ギャンブルにはまり大事なお金や時間を失ってしまう人は少なくない。とあるメーカー系企業(電気・電子・機械系)に勤務している30代前半の男性(正社員/年収400万円)は、「やりだしてから5年程過ぎてお金が貯まらなく借金までしてしまったため、辞めたいと思った」という。(文:okei)

パチンコ店には「トイレを借りる」でも行かない、「その辺で垂れ流しているほうがマシ」


「パチンコ、パチスロに約10年間で総額500万ほど」つぎ込んだという男性。始めたきっかけは、「学生時代のバイト仲間」だったという。

男性は、ギャンブルにハマってしまった自分を「イライラしてストレス発散などではなく、当たった時や勝った時の高揚感(いわゆる脳汁)によってまた行きたく(打ちたくなる)と思います」と分析する。

男性は「長年のライフワーク」になっていたというパチンコを、避けようと、かなりの努力をしているようだ。

「どんな理由があろうともパチンコ店には行かないようにしてます。トイレ借りるだけとか理由付けても行きません。その辺で垂れ流しているほうがマシです」

「その位の気持ちが無いとやめられないものだと、恥ずかしながら10年かけてようやく自分の性質を理解できました」

自分自身と向き合うため、頑張っている男性は、こんな決意を語っていた。

「今は自己分析やスポーツ(筋トレやマラソン)をして自分の心の弱さを鍛えております」
「まだまだ負のスパイラルから完全に脱却できたとは言い難いですが、小さい決まり事を少しずつ守って依存症とさよならしたいです」

※アンケート概要
■実施期間
2020年7月3日~
■回答数
309 ※2021年9月8日時点
(記事では、2021年2021年8月16日に寄せられた投稿を紹介)
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/VVMEY3CH
■質問項目
現在、何のギャンブルに、どれくらいの期間のめり込んでいますか? 今までギャンブルに使った総額は、やめたいと思った瞬間、またそれでもやめられない理由や苦しさ、困っていることなど、思うところを詳細に教えてください。