シネマ・オブ・スリープ
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シネマ・オブ・スリープ
Cinema of Sleep
アジアン・プレミアようこそ、眠りから始まる物語の世界へ。巧妙な仕掛けを堪能できるサスペンスドラマ。
監督：ジェフリー・セント・ジュールズ／2021年／カナダ／105分単品価格:300円
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シノプシス
アンソニーはナイジェリアに暮らす家族をアメリカに呼び寄せようとしていた。しかし、泊まっていたモーテルに、彼に助けを求める一人の女性が現れた時、その計画は危ういものとなってしまう。
解説
すべての観客が眠っている劇場で、主人公アンソニーがスクリーンに映る自分自身のモーテルでの出来事を観ているところから実際のストーリーへと繋がってゆくが、作中そこかしこに張り巡らされた伏線は初見では気が付かないものも多く、是非本作は二度ご覧いただきたい。監督のジェフリー・セント・ジュールズは、制作した短編作品の多くがトロント国際映画祭、サンダンス映画祭などで高い評価を得た。長編デビュー作となった『Bang Bang Baby』（14）は、カンヌ映画祭のシネフォンダシオン・レジデンスに選出されるなど制作前から高い期待を集め、プレミアされたトロント国際映画祭ではカナダ第一回長編映画賞を受賞している。７年ぶりの長編作品となった本作は、サンタバーバラ国際映画祭でプレミアされ、本映画祭がアジアン・プレミアとなる。
監督・キャスト
監督：ジェフリー・セント・ジュールズ
出演：デイヨ・エイド、ゲテネシュ・ベルへ、ジョナス・チャーニック、オルニケ・アデリイ、デイヴィッド・ローレンス・ブラウン、リック・ドブラン、ジョン・B・ロウ2021年／カナダ／105分
©Inferno Pictures監督プロフィール
ジェフリー・セント・ジュールズ
カンヌ映画祭のシネフォンダシオン・レジデンスに選ばれた初めてのカナダ人として、ジェーン・レヴィ、ジャスティン・チャットウィン、ピーター・ストーメアが出演した長編デビュー作『Bang Bang Baby』の企画開発を行う。同作は、プレミアとなったトロント国際映画祭でカナダ第一回長編映画賞を受賞し、サンタバーバラ国際映画祭の最高賞、カナダ・スクリーン・アワードの第一回作品賞も受賞した。高い評価を得た短編作品には、世界中の40の映画祭で上映された『The Sadness of Johnson Joe Jangles』、サンダンス映画祭に選出され、Film Threatで2007年の最優秀短編賞に選ばれた『The Tragic Story of Nling』、そしてカナダ・スクリーン・アワードにノミネートされ、ヨークトン映画祭で最優秀作品賞を受賞した3D実験ドキュメンタリー作品『Let the Daylight into the Swamp』などがある。
監督メッセージ
本作は、モーテルの室内での二人の登場人物による親密でエモーショナルな旅路を描いていますが、彼らをとりまく真実は見えづらく、測り知れないものです。私は、このモーテルの部屋が、永久の深遠を漂っているように感じられるものにしたいと考えました。作品の中で描かれるものは最小限で、単純で、限定的ですが、作品の外に存在するものは壮大で、それは生と死です。
