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【明治天皇】日本国民は服装を自分で決められない

 

 

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着せられた観
 
明治天皇は、「わし一代は日本趣味で通す」と仰せられたそうである。そうした天皇だったから、洋服を御召しになることは、さぞかしおいやだったろうと拝察せられる━━『明治人物夜話』森銑三もりせんぞう
 
 私服が面倒だから、制服がいい。そんな日本国民は今でも珍しくない。ところで、西洋に【民(目を突かれた奴隷)】という下々語は存在しない。もちろん、国民の語もない。国民でないガイジンに権利や平等もない、そんな頭のおかしい奴隷条文はない。西洋に【家(宀+豕、屋根の下の豚)】という人用の豚小屋はない。人間以下の豚奴隷は、洋服すら自分で着ることができなかった。具体的には、日本臣民は、日本趣味で通したい明治天皇の意志をねじ曲げ、明治天皇に洋服を強制し、それに倣った。ハァ…(ため息)。西洋人が帝王と臣民(KING AND SUBJECT)を廃止し、近代化してるのにさ。服装ぐらい自分で決めろよ臣民ども。臣民どもは天皇に依存した迷惑なブタだな。
 

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右が伊藤博文
  
とう博文ひろぶみが、何かの場合に、和服で御前に出たら、「伊藤は、わしに洋服を着せて、自分は和服を着るのか」と仰せられた。とう恐懼きょうくして一言も申し上げず、ただ頭を低く垂れて引下がった。━━『明治人物夜話』森銑三もりせんぞう
 
 自分は天皇に洋服を強制したけど、自分は和服を着たい時は着まぁす。チッ(舌打ち)。博文ひろぶみィ、そういうとこだぞ。帝王と臣民をやめてる時代に、天皇に理想的な天皇をやらせる罪。自分が臣民として怠ける罪。
 

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千円の博文
 
いたずらに王権を主唱して民権を保護せざるものを称して専制という。 
━━森有礼もりありのり
 
 わたしは人間として天皇や皇族に要らない荷物を背負わせたくない。天皇を崇拝する者が天皇を最も傷つける。だから上古の詩により、「朕」「皇」「詔」「璽」を再び共有しようと呼びかける。とう博文ひろぶみ森有礼もりありのりと「権利か分際か」「憲法が与える権利か、生まれながらの権利か」で論争した。博文ひろぶみは、天皇を崇拝するが、睦仁むつひとという個人の人権を無視した。有礼ありのりは「民権」から天皇を除外した。日本国憲法の「国民の人権」は天皇とガイジンの人権を否定する。天皇崇拝は天皇や皇族の人間性を抹殺する迷惑であり、「生まれ変わったら二度と皇族になりたくない」と苦しげに告白する皇族も少なくない。睦仁むつひと博文ひろぶみも欠点のある人間で、神や半神ではない。日本国民は、国民と庶民をやめ、人間として天皇依存や天皇崇拝をやめる義務がある。無自覚に国民や庶民でいる者は、みな地獄に落ちる。人生は一度きりで、すべての人間は永遠の命を与えられ、ほとんどの人間は永遠の地獄を味わう。━━ほとんどの人間は悪人で、地球🌏に善良な民などいたことがない。