僕は1,000億円である。
小樽観光で“日本銀行 旧小樽支店 金融資料館”に行ったとき、
展示用の1,000億円(もちろん本物ではない)を見た。
40億円十束封(1億円パック×40)を1台として、それが25台あるのだ。
重さにして10t、1万円札として上に重ねていけば1,000mになる。
このレベルになると壮観を通り越して、お金を見ているという実感がない。
倉庫に積まれた荷物を見ているような感覚だ。
だけども「1,000億円」という数字を提示されると、いろいろ考えてしまうところではある。
ひとりの男性が生涯をかけて稼ぐ金額は2.5~3億円なのだ。
3億円として計算してみると……
約330人分の生涯収入を目の前に見ているわけだ。
「これを積込・運搬するとなれば、油圧ショベルとダンプカーが必要だな~」なんて。
1,000億円の運搬は、積載量10tの大型ダンプ1台分だ。
そうして考えると、世界トップクラスの大富豪の資産額はすごいと思う。
10兆円とか持っているからね。
10tダンプ100台分となれば、5分間隔で積込・運搬をしても8時間以上かかるのか……
まあ 5分サイクルは厳しいと思うので、これは数日仕事だね。