こんにちは。ざわそですよ。
りぶのワンマンライブ行ってました。
このブログもずっと前に書いてて、どのくらい話してもいいのかな、
でも話したいみたいなことも多くて、なかなか完成しなくて。
僕が自分で話したら全部その通りに受け取られてしまうし。
でもこの機会を逃すと、一生完成しなさそうなので、今iPhoneにメモってあった分をそのまま書くことにするよ。
多少まとまりがなくても、話の繋がりがおかしくても、
余計なこと言ってても、笑って許してほしい。
この時代に何も話さずに興味は持ってもらいたいとか、
色々考えて欲しいなんていうのは怠慢かな、とも思うますので書いてる次第です。
でもその美学もわかるし、そうありたい気持ちもありまする。
■前置き
りぶのニューアルバム『singing Rib』が発売してしばらくが経ちましたが、みなさんいかがお過ごしですか。
聴きましたか。
それとも聴いてませんか。
聴いてない人はとてもいいので是非聞こうね!
僕は4曲目の「センチメントリバース」という曲を書かせてもらってます。
本当は発売日くらいに書くつもりだったブログなんだけど、ちょっと個人的に忙しかったり(秘密男女の関係制作中だった)、
何を書こうか、書いていいのか迷ってるうちに時間だけ流れてしまったよ。
本日真面目な内容になります。
あととっても傲慢だと思います。
僕のとっても個人的な内容です。
もしかしたらいらない情報な可能性も大いにあるので、読むか読まないかはお任せします。
是非読んでくれって内容でもないです。
だからTwitterとかでブログの内容に触れないでね。
「センチメントリバース」をまだ聴いてない人は読まないで欲しいかな。
あと、人の言葉で好き嫌いが変わる人もやめた方がいいかな。
込めた想いとか、意図とか、楽曲と一緒に楽しめるものだとは思うけど、
それで楽曲の良し悪しは決まらんと思いますので。
よろしくね。
■BUMP OF CHICKENの話
自分の世代はいわゆるロキノン世代かなと思います。
BUMP OF CHICKEN、ASIAN KUNG-FU GENERATION、ELLEGARDEN、とそんな世代です。
うーんこの並み居るモンスターバンド感。
自分の青春時代にBUMP OF CHICKENというバンドがいて僕はとても幸せだったと思います。
それって何がよかったの、具体的に!って言われると難しいのだけど。
カッコよかった。
憧れてた。
ヒーローだ。
BUMPが自分のパーソナリティに大きく影響を与えてるのは確かだよ。
何より音楽を好きになった。
音楽は心を豊かにするぞ。
僕の心が豊かかどうかは置いておいて欲しいぞ。
昨夏、MステにBUMPが出演するっていうだけでザワザワってしたのだ。
違う場所で違う暮らしをしてきた人達が。
そういう世代間に共通する何かを持ったバンドだった。
ちょっとスケールが大きいかもしれない。
■センチメントリバースの話
時代柄かな、音楽を聴くことに対して割く時間はきっと減ってて、
一つ一つを噛みしめることはなかなか出来ないのかなって思います。
僕自身もそうだ。
みんながみんな忙しい。
行間を読む時間も惜しい。
今の若い子が僕らと同じように、自分の血肉となるような、
誰かと共有出来るような音楽に触れられてるのか不安になるよ。
もうこの考えがすげー傲慢なんだけど。
本当おこがましいですわ、、、
ニシザワがなんぼのもんじゃいっていう。
でもそんな世の中であなたとりぶが、僕の書いた曲が、
出逢えたことを大事にして貰えるような、
人と人を繋ぐようなそんな曲を、と思って書いた。
僕の書いた曲や、りぶの歌った歌が5年後10年後に、
BUMPに比べたら全然小規模でも構わないから、ちゃんと繋がってるといいなって思います。
ボカロや歌ってみたは若者文化だと思う。
一説によるとメイン層が小・中学生とも聞くし。
事実として若い子の音楽体験の一部をボカロや歌ってみたが知らず知らず担うようになってるのかな、とそんなことを思います。
環境も人も変わるので、ボカロとか歌ってみたとか聴いてたな〜、みたいに思う日が来るやもしれません。
その時にせめて黒歴史って言われないくらいにはいいものを作らなきゃって思うよ。
聴き返してみた時に、やっぱりいいなって感じて貰いたい、
そんな気持ちで曲を書きました。
もちろん出来れば長く聴いて貰いたい。
先日「迷子ライフ」という曲を作ってから5年経ちました。
この曲に出逢えてよかったと今も思ってくれる人がいて嬉しかった。
「センチメントリバース」もそんな風になれるといいな。
いつもそんなことを考えてるわけじゃなくて、自分の好きなものを好きなようにっていうのがベースにあるのは最初から変わってないです。
ただ今回はそうだったってだけ。
別に僕がやらなきゃ!とか、りぶじゃなきゃ出来ない!なんてことはないのだけど、
可能性が増えるならいいなってそんな気持ち。
言葉にしたら、本当になるかなって思ってブログにしたよ。
りぶの言葉を借りれば、僕はこう見えてロマンチストですので。
イラスト:べて
TOKOTOKO 2015.02.20 (2015.03.05)