吉崎観音

Last-modified: 2021-09-21 (火) 17:40:58

吉崎観音(よしざきみね)とは、けものフレンズのコンセプトデザイン担当である。

吉崎観音(2009年の撮影)
基本情報
別名義吉崎大二郎大直
職業漫画家、イラストレーター
代表作『ケロロ軍曹』『7人のナナ』
関連性けものフレンズのコンセプトデザインを担当

漫画家。名前の読みは「よしざきみね」。代表作は『ケロロ軍曹』。けものフレンズのコンセプトデザイン担当。

漫画家としてデビューした当初は吉崎大二郎大直(よしざきだいじろうひろなお)の名義で活動していた。

masaki28

@ma_sa_ki_28

前に国会図書館で複写した吉崎観音先生のデビュー作と読切。17歳でデビューとかすごいよなぁ…この頃は本名名義なんだな。

メロン★サーガ DREAM SQUARE ~ドリームスクエア~

https://twitter.com/ma_sa_ki_28/status/1328214398389784578魚拓

たつき監督降板事件が発生した2017年9月25日以降、『週刊少年エース』のコメントなどを除いて、一切の個人発信を停止した。事件当初はその動向が注目されるとともに吉崎の安否を心配する声も上がったが、事件に関し一切の説明がないことを理由にアンチから批判の対象となっていった。
2017年末、たつきが吉崎のTwitterアカウントのフォローを外した*1ことから、「たつきから敵意を向けられている」すなわち「たつきを降板させたのは吉崎である」とKFPアンチに判断され、吉崎観音嫉妬説が更に広まることとなった。
KFPアンチおよびたつきの支持層からは「たつきに嫉妬して降板させたことが業界内に知れ渡った結果、仕事を干されている」と思われているが、全くの事実無根であり、現在も『ケロロ軍曹』の連載をはじめ、イラスト提供やキャラクターデザインの監修など他方面で活動を続けている。

現在でも騒動を語る際に吉崎のツイートが参照されることが多いが、たつき監督降板事件以前のものであるため、ソースとしては古い。
佐藤順一春日森春木といった、過去に吉崎とともに仕事をした業界人が吉崎観音嫉妬説を否定している。
彼らが吉崎を擁護した理由や、吉崎自身の人柄を紐解くために、けものフレンズ以外での吉崎の発言やコメントなども抜粋する。

2017年4月5日のツイート

2017年4月5日に「ばすてき」が公開された際に、吉崎が投稿したツイート。
ここでの「最後の打ち合わせ」とは、テレビアニメの放送が終了した後のものだと思われる。
ばすてき」に権利問題が存在しないと主張する論拠の一つには、このツイートの「終わった後も自由に作っていいですよ」という発言が挙げられている。

吉崎 観音

@yosRRX

最後の打ち合わせで、終わった後も自由に作っていいですよって言ったらたつき監督の目がキラーンってした気がしてたんだけど…まさか!

午前4:10 · 2017年4月5日·Twitter for iPhone

https://twitter.com/yosRRX/status/849338523312377856

『ケロロ軍曹』第11巻の表紙カバーで、吉崎は以下のコメントを残している。

最近ちょっとだけ戸惑ってることがあります。この未知なるヘッポコ宇宙人を論じる大人のひとたちが

「子供のものだ」

「大人のものだ」

「マニアのものだ」

なんて押し付けあうのです。

「みんなのもの」

ではダメなのでしょうか。

少なくとも僕は、この宇宙人に遭遇したときから、そう思っています。

第11巻の初版発行日は発売日は2005年10月8日であり、テレビアニメ2ndシーズンが放送されていた時期にあたる。

『ケロロ軍曹』が連載10年およびテレビアニメ放送6年を迎える前、映画第4作『超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』が公開中の時期に掲載された記事。*2

マンガ「ケロロ軍曹」10周年 子どもの心わしづかみ(朝日新聞デジタル)より(魚拓

 地球侵略に来たへっぽこ宇宙人ケロロと仲間たちを描いた吉崎観音(みね)のマンガ「ケロロ軍曹」が、連載10周年を迎えた。テレビアニメは間もなく6年目に入り、映画版第4作が公開中。連載誌のほかにケロロをメーンキャラクターとする雑誌も2誌ある。ケロロの作戦は失敗続きだが、子どもたちのハートはガッチリつかんで好評「侵略」中だ。

 カエルのような姿のケロロ軍曹は、母と姉と暮らすオカルト好きの少年・冬樹と出会い、居候になる。珍作戦を立てては冬樹や部下たちを巻き込み、騒動を引き起こす。

 骨格は、藤子不二雄作品に代表される子ども向けマンガの王道だ。

 吉崎は言う。「一つピースの欠けた家族に、とってもヘンテコリンなのを加えることで、『家族』をテーマに描きたいと思った。藤子先生の作品は僕の原体験なので、刷り込まれていたのかもしれないが、意識はしなかった」

 かわいいキャラが腹黒いところを見せたり、アニメや特撮のパロディーをふんだんに盛ったりするところが独自の味付け。ケロロは「機動戦士ガンダム」のプラモデルの愛好者という設定だが、アニメ版「ケロロ」をガンダムの製作会社が「半ば偶然」担当することになり、ガンダムネタは「公認」になった。

 「びっくりした。誰か糸を引いてるの?って。子供たちがケロロからガンダムに興味を持ってくれたら、恩返しができてうれしい」

 公開中の映画「超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!」は、部下たちを巨大な竜に変えた謎の力に、ケロロが挑む。

 「前作を劇場で子供たちと一緒に見た時に『次はドラゴンだ!』とひらめきました。子供たちが『カッコいい!』と思うケロロたちを登場させたかった。友だちを喜ばせたくて描いたのが、僕のマンガの原点。『売れる売れない』なんて計算せず、あの時の気持ちに素直に従って描くだけです」(小原篤)


*1 たつき側からブロックした。なお、吉崎のTwitterアカウントは現在もたつきのアカウントをフォローしたままである。
*2 本ページに掲載されている吉崎観音の肖像は同記事に掲載されたものから引用。写真中のフィギュアは映画第4作に登場する「ケロロドラゴン」。