テーマ:知る?
「何を入れるか?」ではなく、「何を入れないか?」が重要です。
(経口、経気、経皮、経波動、全経路で)
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『キッズ・トラウマ』(由井寅子著、ホメオパシー出版)
の第3章、由井寅子さんが2002年11月10日に熊本で行った講演
「予防接種と出産」を紹介する。
由井寅子さんの経歴欄を見ると、ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー学長
HMA認定ホメオパ・名誉会員、Ph.D.Hon(ホメオパシー博士)となっており
日本におけるホオパシーの第一人者のようである。
『キッズ・トラウマ』の第3章のタイトルは「予防接種の害」で
講演で語られる内容は、知らなかった人には衝撃的なものとなると思う。
子育てをされている親御さんには、ぜひ読んでいただきたい内容である。
・・・<由井寅子さんの『キッズ・トラウマ』の第3章から抜粋>・・・
まず、今回“予防接種”をお聞きにおいでになった方というのは、手をあげて(パラパラと手があがる)。そうでもないのか。でも、これも大事よ。産婆さんにとっても、知っておいたほうがいい。私が一番困るのは、産婆さんが「予防接種をしたほうがいいよ」と勧めたり、「フッ素を歯に塗ったほうがいいよ」と勧められると困るんだわ。町の女医というのは、どちらかというと産婆の役目なんですよ。「だんなが殴るんです」という相談も受けるわけでしょ、産婆さんというのは。人生相談やどう生きるかといったことも教えなければならないですしね。ですから産婆さんは、何が本当に正しいこと、自然なことかということを分かって、正しく指導できなければならない。予防接種もどれだけ体に悪いかということを知っていたほうがいいわけです。ただ、体に悪い、悪いというだけではだめなんで、なぜ悪いかというのを今日説明したいと思うわけです。
予防接種というのは厚生労働省が1994年に、<義務>から<努力義務(勧奨)>に変えたことは皆さんご存じでしょうか? <義務>というのは、せねばならないという法律です。<努力義務(勧奨)>というのは、するように勧めるというもので、強制はしないということです。ですから予防接種を自分の子供に受けさせたくないと思えば、受けなくてもいいんですね。選択する権利は親にあるわけです。でも任されても予防接種に対する知識がない場合、結局、皆が受けるからとか、子供が病気になったらたいへんだからという理由で受けさせてしまうわけです。
お医者さんに聞いても誰に聞いても「そりゃ、受けたほうがよいに決まっている」と言うわけですね。それに、一人だけ受けないとなると村八分にされてたいへんなことになってしまうわけです。本当ですよ。何でお前だけ受けないんだって、お前んとこの子供も注射しろって感じなんですね。
うちの息子も娘も、一本も予防接種を受けてないんですけれど、(英国で)あなたのところはなぜしない、どうしてしない、宗教上しないのかなどとGP(ホームドクター)や学校、近所の人にしつこく言われ結構たいへんでした。結局予防接種を受けないという理由で、GPから二度と来るなと言われたわけです。予防接種を受けないならGPをやらないと言われても、子供に不必用なものを入れさせたくないという思いは変えようがありませんでした。だから私たち家族は主治医を持てなかったんです。英国もなかなかすごいですが、日本に来て話を聞くと同じように、家族、近所、学校、保健所、お医者さんのほうから予防接種を受けさせようとするいろいろな圧カがあって、受けないことを貫き通すのは結構たいへんのようです。しないことで軋礫、というよりも村八分にされちゃって、えらいことになるんだ。本当はホメオパシーで全部やりたいと思っているんだけれど、このままいくと私は友達が一人もいなくなると言って泣いて私のところに来た方もいました。本当なんですよ。世間一般の人は自立しようとしている人を嫌う傾向があるみたいですが、自分たちの価値観が覆されてしまう恐怖が根底にあるんじゃないでしょうか。何事もなく平穏無事に生きることを望んでいる人より、人生につまずいて問題を抱えている人のほうがホメオパシーと出会って根本的に変わっちゃうなんてことはよくあることでね、何がいいかなんてことは本当に分からないですよ。話を戻すけど、予防接種の害と無意味さを心底確信できなければ、世間の風潮に流されてしまう。けれど心底確信できれば、何があっても動じないわけです。
本当に心底確信するには、ホメオパスになって自分の目で見るしかない。でも正しいことを聞いて正しいと感じる能力があればそれでもいいと思うんですね。心が自然体に近ければ何が自然かということは自ずとわかると思うんです。
だから予防接種を勧める・勧めないというのは、本当にあなた方の生き方、考え方そのものを表しているんですよ。症状をどう考えるか、子供のかかる病気をどう考えるか、生きるということはどういうことか--こんなことと関係してくるわけです。
予防接種をしないと私たちはえらいことになる、怖いんだという、プロパガンダといいますか、宣伝にどっぷり浸かっている方々というのは、頭では予防接種は悪いと思っていても結局予防接種をしてしまうわけです。でも私はそういう人に無理にやるなと口を出すことはしません。人の信念に対して、そこまで口出しをすることはできないのです。人は自分の意志で何かを信じる権利があるし、いろいろな宗教を好きになる権利がある。もしその権利を無視して、何かを押しつけようとしたら、それこそ悪い意味で宗教になってしまう。ホメオパシーはすばらしいとか、予防接種はまったくすばらしくないとか自分の信念に基づいてそれを言う分にはよいと思うけど、だからといってそれを人に押し付けない、ということが予防接種で相談に来られた方に接していく基本です。逆に言えば、予防接種を盲信するように私たちに強要してくる今の状況は、予防接種というものが悪い意味で宗教になってしまっていると言えます。だから、予防接種というものを固く信じている人は、信じない人を攻撃してくるわけです。たくさんの人が信じることに価値がある、たくさんの人が信じていればいるほど安心できるから。だから反対する人を自分の味方にしなければならないんですね。自分の手の内に入れようとするわけです。予防接種が悪いと知っていても、無理に説得しようとやっきにならないことです。あんまりしつこくやると友達なくすからね。ただ事実は事実として伝えることは大切だと思うんです。それで第三の目が開いているような人や、聞く耳をもっている人であれぱ、すぐに分かりますから押しつけなくていいんですよ。
さて、何がいけないかということですね。私たちがやる予防接種の中には何が入っているのか。特にジフテリア、破傷風、百日咳という三種混合のDTPというのがありますね。その中に入っているのを申し上げますと、ホルムアルデヒド、ホルマリンのことですね。有機水銀、リン酸アルミニウム。こういうものが入っています。なぜこんな毒物が入っているのかというと、一つは防腐剤の役目です。日本脳炎、DTP、インフルエンザHA型、B型肝炎のワクチンで使用されています。特に有機水銀は、DTP、インフルエンザHA型、B型肝炎のワクチンで多量に使われています。
防腐剤以外のもう一つの目的は、抗体を作らせるためなんですね。ウイルスや細菌だけでは、体は抗体を作れないんです。どうしてかというと、これは体にとって自然なものだから、これだけでは体は抗体を作ってくれない。抗体が作られないと予防接種は失敗と判定される。だからワクチン会社は、体が抗体を作るようなものを作らなければならいんだけど、そのためには、ウイルスや細菌だけではだめで、水銀だとかアルミニウムだとかいう毒を一緒に入れなけれぱならないんですよ。これが予防接種の中に毒が入っている理由です。ウイルスや細菌は体にとって自然だと言ったけど、たとえば誰の腸の中にも、ポリオウイルスがいるんですね。ただ、それが発症しないだけ。ポリオウイルスが発症するためには、ポリオワクチンを摂取して腸内細菌のバランスが崩れ、免疫が著しく低下しなければならない。だから、ポリオワクチンをとることで、ポリオになるんです。アメリカのロビン・マーフィーは「今どきポリオにかかるのは、ポリオワクチンをとった人だけだ」と言っているんですね。ポリオが生ワクチンだということも理由の一つです。
そして肝心な点は、抗体というのは、免疫の指標とはならないということだ。抗体がなくても免疫を持っている人もいれば、抗体があっても免疫のない人もたくさんいるわけです。抗体がないから危険だ、というプロパガンダは誇張であり真実ではないんですね。予防接種をして体が抗体を作ったとしても、抗体と異物が一緒になったものを押し出すことができなければ、それは、体にとどまり続けるんです。この異物を押し出す免疫力というものを獲得するには、数年かかる。だから、生後1年以内に予防接種をするなんて本当はとんでもないことなんですね。
それから抗体というのは、体の非常事態に作られるもの、血液中まで侵入した毒物に対して取る手段なわけです。そうなると、通常の免疫、T細胞(ヘルパーT細胞)というのが大きな役割を果たしているんですが、抗体が作られるときというのは、そのT細胞の働きが抑圧されるんです。どうしてかというと、抗体を作る働きとT細胞の働きは役割が違うから。本来ならば、血液中に直接異物が侵入するなんてことはない、だけど予防接種では直接血液中に異物が侵入する、それに対して体が一生懸命抗体を作る、だけどT細胞は学習していない。免疫のすべてが抗体を作ることに力を注いで、T細胞の働きは抑えられるんです。それでもT細胞が学習していれば、T細胞が抗体とくっついた毒物を認識して排泄することができるんですね。
だから、抗体は作られるけれど、免疫はないという状況になるし、抗体を作ることに免疫のエネルギーが注がれてしまっているから、外から侵入してくる異物に対して無防備になってしまう。いわゆる免疫力が低下した状態になる。だけど体の中では一生懸命闘っているわけです。闘っているけれど、それが毒物の排泄につながらない。こうして、やがて慢性疲労症侯群や免疫不全の問題になってくるんです。皆さん、エイズっていうのは、エイズウイルスがないんですよ。抗体だけがたくさんあってウイルスはないんだよ。だから何がエイズを引き起こしているかっていうと、ウイルスではなくて、抗体ばかりが作られることで、T細胞という本来の免疫機構がおろそかになっている病気なんですね。症状を抑圧するということは、毒物を体の中にとどめさせる勢いなわけです。これをどんどんやることによって、毒物がどんどん血液中に侵入してくるんですが、そうなると抗体ばかりが作られ、実際の免疫力はどんどん落ちて排泄できないという状態です。
もう一度言うけど、よくよく分からなければならないことは、抗体=免疫という間違った考え。抗体を作るためにワクチン会社は頑張っているけど、頑張る方向を間違えている。抗体というものは、血液中に侵入した毒物に対しての最終手段で、最初から抗体を作らせようとする予防接種は免疫力を低下させるだけなんだな。抗体を作るためには、胸腺にあるT細胞を抑圧する。T細胞が抑圧されるということは、免疫力が抑圧されるということです。エイズというのは、抗体ばかりがあってT細胞の免疫力を失った状態。だから、エイズウイルスなんか探したって見つからないわけだ。血液が濁り、抗体だけがどんどんできて、T細胞が抑圧されて毒を追い出せない状態、免疫が低下している状態。これがエイズという病気です。エイズ治療は、抗体を作らせる方向ではない。抗体を作らせないで、T細胞を活性化させる方向が正しいということです。これは予防接種がやっていることと完全に正反対ですね。抗体が作られたかどうかを検査する抗体検査なんて意味がないわけです。そして無論、抗体を作らせようとする予防接種は意味がないわけです。
抗体値だけがすごく高くて、免疫力が下がっている状態は、いかに抗生物質、予防接種、インフルエンザの注射をたくさん打ったか、あるいは症状を抑圧し続けたかという表れです。
イギリスの方でしたけれども、私の知っている患者さんは50回も淋病にかかった。1日に3人以上の違う人とセックスをするわけですよ。そうすると淋病にかからざるをえない。そのたびに抗生物質で抑えてきたわけです。一番の問題は、彼としては愛されたいという欲望が強いわけです。この人は子供のころ、よく親に殴られたり、けられたりしていました。主に男親にけられていました。男の人に愛されるのが、彼としてはテーマだったわけです。だから次から次へと男の相手を変えて行ったのですよ。そして淋病に50回もかかって、馬のように抗生物質をとらされて、最終的にエイズになって。最初私のところに来たときには免疫が低くなっていて、ちょっとした傷なんかでも一切治らない。ゴフォ、ゴフォと咳をして。そんな感じでしたね。T細胞を抑圧されて毒を追い出せない状態。免疫が停滞している状態ですね。
はしかの予防接種を受けました。はしかの抗体ができました。「やったー」と喜ぶわけですけど、実際何が起こっているかというと、体はたいへんな状態になっているわけです。はしかにかかれない。だってもうすでにはしかのウイルスが体の中に入っていて押し出すこともできないから、異物じゃないわけですよ。あるいはですね、はしかにかかれるほどの免疫力を失っているんですね。はしかに“かからない”のじゃなくて“かかれない”んですよ。はしかとういうのはですね、マヤズム(注1)という汚れをきれいに掃除してくれる、ありがたい役目があるんですよ。子供がはしかにかかることで、親から受け継いだこだわりをきれいに掃除して行くんです。だからとても大切なものなのですよ。体ははしかにかかりたがっているのに、かからせないようにしているんです。だから「予防接種はアロパシーだ(注2)」って言うんです。誰ですか? 予防接種はホメオパシーと似ていると言って嘘をついているのは? まったく違うものです。はしかにかかって血の汚れをきれいにすることができるんです。抗体はなくても免疫を持っている人はたくさんいるんですね。そしてはしかを予防接種で防いだとしても、思春期になってから結局かかってしまうんですね。それは体がはしかにかかれるだけの力をやっと取り戻すことができたということなんです。ただそのときは症状が激しくなって本当にたいへんです。子供のかかる病気は子供がかかるようになっているのです。それが自然で正しいから、自然に任せれぱよいのです。分かりますか?
話がそれてしまいましたけれど、水銀がどれだけ入っているかというと、私たちにとって有害とされている100倍もの量が入っているわけです。水銀というのは普通、取り扱いはドクロのマークがついているんですよ。ドクロのマークってわかる? 頭蓋骨と、その下に骨がこうクロスしているやつ。こんな猛毒が薬だって言うんですよ。何か変ですよね。ワクチンの発癌性は一度もテストされたことがないけれど、もしやったらすごいことになりますよ。すごいことになるから、一度もテストされないんですね。ホメオパシーでももちろん水銀を使っています。でもホメオパシーは10の60乗倍ぐらい薄めています。10の60乗と言ったら、銀河系を湖としたらあなたの涙1滴ぐらいの薄さだ。何にも入っていないのよ。だけど予防接種の場合は、通常毒と言われる分量より100倍も多いということですよ。それが直接皮下注射で血液中に入ってしまう、これは本当に恐ろしいことだ。血中にこれほどの量の水銀、これほどのホルマリン、アルミニウムが入ることはありえないんです。
たとえばDTP(ジフテリア、破傷風、百日咳)の予防接種をやりますと、子供の耳がはれて中耳炎、内耳炎、外耳炎を繰り返して、切開しなければならなくなってしまう。予防接種を受けて以来そうなった場合は、この中に入っていた水銀というものがひどく作用したということです。なぜそう言えるのかというと、ホメオパシーにはマテリア・メディカという物の性質・症状が書かれた辞書があって、そこには、マーキュリー(水銀)をとるとどうなるかが書いてあるわけです。そうしますと、リンパの障害、リンパ節のはれ、膿を作る、中耳炎、内耳炎、外耳炎という症状があることが分かるわけです。
それでマーキュリーを処方すると反応するんですね。反応するということは、マーキュリーと同じパターンを持っていたということなんですね。そうして自分で治ろうとする力が動いて排泄が始まるわけです。
水銀の害は、ほかに子供に奇形を作ってしまうという恐ろしさがあります。三つ口などというのも水銀の害です。それから子供がよくキレてしまう。ギャーッと怒ったりとか、刺してしまったりとか、いつのまにか暴力をふるっているという子供は、予防接種の中に入っている水銀のためにそうなっている可能性がある、ということを頭に入れておいてください。予防接種プラス歯に詰め物をした場合。だいたい思春期になりますと、どうも歯がやられるわけですよ。こういうDTPをやっていて水銀が入っている中に、またアマルガムとかいう水銀を詰めます。そうすると体内にある水銀は立ち上がります。そうするとブチッと切れるわけですよ。癇癪玉になるわけですよ。ベビーのころはかわいくて、コロコロ笑って本当にいい子だったのに、思春期になったらすごく難しくなったとか。歯の治療をして以来、体がグッタリして慢性疲労症候群になっているとか。水銀の害であるということを頭に入れること。
それから魚介類に有機水銀が多く含まれていることは有名ですね。こうしたものを食べることで有機水銀が胃腸で吸収される。だけど、こうした水銀の量というものは、絶対量としてはそれほど多いものではないんですね。それよりも虫歯治療で使われる歯のアマルガムやワクチンに含まれている水銀が体内に入ってくる量は、魚介類に含まれる量なんかと比べものならないぐらいすごいんですね。ビタミンC(アスコルビン酸)の錠剤なんかを摂取することで、口の中に残ったビタミンCがたまって、歯のエナメル質を溶かし、アマルガムから水銀が出てくるんだけど、これがリンパ液や血液の中に入っていく。それで妊婦さんなんかだと、これが簡単に胎盤から胎児に入っていくことが知られている。
アメリカでは、有機水銀は最初DTPだけに使われていたんだけど、1989年にインフルエンザB型、1991年にB型肝炎に有機水銀を使うようになった。それで、1990年から小児自閉症が急激に増えだした。これは偶然ではないんです。自閉症というものが流行した原因があるわけです。その原因は予防接種である可能性がとても高いんです。そして予防接種が原因であるとして、アメリカでは今裁判になっているわけですね。
そして次のアルミニウムですね。アルミニウムというのは生活の中にあふれていますね。アルミの鍋、アルミ缶、アルミホイル。ちぎれやすくするためにアルミが入っているチーズなんかもあります。そういうものをとり過ぎているだけでなく、予防接種で血液中に直接入ってしまうわけです。アルミニウムの害としてアルツハイマーがありますね。これはホメオパシーでは昔から知られているんですね。アルミニウムが心身にどのような影響を及ぼすかということは、徹底的に調べられている。そういう意味で重金属やいろいろな物質が身体にどのような悪影響を及ぼすかなんてことは、ホメオパシーのほうがはるか先を行っているわけです。それで、アルミニウムをとりすぎると集中力が50%以上に落ちます。「おや、私、何をしにここに来たんだっけな」。またもとのところに戻らなければいけない。「あーそうだった。あっちに包丁を取りに行ったんだ」。それでまたキッチンに行ったら、また「何しに来たんだっけな」。これはアルミニウムの害だ。ボケる。このアルミニウムの方々は、人が目をかけてあげて、愛情をかけてもかけても、その愛情が伝わらない。あるお母さんが、「子供がDTPの予防接種をして以来、本当に目をかけているのに、全然そしらん顔をして意思の疎通ができないんです」と言いましたが、そういう子供になってしまう。要するに愛が分からない子供です。それからどうやっても皮膚の乾燥が止まらない子供がいます。大人でもいいですよ、ポロポロ、ポロ粉をふくような人。体全身がかゆくて、寒冷蕁麻疹(かんれいじんましん)になってしまうような方々。そういう方々はアルミニウムの害を疑ってください。軟らかい便なのに出なくて便秘してしまう人もアルミニウムです。アルミニウムを一言で言いますと代謝不足。汗をかけない。うんちが出ない、おしっこが出ない。皮膚疾患もなかなか治癒しない。そして、水を飲んでも飲んでも乾燥するような皮膚の体質になってしまいます。生まれたときには子供は、ツルツルの湿り気があってプヨプヨの皮膚だったわけですよ。三種混合のDTPを注射して以来、カサカサのザラザラになってしまい、ひいてはアトピー性蕁麻疹を作ってしまう。こういうのはアルミニウムの害が考えられます。
ホルムアルデヒドは何が悪いか。これも、とっても忘れっぽくなる。そして鳥肌・鮫肌を作ってしまう。ホルマリンは呼吸器系、喉、鼻、気管支をだめにします。ですからどうしても喘息になりかけたり、口頭炎、咽頭炎になったりとか、そうやって肺をやられてしまうのですよ。ホルムアルデヒドというのは接種だけじゃなくて、家の新建材だとか、皆さんが買うタンスだとかそういうものに防腐剤として入っていることが多いです。こんなものが体に直接入ってしまうわけです。喘息のレメディー(注3)をやっても治癒しないときに、ホルムアルデヒドというレメディーを出すと治癒することが結構ありました。予防接種が原因で喘息になっている場合は、ホルムアルデヒドのレメディーも重要になってきます。それと、ホルムアルデヒドは発癌物質です。
次に予防接種の害を考えるとき、ワクチンの中に人っている異種蛋白質(人間のものではない蛋白質)が大きな問題です。どうしてこんなものがワクチンの中に入っているかというと、ワクチンを作るために菌を培養しますが、そのときに使うのが、卵、鶏肉、蛙、動物の胎児や組織なんですね。予防接種を受けるとこれらの蛋白質が直接血液に入ってくるわけです。体はびっくりして、二度とこのような蛋白質の侵入を許さないぞと警戒しまくるわけ。そして、食べ物からこのようなものが入ってこようとすると非常に強い反応を起こす。これがアレルギーの原因となるわけです。
特に恐ろしいのはSV40というウイルス。今子供がこれにかかることが多い。このウイルスは、普通人間はかからないんですよ。猿しかかからないウイルスなんです。今のワクチンというのは、SV40をはじめ、いろんなウイルス汚染が本当にひどいんですね。そして悪性腫瘍の原困となっている。これはワクチン会社が極秘にしていることです。ですからSV40のウイルスを持っている子、すごく多いですよ。妙に高熱が出たりします。そして脊柱に入りますと、小児麻痺という形になってしまうこともある。ポリオを培養する場合には、猿の腎臓を使ってやります。猿の蛋白質、ウイルスが入っていきます。それから抗生物質も入っていきます。ポリオというのは生ワクチンなんです。活性を持っているウイルスなんですね。それで生きたウイルスを使うときは、マルチプルな大量の抗生物質が入るようになっています。だから3か月の子供のときに予防接種を受けたら、もうすでに抗生物質がこの子たちに入ってしまうんですね。抗生物質の害に合うPenicilinum(ペニシライナム)というレメディがありますが、これがとってもいいんです。「この子は一回も抗生物質を注射していないし、抗生物質の薬なんかとっていないです」ってみんな言います。私たちはその子供がポリオの予防接種を受けていることを知っていますので、山ほどの抗生物質が生ワクチンに入っていますから、Penicilinumを出します。そうすると案の定すごく反応します。反応するということは、抗生物質が障害となっているという表れですから、ホメオパスたちは予防接種はよくないということを事実として実感してしまうんですね。それとポリオワクチンの中には、牛の漿液(しょうえき)が入っています。だからポリオというのをやりますと蛋白質アレルギーというのになりやすくなります。同じ蛋白質、あるいは、似たような蛋白質に過剰に反応するようになってしまう。植物蛋白質でも似ていれば反応してしまう。予防接種の講義をしてくれた英国ホメオパスのトレバー・ガン氏は、「今のピーナッツは昔のピーナッツより強力になっていると思いますか?」って冗談を言っていました。ピーナッツが強カになったのではなく、現代人の免疫力の低下が本当の原因なんですね。腸から未消化の蛋白質が血液中に侵入して、大豆、納豆を食べるとアレルギーになるという子供たちがいますが、この子供たちというのは、ポリオワクチンをとっています。抗生物質は腸内細菌のバランスを崩し、免疫力を奪ってしまうのです。腸内細菌は免疫系の重要な部分を担っているんです。
もう一つ、そういう蛋白質が入っているものはMMRという三種混合。はしか、耳下腺炎、風疹。これらは動物性蛋白質が入っています。これらを皮下注射することによって血中に蛋白質が入ります。血中に蛋白質が入りますので体はたまげるわけです。血中に蛋白質が直接入ることはありませんので、体の中は戦争状態になる。こうして免疫力は低下して、子供がちょっとばかり食べた納豆やナッツに反応を起こすようになってしまうわけです。これがポリオとMMR(はしか、耳下腺炎、風疹)のワクチンの害からきているということを頭に入れておいてください。だから二度とこのようなことにならないように、非常に強い反応を示してしまいます。これをアレルギーと言うのです。予防接種で免疫が下がるんですね。
アレルギーは何であるかというのをまた考えなくてはいけないんですよ。血中に入ったウイルス、水銀、アルミニウムとか蛋白質、そういうものが入ったまま押し出せない状態、このような未解決な問題を抱えている状態をアレルギーと言うのです。例えば、私は昔“男アレルギー”だったわけですよ。ずいぶん男にいじめられましたからね。働いているときは頑張れば昇進できると思っていましたが、男社会ですから、なかなか上に行けませんでした。それで男は大嫌い、特におじさん族は大嫌いでした。上司のおじさんが私を昇格させないんですね。そのおじさんが来ると、なんかソワソワして痒くなるんですよ。彼が喫っている煙草のにおいとか、おじさんのにおいとか、とっても嫌で「あんたは来ないで」って。これもアレルギーだよ。未解決な問題がある場合、そしてそれを解決することができない場合、その問題が生じたときにすごい勢いで拒絶するようになるんですね。すごい勢いで回避するようになる。これがアレルギーですね。アレルギーがあるということは、未解決な問題があるということの表れなんですね。
食物アレルギーも、血液中に蛋白質が人っていてそれを抑し出せない状態だから、それと似たような蛋白質が入るだけで、「ヒィー、また来たー、これ以上入れるなー」って過剰に反応するようになってしまう。これがアレルギーです。私も男にすごく過剰反応を示したわけですよ。でもそれが解決されたとたん、男だろうが、じいさんだろうが、平気になったんですね。皆さんも何かにアレルギーを持っていますよね。それは、自分の中に「未解決の問題があるよ」という表れなんですね。
体の中でもそういうことをしているんですよ、、蜂アレルギーの人。蜂に刺されて、キッチリ出し切ってない場合、その蜂の毒がまだ体内にあるから、もう一度蜂に刺されたときにえらい反応を起こすのが蜂アレルギーです。アナフィラキシーショックって言いますよね。
子供の場合でも脂漏性湿疹だとか発疹が出た。軟膏を塗るんです。なんとか軟膏とか、でもちょっとここでは言えないんですが、私の勘が当たっていれば、すごく良く効くものは恐ろしい。その発疹を止めますと、今度、肺がゼイゼイして来ます。肺炎になりやすくなる。端息になる。アトピーを止めると喘息になるよね。皮膚の問題から、より深い喘息の問題に移行する。そうすると、気管支拡張剤とか去淡剤をとるわけだ。そうしてどうなるかというと、喘息が起きない代わりに、肺の粘液が抑し出せなくて、酸素を吸収できなくて窒息してしまうんだな。粘液で溺れてしまうわけです。あるいは、肺をきれいにする抗生物質をとっていく。すると出口がなくなるので今度、泌尿器系に来るわけですよ。膣炎だとか膀胱炎だとか腎盂炎だとか前立腺だとか、そういうことになる。それを止めますと、腸がやられて下痢をする。大腸炎になったり、腸がおかしくなる。最終的に血液がやられるんですよ。そこまで行くまでにあなた方、どれだけの薬をとった? 皮膚発疹の薬をとり、肺の薬をとり、泌尿器系の薬をとり、腸の薬をとり。血液まで行ったときに、毒血症という名前が付くわけですよ。でも、予防接種は一足飛びに毒血症に行くのです。薬による抑圧はホップ・ステップ・ジャンプで毒血症になる。それを頭に入れなければならない。
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