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モーション修正-05 トレースモードって案外すごい
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モーション修正-05 トレースモードって案外すごい

2016-03-30 22:27

    勢いで、物理についての連続更新です。
    勢いは大事ですね
    物理破綻と隣りあわせだろうとも!


    ということで

    可愛い顔してわりとやるトレースモードについての掘り下げです。



    《目次》
    ①トレースモードとは
    ②注意点
    ③じゃあオンオフモードは?
    ④で、少しでも手軽に修正するためには?
    ⑤文字ばっかりになっちゃいました





    ①トレースモードとは

    トレースモード。
    ナニコレ。と思ってる方も結構いるとおもうのですが、これは

    再生時の物理演算のまんま停止してくれる」モードです!

    今回は物理絶対コロスマンモーション、Rick@シャバドゥビPさんの「幸せになれる隠しコマンドがあるらしい」をお借りします。(sm22546768)
    表情まで完璧で、DLしてこそ素晴らしさが引き立つモーションなので、ぜひDLしておいてください。すごいから!思ってるよりすごいから!


    ではまず、初期状態のオンオフモードで見てみましょう。
    再生を止めると…。

    ヒラリ~と物理が重力に従って垂れ下がってきてしまいます。
    物理の修正をしたいのに、これでは一体どこが破綻して、どこがねじれていたのかもイマイチよくわかりません…。

    ということで、

    今度はトレースモードにしてみましょう。




    ピタッ!と止まってくれましたね!

    ここでキーフレームを物理オフ(◆)で確定してしまえば、
    何度再生しても、このフレームではこの物理の位置に必ずきてくれる、
    ということになります。
    気になる部分だけボーンを動かして調整すればいいんですヨ。便利。

    最悪全フレームでエンターを押し続ければ焼きこみが出来るということですね!オススメシナイヨ!







    ②注意点

    トレースモードにはいくつか注意点があります。

    まず、
    逆再生をすると物理が粗ぶる

    という性質。




    戻ってはいけません

    この性質がゆえに、いきなり存在アピールをしてくれるのが、画面右上のこいつ。




    セットボタンをおすと、現在のフレーム数が箱の中に表示されます。(手打ちでもOK)
    そうすると、他のフレームにいくら移動しようとも、
    Go!!!!ボタンを押すだけでそのフレームにワープします。

    これを活用して、常に順再生のみで再生するようにスルノデス!



    また、ちゃんと物理オンに戻してあげるタイミングが必要ということもお忘れなく!
    きちんと【 × ◆ × 】の状態で挟み込んでおかないと、飛び跳ねてもいないのにフアァッと裾が持ち上がるという謎の風が生まれてしまいます。
    これは、オンオフモードの場合も同様ですネ…。

    また、貫通予防で物理をいじりたい場合、「出来れば根元だけ直す」とナチュラルな演算を生かせます。
    あまり先のほうまで演算を固定してしまうとワープ現象の原因にもなりかねないのです(^q^)
    飛び跳ねる学ラン…ウッ








    ③じゃあオンオフモードは?

    オンオフモードが力を発揮するのは、どちらかというと「プルプル防止」です。
    例えば、椅子に座っている子のスカートが剛体同士がぶつかって常にプルプルプルプル…
    ロングのヘアー、動いていると揺らめいて可愛いのに、止まっている間も常にプルプルプル…。
    そんなときは、
    常時演算」にして
    30Fづつくらい間をあけ物理オフ(◆)のキーフレームを打ち続けた後、
    オンオフモードにて再生すれば
    優しい揺らめきのヘアーを表現することができます。





    ④で、少しでも手軽に物理修正をするためには?

    まず、物理オフはエンターを押した瞬間の物理計算を固定します。

    なので、例えば重力設定でY軸をプラスにして落下してるような物理を固定し物理オフ(◆)にする→ちょっとブレてしまった部分だけを手打ちで修正、などで、落下中表現の静止画で綺麗に物理を見せることが出来ます。



    動画のときだと、例えば
    動きが激しすぎて、グチャグチャ~に絡まってしまう、という時などについてなのですが、
    物理演算>剛体位置初期化
    というボタンがあります。

    こちら、トレースモードだとグチャグチャな位置に戻るだけなんですが、
    オンオフモードのときに使うと、ストーンという本当にモデルさんを読み込みたてのときの物理に戻ってくれます
    例えばこれで、ひらみの根元部分を固定してしまえば、グチャグチャになる確率はグッと減る…かな…?(最悪固定打ちという手も…?)






    ⑤文字ばっかりになっちゃいました

    いまさらではありますが、動く動作をブロマガで解説するのは難しいですね…(^q^)
    もう、ここらへんになると、こう、「愛の深さ…愛の力…」と呪文のように唱えながら修正作業を行いますヨネ…。
    私も未熟ですのでまたもうちょっとイイカンジの修正を思いついたら記録していきたいと思います。

    せっかくの物理演算、綺麗にヒラませて、よりモデルさんの魅力を出せたらいいですね!

    いいですね…

    いいですね…(白目)






    文字じゃワカンネェヨ~ッ!という方用にもうひとつ、樋口優さんの解説動画もリンク貼らせて頂いておきますので、この機会にぜひ!








    《本日お付き合い頂いたモデルさん》

     ruku式ロバート・EO・スピードワゴン(モーション作成用に色変えさせて頂いております)





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