お久しぶりの更新です。きっ(o゚ω゚o)ちん広報担当の東雲れいめです。
暑い日が続いていますね……皆さま、熱中症にならないよう、水分、塩分補給はしっかりと行いましょう!
さてさて、夏コミ開催までついに1週間を切りました。
私達きっ(o゚ω゚o)ちんも、夏コミに参戦致します!
スペースは1日目、東F-01bになります。
こちらがおしながきです!

夏コミ新刊のテーマは“銃火”と“蒼穹”。
総勢9名の作者が各々の世界をシリアス成分多めで展開します。
二冊合わせ約500ページときっ(o゚ω゚o)ちん史上最厚の大ボリュームでお送りします!
それでは、ここからは詳細を一冊ずつ紹介していきます!
「子供の少佐とレディーな暁」
5名の作者が、“銃火”をテーマに筆を執っております。
短編5本収録。
以下、作品紹介です。(敬称略)
・表題作「子供の少佐とレディーな暁」
作:薬都理調
絵:あるか
“『兵器』が、人の死に涙するだろうか?”
第二次世界大戦――その最中に現れた深海棲艦は人類から蒼き海と空を奪い、大地をも踏み荒らそうとしていた。
彼らへの対抗策として考案されたのは、人間に深海棲艦の武装を施すという従来の倫理から外れた方法。
追いつめられた人間は、そんな手段に縋るしかなかった。
それから数十年後。今日も一人の少女が死に、兵器としての道を歩み始めた。
とある提督の卵とその秘書艦が織り成す、成長の物語。
果たして二人の見る先に、希望はあるのか。
・「エンジンの火」
作、絵:雨恵花
“大発、エンジンに火は入っているな……?”
自分にしかできないことって、何なのでありますか。
火力も速力もないし、燃費も悪い。おまけに見た目もぱっとしない。
他の艦娘たちに劣等感を持っている揚陸艦・あきつ丸。
大好きだった元秘書艦・明石は配属変えになってしまい、演習でも失敗続き。
そんなある日、あきつ丸は進攻作戦の旗艦に任命された。
僚艦の皐月、三日月、阿武隈、飛鷹、隼鷹と共に、彼女は大発動艇を積んで海を駆ける。
彼女に託された最重要任務とはいったい……?
・「向日葵の花を貴女に」
作:東雲れいめ
絵:渉
“ねぇ熊野。やっぱり向日葵が鈴谷達を繋いでくれてたのかな”
轟沈した鈴谷は沈む最中、戦艦棲姫と出会い重巡ネ級として生まれ変わる。
新たな深海棲艦の仲間と共に前衛で戦う彼女の前に立ちはだかったのは、自らが身を挺して庇った妹、熊野だった。
一方は海域解放のため。一方は護るべきもののため。
元姉妹艦同士の戦いの火蓋が、切って落とされる―――。
・「噂話」
作、絵:綾箏
“この話は、二人だけの秘密ね”
「あんたも残念そうだねえ」
とある噂により鍵をかけられた倉庫を目の前にして聞いた望月の皮肉。
噂の正体を、存在の有無を暴きたがる羽黒を、島風は心配してやまなかった。
しかし、島風が遠征中に開かれた怪談の集まりに参加した羽黒は、鎮守府一の語りやである望月から話を聞いてしまう。
その怪談は悲劇を、羽黒の中の呼び覚ましてはいけない記憶を思い出させる、あの噂だった。
その悲劇とはなんなのか。そして結末とは―――。
・「呉鎮守府隷下 八雲艦隊 雑報③ 抄報」
作:八雲信宗
絵:綾箏
“ずっと横にいますから大丈夫ですって”
梅雨も近づく六月。――八雲提督、病に倒れる!? (※ただの風邪)
秘書艦吹雪の仕事が風邪引き提督の看病になっても八雲艦隊はいつも通り。
ところが吹雪にまで伝染ってしまったからさあ大変! こじれる風邪の行方は如何に?
そして、忍び寄る【銃火】の気配……。
今回は提督(リアルでも)多忙につき抄報版となった分、シリアス分と飯テロ分を増量してお送りします。
「めぐりなせ、雲の浮き波」
4名の作者が“蒼穹”の下に色とりどりの物語を織り成す。
長編1本、短編2本、漫画1編収録。
以下、作品紹介
・「出撃! 白露型駆逐隊」
作、絵:ほとの。
“白露型、人呼んで舞鶴最強の駆逐艦隊”
舞鶴鎮守府の提督「雫葉(しずは)」と白露型駆逐艦に、ある日突然辞令が下った。
「行き先は、大湊」
「ってどこっぽい?」
青森の雄大な自然に囲まれたのどかな港町、大湊。白露達は大湊警備府で新たな生活をスタートさせる。
しかしそこには一風変わった艦娘祥鳳、那珂、そして波乱の日々が彼女達を待ち構えていた――。
白露、時雨、村雨、夕立、五月雨、涼風、そして雫葉。七人の笑いとバトルとちょっぴり感動の物語が、いま幕を開ける。
「白露型駆逐隊、出撃します!」
・「ていとくのさとがえり -おでむかえ編-」
作:輳真舞斗
絵:あれれ
“だから私は、アトミラールさんが喜んでくれるならなんでもしようって決めたんです”
――至急舞鶴鎮守府まで来られたし。
――なお、二隻の艦娘を随伴させること。
きっかけは、提督のもとに届いた僅か二行の通達。
通達の真意がわからないまま、半信半疑の中で舞鶴に向かった提督、愛宕、雷。
三人を待っていたのは、新たに着任した謎の艦娘、プリンツ・オイゲンだった。
新たなヒロインの登場で揺れる恋模様に、提督は、そして艦娘たちはどうなるのか?
急転直下の第三話!
(※なおこのあらすじには多大なる脚色が加えられています)
・「周辺海域ニ敵影ナシ」
作:秋山舞花
絵:綾箏
“イキシアというんですよ。この間買い物の際に買ってきたんです”
そこは戦いのない、平和な鎮守府。
提督と艦娘とののんびりした日常に、しばし癒されては如何?
・表題作「めぐりなせ、雲の浮き波」
作:上崎秋成
絵:平坂アヤト
“死者はただ、野辺の隘路に惑い続けていればいい”
「私は――『深海棲艦』と、貴方達が呼ぶイキモノです」
自らを深海棲艦であると名乗った少女、なずな。
想像を絶する告白に翔鶴が言葉を失う一方で、舞鶴には反艦娘派の
魔の手が忍び寄っていた。
華やかな祭のなかで、記憶と思惑、逃れ得ない柵たちが絡みあい――いつしかそれは、業火となって降り注ぐ。
舞鶴陥落、深海棲艦たちの暗躍。幾つもにも分かたれた途は、白砂の浜、終わりを告げる炎のもとに輻輳する。
役者を代えて、舞台を換えて。
『自己犠牲』のための悲劇が、再び廻りだそうとしていた。
そして約1ヶ月後の話ではありますが、9/20に東京ビッグサイトにて行われます、『砲雷撃戦!よーい!&軍令部酒保合同演習』にも参戦します!
既刊のほか、短編集の新刊も頒布予定です。
こちらの情報はまた夏コミ終了後にお知らせいたします!
それでは、コミケでお会いしましょう!
2015/08/07
コミケ