10センチの彼方
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10センチの彼方
At (10) Centimeters Ahead
ワールド・プレミア君に届くまであと10センチ。この距離、縮めたいのに縮まない…。
監督:松井雅也/2021年/フランス、日本/25分単品価格:100円
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シノプシス
雑誌ライターのジェロームとバイオリンを学ぶクリストフはルームメイト。クリストフはジェロームに一目惚れするが、彼にはソフィという彼女がいる。自分の想いを伝えられず悶々とするクリストフの恋の行方は…。
解説
パリの街角にいそうな男女3人が織りなす切ないラブストーリーを描いたのは、東京とパリを拠点に活動中の松井雅也監督。劇中で映る、揺れる紙メジャー、インサートで入る交差点の映像など、一つ一つのシーンを美しく、そして意味を持たせて描いているのは、世界中でCMや広告などを作ってきた経験豊かな松井監督ならではであり、一切無駄のない25分に驚かされる。松井監督は本映画祭2013の短編コンペティション部門に『ORANGE』(12)がノミネートされている。報われない恋に悩むクリストフ役のオットマン・サリルは映画監督としても活躍するフランス系モロッコ人の俳優。彼の醸し出すミステリアスな雰囲気が、ルームメイトというどこか刹那的な関係に色を添える。
監督・キャスト
監督:松井雅也
出演:オットマン・サリル、トマ・アルデン、オーシャン・デイリー2021年/フランス、日本/25分
© Masaya MATSUI監督プロフィール
松井雅也
東京、パリ拠点の映画監督、クリエイティブ・ディレクター。早稲田大学卒業後、グラフィックデザイナーを経て映像の世界へ。現在は東京とパリにおいて、国際色豊かなオリジナルの映画や広告のプロデュース、ディレクションをしている。広告祭や映画祭への作品の出品、受賞歴多数。
監督メッセージ
これまで多様性をテーマにした映画を撮ってきました。今作は同性間の恋愛を描いています。マイノリティの権利を主張する映画ではなく、パリの若者の日常、ありふれたラブストーリーです。 世界が多様性により寛容になるよう、またその美しさを感じてもらえるよう願っています。映像はもちろん、音にもこだわった作品です。日仏の音楽の共演とオペラパリのバイオリニストによるフランス屈指のバイオリンの音色も楽しんでいただければと思います。
監督Q&A
Q.(映画に限らず)影響を受けた作品やクリエイターは?
三島由紀夫著「春の雪」、宮崎駿監督、パトリス・ルコント監督など。
Q.関心のあるテーマは?
多様性。
Q.映画づくりでこだわっていることは?
台詞を必要最小限に抑えて、演技やシーンの積み重ね、編集でストーリーを伝えていくこと。
Q.注目している監督は?
庵野秀明さん
Q.映画の中のキャラクターとして生きるとしたら、どの映画の誰がいいですか?
『天空の城ラピュタ』のパズー
Q.居心地の良い場所はどこですか?
自宅のソファ