既刊本の在庫についてですが、無事最後の発送が終わり、予告通り処分も終えたので、ご報告致します。
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返信先: さん
私にとってこの世界は自分の命を救ってくれた世界であり、命に替えても守り続けなければならないものでした。
その分、思い入れもとても強いので、名残惜しさもありますが、
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それでも、もうこれ以上続ける事が心身共に不可能になる限界までは来れたと思いますし、この作品の使命は無事果たせたのだと確信しています。元々+i話シリーズを描くのを止めるときは自分が死ぬ時だと思って続けてきたこともあり、身辺整理の意味でも、ここで一旦一区切りつけたいと思います。
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もちろん、あの旅の続きは我々が何をどうしようとも関係なく、あちらの世界で勝手に続いているのだと思っていますが、ファンの方たちが、そして私自身があの世界の幸せをきちんと心から信じられる手助けになれるように、この作品を続けてきたのだと思っています。
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私自身、もし+i話シリーズという作品がなければ、今頃生きてはいなかったと思います。
その意味で、この作品は自分の命も救ってくれたのだと思います。
ただただ、この作品世界を、そしてそれを支えてくれた人たちに感謝したいと思います。
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あのやさしい世界は、悪意と他害を排除することによって成立していまいた。
しかし悲しいけれど、この世界はそうはなっていません。だから、自分達の大切なものを踏みにじったり傷つけたりするものとは(当たり前ですが)戦っていかなければなりません。
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今の世界を見渡しても嫌と言うほど目に付くように、傷つけられたり踏みにじられたり、抑圧された人達のあげる悲痛な叫び声を、皆の平穏のために安全な立場から軽んじたり矮小化したり中立を保ったり斜めに構えたりムリヤリ押さえ込むような態度は、それ自体がひとつの「暴力」に他なりません。
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悪意や不寛容に対して寛容であろうとすることは、寛容のパラドックスに陥るために「不可能」です。私はそれを、本当に、本当に、本当に、本当に、本当に、本当に、本当に、嫌というほど思い知らされてきました。
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香港で民主主義を守ろうとする活動は「対立を煽るな」と弾圧されました。
「Black Lives Matter」に対して「All Lives Matter」と返すことは、問題を矮小化させる暴力でしかありません。
イジメや搾取に対して中立を保つことは、それに荷担することと同じです。
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ミャンマーでも、ウイグル自治区でも、アフガニスタンでも、北朝鮮でも、戦わない者は踏みにじられ、抑圧され、搾取され、殺されるしかありません。
「軍事独裁も強制収容もレイシズムも人権蹂躙も、みんなちがって、みんないい」
とは絶対にならないのです。
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そしてだからこそ、この世界において対立や争いはどうしても避けられないし、残念ながら、本当に悲しいけれど、我々はそれをある程度は健全で真っ当なものとして受け入れるしかないのだと思います。
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ギスギスや辛いことがたくさんありましたが、私はたつき監督が理不尽に対してきちんと声を上げ、戦い、そしてクリエイターとして完璧に真っ当な方法で勝利してくれたことに、本当に救いをみたし、私たちの心と命と尊厳と魂を守ってくれたことに感謝しているのです。
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そして、現実世界がそのように、自然の摂理として、常にお互いにギスギスと殴りあわざるを得ないような、醜い、地獄のような構造になっているからこそ、やはり救いとしての「やさしい世界」が、せめて創作世界の中に必要なのだと思うのです。
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私は自殺に追い込まれる中で、「誰も踏みにじられず抑圧されず、自殺に追い込まれず、しかもそれでいて対立や争いもないような世界は可能か?」ということをずっと考えてきました。私があの世界にギリギリのところで命を救われたのは、まさにそういう問いの解答の片鱗をそこに見たからに他なりません。
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それは私が「あの世界」の二次創作を続けてきた理由でもありました。
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しかし、+i話シリーズの枠内でそのテーマを描ききるのは、やはりどうしても限界があったとも思っています。
「やさしい世界」とは、いったい何なのか。
そのような問題意識を、次の作品では主なテーマとして、一つの解答を与えたいと思います。
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ちょっと最後までいけるかどうか分からない状況ではありますが、残された自分の命と尊厳のすべてをかけて、なんとか倒れずに踏ん張っていきたいと思います。
よろしくお願いします。
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