社会
踏切事故で死亡した人の財布盗んだ疑いで男を逮捕 東京 中野区
捜査関係者によりますと、近くの防犯カメラの映像を確認するなどして当時の状況を調べたところ、男性は自転車に乗って誤って踏切に進入したとみられていますが、事故の直後倒れている男性に近づいて所持品を物色し、財布を持ち出す人物がいたことが分かったということです。
警視庁が事故のあと男性の持ち物を調べると、財布は戻されていましたが、現金がほとんど入っていない状態だったということです。
警視庁は、防犯カメラの映像の解析を進めて事故現場近くに住む無職の吉田俊博容疑者(61)を特定し財布を盗んだ疑いで逮捕しました。
容疑者は当時、目撃者の1人として、現場に駆けつけた警察官に話を聞かれていたということです。
捜査関係者によりますと、調べに対して容疑を認め「財布の中の現金をとった」などと供述しているということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。