小山田喜久太郎
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小山田喜久太郎
Kikutaro's Journey
ワールド・プレミアいなくなった息子の帰りを待つ父親をだましきれるか、喜久太郎!
監督:江沅庭/2021年/日本/35分単品価格:100円
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シノプシス
劇団俳優の小山田喜久太郎は、どんな役にもなりきる代行業を生業としている。ある日、小山田は、内海という女性から行方不明になっている野生動物写真家の夫を演じ、年末年始を彼女の義父と過ごして欲しいと頼まれる。
解説
人物のレンタル業というユニークな仕事をテーマに作品を制作したのは、台湾からワーキングホリデーで来日し、日本で映画を学んだ江沅庭監督。本作は江が学んだ武蔵野美術大学大学院の修了制作。同大学の卒業・修了制作作品は、ぴあフィルムフェスティバル、TAMA CINEMA FORUMなど若手登竜門の映画祭に毎年のように名を連ね、高く評価をされている。父親と暮らしながら実の息子を演じきるという、一見涙を誘う展開になりそうなドラマが、レンタル家族という特殊な設定の中で描かれていることで、ひと味違う軽妙さを醸し出している。作中に出てくる、とある小道具も、ある時はクスリと笑いを誘い、またある時は心を揺さぶられるアイテムとなっており、見逃せない。
監督・キャスト
監督:江沅庭
出演:市川貴之、広瀬慎一、澤真希、真柳美苗、アライジン、宇野めぐむ、上村誠、磯貝誠、杉原織葉2021年/日本/35分
監督プロフィール
江沅庭
台湾高雄市出身。台湾の大学を卒業後、ワーキングホリデーで来日。その後、武蔵野美術大学に入学し、実写映画製作にのめり込んでいた。現在は京都で映像制作の仕事をしている。
監督メッセージ
今回は「熊」をモチーフに、熊肉、熊手、「なめとこ山の熊」(宮沢賢治作)の挿話などを通し、ストーリーの構築・展開に挑戦した。私にとって、映画は旅の様なものである。日頃抱えた荷物を一旦下ろし、別の世界で自由自在に旅をすることができる。本作では「芝居」をテーマに「演じる」主人公の小山田喜久太郎を通して、一見何でもない「家族」のささやかな日常世界を楽しんでもらいたい。
監督Q&A
Q.(映画に限らず)影響を受けた作品やクリエイターは?
映画『ヒミズ』、『キツツキと雨』、『誰も知らない』
Q.関心のあるテーマは?
旅と居場所です。作品に通して、観る人が自由を感じられ、居心地の良い場所を見つかることを願っています。
Q.映画づくりでこだわっていることは?
世界観を持つことです。
Q.注目している監督は?
ウェス・アンダーソンと、山田智和さんです。
Q.映画の中のキャラクターとして生きるとしたら、どの映画の誰がいいですか?
『ハリーポッター』のルーナ・ラブグッドです。
Q.居心地の良い場所はどこですか?
家です。