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CO2削減へSDGsの取り組み 県産「浄水炭」定期販売開始へ/岩手
生産量日本一を誇る岩手県の木炭を使って自宅でミネラルウォーターを作ってもらおうと、久慈市の会社が浄水用木炭を配送する定期販売サービスを始めます。二酸化炭素CO2削減を目指すSDGsの取り組みです。
SUMITCH(スミッチ)と名付けられたこのサービスは、久慈市の地域商社クジラテラスが始めるもので、13日に盛岡市内で発表会見が行われました。
自宅に届けられる浄水炭を水道水と一緒に水差しに入れると木炭成分が残留塩素などを吸着し、カリウムなどのミネラルが増えた水を作ることができます。
ミネラルウォーターはペットボトルで販売されていることが多く、クジラテラスでは5年以内にペットボトル2億3000万本、CO2排出量3500トンの削減を目標としています。
また、久慈市の谷地林業が作るナラの木炭を活用して、森林の循環利用にも一役買いたい考えです。
(クジラテラス・上神田正利社長)
「この商品をどんどん売るというよりは、みなさんがこの商品を通じて考えの多様性に気づいていただければ良いと思いますし、みんなでやっていかないといけないと思っていてそれを達成したい」
SUMITCHは2か月ごとに2970円で2個の商品が届きます。
来月から発送が始まる予定で、ホームページで申し込むと発売日を知らせるメールを受け取ることができます。