渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

Kawasaki Z400 ポジション セッティング

2021年10月02日 | open

Kawasaki Z400 ポジション セッティング


私は80年代初期からまったく同一の
セッティングだ。
それはなぜか。
YUZOさんに片さんのセット方法と
その理合(りあい)について教え
てもらったから。
きわめて合理的であるし理(ことわり)
がある。
爾来、私のセットはそれだ。
なお、レバーを完全締め付けせずに
万一転倒したらレバー折損防止の
ために外圧でクルンと回るように
しているのは70年代から。これは
レースの世界ではロードでも常識
だった。ヤマハ系サテライトのうち
のチームでも全員がそうやっていた。
もちろん公道市販車でも。

私のクラッチレバーの角度はこの
動画解説と同じくやや
高め。
ただし、ブレーキレーバーは敬済
さんよりはミリ程上げている。
公道用はアクセル全オフでなく
ともパーシャルからも微細なフロ
ントのパッド当てを行なうシーン
が市街地では多いからだ。全開か
全閉かというコース乗りとは違う
セッティングに私の場合はして
いる。理屈があってそうしている。
好みとかの問題ではない。





この動画で敬済さんが解説して
いるセットは、84年頃には彼は
自書で解説していた。
そのため、80年代の乗り屋で
その理合(りあい)を知らぬ
はいない。知らないのは100%
モグリ
だ。
現在、この動画のコメント欄を
見ると、いかに一般的には常識
的な理屈さえもが不知、無知で
ある時代なのかがよく判る。
一度ある人間からセットアップに
ついて尋ねられたので、その物理
的な理合(りあい)を説明した。
理合とは理論とは異なる、物理的
な不動の事柄のことである。つま
り、動かしがたい理屈。ボールを
投げると放物線を描いて飛ぶよ、
みたいな。
この敬済さんの動画説明と同じく
私はスロットルの遊びはゼロに
してある。
その説明の段階になった時、その
者は「いや、それは好みっすね」
と拒否反応を示した。
物理的な理屈について説明して
いるのにだ。
こうするとこうなるからこれを
私は選んでいる、という定理に
沿った選択肢の事を言っている
のに、そうした物理的な現象に
ついての説明を理解する脳力を
持っていなかった。
普段から様子が変だなぁとは
思っていたが、その後犯罪性を
帯びたとんでもないことを私に
対してやらかした。
自分中心で自分以外かわいくない
ので、先輩たちに対しても極めて
無礼千万な振る舞いをする。
うちの会への審査は不合格だった。
当然だ。
そうしたら、とんでもない事を
しはじめた。
カスに技術の理論と理合など
説くのではなかった。無駄。
結局、自分の「好み」に合わなかっ
たので、拒否反応を脊髄でしてい
た。
自販機でコーラを押してコーラが
出てきたら「なんでコーヒーじゃ
ないんか。ぶちなめとるのぉ」と
か言うような類別種族なのだろう。
なんだか、人の言うこと聞かずに
好き勝手な脳内妄想で慣れない
バイクを運転して新横で転んで
鎖骨を折ったらしい。
まあ、そうなるのは決まっていた。

理合は不動だ。
理論は都度公正妥当さを帯びて
変化する。
その意味さえも咀嚼理解できない
のならば、いくら技術論に接して
も豚に真珠だ。


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