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モーション作成-05 足IKに伴う足ブル問題
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モーション作成-05 足IKに伴う足ブル問題

2016-09-20 20:14
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    足のぶるんぶるんガッタンガッタン、足首くっるんくっるん事件について
    恐ろしく単純で簡単で目からウロコな回答を教えて頂いたので
    そそくさと皆様にも共有させてください。



    たとえばカーズ様のこんなポーズ。単純に左足のIKを動かしたのみ、ですが
    実際に再生すると、足首がくるんくるん回ってしまいます。




    《目次》
    ①何故くるくるするの?
    ②いいからどうするの?
    ③今回はこれだけです





    ①何故くるくるするの?

    IKとは、終点を決めて、そこに無理やり動かす、というようなイメージになってます。

    足IK「爪先はこのポイントにいたいから、足ボーンお前ここな、爪先ボーンはそこらへんでいいんじゃね?」
    と、足IK上司が各ボーンに命令する状態です。

    だけれども、「300km先まで10分でいってきて」といわれても「んな無茶な」となるのと同じように
    足ボーン達も、”本来の位置””IKで指定された位置”が乖離していると謀反を起します。




    ②いいからどうするの?

    ここで、モデル操作パネルで”IKをオフ”してみましょう。



    ここで、”左足IK”を選択してOFFに。更に必ず一緒に、”左つま先IK”OFFにします。
    IKからの指令が無くなった足ボーンたちは、おとなしく”本来の場所”に戻ります。

    ですが、ここで見てほしいのは、足IKの命令がどれだけ無茶振りだったのか、というところ。




    めっちゃ遠い。

    そりゃ無茶だ。

    ということで、オフの状態のまま、足ボーンを回転させます。
    おおまかで大丈夫。
    (場合によっては足首ボーンもこの時点で微調整します。足首のX軸程度ならば合わせなくても大丈夫です。また、現状の体感としては、やはりひじボーンを弄る必要はなさそうです。)




    よっこいしょ。
    下半身の位置があっている状態+太もものおおまかな位置があっている、というところが最優先です。つま先の位置まで無理に合わせようとする必要はありません、大体太もも君のせいです。

    この作業が終わったあとに




    忘れず、IKをオンにしなおします。
    ”足IK””つま先IK”どちらもONすよ!!


    これで再生してみるとあらふしぎ
    仕事が楽になった足ボーン達は、足IK上司の命令を綺麗にこなしてくれます!


    かかと落としがすぐ作れちゃいますぜ…へへ…。




    こんなことを興奮して書いていたら
    とてもリアルタイムに同じところを解説されている動画が投稿されていました!
    HOPHEAD(倶楽部P)さんの動画です。いつも通り、勝手にペタリ。



    どうぞ併用されてご確認ください~!



    《私的解釈》
    本来、足ボーンは下半身ボーンの子ボーンです。
    そのため、下半身を動かすと大きく子ボーンである足ボーンの位置が変更されます。
    そのため、足IKの指定する座標との乖離が大きくなり、足がガタガタしだす、ということだったんですね…。
    部長と課長の命令が噛み合ってなくって泣きながら走り回る会社員の心境だったのかもしれませんね…。
    命令を寄せてあげるだけでかなり楽になるようです。



    《本日お付き合い頂いたモデルさん》

     oO式カーズ


    《目次にもどる》


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