仁解。じんとく、にんとく。
これはリバティの訳を「仁愛で解放」の【仁解(仁解)】とする話。
七つのリベラルアーツ
ローマの女神リーベルタース🗽は日本にいない。リバティ・リベラルは、12世紀から「ソーシャル」「コミュニティ」「ユニバーシティ」「アート」に直結する。リバティは仏典用語「自由」では形に成らない。
liberal
リバティ・リベラルは「noble(高貴な)」「generous(寛大な、種の)」「gracious(寛大な、親切な、優美な)」「civil(【選挙ある】【愛される】街人)」「people(人々)person(人)」を含む。
仁
【仁】はラヴ、ノーブル、ジェネラス、グレイシャス、シヴィル、シティ、タウン、ピープル、パーソンに関わる。【仁】は、高貴さ、寛大さ、種の、選ぶ側、愛される者、京、人々な人に関わる語だ。仁は「思いやり」と訳されるが、それは家や村や町のせまい思いやりではなく、国以上と国全体に広がる、京人の思いやり。仁は中華の国を超えて半島と日本に広がった思いやり。地方人や賤職でも「仁」の人は国全体を徳化する。「仁」ならば「仁愛」からloveに近く、【free(愛解)】と接する。仁は徳に近く、仁徳天皇━━竈の煙なきを見て減税する聖帝━━を連想させる。儒の「仁」は仁義や仁侠とも接する。「自由」は軽すぎる上、自己中心的な悪事に使いたがる者も少なくない。狭い家や狭い村で使いにくい広さと大きさ、公や人々につながる個。愛、儒、徳、竈、解、選、挙、京、仁徳、仁王、仁義、任侠、仁(人)、仁(種)、公、個、大、減税、寛さを熟慮すれば、libertyは【仁】を含む。
freistadt(Freetown)のブレーメンにあるローラン像
【解】は「角」「刀」「牛」。モーゼの角、イスカンダルの角(アレクサンダー大王、コーランに登場)、中華でない「オニ(温羅、前鬼、後鬼、酒呑童子、茨木童子、角大師の良源、貴船の鬼娘)」の角。ここの「刀」は古語により、古銭かつ王権や権威に関わる刀剣とする。劉邦の属鏤、始皇帝が用いた荊軻の匕首、スサノオが八岐大蛇から得た天叢雲剣、天下を守護する源氏の二刀(髭切と膝丸)、アーサーの王のエクスカリバー、フランス王剣ジョワユーズ、トロイアの英雄ヘクトールのドゥリンダナ及びローランの騎士剣デュランダル。宮中戦士ローランはフランスを超えてドイツやイタリアに広まり、愛解都市の守護者になった。牛は「א(アレフ)」、モーゼの角、イスカンダルの角、ゼウスの牛、アポロンの牛、ミスラ(ミトラ)の屠る牛、牛耳るの牛、ゴータマ(最高の丑)、牛頭天王の丑、丑御前の丑、丑の年・丑の月・丑の日・丑の刻に現れた貴船の神霊、丑寅の丑、牢の牛。聖書やコーランの牛は反芻動物で、与えられた価値観をうのみにせずに反芻し(自分で考え)、個を持って群れる。「角」「刀」「牛」は王国における勝者と敗者、王国における支配する側と支配される側を含む。【解】は王国を解いた先、リパブリック(共和制)のアメリカ🇺🇸や フランス🇫🇷を示し得る。
Statue of Liberty
「自由」にない幅と深みが【仁解】で形に成る。儒は現代の国や法では滅ぶべき体系だが、儒を支えてきた「仁」を解し、封じられた女性の「仁」を解き、再利用されるべきもの。リバティは女性の仁解。