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自粛自粛と言われ続けたら、キャンプ的ベストシーズン(寒すぎない暑すぎない虫少ない)がまるっと消失してしまい、とても残念な状況ですが皆様お過ごしでしょうか。
もっと早くにテント編書きたかったんだけど……おニューのテントきちっと張れなかったんで
まぁ、まだまだあいてないキャンプ場ばかりやけどやりようはある、って時期になってきたのでご紹介したいと思います。
というわけでデブのためキャンプ道具テント編です。
完
とはいかないのがデブの悲しいところです。
前回、前々回の記事をご覧になった方なら容易に想像できると思うのですが、
テントとは住居です。
つまり、そこで寝泊まりするのです。
当然マット・コットを敷いて寝袋にくるまって寝るのです。
あのクソでか寝袋で。

しかも寝るのはデブだ。
ちまたにあふれるソロキャンプオススメテントみたいな記事。
あれを真に受けると、あ~ん狭くて真空パックになっちゃうよ~とテントを汗と涙で濡らしてさらに結露して凍結します。

そうならないためにも、タイプを紹介しつつ、僕が実際使っているものを交えつつ、
テントってぶっちゃけ寝る場所です。
テントの中で火を焚くわけにいかない(いけるやつもあるし薪ストーブ入れたりする人もいるけど完全に自己責任論)ので、火を焚くのは基本テントの外です。
なんで別にタープを用意してやる必要があります。
と、いう貴方。わかる。
なのでそういう面倒くさがりの貴方は前室とか日よけついてるのを選ぶといいかもしれません(先にタープを買った人)
まぁ、タープ……ぶっちゃけ便利なんで1つは持っておくとなにかと捗ると思うよ。
2.生地の種類に気を付けましょう。
おおむねポリエステルとポリコットンに分かれます。
ポリエステルは要はよくあるビニールっぽい奴です。濡れてもちょっとはたいたらすぐに落ちるので手入れが非常に楽です。あと軽い。
ただ、火にはめっぽう弱いです。気を付けましょう。
ポリコットンというのはポリエステルにコットンを混ぜ込んだ生地です。ある程度火に強く、コットンよりは乾きやすい。あと、布が混じってるおかげで外気温の影響がポリエステルよりは少なめ(らしい)
ただし重量はコットンより重いですし、テントを乾かす作業が手入れに加わります(コットンはきちんと乾かさないとカビが生えるらしいぜ)
オールコットンのテントもあるらしいけど、ガチで重くなるし手入れも大変そうだなぁと思います。
ぶっちゃけ気にする人は気にするってとこだとは思うんだけどね。
というわけで、紹介していきましょう。
今回あんまり体重と関係ない道具だからテンションあんまり高くない解説ですまん。

こういう奴です。
テントの裾をペグダウンしてポールでよっこいせと持ち上げるタイプです。
ワンポールテントって呼んだりもしますね(厳密には違うかもだけどそこはテント警察に任せます)
ザ・テントって感じっすね。
これの特徴は設営が楽……って話なんですけど、ものによります。
裾のペグ打ちをしっかりやらないとたるむし、ものによっては本数がハンパなかったりするので決して各種アフィブログが言うほど簡単ではないです。
ただ、よほど大型のものであってもたった一人で設営できるという点についてはアドバンテージがあります。
さて、このテのテントを使う場合気を付けなければならないことがあります。
この2点です。
三角形故に床の広さ=居住スペースとはなりません。実際の直径より一回り小さい感覚でいてください。
さらにセンターポールという柱がど真ん中に鎮座するので一番広いど真ん中を利用できません。

これはとあるテント(3人用)のスペック図ですが、右下の図に点線がありますよね。これがデッドスペースです。足先当たるのがこの辺だよーと思っておけばいいです。
んで、さらにセンターポールがある故にこんな表記になっています。
これが普通でしょ。
ていうかこうでしょ。
はい、わかりましたね。3人用からスタートです。まぁ、1人用のティピーテントはあんまり見たことないんですけど、3人用ぐらいで謳ってるものでやっとソロ向けです。
とにかくセンターポールが邪魔です。
なので、サイズの選別は大事。できれば実物を見れるといいんだけどねー。
で、ここで注意点なんですけどもしもコットを使いたいのであれば、それも加味したサイズにすることです。

僕のテントはこいつなんですけど(気が付いたら廃盤になってて笑った)
前回紹介したDoDのコットつっこんだらギリギリです。
インフレーターマットもアルパインデザイン(同じく前回紹介)入れたら半面を埋めつつポールに干渉します。
ソロであんまりでかいテント持つのもなぁとは思うんですが、快適性を求めるならナバホTepee400(こっちは廃盤じゃない)にすりゃよかったなぁって思います。
なお、こいつはポリエステル製のダブルウォール。インナーは部分的にメッシュ製です。
夏はインナーのみとかアウターのみで過ごしてもいいかもね。

同じロゴスならナバホに拘らないならこのTepee350あたりがベストサイズだと思います。
なお、テント内で立てるかどうかについてですが、スペック表にある高さはセンターポール部分の高さなので、身長ぎりぎりの高さだとだいたい立てないです。
なので、テントの中で立ちたい人は大き目をオススメします。
あと有名どころでいうと

サーカスTCってのがあるんですけど、こやつはまず生地がポリコットンので近くで焚火しても安心ってことで大人気なんですけど、さらに素晴らしいことに値段の割に広いんですよね。
写真から見てもわかるようにコットが楽に二つに入るし、ペグの本数も最小で5本くらいで済む、中でしっかり立てるという……うん、割と理想的なんだ。
インナーなしでデブとガリがコットを並べて石油ストーブ焚いて寝ても全然余裕だった。
強い。
ただねぇ……マジで入手困難。
定期的にやってくる抽選販売だか早い者勝ちだかを勝ち取らなきゃいけない。
めんどくさい。
あと、割と人気で人と被りやすいのでテント間違えかねない。
なので、これのジェネリックとか選ぶのも手かなと思います。あとは前室的な布がついてるサーカスTCDXは普通に買えますのでそれでもいいかもね。
まぁ、サーカスTCについては調べたらわんさかでてくるので割愛。
何が言いたいかっていうと、ティピーテントは大きくて背が高い方が居住性は高いよってことです。
とはいえ、

まぁ、モノには程度ってものがありまして、俺のお友達がお持ちのこちらなんかをソロで使うのは流石にやりすぎなのでお財布と筋力と相談してください。
このヤドカリテントは接地面だけで5m四方、ロープ張るなら6m四方が必要なのでかなりやりすぎです。ファミリー向けです。
はい、というわけで一番よく見かける形であるティピーテントの紹介です。
やはり最大の障害はセンターポールです。
ですのでなるべく広めがおすすめです。
一応裏ワザとして『二股化』という方法がありまして、別に支柱を用意して支柱を二股にしてテントを持ち上げるってやり方があります。
そうするとセンターポールの部分のスペースが使えるので広々です。
耐久大丈夫か? と思ってたんですけど、存外丈夫でした。今回は説明を省きますが、要望があったらまた、書く……かも。割と簡単です。
でもまぁ、最初からそうするつもりだったら別のを買えばええやんけって感じはしますがw
また一部のテントを除いて、基本的にはこのタイプはタープが必須です。
日除けとか一切ないから、無しでキャンプすると冬でも日焼けします。
このタイプを選ぶときは、テントの中で何をするのか、そこを基準にするといいかなぁと。
寝るだけなら寝具と濡れて欲しくない荷物を入れる場所を確保できるもの。
中で晩酌とかしたいならもうちょっと広い奴。
薪ストーブをインストールって言葉にどうしても惹かれてしまう人は火に強いもの。
スタイル次第です。
ドーム型
これもよくあるテントの形、ドーム型です。

ツールームテントと呼ばれる、ドーム型に前室(日除け)がついているものもこれにカウントしてます。
これらのテントは所有していないのであまりえらそうに語れないのですが、弟に買わせた奴がツールームなので雑感を言うと、見た目通りの広さが得られるのが最大のメリットかと思います。
ワンポールと違って、細いポールをクロスさせて持ち上げてドームを張るって具合のシロモノなので、空間を邪魔しません。
ドーム型は靴を置く程度の前室しかないものが多いですが、ツールームだとリビングスペースが存在するのでタープ張らんでよくていいなぁ、とワンポールユーザーは思ったり。
デメリットとしては、支柱をクロスして建てるっていう設営が一人だと割と難しめ、らしいです。
4隅にある穴に支柱の端をぶっ刺して持ち上げるんだけど、片側刺して逆を刺すときによく抜けることがあって、小さなものはいいんですが大きなものは手伝ってもらわないとやりにくいらしいんですね。
ものによってはそれをアシストする留め具がついてるものもあるのでチェックするといいでしょう。
人のを見ている感覚では、ソロ用のドームテントならあんまりもんだいなさそうだけれど、ツールームタイプはちょっとしんどそうやなって感じです。
またこのタイプは大きな支柱がいらないので割とコンパクトな印象です。
お友達の持ってる、
コールマンのクイックアップドームS+なんかはダークルームテクノロジーとかいう日光遮断率90%を謳う真っ暗なテントは、まさに寝る部屋って感じのサイズなんですが、中がマジで暗いのでぐっすり眠れていいらしい。
コットとか入れるならW+のほうがいいと思うけど、その辺はどうやって寝るかを考えてですかね。
小さいテントは狭い代わりに省スペースなのでサイトを選ばないって利点があっていいよね。
だいたいティピーかドーム型なんだよね、テント。
なのでそれ以外となると。ポップアップテントなんてものがあります。
折り畳み傘みたいにばさーっと開いてペグ打ったら設営完了ってやつですね。
楽でいいよなぁとは思うんですがもってません。
そうそうテント買ってもしゃーないってのもあるんですけど、割とシングルウォールのものが多いんで冬には耐え切れんかなぁとか、悪天候怖いなぁって感じで買ってません。
圧倒的な設営の楽さをどうとるかっすかね。
BBQとかのデイキャンにはすげーいいと思うんだけどね。
ただ、たまに見かけるので一泊で使えないなんてことはないので究極のものぐさにはいいかもしれない。
もちろん、大きさには注意ね。
あとは、

こういうコットテントってのもあります。
コットの上にテントがのっかってるスタイルなので、総合的に安い、みたいなこともあるやつです。
これ使うと、最悪椅子すらいりません。
ここに座って火を焚いて……みたいなことも可能で総合的に荷物を減らせるというメリットもあります。
ただ、懸命な読者ならもうお判りでしょうが、こちら唯一……
が存在します。
幸いなことに海外製のものが多いんで、意外と耐荷重は何とかなるものが多いんだけどね……カンプライトというメーカーがいろいろ出してるので見てみるといいかもしれません。
デメリットとしては仕舞い寸法が割と大きくなりがちなのと荷物どこに置く? 問題があるくらいでしょうか。
あとは、軍幕系……でしょうか。


上から、フランス、アメリカ、ポーランド軍の払い下げ品のテントです。
どっちかってとミリタリー商品なんですけど、割と人気の商品です。
昔は入手難易度がネックだったらしいんですけど、最近はアマゾンでも買えたりすので人気が伺えます。
これらは基本、軍人さんが使っていたものなのでキャンプというよりは『とりあえず眠れたらいい』というシロモノなので便利さはお察しです。
ポーランドの奴はほぼティピーテントと同じ感覚ですが、アメリカ(パップテント)の奴はファスナーがついてなくてクローズしにくいのでファスナーをつける改造とかが必要……と、ちょっと趣味はいってないと使いにくい印象。
でも、かっこいいよね……
というわけで最後に紹介するのが、こちら。
BUNDOK ソロベース です。
こちら、US軍幕『風』テントとなっております。
いちいちファスナーつけたりシーリングしたりと改造しないと使えないUS軍幕と違い、しっかりとキャンプ対応したシロモノとなっております。
これを買ったらコロナがきてずっと張れなかったんだよねー
こちら、ポリコットン製で火に強く、ひさしもついてタープいらず……ええやんけ! と一目惚れしてナバホの次に買った2つ目のテントです。
W360xD190xH110cm というまたもや中で立てないテントなんだけれど、意外とそこは不便に感じませんでした。
設営イメージはこちら。
跳ね上げのサイドがぽっかり空くのが嫌でカモフラージュネットを設置したらまぁ、雰囲気がいいこと。
インナーテントが付属していてこれからの季節は虫よけになっていい感じです。低いコットならぎりぎり入るのでそこらへんもグッドです。あのクソでか寝袋は寸法上はオーバーなんですけど、まぁ、布なんで入ります。寝れます。
ただ、注意すべきは椅子を使うなら高さ制限があるってことです。
高さ110cmなんで。
椅子編で紹介した各種椅子、大体無理です。いけなくはないけど頭が跳ね上げにあたりやすいです。
キングあぐらチェアくらい低くないと快適感はないです。
寝るときに使うマットとかを座布団代わりにして地べたスタイルにするか低い椅子を用意する必要があることだけは留意してください。
ぶっちゃけ、最初に買ったロゴスのナバホTepee300と比べると、テントとしての『部屋感』はナバホの方が上です。
いかにもテントって感じだし、圧迫感も少ない。高さが110cmしかないからね。
ただ、タープを張らなくていいこととソロベースの方が圧倒的に設営が楽なんですよね。
ティピーの場合、僕の奴は6角形なのでペグがインナーとアウターあわせて12本。そしてタープに6本。風が強いとガイロープも張るのでさらに6本……24本ってめっちゃ大変です。
比べてソロベースは跳ね上げ含めて12本+インナー2本で14本。
これは個人的にめっちゃ楽です。
その上、中の広さは、俺が2人寝れる広さなのでナバホとそうかわらないってことなので、メインはこっちになっていくんじゃないかなーって感じです。
もちろん、ナバホも可愛いのでちょくちょく使っていきたいんだけどね。
あと、この系統で有名どころとしてはDoDのパップフーテントとか、サーカスTCと同じメーカー(テンマクデザイン)から出ている炎幕シリーズなんかがありますので見てみるといいかと思います。
なお、その中ではこいつが2万円とか最安です。
以上、もうあんまりデブ関係ない気もするテント紹介でした。
まぁ、大体最初に買うテントはノープランで買ってしまうものだし、そもそも使ってみないとスタイルもわからんので、見た目で決めるてもいいんじゃないかな(ここまでの解説が台無し)
もっと早くにテント編書きたかったんだけど……おニューのテントきちっと張れなかったんで
まぁ、まだまだあいてないキャンプ場ばかりやけどやりようはある、って時期になってきたのでご紹介したいと思います。
というわけでデブのためキャンプ道具テント編です。
テントに体重制限はございません。
我々は自由だ!!
完
とはいかないのがデブの悲しいところです。
前回、前々回の記事をご覧になった方なら容易に想像できると思うのですが、
デブは嵩張る
テントとは住居です。
つまり、そこで寝泊まりするのです。
当然マット・コットを敷いて寝袋にくるまって寝るのです。
あのクソでか寝袋で。
しかも寝るのはデブだ。
ちまたにあふれるソロキャンプオススメテントみたいな記事。
あれを真に受けると、あ~ん狭くて真空パックになっちゃうよ~とテントを汗と涙で濡らしてさらに結露して凍結します。
そうならないためにも、タイプを紹介しつつ、僕が実際使っているものを交えつつ、
デブに優しいテントを紹介していきたいと思います。
と、いっても具体的な商品はあんまり紹介しません。ぶっちゃけ好み最優先でいいと思うので。
ただ折角、椅子編、寝具編と紹介してきたアイテムたちが使えないテントを選ぶのは悲しいことだよな、って思ったのでいくつかの注意点をお知らせできればと思った次第です。
して。
紹介の前に、2つほど。
1.テントにはシングルウォールとダブルウォールというものがあります。
簡単に言うと布が単一か二枚かです。
どっちがいいか? というのは難しいですが、冬も使うよーって話ならダブルウォールの方がいいと思う。
単純に壁が2倍なので寒さがしのげるし、外が結露しても内がそうじゃなければ濡れなくて済む。暑いときはインナーテントと呼ばれる二枚目の壁をとっぱらえばいいですからね。
それと、テント選びでもう一つ重要なのがタープです。と、いっても具体的な商品はあんまり紹介しません。ぶっちゃけ好み最優先でいいと思うので。
ただ折角、椅子編、寝具編と紹介してきたアイテムたちが使えないテントを選ぶのは悲しいことだよな、って思ったのでいくつかの注意点をお知らせできればと思った次第です。
デブはテント選ぶ前に椅子と寝具を選べ!
ってことを伝えたいのです。して。
紹介の前に、2つほど。
1.テントにはシングルウォールとダブルウォールというものがあります。
簡単に言うと布が単一か二枚かです。
どっちがいいか? というのは難しいですが、冬も使うよーって話ならダブルウォールの方がいいと思う。
単純に壁が2倍なので寒さがしのげるし、外が結露しても内がそうじゃなければ濡れなくて済む。暑いときはインナーテントと呼ばれる二枚目の壁をとっぱらえばいいですからね。
デブは暑さに弱くて寒さに強いが寒くないわけじゃないんで
テントってぶっちゃけ寝る場所です。
テントの中で火を焚くわけにいかない(いけるやつもあるし薪ストーブ入れたりする人もいるけど完全に自己責任論)ので、火を焚くのは基本テントの外です。
なんで別にタープを用意してやる必要があります。
テントだけじゃなくてタープも張るの? めんどくさい!
と、いう貴方。わかる。
なのでそういう面倒くさがりの貴方は前室とか日よけついてるのを選ぶといいかもしれません(先にタープを買った人)
まぁ、タープ……ぶっちゃけ便利なんで1つは持っておくとなにかと捗ると思うよ。
2.生地の種類に気を付けましょう。
おおむねポリエステルとポリコットンに分かれます。
ポリエステルは要はよくあるビニールっぽい奴です。濡れてもちょっとはたいたらすぐに落ちるので手入れが非常に楽です。あと軽い。
ただ、火にはめっぽう弱いです。気を付けましょう。
ポリコットンというのはポリエステルにコットンを混ぜ込んだ生地です。ある程度火に強く、コットンよりは乾きやすい。あと、布が混じってるおかげで外気温の影響がポリエステルよりは少なめ(らしい)
ただし重量はコットンより重いですし、テントを乾かす作業が手入れに加わります(コットンはきちんと乾かさないとカビが生えるらしいぜ)
オールコットンのテントもあるらしいけど、ガチで重くなるし手入れも大変そうだなぁと思います。
ぶっちゃけ気にする人は気にするってとこだとは思うんだけどね。
というわけで、紹介していきましょう。
今回あんまり体重と関係ない道具だからテンションあんまり高くない解説ですまん。
ティピーテント
こういう奴です。
テントの裾をペグダウンしてポールでよっこいせと持ち上げるタイプです。
ワンポールテントって呼んだりもしますね(厳密には違うかもだけどそこはテント警察に任せます)
ザ・テントって感じっすね。
これの特徴は設営が楽……って話なんですけど、ものによります。
裾のペグ打ちをしっかりやらないとたるむし、ものによっては本数がハンパなかったりするので決して各種アフィブログが言うほど簡単ではないです。
ただ、よほど大型のものであってもたった一人で設営できるという点についてはアドバンテージがあります。
さて、このテのテントを使う場合気を付けなければならないことがあります。
三角形
センターポールの存在
この2点です。
三角形故に床の広さ=居住スペースとはなりません。実際の直径より一回り小さい感覚でいてください。
さらにセンターポールという柱がど真ん中に鎮座するので一番広いど真ん中を利用できません。
これはとあるテント(3人用)のスペック図ですが、右下の図に点線がありますよね。これがデッドスペースです。足先当たるのがこの辺だよーと思っておけばいいです。
んで、さらにセンターポールがある故にこんな表記になっています。
誰がこんな寝方すんねん
はい、わかりましたね。3人用からスタートです。まぁ、1人用のティピーテントはあんまり見たことないんですけど、3人用ぐらいで謳ってるものでやっとソロ向けです。
とにかくセンターポールが邪魔です。
なので、サイズの選別は大事。できれば実物を見れるといいんだけどねー。
で、ここで注意点なんですけどもしもコットを使いたいのであれば、それも加味したサイズにすることです。
僕のテントはこいつなんですけど(気が付いたら廃盤になってて笑った)
前回紹介したDoDのコットつっこんだらギリギリです。
インフレーターマットもアルパインデザイン(同じく前回紹介)入れたら半面を埋めつつポールに干渉します。
ソロであんまりでかいテント持つのもなぁとは思うんですが、快適性を求めるならナバホTepee400(こっちは廃盤じゃない)にすりゃよかったなぁって思います。
なお、こいつはポリエステル製のダブルウォール。インナーは部分的にメッシュ製です。
夏はインナーのみとかアウターのみで過ごしてもいいかもね。
同じロゴスならナバホに拘らないならこのTepee350あたりがベストサイズだと思います。
なお、テント内で立てるかどうかについてですが、スペック表にある高さはセンターポール部分の高さなので、身長ぎりぎりの高さだとだいたい立てないです。
なので、テントの中で立ちたい人は大き目をオススメします。
あと有名どころでいうと
サーカスTCってのがあるんですけど、こやつはまず生地がポリコットンので近くで焚火しても安心ってことで大人気なんですけど、さらに素晴らしいことに値段の割に広いんですよね。
写真から見てもわかるようにコットが楽に二つに入るし、ペグの本数も最小で5本くらいで済む、中でしっかり立てるという……うん、割と理想的なんだ。
インナーなしでデブとガリがコットを並べて石油ストーブ焚いて寝ても全然余裕だった。
強い。
ただねぇ……マジで入手困難。
定期的にやってくる抽選販売だか早い者勝ちだかを勝ち取らなきゃいけない。
めんどくさい。
あと、割と人気で人と被りやすいのでテント間違えかねない。
なので、これのジェネリックとか選ぶのも手かなと思います。あとは前室的な布がついてるサーカスTCDXは普通に買えますのでそれでもいいかもね。
まぁ、サーカスTCについては調べたらわんさかでてくるので割愛。
何が言いたいかっていうと、ティピーテントは大きくて背が高い方が居住性は高いよってことです。
とはいえ、
まぁ、モノには程度ってものがありまして、俺のお友達がお持ちのこちらなんかをソロで使うのは流石にやりすぎなのでお財布と筋力と相談してください。
このヤドカリテントは接地面だけで5m四方、ロープ張るなら6m四方が必要なのでかなりやりすぎです。ファミリー向けです。
はい、というわけで一番よく見かける形であるティピーテントの紹介です。
やはり最大の障害はセンターポールです。
ですのでなるべく広めがおすすめです。
一応裏ワザとして『二股化』という方法がありまして、別に支柱を用意して支柱を二股にしてテントを持ち上げるってやり方があります。
そうするとセンターポールの部分のスペースが使えるので広々です。
耐久大丈夫か? と思ってたんですけど、存外丈夫でした。今回は説明を省きますが、要望があったらまた、書く……かも。割と簡単です。
でもまぁ、最初からそうするつもりだったら別のを買えばええやんけって感じはしますがw
また一部のテントを除いて、基本的にはこのタイプはタープが必須です。
日除けとか一切ないから、無しでキャンプすると冬でも日焼けします。
このタイプを選ぶときは、テントの中で何をするのか、そこを基準にするといいかなぁと。
寝るだけなら寝具と濡れて欲しくない荷物を入れる場所を確保できるもの。
中で晩酌とかしたいならもうちょっと広い奴。
薪ストーブをインストールって言葉にどうしても惹かれてしまう人は火に強いもの。
スタイル次第です。
ドーム型
ツールームテントと呼ばれる、ドーム型に前室(日除け)がついているものもこれにカウントしてます。
これらのテントは所有していないのであまりえらそうに語れないのですが、弟に買わせた奴がツールームなので雑感を言うと、見た目通りの広さが得られるのが最大のメリットかと思います。
ワンポールと違って、細いポールをクロスさせて持ち上げてドームを張るって具合のシロモノなので、空間を邪魔しません。
ドーム型は靴を置く程度の前室しかないものが多いですが、ツールームだとリビングスペースが存在するのでタープ張らんでよくていいなぁ、とワンポールユーザーは思ったり。
デメリットとしては、支柱をクロスして建てるっていう設営が一人だと割と難しめ、らしいです。
4隅にある穴に支柱の端をぶっ刺して持ち上げるんだけど、片側刺して逆を刺すときによく抜けることがあって、小さなものはいいんですが大きなものは手伝ってもらわないとやりにくいらしいんですね。
ものによってはそれをアシストする留め具がついてるものもあるのでチェックするといいでしょう。
人のを見ている感覚では、ソロ用のドームテントならあんまりもんだいなさそうだけれど、ツールームタイプはちょっとしんどそうやなって感じです。
またこのタイプは大きな支柱がいらないので割とコンパクトな印象です。
お友達の持ってる、
コットとか入れるならW+のほうがいいと思うけど、その辺はどうやって寝るかを考えてですかね。
小さいテントは狭い代わりに省スペースなのでサイトを選ばないって利点があっていいよね。
まぁ、デブに省スペースとか無理なんですけど。
その他
だいたいティピーかドーム型なんだよね、テント。
なのでそれ以外となると。ポップアップテントなんてものがあります。
楽でいいよなぁとは思うんですがもってません。
そうそうテント買ってもしゃーないってのもあるんですけど、割とシングルウォールのものが多いんで冬には耐え切れんかなぁとか、悪天候怖いなぁって感じで買ってません。
圧倒的な設営の楽さをどうとるかっすかね。
BBQとかのデイキャンにはすげーいいと思うんだけどね。
ただ、たまに見かけるので一泊で使えないなんてことはないので究極のものぐさにはいいかもしれない。
もちろん、大きさには注意ね。
あとは、
こういうコットテントってのもあります。
コットの上にテントがのっかってるスタイルなので、総合的に安い、みたいなこともあるやつです。
これ使うと、最悪椅子すらいりません。
ここに座って火を焚いて……みたいなことも可能で総合的に荷物を減らせるというメリットもあります。
ただ、懸命な読者ならもうお判りでしょうが、こちら唯一……
耐荷重の壁
が存在します。
ファァァァァァァァァック!!
幸いなことに海外製のものが多いんで、意外と耐荷重は何とかなるものが多いんだけどね……カンプライトというメーカーがいろいろ出してるので見てみるといいかもしれません。
デメリットとしては仕舞い寸法が割と大きくなりがちなのと荷物どこに置く? 問題があるくらいでしょうか。
あとは、軍幕系……でしょうか。
どっちかってとミリタリー商品なんですけど、割と人気の商品です。
昔は入手難易度がネックだったらしいんですけど、最近はアマゾンでも買えたりすので人気が伺えます。
これらは基本、軍人さんが使っていたものなのでキャンプというよりは『とりあえず眠れたらいい』というシロモノなので便利さはお察しです。
ポーランドの奴はほぼティピーテントと同じ感覚ですが、アメリカ(パップテント)の奴はファスナーがついてなくてクローズしにくいのでファスナーをつける改造とかが必要……と、ちょっと趣味はいってないと使いにくい印象。
でも、かっこいいよね……
というわけで最後に紹介するのが、こちら。
こちら、US軍幕『風』テントとなっております。
いちいちファスナーつけたりシーリングしたりと改造しないと使えないUS軍幕と違い、しっかりとキャンプ対応したシロモノとなっております。
これを買ったらコロナがきてずっと張れなかったんだよねー
こちら、ポリコットン製で火に強く、ひさしもついてタープいらず……ええやんけ! と一目惚れしてナバホの次に買った2つ目のテントです。
W360xD190xH110cm というまたもや中で立てないテントなんだけれど、意外とそこは不便に感じませんでした。
設営イメージはこちら。
ただ、注意すべきは椅子を使うなら高さ制限があるってことです。
高さ110cmなんで。
椅子編で紹介した各種椅子、大体無理です。いけなくはないけど頭が跳ね上げにあたりやすいです。
キングあぐらチェアくらい低くないと快適感はないです。
寝るときに使うマットとかを座布団代わりにして地べたスタイルにするか低い椅子を用意する必要があることだけは留意してください。
ぶっちゃけ、最初に買ったロゴスのナバホTepee300と比べると、テントとしての『部屋感』はナバホの方が上です。
いかにもテントって感じだし、圧迫感も少ない。高さが110cmしかないからね。
ただ、タープを張らなくていいこととソロベースの方が圧倒的に設営が楽なんですよね。
ティピーの場合、僕の奴は6角形なのでペグがインナーとアウターあわせて12本。そしてタープに6本。風が強いとガイロープも張るのでさらに6本……24本ってめっちゃ大変です。
比べてソロベースは跳ね上げ含めて12本+インナー2本で14本。
これは個人的にめっちゃ楽です。
その上、中の広さは、俺が2人寝れる広さなのでナバホとそうかわらないってことなので、メインはこっちになっていくんじゃないかなーって感じです。
もちろん、ナバホも可愛いのでちょくちょく使っていきたいんだけどね。
あと、この系統で有名どころとしてはDoDのパップフーテントとか、サーカスTCと同じメーカー(テンマクデザイン)から出ている炎幕シリーズなんかがありますので見てみるといいかと思います。
なお、その中ではこいつが2万円とか最安です。
以上、もうあんまりデブ関係ない気もするテント紹介でした。
まぁ、大体最初に買うテントはノープランで買ってしまうものだし、そもそも使ってみないとスタイルもわからんので、見た目で決めるてもいいんじゃないかな(ここまでの解説が台無し)
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