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小室圭さん NY就職活動で用いた「経歴書」に虚偽の疑い

 秋篠宮家の長女・眞子さま(29)との結婚問題に関する報道が相次ぐ小室圭さん(29)。年内結婚の前提となっているのが、〈小室圭さんが米NY州の司法試験終了 現地法律事務所で就職へ〉(NHK、7月30日付け)に代表される「就職先が内定し、結婚後の生活基盤が整った」旨の報道だ。だがニューヨークでの就職活動のプロセスを検証したところ、現地の大手法律事務所などに提出されている小室さんの「経歴書」に虚偽の内容が含まれている疑いがあることが「週刊文春」の取材で分かった。

就職の目途が立った小室圭さん ©文藝春秋

 ある大手事務所に届いた小室さんの経歴書について、同書類を見た人物がこう証言する。

「小室さんの経歴は、国際基督教大学(ICU)に在学中の2012年9月から2013年6月まで、交換留学でUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)に通ったとなっています。経歴書には、同じころに電通アメリカでインターンをしていた、とも記されていました。勤務地はカリフォルニアで、マーケティング業務をしたとのことでした」

 電通アメリカは、NYに拠点を構える電通のグループ会社だ。だが、電通グループに小室さんのインターン歴について聞くと、こう回答があった。

「そのような事実は確認できませんでした。また、当時の電通アメリカには、カリフォルニアに事務所は存在しておりません」

日本のクラブで友人と遊ぶ小室さん

 さらに、電通幹部にも取材すると、こう首を傾げる。

「学生のインターンは、内定者か、よほどのコネがなければ取らない。電通アメリカの下請けなどで働いていたのを、“盛って”書いているのかもしれません」

 長谷川裕雅弁護士が指摘する。

「とくにアメリカでは一般的にインターン歴を重視する傾向があるので、それを“盛って”書いていたとしたら悪質です。虚偽が発覚して、法律家としての信頼に堪えないと判断した場合、事務所側が解雇する可能性も十分考えられます」

フォーダム大での小室さん

 小室さんの代理人を務める上芝直史弁護士に質問状を送ったが、期限までに回答はなかった。

 9月15日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」および、9月16日(木)発売の「週刊文春」では、小室さんが経歴書に記した日本のメガバンク勤務時代の表彰歴や、「米国の大手事務所で昨夏インターンが決まったが、コロナでキャンセルになった」旨の説明に関する疑義、そして経歴書の添え書きに記された眞子さまとの関係など、小室さんのNY就活の詳細について、5ページにわたって報じている。

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