ハロー、ガイズ。
我は聖書(と神話(と天使(好きのヒストール、よろしくね。
これは『裏世界ピクニック』6話を通じて、日本が裏世界の状態にある、という話。グロ注意。

6話から突然語るのも何だ。我(はくねくねや八尺様やきさらぎ駅や猿夢が好き…いや嫌いでもある。前は『裏世界ピクニック』での裏世界の入り口、神田の古本街によく通っていた。怖いもの見たさとは違うのだけれど、我(は自分でそういうモノを見聞きして、周りも同じモノを見てしまう事がある。あるいはその街の事件や歴史や太平洋戦争に関わるモノを見てしまう。戦地に行った自分の親戚絡みもあり、規模や血縁のために個人で否定する事ができない。我(が見たものが幻覚だとしても、そこで起きた事実は否定しようがないからだ。第二次世界大戦に限らず、第一次世界大戦のモノすら【見えて】しまい、それがちゃんと歴史に沿っているから「怖い」では済まず、心霊から離れて色々調べる事になる。
我(は裏世界に行った事はない。が、すきまから(別の時空を見てしまい、それがその地元の人間しか知り得ない情報(こっちの世界だが)だった事はある。我(は霊感に似た何か、霊感とはズレた何かをたくさん(持っている。それが太平洋戦争関係や東京裁判(池袋で一番有名)関係だったり、自分が知らない事、人々が忘れて無視くモノだったので、逆に知らなきゃいけないと思った。
我(にとって神秘的な体験はきっかけで、「戦争に向き合う事」の方が大事に思える。日本のように「科学」と言いながら、ソーシャルサイエンス(言語学、歴史学、考古学、心理学、政治学、経済学、経営学、メディア研究、人文地理学、人類学)が完全に欠落した人種は珍しい。日本人は社会や科学や芸術という英語から造られた翻訳語(を使うが、それらは一文字も合ってないし、内容もソーシャルやサイエンスやアーツからまったくかけ離れている。だからか日本人はこれら全てに無能だ。「文系や理系」という海外にない変な区切り(と狂った学部は、ソーシャルやサイエンスやアーツの欠落から生じたもの。日本人が言う「科学/非科学」は裏世界からの電話並に、英語圏の「science/arts」とかけ離れている。日本人が思う「戦争/平和」も、英語圏の「WAR/PEACE」からかけ離れている。裏世界は「変わった話」で流せるが、日本そのものが裏世界に等しいという真実は流せない。


認識が狂っていた裏世界
とにかく、我(が心霊的な話に興味があるのは、自分の体質と戦争、聖書や神話、ソーシャルサイエンスやアーツを踏まえての話だ。我(の話を日本人が聞いても、空魚や鳥子が小桜に対してそうしたように、「相手が変な事を言い始めた」とさかさま(に受け取るだろう。真実は逆なのだが。我(が『裏世界ピクニック』6話記事を書くのは、それが沖縄と米軍基地という敗戦の続きだからだ。我(はここ四段落で一貫して〈戦争〉を語っているが、日本人は「ヒストールの話は一貫性がなくわかりにくい」と裏返しで受け取りかねない。

かつての敗戦側、イタリアやドイツにも米軍基地はあるが、当然ながら米軍に自分たちの法律を守らせているし、米軍の制空権の優先順位は低い。イラクはアメリカに敗けたとは言え、すぐに米軍を追い出した。敗戦側で、法と東京の空を米軍に奪われたままヘラヘラ70年を過ごした底辺国は日本だけだ。敗戦側のドイツ、イタリア、ルーマニア、ハンガリー、フィンランド、ブルガリア、タイ、ビルマ(現ミャンマー)を調べると、いかに日本が最低かを思い知らされる。中国や北朝鮮やロシアの“アメリカ外交”を調べれば、日本の外務省が外と交われないか嫌でも知る事になる。

終わりのない戦争
我(は仏道が嫌いだ。だが自分から寺で働いていた事もある。寺の中には、かつての戦場で、人々が不気味がって寄り付かなかった場所もある。認めるのは癪だが、ずっと昔の僧は【戦争の鎮め方】を知っていた者たちがいた。今は誰も【戦争の終わらせ方】を知らない。戦争が終わっても、集団としての人々の心の中で戦争が終わらないなら、まだ戦争中だ。我(は【太平洋戦争の終わらせ方】を知りたい。沖縄に押し付けている「米軍基地」という負債を含めて。日清戦争(1894年)も日露戦争(1904年)も日中戦争(1937〜1945年)も朝鮮戦争(1950〜1953年)も、まるで終わった気がしない。日本人はこれらについて議論を尽くすどころか【何も考えない】【話をするな】というトラブルの種を、アンチ平和な態度を集団で取っているからだ。平和とは個を持ちながら集団で戦争に向き合う事だ。このままずっと天皇も総理大臣も国民も、まあまあなあなあか、【空気読んで黙れ】の流れで個を潰し、【いつも米軍基地からの爆撃や派兵を公認する村人】しかいないなら、日本人種そのものが平和の敵、「四等民族に堕落してしまった(『続 重光葵日記』)」としか言いようがない。

恐怖を誘う幻
アメリカは日本と違い、本当に色んな人たちがいる。直接アメリカ人の親戚や知り合いや友達がいない日本人が幼稚な知識から幻のアメリカ人を揶揄する事があるが、そこには生身の人間や実体験が欠落している。ヒストールはイスラーム側のムスリムだから、中東側の知り合いもいれば、アメリカ側の知り合いもいるし、ニューヨーク旅行した事もある。我(がムスリムと言うだけで、非常識な罵倒で絡んでくる日本人も少なくない。海外を深く知っていくと、平和が欠落してるのは日本人だけかとも思う。繰り返すと、平和とは個を持ちながら集団で戦争に向き合う事だ。個を集団で叩き潰し、日本の米軍基地からの爆撃と派兵という戦争から目を背け、オカルトやディズニーランドや2次元や飲み会や音楽や文学や芸術や漢文や仏道や科学や仕事や「日本すごい」に逃げるのは、愛や平和ではなく━━愛と終わりのない戦争だ。日本人は不気味なほど画一的で、愛と平和が欠落している。


存在しない通話
日本人が見聞きする「日本」「アメリカ」は、裏世界と表世界の通話のようにメチャクチャだ。日本は「2次元」に限らず「現実」全てが裏世界のように狂っている。日本の憲法や学校や報道や出版や広告は、全てが裏世界であり、何一つリアルワールドにつながっていない。その証拠に、日本人は敗戦側が勝った側に自分たちの法律を守らせるのは当たり前と知りもしない。また、日本人の99.9%はクニの最低条件である「popular sovereignty」すら【国民主権】と誤訳し、何のことか知らない。日本人の99.9%は、ヒトの最低条件である「the people」も【国民】と真逆に(誤訳し、何のことか知らない。日本人は「日本は日本」と言う時さえもクニとヒトが欠落している。これらだけでなく、シチズン(citoyen)が【市民】に、パブリック(public)は人ですらない(【公共】にすり替わっている。シチズンやパブリックは知能の低めなハリウッド映画でも呼びかけに使われる言葉だ。無意味な誤字の誤用は気持ち悪っ。下線部は英語翻訳のための造語で、一文字も合っていない(。単なる誤字誤訳と誤用ではなく、日本人は現代の法以前、法、ルール、マナー、モラル、コモン・センス、価値観を全然シェアしていない。

帰るため“人間で居続けたい”と言うウィル中尉
聖書やクルアーン、中近東や西洋の神話は年齢で人を上下に分ける語がない━━《兄》《弟》《姉》《妹》という単語そのものが存在しない。従って、〈目上目下〉〈年上年下〉〈先輩後輩〉〈オジサンオバサン〉という不平等な年齢差別用語も存在しない。平等の具体的な実践とは、家庭内で〈兄弟姉妹〉〈目上目下〉〈年上年下〉を止め、学校で〈目上目下〉〈年上年下〉〈先輩後輩〉〈先生生徒〉を廃止し、欧米の本や映画やドラマや歌やゲーム等でこれらの年齢不平等が存在しない事を伝える事だ。しかし、日本人は150年ずっとこれらの不平等を止める努力をしていない。それどころか、〈目上目下〉〈年上年下〉〈先輩後輩〉〈上司部下〉の新たな洗脳語をつくり、海外に存在しない大統領、教皇、枢機卿などの偉そうな全文字誤訳をつくり、海外にない帝国、皇帝、大臣、国民、庶民、人民、上院、下院などの階級語があると噓をつき、「権威的な西洋」を演出し、積極的に洗脳している。日本人は敗戦で改めるどころか、70年ずっと裏世界からの電話並に狂った言葉で教育し、出版し、報道している。アメリカは、これらを解決する選択肢(GHQ草案)と日本草案を日本国民に選んでもらおうと提案したが、日本官僚は国民に無断でこの選択肢を握り潰した。

万人は万人みな同じ位にして、生まれながら貴賤上下の差別なく
イコールとヒューマン・ライツの源は(バイブルの)クリエイトかネイチャーの二つしかない。が、日本はこの二つとも欠落している。日本の神仏や道徳は人間を創らないし生まない。『日本書紀』にある十七条憲法の和の精神は、人間を天皇と大臣と庶民の上下に分ける犯罪の精神だ。だから和の精神や帝臣民から「創られた平等」「生まれながらの平等」をシェアできる可能性はゼロだ。日本の伝統は、ヒューマンの種がなく、根も幹も枝も葉もなく、権利を実らせず、平等の花を咲かせない。日本人はクリエイトやネイチャーの訳語として〈創造〉〈自然〉という変な誤字誤訳を造り、誤用し続けている。もちろん、創造と自然は「生まれながらの等しさ」の普及にまったく役に立っていない。福沢諭吉の「天より人を生ずるには、万人は万人みな同じ位にして、生まれながら貴賤上下の差別なく」や日本国憲法の人権は聖書を柱としたアメリカ独立宣言のマネだ。だがほとんどの日本人は人権が聖書とアメリカ独立宣言から来てる事を知らない。和の精神は、人を帝臣民の上下に分ける犯罪。年齢で人を目上目下に分けるのも犯罪。先に生まれたから先生や先輩で目上とするのは犯罪だ。けれど、国際人権規約ルールやコモン・センスがあっても、それらを知らんぷりしまあまあなあなあで生きれば、クニ全体が犯罪に染まる。実際、日本は天皇・大臣・国民、兄弟姉妹、目上目下という欧米にない不平等の犯罪が支配している。ローマ神話からのネイチャー(【生((させる力)】)がなく、聖書からのクリエイトもない日本は、現実や物語で、イコールやライツを支える語彙と価値観がまったくない。ここまで来ると敗戦ではなく、明治維新から今日まで、政府や学校や会社はずっと犯罪組織だったという話になる。

戦争が終わる日
クリエイトは創造、ネイチャーは自然、ライツは権利、ザ・ピープルは国民、ブラザーは兄弟、シスターは姉妹、サイエンスは科学、アーツは芸術━━誤用される虚ろな誤字。ラヴの欠けた愛、ピースの欠けた平和。日本人はまったく裏世界の住人だ。会話してるようで、まったく別の語を聞き、キモく裏返った言葉を話し、マウントを取り合う猿。憲法や学校や官公庁どころか、現代日本語そのものが非現代で非日本で非標準語だ。標準語そのものが洗脳なため、識字率の高さはマイナスに働く。日本人が正気に戻るには英語と英語語源を知るしかない。ちなみに世界人類にとっての第二次世界大戦の終わりは9月2日だが、日本人にとっての敗戦は〈終戦〉で、9月2日は8月15日だ。猿は敗戦日すら知らない。


クニを知らない猿
〈歴史〉〈教育〉〈教科書〉という誤字誤訳の造語に限らず、その内容も現代から古代まで頭イッてる噓ばっかりだ。たとえば日本の小中高の歴史教科書は、日本の建国年が載っていない。たとえば学習指導要領は、日本の国号由来について一言もない。「日本が何年にできた?日本はなぜ日本と言う?(日出ずる処の天子ではない)」に答えられる日本人は、1%もいないだろう。ヒトは自分のクニがいつできたか知っている。猿は知らない。ヒトは自分のクニの名の由来を知っている。猿は知らない。猿の無知は文科省に仕組まれた洗脳であって、自分の意志ではない。猿は敗戦日も建国年も国名も知らされないまま踊らされる。猿は、歴史と教育と教科書の非日本語のおかしさに気づけない。政府は戦争時から今日までずっと、ヒトを猿に変える洗脳を続けている。


表世界に帰るために
今生きている日本人の99.9%は、ヒトやクニを知らない。彼らは建国年も国号も9月2日もラヴもピースもネイチャーもライツもブラザーもシスターもステューデンツもサイエンスもアーツも知らないまま、一生自分が裏世界の住人とさえ気づかずに死ぬ。空魚や鳥子は表世界に帰れるが、日本人は裏世界に住む自分たちを自覚できない。日本人は自分たちの敗戦と過ちを心の底から認めない限り、「日本すごい」の傲慢狂気の裏世界に閉じ込められ続ける。裏世界から脱出するための青い瞳と青い手は、英語と英語語源だ。
欧米の翻訳語のために造られた単語
英語語源辞書


ぐうかわ
それはそうと、我(は空魚と鳥子はとても可愛いと思う。爪噛んでる空魚(ドッペルゲンガー)と拗ねてる鳥子可愛い!なんだかんだでお互いいいバディ!
スターをつけました



