ひとり情シスが抱える問題を解決する方法
目次
「ひとり情シス」が抱える問題
「ひとり情シス」とは?
企業内に情報システム担当者が一人(あるいは少人数)しかいない状態を表す言葉です。
スタートアップ企業や零細企業では従業員数が少ない為、「ひとり情シス」は珍しくありませんが、従業員数が100名程度の中堅企業であっても、たった一人の情シス担当者がシステム全体を支えているケースも少なくありません。
「ひとり情シス」が増えた背景
業務過多などの理由による担当者の離職増加
情報システム部門では、従来のICTインフラ管理に加えて、情報セキュリティ対策、テレワーク導入やクラウドサービス移行、先端技術の専門知識習得など、多種多様化する業務を担っています。
多種多様な業務を負担するポジションに限界を感じて、「割に合わない」「負荷が大きすぎる」という理由で担当者が離職するケースも見られます。
ICT技術者の人材不足や、人件費などコストの削減による人材確保の難しさ
ICT技術者の人材不足は、情報システムの専任人材の確保も難しくしています。
その結果、情報システム業務を「ICTに詳しい人」が通常業務と兼任している事も少なくありません。
※「ひとり情シス」企業の81.3%が人材不足を痛感
(ひとり情シス・ワーキンググループ「ひとり情シス実態調査」より)
経営陣の”情報システム部門の重要性の意識の低さ”により、適切な予算や役割が与えられていない事も人材確保を難しくする原因の一つです。
十分な予算が無いと、IT業務に携わる人材を増やすことが難しくなり、人員も削られてしまいます。
※89%の経営層がIT・デジタル化に消極的
「ひとり情シス」に潜む問題点
属人化するしかない
ひとりの担当者にのみノウハウが蓄積されるため、担当者が退職してしまった場合、そのノウハウは消失してしまいます。
一度失ってしまったら、それを取り戻す工数は計り知れません。
すべてに手が回らない
「ひとり情シス」では、情報システム上の問題に直面した場合、相談する相手がいない事も大きな問題点です。
相談相手がいないと、「ひとり情シス」ひとりに多大な負荷が掛かってしまい、「ひとり情シス」担当者の精神的なストレスが大きくなり、結果としてシステムの安定稼働にも影響を及ぼします。
⇒「ひとり情シス」の問題は会社全体のリスクに繋がります
「ひとり情シス」の解決方法
「ひとり情シス」が抱える課題を解決する方法として、システム業務のアウトソーシング(外部への業務委託)が解決の糸口になるかもしれません。
システム業務をアウトソーシングする事で、情報システム部門の人員を増やす事無く、プロ集団によるニーズにあった人材の活用により、これまでと同じ運用サービスを受ける事が可能となります。
さらにサービスのノウハウをマニュアル化し、知識を蓄積する事で、ノウハウを継承できる事もメリットとなります。
情報システム部門の業務は今後も多種多様化していきますが、外部委託可能な業務をアウトソーシングする事で、情報システム部門は、システム企画立案などの本来のコア業務に専念することが出来て、必要以上の人件費を軽減する事ができます。
「ひとり情シス」の解決には長野NSKのアウトソーシングサービスで!
長野NSKのアウトソーシングサービスでは、豊富な経験に裏付けされたITサービス管理を提供いたします。
単純な定型運用作業から始まり、高度な経験・知識を必要とする運用・保守サービス、導入したシステムを使って利用者の方が高いレベルのITサービスを受けられるよう管理していくサービスデリバリマネージメントを中核にしたサービスパックを提供いたします。
NSKのアウトソーシングサービスの詳しい説明、サービス一覧、これまでのサービス導入事例など、専用のパンフレットをご用意しております。
「ひとり情シス」でお悩みの企業の皆様、是非、弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。
また、本サービスのパンフレットは以下のURLから参照頂けます。
https://www.nnsk.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/08/アウトソーシングサービスパンフレット.pdf