってもある程度の情報を入力するため、多くの人が利用しているM&Aマッチングサイトの方が安心だからです。
利用者数はそのまま買い手や売り手の数でもあるため、少なければ取引できる相手も必然的に少なくなります。ただし、注意点として売り手も買い手も有料のサービスの場合は数が少なくても優良な企業や事業が登録する可能性もあります。その場合はM&Aマッチングサイトの運営元の企業をチェックしたり、その他のチェックポイントを加味した上で、場合によってはコストを考えながら利用を検討するのことをおすすめします。

案件数

M&Aマッチングサイトにおける案件数も重要な指標となります。リアルタイムでどのような案件があるのか、買い手と売り手の両方の立場からチェックしてみましょう。案件として提示されている段階で、M&Aマッチングサイトとして信頼されている証でもあります。同時に、ある程度の情報は伏せられているにせよ、どのような業界業種、規模の事業や企業があるのかも見ておくことで、自社が売り手として、または買い手として利用するときのイメージがつかみやすくなるでしょう。

業種の親和性

業種との親和性は実際にM&Aを成功させるため、同時に事業が継続されるためにも必ずチェックしておくべきポイントです。
例えば、明らかに畑違いの買い手や売り手であればM&Aの成立どころか交渉に発展する可能性も少なくなるかもしれません。また、M&Aが成功しても他業界他業種のため経営が上手くいかずに最終的にネガティブな結果を招いてしまうことも考えられます。
自社の業種と相性の良い企業と出会えるのか、もし畑違いであっても信頼に足る企業とマッチングできるのか、交渉段階からお互いの齟齬ないよう適切にコミュニケーションできるかどうかもチェックすべきポイントです。

サポート体制

基本的にM&Aを何度も経験している事業や企業はそう多くはないため、M&Aマッチングサイトを選ぶ時はサポート体制が充実していることも大切なポイントです。
具体的にどのようなサポート体制があるのかチェックすべきポイントを2つ見てみましょう。

専門家からのアドバイス

M&Aの目的に応じて専門家からのアドバイスを受けられるかどうかは非常に大切なポイントです。M&Aの条件によって買い手も売り手も損するようなことがあってはなりません。また、知らない部分の知識を補填してもらえなければ、誤ったまま取引を成立してしまうこともあるからです。
極端なことも言えばM&Aも損得が存在しており、もちろん買い手と売り手の双方が100%満足いくパターンは難しいことも留意しておかなければなりません。だからこそ、スムーズにM&Aを進めるためにも具体的な実績や知識、経験のある専門家やアドバイザーが在籍しているのか、または無料の段階でもある程度の相談が可能かどうかも含めてチェックしましょう。

秘密保持契約

M&Aではお互いの企業とM&Aマッチングサイトの信頼関係を確率するためにも秘密保持契約の有無のチェックは必須です。
もちろん、最終的にはM&Aの結果を企業としての公式発表はするにせよ、交渉段階で情報が漏れてしまうようなことがあってはいけません。なぜなら、M&Aは状況によっては企業や組織が弱っていたり、存続が危うい自体であることを示してしまうからです。例えばもし、顧客やユーザーに知られた場合、サービスの解約や契約の解除などの自体を招く可能性も懸念されます。
安心、安全に交渉を進めるためにも自社と相手企業、自社とM&Aマッチングサイト、M&Aマッチングサイトと相手企業が秘密保持契約を締結できる仕組みがあることは大前提であることを忘れないでください。

手数料

M&Aマッチングサイトは当然といえば当然ですが、ほぼ必ず手数料が発生します。売り手は無料でも買い手は有料、または双方が有料のパターンがあります。
そして買い手の手数料やM&Aの成功報酬のパーセンテージによっては、買い手側がコストを懸念して交渉に至らないことが考えられます。もちろん、手数料や成功報酬のパーセンテージに見合うM&Aマッチングサイトであれば別ですが、やはり抑えられるコストは抑えたいのが企業や組織としての本質です。
なるべく買い手側の手数料やM&Aの成功報酬が安いM&Aを選ぶと買い手側も交渉しやすい気分や雰囲気となることを意識しましょう。ただし、安かろう悪かろうということもありますので、金額的なコスト部分だけでなく、その他の要因も含めて適切なコストかどうかも検討する材料にしてみてください。

マッチング実績

M&Aマッチングサイトのマッチング実績も選ぶ際のポイントとなります。スムーズにM&Aの交渉が進むサイトなのか、大手企業や有名企業によるM&A実績があるのかどうかなど、公式ホームページなどをチェックしてみましょう。
ただし、秘密保持契約の観点から考えると大々的に名前が出せないという点は留意しておくべきです。何らかの具体性のあるデータがあるのか、公式には載せられていなくても問い合わせや資料請求によって実績が提示されるかどうかもチェックするポイントと言えます。

おすすめのM&Aマッチングサイト12選

最後におすすめのM&Aマッチングサイトを12サイトご紹介します。
※利用者数や案件数などの数字に関しては2020年7月時点の値となります。

M&A Cloud

【概要】
M&A Cloud は買い手や投資家と直接話せるタイプのM&Aマッチングサイトです。

・公開中の案件215件
・買い手掲載社数225社
・売り手登録者数2,507社
・主に首都圏に強い
・1,000万円以下から5億円以上までの実績あり

上記がM&A Cloudの基本的な情報や特徴です。公式ページに具体的な数字のある実績が掲載されており、データに裏付けられた信頼感が高いM&Aマッチングサイトと言えます。
主に首都圏に強いこと、業種的にはIT系の案件が多いと記載があるので、条件に合致する場合はスムーズに成立する可能性が高まります。
買い手と売り手の双方がポジティブな結果を得られるようなイメージ作りがされており、積極的かつ前向きなM&Aをしたい場合におすすめです。

【手数料】
・売り手は無料
・買い手も仲介手数料や着手金は無料
・買い手のプラットフォーム手数料の平均が3%

※買い手のプラットフォーム手数料は買取価格によって異なるとのこと、買取価格ごとの手数料のパーセンテージなどについては公式ページより直接お問い合わせください。

ビズリーチ・サクシード

ビズリーチ・サクシード

【概要】
ビズリーチ・サクシードは完全審査の会員制M&Aマッチングサイトです。

・売り手登録数2,408件
・買い手企業数5,377社
・2,000件以上のM&A案件
・譲渡対価5億円以下の売り手の手数料が無料
・企業情報は匿名及び非公開
・審査を通過した優良企業からのオファーが期待できる

上記がビズリーチ・サクシードの基本的な情報や特徴となります。幅広い範囲の業界や業種の企業が利用しており、売り手としても買い手としても利用しやすいM&Aマッチングサイトと言えます。
条件を満たして入れば売り手の手数料が無料である点や、買い手であってもプランによって異なりますが成約時手数料が2.0%~1.5%である点もチェックしておくべきポイントと言えるでしょう。

【手数料】
・売り手企業の手数料 無料
※譲渡対価5億円以下の場合
・買い手企業のプランや手数料

ライト
 月額利用料金 無料
 成約時手数料 2.0%(最低金額200万円)
 契約期間 6ヶ月

ベーシック
 月額利用料金 69,800円
 成約時手数料 1.5%(最低金額150万円)
 契約期間 12ヶ月

アドバンス
 月額利用料金 198,000円
 成約時手数料 1.5%(最低金額150万円)
 契約期間 12ヶ月

※買い手企業のプランにおける手数料や利用できる機能の詳細について下記公式ページをご確認ください。

買い手企業の方へ|ビズリーチ・サクシード
https://br-succeed.jp/buy

FUNDBOOK

【概要】
FUNDBOOKはM&AアドバイザーとM&Aプラットフォームを組み合わせたM&Aマッチングサイトです。

・M&Aアドバイザーによる成約までの完全サポート
・日本全国のあらゆる業種に対応
・最短52日の成約実績
・登録料や着手金が無料
・最大4,000社の候補先への打診が可能
・匿名の掲載や機密保持契約の締結

上記がFUNDBOOKの基本的な情報や特徴です。M&Aを成功させるためのサポートや、地域や業種を問わない点が強みと言えるでしょう。
また、最短52日の成約実績であることを考えるとスピーディーかつ安全にM&Aの交渉を進めていることがわかります。
手数料についても基本的な合意となった時点で10%、成約に至った時点で残りの90%となっており、ある程度話が固まったあとは詰めていく手順で確実にM&Aを成功させるという仕組みも強みのひとつと言えるでしょう。

【手数料】
・売り手側(譲渡側企業)の報酬テーブル
※それぞれ譲渡対象資産額に対する料率となります。

5億円以下 2,500万円
5億円超10億円以下 4%
10億円超50億円以下 3%
50億円超100億円以下 2%
100億円超の部分 1%

・買い手側については記載がないため要問い合わせ
報酬体系 | FUNDBOOK(ファンドブック )M&A仲介サービス
https://fundbook.co.jp/fee/

M&A PARK

【概要】
M&A PARKはオンラインでM&Aのマッチングや交渉が可能なM&Aマッチングサイトです。

・着手金無料
・日本国内と海外の投資家とも交渉可能
・オンライン上で秘密保持契約締結が可能
・公開されている案件数66件
・非公開案件としての設定が可能
・チャットによるオンラインサポート有り

上記がM&A PARKの基本的な情報や特徴です。登録から秘密保持契約、マッチングなどオンラインでM&Aに関する機能が利用できるのが大きな魅力です。
また、日本国内だけでなく、海外の投資家ともつながることができます。案件に応じて公開、非公開を設定できるので、露出の加減ができるのも便利です。
公開されている案件を見たところ、業種問わずに利用できるM&Aマッチングサイトであることが確認できました。M&Aの成約するまで匿名でコミュニケーションできる点もギリギリまで情報が漏洩しない仕組みとして効果的であると言えます。

【手数料】
・売り手は原則的に無料
・買い手は成約価額の3%、その他の売り手と同じく無料

※別途、オプションや詳細なサポート情報は下記公式ページをご確認ください。
ご利用料金 - M&A PARK
https://www.ma-park.com/special/price

M&Aプラス

【概要】
M&AプラスはM&Aの専門知識を持つファイナンシャルプランナーによるアドバイスやサポートを受けられるM&Aマッチングサイトです。

・ファイナンシャルアドバイザーが担当してくれる
・M&Aの取引交渉のサポート有り
・厳格な入会審査と秘密保持契約の締結
・マッチングに段階的な証人があり安心
・銀行などの金融機関と提携有り

上記がM&Aプラスの基本的な情報や特徴です。ピックアップ案件として掲載されている業種を確認したところ業界や業種問わず対応していることが確認できました。
また、国内40都市に1万人以上の専門家と独自のネットワークでつながっており、知識や経験が豊富なアドバイザーのサポート体制は万全と言えます。
同時に専門家が専任のファイナンシャルアドバイザーになってくれることから、適正な価格での売却や買収も期待できることも強みと言えるでしょう。

【手数料】
・入会登録料
ライト会員 無料
※M&Aプラットフォーム利用不可
スタンダード会員 20万円
プロフェッショナル会員 20万円

・アカウント利用料
スタンダード会員 1ユーザー/月/1万円
※2ユーザーまで無料
プロフェッショナル会員 1ユーザー/月/1万円

・FA契約締結時発生料金
スタンダード会員 10万円/回
プロフェッショナル会員 無料

※各会員プランのその他に発生する費用や対応する機能やサービスの詳細及び最終契約締結時の手数料については下記公式ページをご確認ください。

料金プラン | デロイト トーマツ グループのM&Aマッチングプラットフォーム|中堅中小企業経営者の事業承継を支援する M&Aプラス
https://ma-plus.com/fee/

STRIKE

STRIKE

【概要】
STRIKEは各種専門家との連携が強みであり、国内にある7箇所の拠点を持つM&Aマッチングサイトです。

・譲渡案件113件
・日本各地に拠点がある
・幅広い業界や業種に対応
・他業種とのM&Aの実績も多数
・弁護士や不動産鑑定士など専門家との連携している

上記がSTRIKEの基本的な情報や特徴です。公式ページにある業界分析業種一覧を確認したところ、ほとんどの業種業界でのM&Aの実績があり、幅広い分野でM&Aを成功させてきたことがわかります。
その他、STRIKEは各拠点から直接売り手や買い手に交渉や相談してくれること、状況に応じて各種専門家と連携してくれるので、財務や法務などの面でも不安なく交渉を進められるので安心感があります。
料金面では着手金と成功報酬のみとなっておりますが、もし専門家と連携して交渉や相談する場合は別途実費が掛かるとのことです。

【手数料】
※着手金や成功報酬などの詳細については公式ページより直接お問い合わせください。

ビズマ

BIZMA

【概要】
ビズマは事業や技術を継承したい技術者の採用に困っている買い手をマッチングするM&Aマッチングサイトです。

・AIの機械学習を利用したレコメンド
・事前審査制や機密厳守の管理プロセス
・事業における課題の解決をサポート
・専門家によるサポート

上記がビズマの基本的な情報や特徴です。M&Aにおける事業継承や事業の強化、拡大に強く、それぞれの悩みや課題を解決しながらM&Aを成立させることに強みを持っています。
その他のサポートについても専門家や課題を解決するための支援も豊富であり、M&Aによって企業の再生や強化を行いたい場合におすすめです。
BIZMAのM&Aの考え方のイメージはM&Aによって具体的に前向きな結果を生み出せるようなマッチングや、資金調達や事業継続といった弱みとなってしまう部分と技術や人材を必要とする部分をうまく組み合わせるタイプと言えるでしょう。

【手数料】
・着手金や仲介手数料は無料
・売り手と買い手共通

初期登録費用 10,000円
月額費用 5,000円
※詳細の閲覧や交渉するタイミングで有料化にする必要有り

TRANBI

TRANBI

【概要】
TRANBIはオンライン型のM&Aプラットフォームで国内最大の実績のあるM&Aマッチングサイトです。

・ユーザー数 81,272名
・累計M&A案件数 5,875件
・累計マッチング数 27,663件
・常時2,000件以上の案件が掲載
・M&A専門家によるサポート有り

上記がTRANBIの基本的な情報や特徴です。公式ページでは業界や業種、地域や買収予算といった種目から案件にアクセスできるようになっており、様々な状況のM&Aに対応していることがわかります。
具体的な数字による信頼性や安心感があること、会計士やコンサルタントなど各分野のM&A専門家によるサポートを受けられることが強みです。
また、期日などの契約時の諸条件を満たせば基本的には売り手は無料、買い手側も諸々の手数料は無料で成約時に支払うのみなので非常にリーズナブルでわかりやすい料金体系と言えます。

【手数料】
ベーシック 3,980円/月
ビジネス 9,800円/月
エンタープライズ 19,800円/月

利用料金|トランビ 【M&Aプラットフォーム】
https://www.tranbi.com/about/price/

Batonz

【概要】
Batonzは国内トップレベルの実績と業界最安値を実現しているM&Aマッチングサイトです。

・ユーザー数 106,893件
・累計M&A案件数 9,846 件
・累計マッチング数 66,773 件
・業界最安値の手数料
・1,600社超の支援専門家によるサポート
・平均5ヶ月で成約を実現する実績有り

上記がBatonzの基本的な情報や特徴です。実績が明確に可視化されている点や成約までの期間が短い点など、スピーディーで具体性のあるM&Aを行っていることがわかります。
取扱い案件についても全国かつ全国規模との記載があり、M&Aを検討しているのであれば登録しておくべきM&Aマッチングサイトのひとつと言えます。
また、手数料についても成約金額の2%のみであり、最低支払い金額が設定されていないことも特筆すべき点です。同時に専門家によるサポートは有料ですが、その他のコストが抑えられることを考えるとトータルコスト的にも安価で済む可能性が高く、安くてもしっかりしたサポートが受けたい場合におすすめです。

【手数料】
・売り手は無料
・買い手は成約時に成約金額の2%のみ支払い

※上記以外に専門家によるサポートの手数料や不備があると違約金があるとの記載があるため、詳細については公式ページより直接お問い合わせください。

M&A総合研究所

【概要】
M&A総合研究所は完全成功報酬制で仲介型のM&Aマッチングサイトです。

・M&A成約率 75%
・年間M&A相談実績 12,000件
・お客様満足度 91%
・M&A成約まで平均3〜6ヶ月
・公認会計士や弁護士のフルサポート

上記がM&A総合研究所の基本的な情報や特徴です。公式ページにある業種別の一覧を確認しますと、ほぼすべての業種を網羅していることがわかります。専門家によるサポートやスピーディな成約、各種データに基づいた実績など信頼に足るM&Aマッチングサイトと言えるでしょう。
在籍するM&Aコンサルタントのアドバイスも受けられることから、マッチングから成約までしっかりとしたサポートを受けられる可能性が高く、ほとんどの方が初めてであるM&Aをスムーズに成功させることを期待できます。

【手数料】
・成功報酬は譲渡価格ベースで5%
・着手金や中間金、月額料金は0円

※成功報酬に関する詳細については公式ページより直接お問い合わせください。

M&Aナビ

M&Aナビ

【概要】
M&Aナビはオンライン上で完結するタイプのM&Aマッチングサイトです。

・4,000社以上の買い手が登録
・M&Aの専門家が成約までサポート
・マッチングから成約までオンラインで完結
・M&Aをサポートするシステムや機能の充実
・買い手をサポートする有料のプログラムがある

上記がM&Aナビの基本的な情報や特徴です。はじめてのM&Aサポートプログラムという月額有料制の買い手をサポートするプランがあるのが特徴的であり、買収対象の選定方法や交渉中のサポートの他、メールやLINE、電話による相談や学習プログラムでM&Aを学ぶことができます。
M&Aマッチングサイトでありながら、人力のサポートだけでなくシステム面でも機能が充実しているため、M&Aサポートツールとしても優秀なサービスと言えるでしょう。

【手数料】
・無料

※サポートプログラムについての詳細は下記公式ページをご確認ください。
はじめてのM&Aサポートプログラム - 【M&Aナビ】中小企業に特化した事業承継・M&Aプラットフォーム
https://ma-navigator.com/about/buyer/support

JPMergers

JPMergers_Decillion Capital株式会社

【概要】
JPMergersは、売り手側が買い手企業に事業売却や資金調達を直接交渉できるM&Aマッチングサイトです。

  • 着手金や中間報酬が無料
  • 成功報酬一律1%~2%
  • マッチング度表示機能あり
  • To Do Listを無料で提供
  • 企業価値評価が無料

上記がJPMergersの基本的な情報や特徴です。
仲介業者が間に入らないため、着手金等・中間報酬等が無料で利用できます。
売り手側の直接交渉が可能なことにより希望の買い手企業を探せるだけでなく、交渉後のクロージングまでの時間が大幅に短縮が可能です。
登録のある買い手企業とのマッチング度が分かる機能が搭載されており、簡単にアプローチすべき買い手企業を選別できると言えます。
売り手企業を自ら探されたい企業や、コストを抑えたい企業にオススメのサイトです。

【手数料】

  • 売り手の仲介手数料や着手金は無料
  • 成功報酬は一律1〜2%

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まとめ

今回はM&Aの基本やM&Aマッチングサイトを選ぶときのポイント、そしておすすめM&Aマッチングサイトとして11サイトをご紹介しました。
M&Aは目的によって異なる部分はありますが、基本的にはお互いが利益やメリットとなる部分が多いことは確かです。例えば、買収されることで従業員の生活を守る。継続維持できない伝統的な技術やノウハウを未来に残す。または合併や統合で総合的な企業の基礎体力を強化するなど、ポジティブな要因の方が多いと言っても過言ではないでしょう。
だからこそ、M&Aマッチングサイトで相性の良い企業と出会うこと、または相性の良い企業と出会うために複数のM&Aマッチングサイトの登録や運用が有効だということも意識してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事がM&Aマッチングサイトを選ぶときに困っていた方、参考となるM&Aマッチングサイトを知りたかった方のお役に立てれば幸いです。

この記事を書いた人

QEEE編集部

QEEEは、INTLOOP株式会社が運営するビジネスの総合ポータルサイトです。 多様なコンサルティング実績をもつINTLOOPのノウハウを生かし、あらゆる経営課題・ビジネスの悩みを解決するサービスを提供しています。 QEEEマガジンでは、マーケター・人事・エンジニア・営業などの各職種に向けて、SaaS比較やビジネスコラムなどのコンテンツを各領域のスペシャリストが発信しています。

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