鬼が笑う
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鬼が笑う
Make the Devil Laugh
ワールド・プレミアそれは愛する人のために犯した罪だった…。袋小路の男を描く骨太な人間ドラマ。
監督:三野龍一/2021年/日本/121分単品価格:300円
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シノプシス
母と妹を暴力から守るため、父を殺めてしまった一馬。社会復帰を目指し更生保護施設で生活を始め、スクラップ工場でも勤勉に働くが、社会は彼に「人殺し」のレッテルを貼り、一馬は次第に生きる希望を失っていく。
解説
2018年のカナザワ映画祭では観客賞を受賞し、自主制作・配給ながら東京・ユーロスペースほか全国で公開された長編デビュー作『老人ファーム』(17)に続き、人生の苦みを真正面から描き切った三野龍一監督の確かな演出力に唸らされる力作。加害者とその家族に対する社会からの偏見、使い捨てられる外国人労働者といった社会問題を描きながら、主人公・一馬と中国人労働者・劉の熱い友情の物語が深い感動を与える。『老人ファーム』に続き主演を務めた半田周平は、まるで一馬が憑依したかのような渾身の演技を見せている。海外ではアメリカのコーエン兄弟やベルギーのダルデンヌ兄弟などが存在するが、日本では珍しい、監督の兄・龍一と脚本を務める弟・和比古の二人三脚で映像制作を続ける「MINO Bros.」のこれからに期待したい。本映画祭がワールド・プレミアとなる。
監督・キャスト
監督:三野龍一
出演:半田周平、梅田誠弘、赤間真理子、坂田聡、大谷麻衣、岡田義徳2021年/日本/121分
©2021 ALPHA Entertainment LLP 映画「鬼が笑う」監督プロフィール
三野龍一
1988年8月18日生まれ、香川県出身。京都造形芸術大学(現京都芸術大学)映画学科を卒業後、助監督として映画・TVドラマの現場に参加して経験を積む。その後、実弟である三野和比古を映画制作の世界へと誘い、映画制作チーム「MINO Bros.」を結成。初の長編監督作品『老人ファーム』(17)はカナザワ映画祭2018で観客賞を受賞し、2019年4月より渋谷・ユーロスペースほか、全国公開を果たす。
監督メッセージ
『鬼が笑う』、このタイトルは自嘲を込めてつけました。日々生きる中で、どれだけのベストを尽くしても、やり残したことを精一杯やっても、結果は自分の思い通りにはいかないものです。一馬は家族や職場という、他人を救うために必死で戦います。その姿は正義感があるように見えて、滑稽にも見えます。でも僕は、こんな人間って馬鹿正直で気持ちいいなと思い映画を作りました。まっすぐな男の最後を一緒に見届けてください。
監督Q&A
Q.(映画に限らず)影響を受けた作品やクリエイターは?
『タクシードライバー』、北野武、A24配給作品
Q.関心のあるテーマは?
自由と放棄
Q.映画づくりでこだわっていることは?
偏見とバランス感覚
Q.映画の中のキャラクターとして生きるとしたら、どの映画の誰がいいですか?
『トラック野郎』の星桃次郎
Q.居心地の良い場所はどこですか?
自宅