「後三日」を残した時点での投開票日の最も妥当な世論調査
私は9月17日の告示以降、最も信用している世論調査は、日テレの「バンキシャ」です。
本日、9月26日に、非常にまともな世論調査が出たので、読者の皆様と共有したいと思います。
https://www.news24.jp/articles/2021/09/26/04945633.html
自民党総裁選情勢調査“決選投票”ほぼ確実
日本テレビが、自民党の党員・党友を対象に、独自に電話調査を行うなど、総裁選挙の最終盤の情勢を探ったところ、河野ワクチン担当相が1位となるものの、過半数は獲得できず、決選投票となるのがほぼ確実であることがわかりました。
この電話調査の結果を見ると、「一回目の投票」で
河野太郎・・・・・280票
岸田文雄・・・・・230票
高市早苗・・・・・150票
野田聖子・・・・・・45票
で、2位の岸田さんと、高市には80票もの票差が有るわけです。
★まだ「態度を決めかねている国会議員」が50名いるそうですが、その50名が全員、高市に投票しても、岸田さんの80票のアドバンテージは消えないでしょう。
また、その50票が全員まとまって高市支持にまわるという「想定」は非常に不自然です。
上位3名にばらけると考えるのが自然でしょう。
★常識で考えると高市2位が起きる確率は非常に低いでしょう。
共同通信まで「まともな電話調査」を出してきた(笑)
https://news.yahoo.co.jp/articles/38922d5bae3751942885462127c8643e52ca631e
総裁選党員調査、河野氏47% 2位岸田氏、追い上げて22%
共同通信社
2021/09/26 19:36
© KYODONEWS 自民総裁選 党員支持動向
共同通信社は25、26両日、自民党総裁選について電話で調査し、全国の党員・党友の支持動向を探った。投票資格があると答えた党員・党友の回答を集計すると、新総裁にふさわしい候補は河野太郎行政改革担当相が最多の47.4%、2位の岸田文雄前政調会長が22.4%となった。
17、18両日の前回調査から河野氏は1.2ポイント減、岸田氏は3.9ポイント追い上げ、両氏の差は5.1ポイント縮まった。高市早苗前総務相が16.2%、野田聖子幹事長代行3.4%と続いた。
調査は固定電話を対象に自動音声応答通話により実施。「自民党員・党友」と答えた1014人の回答を集計した。
★これでほぼ決まりでしょうね。後は二階幹事長の「必殺技」の「大規模買収」でもない限りは。
■河野太郎が自民党総裁選にかつ「唯一の条件」
一回目の投票で、過半数を取ることのみです。
ただ、この「戦術」も多くのまともな政治記者や政治評論家の見立てでは、どの人も口をそろえて「一回目の投票で4人のうち誰も過半数に達しない」と言っています。
ということは最終的に「1位と2位の決選投票」になるしかない訳で、そうなると、河野太郎が一回目の投票で、いくら「党員党友票」を百票以上取ろうとも、「本選」=国会議員投票では「ドント方式」と言って、47票に圧縮されます。
数字の47の意味は「全国47都道府県」の意味で、各県連の1票の合計です。
国会議員投票で勝った方が「ウィナーズ・テイク・オール(勝者総取り方式)」で47票をかっさらっていきます。
★「決選投票」では各派閥とも「自由投票」とはならず、かならず「派閥ごとに投票対象者を一本化」してきます。
岸田さんが2位ならば、最大派閥の細田派と2位の麻生派は「岸田支持で一本化」するでしょう。
私が、現時点で得ている情報では「文句を言うものは出ていけ(怒)」で締め付けをするそうです。
それでも逆らったら、最悪、11月までに行われる衆院選で「公認しない」と言う処置も有りそうです。
岸田派は勿論岸田さんで決まりで、代表の竹下亘が死去した竹下派(茂木敏充会長代行)も「岸田支持」で一本化、二階派は「岸田憎し」で「河野支持」で一本化、石破派もそうでしょう。
★こう考えると、岸田文雄新総理誕生は間違いなさそうです。これが「永田町の常識」だと思います。