Turbocharged Mad Max Scrambler Build Timelapse
Suzuki GS400
古い車のレストア。
これ、動画だとサクッと観られる
けど、完成まですごく時間かかって
るよ(笑)。
外見のまとまりはカッチョいい。
スクランブラー。いいすね~。
直管だから日本だとアウトだけど。
レストアバイク作りのセンスは
いいのだが、正直言って溶接は
上手くない。てか、下手。
日本の場合、このような溶接
だと仕事にはならないし、外
には出せない。TIGでこれだと
かなり下手な類となり、見習工
よりしどいというあたり。
例えば日本製二輪車の鉄フレー
ムの溶接の仕事具合などを見て
みてほしい。
シャシは二輪も四輪(普通/
大型貨物)も船舶溶接技師と
同じような厳しい免許と技術
を有する者でないと溶接作業
そのものが日本ではできない。
一般溶接免許とは別物だ。
車両の根幹部分、船舶の骨で
あるので、超高度な技術と免許
を有している職人しか溶接して
はいけないのだ。それが日本の
品質であり、法律的な扱いだ。
ただ、海外は何でもアリ。
そもそも車検がないから(笑)。
カナダのケベックから来日して
ヒッチハイクの旅をしている
カナダ人のビーガンの若者を車
に乗せたげた事がある。
「ねえ、なんで日本人はみんな
新車ばかり乗ってるの?」と
私に訊く。
周囲を見ると全然新車じゃない。
それを言うと、「だってみんな
新品みたいだよ」と言う。
あ~、と思って説明した。
日本には車検制度というものが
あって、2年もしくは3年で検査
を受けて合格しないと道を走って
はならないんだ、と。
それに違反するとかなりの厳罰
になり、無車検運行は免許停止
になる、と。
カナダ人はその制度と日本の
風習に驚いていた。
そして、綺麗な車ばかりである
事に得心が行ったようだった。
カナダも合衆国と似たような車
事情のようだ。
ボッロボロの車が案外多く走って
いるらしい。
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