「オブジェクト影」は髪の毛なら材質の
髪の毛オブジェクトそのものをコピーし
それに影色をつけて髪の毛の影として
利用するコトを指します。
MMDの陰影表現はおおまかに言うと
2種類がよく使われていてそのひとつが
[MMD標準影]2つ目[トゥーンシェーダ
ー影]ではないかと思います。
ただ[MMD標準影][トゥーンシェーダ
ー影]のどちらも好きな場所に影をつけ
られる程自由度は高くありません。
基本的には3方向(XYZ)から照明を当
てる事で光(明るい部分)と影(暗い部分)
の対比が生成される為、あくまでも一定
ルールに則って影形が決められる仕組
みです。
では好きな場所に自由に影を出すに
はどうすればいいのか、現状選べる
方法を2つ紹介します。
1.'嘘影'
2.「オブジェクト影」
1.'嘘影'の特徴
材質テクスチャに直接影の形を描き込む
のが'嘘影'です。
'嘘影'の場合、影の形状は固定なので
影の落ち方に左右差のない顔の中央部
分や目の中など'嘘影'を描ける場所は
限定されてます。
→'嘘影'は顔のパーツにつける固定影
2.「オブジェクト影」の特徴
影を出す為にエフェクト効果のような
計算式を必要としないある意味物理
影みたいなものです。
材質として影が存在してるので頂点
編集で形を変形する事も可能です。
ボーンを入れて動かせば好きな形に
整形出来るので可動域の分だけ
自由度が高くなります。
'嘘影'は顔の中の小さなパーツに
適してましたが「オブジェクト影」は
材質全体の形状をそのまま影に
するので髪の毛やメガネ、ヘッドホン
などに向いてそうです。
→「オブジェクト影」は動く物理影
それでは物理影「オブジェクト影」が
どんなものかPMXエディタで見ます。
「オブジェクト影」の作り方は前回記事の
通りで材質の髪の毛をプラグインなど
使ってコピーしてエッジ輪郭線をオフに
したら影色に塗り直して非透過度を下げ
半透明化してオブジェクト操作で位置を
少しズラします。
<PMXエディタプラグイン紹介ページ>
VPVP wiki PMDエディタ用プラグイン
その他
○メッシュ自動分割コピー
http://www6.atwiki.jp/vpvpwiki/pages/228.html
「オブジェクト影」が出来たので後はMMDの
通常操作で画像を作っていくだけです。
ちゃんと「オブジェクト影」が髪の毛の
動きに連動するかモーションを入れて
確かめましたが今のところ問題はなさ
そうで上の画像のように影ぽっく見えて
くれてます。
ズームアップしても大丈夫そうです。
他のめりモデルにも「オブジェクト影」を
作り、このめりは髪の毛以外でヘッドホ
ンに「オブジェクト影」が作られてます。
照明の向きにかかわらず常に影が欲
しいと思っていた髪の毛やメガネなどに
'嘘影'の固定影ではないある程度動か
せる「オブジェクト影」がつけられると
分かったのは収穫でした。
どれだけ細かい起伏に適切に影を
出せるかでモデルの魅力が増幅
されると常々思っていたので[MMD
標準影]と[トゥーンシェーダー]の他
に新たに加わった'嘘影'「オブジェクト
影」は大事にしていきたいですね。